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【コラム】Ver.1.50 おすすめカード紹介コラム【虎斗】

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    by 虎斗

    toratomidashi0112.jpg
    【コラム】Ver.1.50 注目カード紹介コラム2【虎斗】

    こんにちは、虎斗です。

    1.5.0が稼働してしばらく経ちました。
    約100枚の大幅なカード追加、争覇ダメージや攻城速度の変更等、システム面の調整もあっただけに、結構な環境の変化が訪れていると思います。
    自身で使うデッキの中核はもちろん、対面するデッキのタイプもだいぶ様変わりしたんじゃないでしょうか。

    特に躍進したデッキタイプとしては6枚以上のいわゆるワラデッキ。
    これまでは<SR滝川一益>や<SR張遼>など、2.5コストくらいの武将をメインに組まれることが多かったと思います。

    これは計略的に優秀なのはもちろんそうなんですが、このレベルのコスト帯の武将の計略でないと、計略的に相手の号令が止まらなかったり、ラインのコントロールがしにくかったりすることが多かったと思うんですよね。
    ただ、今回のカード追加で<ER玉藻前>、<R藤原保昌>、<ER池田せん>といった2コスト以下で相手の号令に対抗できうる計略、スペックを持った武将の追加。

    Rホウ統>、<SR周姫>など、伏兵で開幕の白兵を支えつつ知力が高めで端攻めに行かせても仕事をしてくれるような武将が増えたおかげで、高コスト武将に仕事量が集中する割に、低コストの仕事があまりない、みたいな事態も少なくなり、2の矢、3の矢が用意できるデッキが組みやすくなったことを感じます。

    1コストのスペック枠に関しても、以前なら<N簡雍>、<SR大村益次郎>あたりが最適だな、というくらいしかいませんでしたからね。
    本当に無理なくデッキを組みつつ、ラインコントロール役、号令への対処役、端攻め役等、バランス良く採用できるようになりました。
    最近は争覇ダメージの低下、攻城速度の全体的な低下により、相対的な強化を受けている兵種流派【壱之型】を使用して、ワラなのに攻城力が高い系のデッキも多く見られるようになりましたし、ワラと言えばローテーションの固さ、でおなじみの城塞流派を採用したタイプも健在。

    とにかくさまざまな形で自由にデッキが組める状態が来ているので、ワラを使うならいま、という気がしますね。
    興味はあるけど6枚以上は忙しそう、というイメージが先行して使っていなかった方も、せっかくなのでこの機会に使用してみることをおすすめしますよ。


    というわけで今回は、そんな1.50でも特に強い、よく見る武将カード、デッキについて紹介していきたいと思います。

    Ver.1.50強カード紹介
    ER玉藻前

    稼働初日から投獄→釈放→調整の3段コンボで週に3度のバージョンアップを起こしたスーパーカード。
    投獄釈放の流れは置いておくとして、実装から数日で、調整が入る、いわゆる緊急調整が入るくらいなので、その性能は超高性能。
    計略『殺生石』は調整されたとはいえ、撤退後に設置される毒陣形の範囲が直径5.6→5.2部隊分とひとまわり小さくなった程度なので、毒自体の効果は変わっていません。

    あらためて『殺生石』の性能を振り返ってみると、計略使用後約8カウントは武力+5の神速戦法。
    効果時間終了、もしくは戦闘などでの撤退時に、撤退した場所に毒陣形を設置。
    毒陣形の効果は約6カウント程度で敵部隊の兵力を100%撤退させるくらいの毒量。
    ただし計略中は城へ帰れなくなる。
    士気5の神速戦法としての使用感もまあまあではあるのですが、実際には毒陣形設置計略として使用されることがメインなので、計略使用後は槍兵に向かってとりあえず刺さって陣形展開、の使い方をされることの方が多かったりします。
    恨んで撤退するわけだ。

    先述の通り約6カウントほどで敵部隊を撤退へ追い込めるので、基本的に相手部隊は毒陣形内にとどまることはできません。
    特に足の遅い槍兵にとっては文字通りキラー計略で、重なって陣形展開をされたときは最短で逃げても平気で3~4割削られます。
    その間、号令などは効果時間が削られているわけでもあるので、範囲が狭めの号令系デッキにとってはだいぶ頭を抱えるカードになりますね。
    対策手段としては計略でいえば<Rお鍋の方>、<R村松殿>あたりで無効化できるので、このあたりの武将が有効なのはもちろんなのですが、<ER玉藻前>側も1.5コストで先陣込み武力6の高スペックですから、計略を使用しなければならないわけではなく、あくまで保険になる、といったところだと思います。
    現実的な対策としては速度を上げて陣形から回避しやすい馬系の戦器、特に【松風】なんかは有効になってくると思います。
    あとは<ER玉藻前>本人が撤退しなければ毒陣形は設置されないため、計略を使用されたらあらかじめ散開しつつ、陣形展開時に陣形内にいる部隊を少なくしておく、という立ち回りも重要ですね。

    N富山弥兵衛

    碧待望の1.5コスト武力枠の鉄砲隊。
    弓兵も含めて遠距離兵種では唯一の武力6なので、これだけでも価値が高いです。

    計略『気骨の銃弾』は敵部隊の武力が高いほど自身の武力が上がるカウンター計略。
    武力13を境に追加効果が加わり、発射する弾数が7に増加します。
    武力13は大体の号令系デッキが号令使用後に超えてくる武力なので、たいていの場合は条件を満たすことができます。
    これ単体で号令の1点を止めることができるレベルで強力なカードとなっており、計略面だけでも採用可能なレベルなんですが、問題というか、最大の強みとしては、先述の通り自身が武力6の鉄砲隊であることなんですよね。
    そのため、自分で敵部隊に対して遠距離から攻撃を加えて相手の号令を催促しつつ、号令を使ったら使ったで、じゃあ計略使うね、ができるあたり、だいぶタチが悪いカードに仕上がっておりますw
    じゃあ全体強化デッキでどうこいつを超えようか。
    そこで、というわけなのか台頭したのが総合で+-7出るのに、味方側の武力上昇値が3で13を超えない、<R井伊直弼>。
    これなら全体強化をしつつ、<N富山弥兵衛>の計略圏外なので対策もばっちり。

    というところで普通は気付きますよね。
    そう、井伊直弼、勢力「碧」です。
    しかも都合のいいことに、前バージョンでやや流行した<R井伊直弼>のテンプレデッキの形のひとつに、

    の江戸・幕末染めがあったんですよね。
    ということで1.5コスト枠の<R藤堂平助>→<N富山弥兵衛>にした形が現在大流行中です。

    R井伊直弼>で同士気の号令対決はほぼ優勢。
    大型計略、コンボには<R井伊直弼>+<N富山弥兵衛>で対応可能。
    R井伊直弼>→<N清河八郎>のコンボも搭載。
    かつ、陣形が苦手とする<ER玉藻前>やダメージ計略などには<N清河八郎>の速度上昇号令で対応可能、と隙のないデッキに仕上がっています。
    以前まではやや手薄だった遠距離の火力、というところに、<N富山弥兵衛>が来てかっちりはまった形ですね。
    デッキの動きを見ていると、本当に完成したデッキだな、というのを感じますよ。

    ほかにも<N富山弥兵衛>自体は<R井伊直弼>以外にも<SR伊東甲子太郎>、<ER土方歳三>など、他の号令と組ませたり、ワラバラで採用しても一線級の活躍が見込めたりなど、場所を選びません。
    碧で1.5コスト枠に遠距離枠が欲しければ採用!くらいの感覚でデッキを組んで問題ないくらいの性能をしているので、碧を使用するなら手元に置いておいて問題ないカードですね。

    R鎌田政清

    3枚目は2.5コストのこちら。
    計略『莫逆の契り』は自身と玄の味方1部隊の武力を5上げてと兵力を約50%回復させる代わりに、計略使用後に兵力が約30%減少する計略。
    まず勘違いしがちなのが、武力と兵力が回復する部隊は自身ともう1部隊で2部隊ですが、兵力減少効果は自身のみなところ。
    そのため、回復させた味方はただ単に兵力が約50%回復します。
    つまり50×2-30で実質約70%回復しています。
    うーん、お強い。

    自身も実質約20%回復しているので、兵力が満タンの状態で使用したりしなければデメリットのことはそこまで考えなくて問題ないです。
    回復計略として優秀、自身が無理の効く2.5コスト槍兵なこともあって、玄デッキへの採用率は高めですね。
    単純に強力、かつ使いやすい計略なだけにわかりやすく回復の恩恵が大きい<ER呂布>と組んだ3枚デッキ、高攻城力で回復した後のリターンが見込める<ER馬超>と組んだ4枚デッキや、長時間陣形で回復効果と相性の良い<SR賈ク>合わせた形など、幅広いデッキで採用されているのを見ます。

    計略の使用タイミングも、守城時のひと粘りから敵城でのダメ押しまで幅広く、場所、時間を選びません。
    最悪単体で打っても武力5アップ、実質兵力約20%回復の単体強化で使用できるのもいいですね。
    個人的には特に<ER呂布>や<ER馬超>あたりの体を使う高コストと組ませた形がごりごりできて楽しいのでおすすめです。


    というわけで今回は1.5.0の流行中のカードについて書いてきました。

    振り返ってみると、ワラバラで活躍しているカードが目立っている感じがしますね。
    全体強化で現在1番手にあがるのが<R井伊直弼>なあたりも考えると、号令系の強化と比べて、ワラ、バラ系で採用しやすいカードの強力化が進んだといえるかもしれません。
    前バージョンまでは号令デッキの方がかなり優勢で、端攻め戦術系のデッキにしても、号令系のデッキにしても5枚以下の方が多かった印象を受けていました。
    最近では6枚以上のワラデッキをよく見かけるようになってきた気がしますし、これからデッキに採用する枚数の流行も変化していくかもしれませんね。

    それではまた次回、虎斗でした。

【動画】あらくれ一鉄主君〔19〕【R風魔小太郎】

【コラム】Ver.1.50A 注目カード紹介コラム【虎斗】

    posted

    by 虎斗

    torato1229midashi.jpg
    【コラム】Ver.1.50A 注目カード紹介コラム【虎斗】

    こんにちは、虎斗です。

    全国大会の終了時に告知されたver1.5.0が稼働しました。
    なんと今回は新カードが98枚追加。
    新勢力紫も追加されて、新要素も盛りだくさんなバージョンアップになりましたね。

    カード面、ゲームシステム面だけでなく、計略のムービーや戦器選択画面のわかりやすさ、武将配置画面での覇気がたまっているかどうかの確認ができるなど、演出面でも多様な調整が入っています。
    新しいことだけでなく、旧バージョンまでで不便だったこと、不満だったあたりの解消もしてくれているので、今回のバージョンアップはだいぶ期待が持てますね。


    というわけで今回は新カードのおすすめのみではなく、そのあたりのシステム、演出面についても触れていきたいと思います。

    システムに関して
    武将兵舎

    前日までに縁に変換された武将が並ぶ、通称デジタルリサイクルボックス。通常の縁で入手する方法よりも、ややお得に手に入れることができるようになりました。
    並んでいるのは前日までのプレイヤーが縁に変換した武将なので、プレイヤーが多くいるところ、たくさんプレイする人がいるようなゲームセンターではほしい武将が並んでいる場合が多いかもしれませんね。
    新バージョンが始まったばかりということもあり、1.1.0までの武将に関してはER、SRともに多く並んでいる印象があります。
    まだ前バージョンまでの武将で持っていないものがある場合は、センターモニターをチェックしてみるのもいいかもしれないですね。

    また、新カードに関してもRやNの武将は割と2枚目以降は変換されがちなので、例えば紫で新たにデッキを組む場合なんかには、必須パーツが並んでいないか、一度武将兵舎を覗いてみましょう。
    試みとしては新しくて楽しいです。
    縁が枯渇しがちな新バージョン稼働時には、特にありがたいシステムになりそうですね。

    戦器選択画面

    今バージョンから、戦器の追加効果条件を満たしていない場合、追加効果のところに注釈が入るようになりました。
    これで江戸・幕末単で組んだデッキなのに手癖で『天羽々斬』を選んで追加効果ありませんでした、というような悲しい事件も起きなくなるというものです。
    デッキを固定して使っている方にはあまり関係のない修正かもしれませんが、個人的にはころころデッキを変えるので、勘違いで選んでしまって悲鳴をあげるようなことがなくなると思うと純粋にうれしいです。

    注目のカード
    SR浅井長政

    注目カードとなるとやはり紫からになってしまうのですが、号令枠からはこちら、<SR浅井長政>。
    計略『正義の剣』は士気7の渾身計略で、士気7~7.9くらいの間に使用すると最大値の+7。
    これだけでも十分くらいのパワーがあるのですが、加えて長政自身に速度上昇効果が乗り、さらに斬撃ができるようになるおまけつき。
    士気7+7でごりっと押してくる上に、突撃→斬撃のマウント性能も極悪。
    既存の号令計略と比べたらもちろん、<ER今川義元>、<ER袁紹>などほかの渾身計略と比較しても、士気効率を考えれば頭ひとつ抜けているように感じますね。

    使いどころを失うと士気がたまってしまい、ほかの計略を使って士気を減らしてから計略を使用する必要があるあたりが渾身計略の弱点ではあるのですが、長政に関しては<N許攸>、<R文醜>等の士気5で強めの計略と合わせて、士気12~コンボしてしまえば最大威力の渾身効果が容易に使用できるのも強いところ。
    士気7渾身3回でもよし、士気12ためてコンボを狙ってもよし、と隙がないので、今バージョンで号令を使うならまずチェックして問題ないと思います。

    R藤原道長

    単体強化枠からはこのカード。
    計略『御堂関白の才腕』は渾身の最大効果では武力+7に弓ダメージ増加効果、さらに渾身時の追加効果として、走射時に瞬間移動を行うようになります。
    単に武力15の威力増加弓兵としても十分強いのですが、瞬間移動のおかげで自在に戦場を駆け回ることができるのがこのカードの独特かつ強力なところ。
    走射時に瞬間移動、となっているので、乱戦中でも走射になるタイミング、具体的には部隊のマークが黄色になってからカードを動かせば瞬間移動を行います。
    弓を当てている武将へ飛ぶのではなく、カードを置いた方向へ向かってカード2枚分くらいの距離を飛ぶので誤操作には注意しましょう。

    瞬間移動は高速で移動、というものではなく、<R斎藤一>のようにその地点へワープする類のもの。
    そのため、防柵も飛び越えますし、迎撃を取られる心配もありません。
    槍兵に向かって瞬間移動して槍を消して、騎兵の突撃を当てたらまた走射で移動して弓ダメージを稼ぐ、といった動きも可能。
    とにかく計略時間中は自在に動きまわれることこそが強みです。
    センスの問われる1枚ですが、位置取りの自由さ、動きのトリッキーさ等、もろもろ込みで、使って相当たのしいカードに仕上がっています。

    注目デッキ
    正義の剣デッキ

    士気7渾身計略で強力な<SR浅井長政>を中心としたデッキ。
    序盤は<N玄広恵探>の特技「伏兵」と弓兵2枚の火力でラインをコントロールして、士気7の『正義の剣』を狙いましょう。 長政デッキである以上、基本的には士気7渾身号令を3回狙う、という立ち回りがシンプルに強力で正解です。
    やむなく士気7のタイミングを過ぎてしまった場合には、現在の士気に合わせて<N許攸>、<N遠藤直経>、<N虎熊童子>、<N玄広恵探>の計略を使用し、なるべく士気7に近い状態で長政の計略を使用するようにしたいですね。
    N許攸>→<SR浅井長政>のコンボは非常に強力ですが、許攸の計略使用後は士気が完全になくなってしまうので、その後の計略の使用が難しくなるデメリットも抱えています。 狙う場合には確実に仕留められるようなタイミングで行くようにしたいですね。
    士気12たまった場合に備えて<N許攸>を採用してはいますが、先述の通りその後のリカバリーがなかなか効かない構成でもありますので、2コスト枠には士気6でも行ける上に火力の安定する<ER今川義元>。 力を貯めつつ士気量を調整できる<R松平元康>あたりもおすすめです。
    2コスト枠を槍兵の<R藤堂高虎>に変えてしまって、1.5枠の計略で士気を調整する、といった形もありですね。 長政が強力な計略を持っている分、構成的には自由が効くので、自身の使いやすいように編成を変えていきましょう。


    というわけで今回は新バージョンについて書いてきました。
    追加カードが98枚と、今回は枚数もかなり多めで、使ったことがないのはもちろん、まだ対面ですら出てきていない武将もたくさんいます。 当たって使われて、初めてこういうカードなんだ、というのがわかるようなこともあるので、新鮮で楽しいです。
    計略も<ER安倍晴明>の式神や<R藤原道長>の瞬間移動など、ユニークなものが多いのもいいですね。 私は一通りのカードは触ってみたいので、まずは新カードをコンプするところから始めようと思います。

    それではまた次回、虎斗でした。

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