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【yoku】DMGP2024-1st Day1・Day2 参加レポート・デッキ紹介

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    by yoku

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    DMGP2024-1st Day1・Day2 参加レポート・デッキ紹介
    こんにちはyokuです。
    今回は先日行われたDMGP2024-1stに両日参加しましたので、実際に使用したデッキの紹介と会場の雰囲気などをお伝えできたらなと思います。
    ぜひ最後までご覧ください。
    day1:アドバンス(個人戦)
    ツインパクトカード
    8


    アドバンスで使用したデッキは「黒緑アビス」です。
    アドバンスの環境は主に「巨大天門・デイガマゲ・赤黒バイク・赤青マジック」の4デッキが仮想的として考えられ、この中のどれかを使う。もしくはこれらに対して十分に勝率の見込めるデッキを選択する必要があると考えました。そんな中「黒緑アビス」を選択した理由は、普段参加してるCSはオリジナルばかりでアドバンスの理解度や練習量が足りていないと判断してオリジナル環境の方で使い慣れていて基礎プレイや各対面の戦い方をある程度理解できている「黒緑アビス」をアドバンスでも使うことにしました。

    採用カード
    超霊淵 ヤバーダン=ロウ
    今回のGPでキーカードになると予想し、しっかりと4枚採用しました。
    オリジナルはメタクリーチャーを添えて妨害をしながら戦うデッキが多いので除去+リソース補充が出来る<ヨービリン=リリン/「......誰を呼びたい?」>の価値が上がります。しかし、アドバンスではいかに早く自分の動きを押し付けるかが勝負の鍵になってくるので、《ヨービリン=リリン/「......誰を呼びたい?」》では対処できないクリーチャーが早期に着地してしまいます。そんなときに活躍するのが《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》です。パワーラインの関係しない1体破壊は地味ですが使ってみるとその強さを実感できます。

    邪闘 シス
    《邪闘 シス》の主な採用理由は、<終焉の禁断 ドルマゲドンX>の解体です。「黒緑アビス」はデッキの性質上[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の「禁断爆発」をケアすることが出来ません。《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の封印が全てなくなる前にゲームを決められると良いのですが、短期決戦が苦手なデッキなので「禁断爆発」後の勝ち筋として《邪闘 シス》を1枚採用しました。使用感としては登場時のマイナス無限は<超霊淵 ヤバーダン=ロウ>と同じ確定除去なので言わずもがな強力で、アビスラッシュしながら攻撃時に「アビス・W・メクレイド5」をした時、場に<邪幽 ジャガイスト>がいると墓地から攻撃できるアビスを出せたりと、最後の詰めとしてどのデッキに対しても活躍してくれました。
    アドバンス(個人戦)に参加してみて
    実際に対戦していく中で一番強く感じたのは、色々なデッキがいたなということです。もちろん環境トップである「巨大天門」や「デイガマゲ」なども多く見かけるのですが、それ以上に個性豊かなデッキたちを見かけました。例えば<滅亡の起源 零無>を使った青黒ゼーロや山札が55枚ある4cディスペクター、<禁断 -封印されしX->のある「星龍マーシャル」などがいました。今回アドバンスを参加して勉強になったのは知らないデッキが来ても戦えるようにする必要があるなということです。
    day2:オリジナル(チーム戦)
    ツインパクトカード
    8


    オリジナルのチーム戦で使用したデッキはアドバンスと同じ「黒緑アビス」です。新弾発売直後ということもあり、オリジナルのチーム戦は新弾のカードを使った新デッキを持ち込もうと意気込んでチームを結成したのですが、環境トップの「黒緑アビス」と「赤青マジック」が強力過ぎて色々と調整をした結果「黒緑アビス」が最強ということになり3面「黒緑アビス」で行くことが決まりました。
    採用カード
    フェアリー・ライフ
    恐らく今回のオリジナルでは9~10枚目の2コストブーストは<C配球の超人|記録的剛球>が一般的だったのではないでしょうか。その理由としては<超霊淵 ヤバーダン=ロウ>を「ハイパー化」したとき墓地から《配球の超人/記録的剛球》を出して相手のクリーチャーを1体マナ送りにできるからです。正直<フェアリー・ライフ>がトリガーとして活躍することはほぼないので、ここに役割を持たせられることが出来るのはとても素晴らしいです。もちろん自分たちも最初は《配球の超人/記録的剛球》だったのですが、別チームの仲間からミラーにおいて《配球の超人/記録的剛球》は《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》の効果で墓地から出すことよりも相手の<深淵の壊炉 マーダン=ロウ>で効果を奪われることの方が多いという情報を聞きました。自分たちの調整結果では「黒緑アビス」が最強で「黒緑アビス」が多発すると予想していたので、ミラーで少しでも勝率を上げるためにあえて《配球の超人/記録的剛球》ではなく《フェアリー・ライフ》を採用しました。
    超霊淵 ヤバーダン=ロウ
    オリジナルでは<ヨービリン=リリン/「......誰を呼びたい?」>が強いということをアドバンスのところで話したのですが、オリジナルでも《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》を4枚採用しています。その理由は「黒緑アビス」ミラーにおいて《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》の枚数が勝敗を分けると考えたからです。「黒緑アビス」ミラーは<アビスベル=覇=ロード>の生存ターンが長いほど試合が有利になっていくのですが、《アビスベル=覇=ロード》を一撃で破壊しつつ自身の効果で横展開もできる《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》はミラーにおいて2番目に重要なカードであると考えています。先ほども言った通り自分たちのチームはいかにして「黒緑アビス」ミラーを制するかを考えていたので今回のチーム戦では《ヨービリン=リリン/「......誰を呼びたい?」》よりも《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》を優先して採用しました。

    深淵なる大地
    ここは前日の夜まで何を入れるか悩まされていた1枠でした。当初は<秩序の意志>や<ヨービリン=リリン/「......誰を呼びたい?」>などを試していたのですが、それぞれ別の役割があり人によって意見が分かれるところでした。なのでこの1枠はチームそれぞれが入れたいカードを入れようという話になり自分の入れたいカードを模索することになりました。そんな中、前日のアドバンスの対戦中と終わった後の最終調整をしている中で、せっかく2コストブーストを持っているのに手札に緑が無くてブーストが打てない試合が数回あったのです。初手に無くても2ターン目のドローで引いてからマナに埋められるように緑単色でゲームの中盤などで手札に来ても活躍する可能性のあるカードということで《深淵なる大地》を採用することにしました。
    オリジナル(チーム戦)に参加してみて
    オリジナルの環境はかなり順当にTier上位のデッキを使ている人が多く、練習した分成果の出るフォーマットだったなと思います。オリジナルはチーム戦で相談ありということで、チーム内でプレイの確認をし合いなるべくプレイミスの無いように試合を進めることができました。しかし、時間が普段と同じ20分間で相談しながらのプレイをすることになるので時間の管理が非常に重要でした。ゆっくり詰めていきたいところでも時間制限があるから詰め切るしかないという場面が何度かありました。これからは次回に備えてチーム戦での戦い方を練習していきたいなと思いました。
    会場の雰囲気
    GPなどの大型大会では恒例のデュエチューブの方たちによる対戦開始の掛け声があり、今回も皆さんの掛け声でデュエマが開始され会場も盛り上がっていました。また、今回のGPにはチャーリー・カティノさんをはじめとしたウィザーズ・オブ・ザ・コーストの方が数人会場内で対戦しているところを見たり写真を撮ったりしていました。対戦開始の掛け声もされたのですが、一言言ってからのデュエマスタートのタイミングが個性的で会場内が笑いに包まれました(笑)。そんな楽しい雰囲気の中、一際目を引く存在だったのがデュエチューブリーグの出場者の方たちです。皆さん各々のユニフォームを着ており、遠くにいてもどのチームの人がいるのか分かるほど目立っていました。特にデュエチューブリーグに出ているチーム同士がフューチャーテーブルに呼ばれた時は会場にどよめきが起きたのは印象深いです。
    最後に
    いかがでしたでしょうか。
    デュエマは友達と対戦したり近所の大会に参加するのも楽しいですが、大型大会に向けて友達と一緒に練習して仲間と一緒に大型大会に挑むのもとても楽しいので、みなさんも次回のGPや超CSに参加してみてはいかがでしょうか。
    ここまで読んでいただきありがとうございました。

【yoku】王道篇 第1弾「デーモン・オブ・ハイパームーン」 新弾レビュー

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    by yoku

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    王道篇 第1弾「デーモン・オブ・ハイパームーン」 新弾レビュー
    こんにちはyokuです。
    今回は4月13日発売の王道篇第1弾「デーモン・オブ・ハイパームーン」のレビューをしていきたいと思います。それでは注目のカードから紹介していきます。

    ■注目のカード
    蒼き王道 ドギラゴン超
    新レアレティの「ドリームレア」として収録された<蒼き王道 ドギラゴン超>です。
    出た時に確定除去があり、新能力「ハイパー化」を使うと自身を含め全員スピードアタッカーの付与と多色クリーチャーの攻撃時に踏み倒しをすることができます。ハイパー化をすれば6コストで一気に盤面展開やリーサルを狙うことができます。能力の条件が多色クリーチャーだけなので、構築の幅が広く色々なタイプの《蒼き王道 ドギラゴン超》を使ったデッキが生まれそうです。

    超霊淵 ヤバーダン=ロウ
    新能力の「ハイパー化」を持った5コストのアビスクリーチャーです。従来のアビスデッキの確定除去と言えば<邪闘 シス>ですが、<邪幽 ジャガイスト>や<フットレス=トレース|「力が欲しいか?」>は「アビスメクレイド5」で踏み倒すことができず、基本的に手札や墓地からコストを支払って召喚する必要がありました。それが、《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》であれば「メクレイド5」から出せますし、「ハイパーモード」でさらなる展開も狙えるのでアビスデッキが1段階進化したと言えます。

    深淵の憤髄 ファウン=テイン
    墓地にクリーチャーが6枚以上あれば2コストで召喚でき、出た時にコスト3以下の闇のクリーチャーを2体踏み倒すせるアビスクリーチャーです。順当に黒単アビスに採用すると墓地肥やしサポートも豊富で蘇生先も<漆黒の深淵 ジャシン帝>や<邪龍 ジャブラッド>など色々選択肢があります。アビス以外だと<鬼札アバクと鬼札王国>が5枚墓地肥やしと自身が墓地に行くので一気に墓地の条件を達成しながら自信が蘇生先になれるので相性が良かったりと、アビス以外でデッキを組むこともできる可能性があり、楽しいデッキを作れそうなカードとなっています。

    光開の精霊サイフォゲート
    クリーチャー版の<ヘブンズ・ゲート>がついに登場しました。クリーチャー化したことのメリットは主に2つあり、1つ目は呪文メタに対して強くなったことです。今までは<奇天烈 シャッフ>や<奇石 ミクセル|ジャミング・チャフ>で《ヘブンズ・ゲート》を止められると簡単に突破されることがありましたが、簡単な呪文メタでは突破できなくなりました。2つ目は種族に「エンジェルコマンド」を持っているので<ギャラクシー・チャージャー>で回収することができるようになったことです。《ギャラクシー・チャージャー》のヒット率が上がったことは地味ですが、実際に使ってみると大きな強化だったことを実感できます。

    ヴェネラック-F5
    今までとは少し違った角度でのメタ効果を持った2コストのメカです。テキストが「マナをタップせずにクリーチャーを出した時」なので「革命チェンジ」はもちろん、召喚だけど踏み倒しをする「メクレイド」にも効果が適用され、現環境では色々なデッキの踏み倒しを妨害することができます。また、相手ターン中にバトルゾーンを離れた時、相手のクリーチャーを1体タップしてフリーズできるので、除去されたとしても相手の妨害をできるので1度場に出るとかなり仕事してくれます。

    ■再録されて嬉しいカード
    神聖龍 エモーショナル・ハードコア
    現在はオリジナル・アドバンス共にtier1の巨大天門に複数枚採用されており、需要が高まっているクリーチャーです。再録されたことで以前よりも入手が容易になったのは嬉しいですね。また、イラストもかっこいいので、今集めるなら今回のトレジャー枠で集めたいところです。

    ■デッキを組んでみたい超化獣カード
    蒼き王道 ドギラゴン超
    蒼き王道 ドギラゴン超>の能力には面白い裁定があります。それは多色クリーチャーの攻撃時に侵略をした場合、侵略先のコストを参照するという裁定です。つまり<天災 デドダム>の攻撃時に<SSS級天災 デッドダムド>に侵略すると、マナからコスト7以下のクリーチャーを踏み倒すことができます。このコンボを採用しながら多色の枚数に気をつけつつ、《蒼き王道 ドギラゴン超》をサポートするカードを採用していきたいところです。《蒼き王道 ドギラゴン超》を探しながら「ハイパー化」の種になってくれる<五番龍 レイクポーチャー ParZero>、《SSS級天災 デッドダムド》が無くても《天災 デドダム》の攻撃時に出てくる<同期の妖精|ド浮きの動悸>、《蒼き王道 ドギラゴン超》の攻撃時に踏み倒せる<アーテル・ゴルギーニ>などなど、なるべく単色を多く採用するように意識すると使いやすい《蒼き王道 ドギラゴン超》のデッキができるのではないでしょうか。

    ■最後に
    いかかでしたでしょうか。
    今回は王道篇第1弾ということで、まだ超化獣をメインに添えたデッキは<蒼き王道 ドギラゴン超>ぐらいしか組めそうにありませんが、2弾以降でサポートが充実してきたら色々な超化獣のデッキを組んでいきたいですね。
    ここまで読んでいただきありがとうございました。

【オリジナル環境】ラッカゴスペル

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    by yoku

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    【オリジナル環境】ラッカゴスペル
    こんにちはyokuです。
    今回は、「邪神と水晶の華」 で登場してから2024年3月の殿堂による新環境で見かけるようになった「ラッカゴスペル」のデッキ紹介をしていきたいと思います。
    ぜひ最後までご覧ください。

    デッキレシピ
    クリーチャー
    8
    ツインパクトカード
    3


    今回はこちらのリストを基に解説していきます。

    「ラッカゴスペル」は大きく分けて2タイプあり、ひとつは<水晶の祈り|クリスタル・ドゥーム>の下面でアンノウンとゼニスを大量に踏み倒してワンショットを狙う型。
    もうひとつは<月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍>でエクストラターンを取りながら<頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22>などを踏み倒しつつ連続でターンを取りワンショットを狙う型があります。
    今回紹介する型は、後者の「ガリュミーズ型」となっています。
    「ラッカゴスペル」の特徴
    1.最速4ターン目にワンショットできる
    手札や墓地に必要なパーツがあること条件になりますが、最速4ターン目にエクストラターンを取りながら相手は光以外の呪文が使えない状態で攻撃することができます。
    毎試合できるわけではありませんが、自分の墓地に呪文が十分にあると相手としては4ターン目以降常にゲームを決められてしまうかもしれないというプレッシャーを与え続けられるは1つの強みと言えます。

    2.豊富なシールドトリガー
    2コストの手札交換系のカードが10枚採用されているので、相手が早い段階で攻撃してきてもトリガーで墓地が増えると<水晶の王 ゴスペル>の着地も早まる為、カウンターを狙うことが出来ます。
    また、2体のクリーチャーを止められる<氷柱と炎弧の決断>、相手のマナ以上のコストを持つクリーチャーを全てデッキの下に送れる<オリオティス・ジャッジ>、手札から99コストのカードを捨てることで相手の盤面を全て破壊できる<ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ>と複数面止める受け札が3種類採用されており、受けもばっちりです。

    3.相手のメタの影響を受けやすい
    「ラッカゴスペル」は自分の動きを通すことは得意としていますが、相手への妨害やメタクリーチャーの対処が苦手です。
    例えば<水晶の王 ゴスペル>の着地を妨害する<キャディ・ビートル>や<奇石 ミクセル|ジャミング・チャフ>。呪文を唱えなくする<奇天烈 シャッフ>など「ラッカゴスペル」への対策は色々な方法がありますので、対策自体は意外と容易です。
    つまり、「ラッカゴスペル」が最も輝くタイミングは、環境から母数が減り相手のデッキからメタクリーチャーが抜けだした頃が狙い目です。

    カード解説
    採用カード
    勇愛の天秤
    2コストの手札交換札兼メタクリーチャー除去として採用しています。
    水晶の王 ゴスペル>の着地を妨害する<キャディ・ビートル>や<奇石 ミクセル|ジャミング・チャフ>。こちらのドローに合わせて相手もドローすることが出来る<歌舞音愛 ヒメカット|蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて>など、小型のメタクリーチャーを除去でき小回りがきくので優先して採用されています。もし、環境から小型のメタクリーチャーがいなくなたった場合は受けとしても使える<バーニング・フィンガー>に差し替えるのもありです。

    エマージェンシー・タイフーン / 氷牙レオポル・ディーネ公|エマージェンシー・タイフーン
    ツインパクトの<氷牙レオポル・ディーネ公|エマージェンシー・タイフーン>よりも呪文の<エマージェンシー・タイフーン>を優先して採用している理由ですが、「アビス」に採用されている<深淵の壊炉 マーダン=ロウ>に選ばれないようにするためです。「氷牙レオポル・ディーネ公」として使うタイミングはほぼありませんのでハンデスケアとして呪文版のエマージェンシー・タイフーンの方が多く採用されています。

    ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ
    「ガリュミーズ型」を使う上でのひとつの利点となっています。
    デッキの中にコスト99のカードが合計8枚採用されており、<ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ>でコスト99のカードの捨てることはかなり容易です。
    また、<水晶の王 ゴスペル>の効果で《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》と<月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍>を回収し、もう一度相手の盤面を破壊する動きはとても強力です。

    水晶の王 ゴスペル
    このデッキの切り札です。
    攻撃時に手札から呪文を踏み倒せる能力を持っており、今回は「ガリュミーズ型」ですので<月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍>を唱えて連続でターンをとることを目標にしています。
    もし手札に《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》の2枚目が無くても2体目の<水晶の王 ゴスペル>があれば墓地の呪文を好きな枚数回収することができるので、先程手札から唱えた《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を回収してもう一度攻撃時に唱えることで《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を連打することが出来ます。
    なので、状況によっては《水晶の王 ゴスペル》の呪文回収の枚数を必要最低限にして2体目の《水晶の王 ゴスペル》を着地しやすくすることも1つのプレイとして重要です。

    キリモミ・ヤマアラシ
    1コスト軽減とスピードアタッカーを付与してくれる1コストの呪文です。
    水晶の王 ゴスペル>のメイン能力は攻撃時に発動するので、ただ場に出しただけでは返しのターンに破壊されたり攻撃できなくされたり、隙が多くなってしまいます。
    そこで、召喚する前に<キリモミ・ヤマアラシ>を唱えることで召喚から攻撃までの隙を相手に与えることなく大型呪文の踏み倒しが行えます。
    また、《水晶の王 ゴスペル》にとって《キリモミ・ヤマアラシ》は呪文自体の1軽減と墓地に呪文が増えるので1軽減が入るので実質1コスト2軽減になります。
    なので、呪文の枚数が墓地に足りないときに《キリモミ・ヤマアラシ》を複数枚使って無理やり《水晶の王 ゴスペル》を場に出すこともできます。
    相手にとって意表を付けるとかなり強いのでこのプランが出来るかどうかは頭の片隅に置いていてもいいかもしれません。

    オリオティス・ジャッジ / ラッキー・ダーツ
    単色光文明の枠です。
    「ラッカゴスペル」はデッキの動き的に光マナを使用するのは<水晶の王 ゴスペル>を召喚するときだけです。
    つまり、マナに光マナが1枚あれば良いということになります。
    これ以上枚数を減らしすぎると《水晶の王 ゴスペル》を召喚する際に光マナが無いということが発生しますし、増やしすぎると手札交換系の呪文が打ちにくくなってしまいますので単色光文明は合計4枚がちょうど良い枚数だと思います。
    その中でこの2枚を採用した理由は相手の理不尽に対応でき、手打ちもしやすい<オリオティス・ジャッジ>を優先して採用しました。また、<月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍>が4枚採用されていてデッキの中身がほぼ呪文でハズレも少ないので1枚<ラッキー・ダーツ>を採用しています。
    《オリオティス・ジャッジ》の3枠は<極閃呪文「バリスパーク」>や<スローリー・チェーン>など環境に合わせて差し替えても良いでしょう。

    自由枠
    セイレーン・コンチェルト / ストリーミング・シェイパー / 卍 ギ・ルーギリン 卍|卍獄ブレイン
    セイレーン・コンチェルト>と<ストリーミング・シェイパー>は自由枠としていますが、どちらもかなり優秀な効果を持っているのでなるべく採用することをおすすめします。
    卍 ギ・ルーギリン 卍|卍獄ブレイン>は1コストの1ドロー呪文ということで、くっつきの良さを評価して今回採用しました。また、<水晶の王 ゴスペル>で<月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍>を使って連続でターンを獲得できたとしても《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》から何も出せないと合計3回ターンを取る必要があります。そうならない為に5枚目のドルスザクとしても活躍してくれます。この他にも自分のクリーチャーにブロックされない効果を付与することができるので天門系のブロッカーに受けを頼っているデッキに対して強くでることもできます。
    《卍 ギ・ルーギリン 卍 / 卍獄ブレイン》は無くてもいいと思ったら<キリモミ・ヤマアラシ>の4枚目にしてもいいかもしれません。

    ラッカゴスペルの回し方
    ゲーム序盤
    2〜4ターン目までは<氷牙レオポル・ディーネ公|エマージェンシー・タイフーン>や<氷柱と炎弧の決断>などの手札交換呪文を使って<水晶の王 ゴスペル><月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍><キリモミ・ヤマアラシ><頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22>などのコンボパーツを探しながら墓地に呪文を貯めていきます。
    手札から捨てるカードは呪文を優先していきますが、なるべく手札交換呪文は1枚以上残しながら手札交換をしていきます。捨てたい呪文が無い場合や墓地に呪文がある程度溜まった場合は《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》を捨てても大丈夫です。《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》は墓地からも場に出すことが出来るので墓地に落としても問題ありません。
    マナ埋めに関してですが初手など多色を埋めるタイミングがあれば《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》は優先してマナに埋めます。色マナとして優秀ですし《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》から出せなくても全然問題ないからです。また、《キリモミ・ヤマアラシ》を打つ用の赤マナを1枚用意できれば後はなるべく青マナを埋めるようにしていきます。理由は手札交換呪文を細かく打っていくとなると複数枚青マナが必要になるからです。

    ゲーム中盤
    相手からの妨害が無ければ<水晶の王 ゴスペル>から<月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍>連打を狙います。相手からの妨害、特にメタクリーチャーを出された場合は主に<ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ>とコスト99のカードをキープするようにして複数体メタクリーチャーを出させてから一気に破壊して次のターンにワンショットを狙います。
    また、メタクリーチャーのパワーが2000以下の場合は<勇愛の天秤>、攻撃時に効果を使う<奇天烈 シャッフ>などの場合は<氷柱と炎弧の決断>でも対処することができますので、メタクリーチャーを出されてもまだまだ戦うことができます。

    ゲーム終盤
    「ラッカゴスペル」はそもそもロングゲームを狙うようなデッキ構成になっていないのでゲームが長引くほど不利な状況になっていきます。
    ですので、なるべく早めにゲームを決めきるのが一番良いのですがロングゲームになってしまったということは恐らく<水晶の王 ゴスペル>を上手く使えない状況になってしまったということだと思います。
    このようになってしまった時は、<ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ>で盤面除去と<氷柱と炎弧の決断>で打点を止めながら相手とリソースゲームをして<頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22>の着地を狙います。
    墓地にクリーチャーではないカードが4枚あれば90コスト軽減され9コストで召喚することが出来ます。《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》はスピードアタッカーのTブレイカーなので一気にリーサルを狙うことができ、終了時に手札からクリーチャーを踏み倒すことが出来るので打点の増量も可能です。

    終わりに
    いかがでしたでしょうか。
    殿堂による新環境で新たに登場したデッキですが早速いくつかの大会で結果を残しており、強力なデッキである認識は広がってきています。
    アドバンスでは<禁断 -封印されしX->やGRゾーンを使ってワンショットをしたり、オリジナルでもフィニッシャーを<水晶の祈り|クリスタル・ドゥーム>にしたものと<月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍>の2種類あり、デッキの拡張性が高いことも魅力のひとつです。
    デッキ構築の幅が広いと色々なアイデアが出てきてデッキを組むことの楽しさを感じられて良いですよね。
    ここまで読んでいただきありがとうございました。

買取強化カード紹介!! 【更新日:5/26更新】

by -遊々亭- デュエマ担当

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