
【環境コラム】
環境4強デッキを攻略
~イザイザ側の対面知識紹介~
環境4強デッキを攻略
~イザイザ側の対面知識紹介~
はじめに
お疲れ様です。Llennです。今回は現環境トップデッキの一つである「イザイザ」の解説記事になります。現在の環境は「ヤマタケ」「イザイザ」「烈火」「ルー」の4強環境になっており、中でも「イザイザ」はその速度から特に立ち位置が良いデッキと言えるでしょう。
しかし、そのプレイ難易度の高さからデッキ選択を諦める方もいるのではないでしょうか。今回は環境の4強デッキに対策を絞り、各対面への対面知識を「キーカード」と「ポイント」を明確にして解説していきます。
それでは早速!
デッキレシピ
イザイザ
スピリット
計30枚
VSヤマトタケル
キーカード
ポイント
- 2~3枚目の創界神に素早くアクセスすること
- デッキを掘り進めるカードを常に抱えておくこと
- コアを大量に乗せた<神産ノ大醒獣オオヤシマ>を回復状態で立たせること
トラッシュをリセットされたり手札を飛ばされたりした際に、契約技や神技を何回使えるかによってリソースの回復度合いが大きく変動します。
十分な数の創界神を貼れていない状態で無理やりリーサルを出そうとした結果、防御札に阻まれ相手に余計なコアを与えてゲームが速まって負けるのは絶対にあってはなりません。
また、ゴッドシーカーのようなデッキを掘り進めるカードを使い切ってしまい、全てデッキに戻されると次のターンの挙動が大きく弱まってしまいます。
サーチカードを1枚だけでも残しておき、<反魂ノ黄泉路><黄泉ノ獣ライウンシシ>などで使いまわしてリソースを回復させられるようにキープする動きは頻出です。
特に<黄泉ノ鬼女ヨモツシコメ>は4コストなので<氣廻の契約神ヤマトタケル>の契約技でデッキに戻らないサーチカードとして優秀です。
トラッシュをリセットしてくる<鳥獣武神機ヤマト・オーグナー -武神形態->への対策として<神産ノ大醒獣オオヤシマ>に大量のコアを置き、表面のまま盤面に立たせておくという小技が存在します。
<鳥獣武神機ヤマト・オーグナー -武神形態->のトラッシュリセット効果は破壊効果を使わなければ発生せず、破壊効果の当て先を<神産ノ大醒獣オオヤシマ>にすることで、転生時効果でコアをトラッシュに送ることが出来ます。
トラッシュリセット効果は「この効果発揮後」なので、トラッシュリセットの前に効果貫通のコアシュートを行うことができます。
VS烈火
キーカード
- <創界神イザナギ&イザナミ>
- <神産ノ獣ジュモクノシカ>
- <反魂ノ黄泉路>
- <神産ノ武神オノゴロウ>
ポイント
- 速い段階でリーサルを出すこと
- 序盤に破壊効果の当て先を残さない
- 相手の重要カードを除外すること
<雷命刀ミカヅキLT>のバースト効果が重く、開かれるとリーサルが出せなくなったり受けが機能しなくなったりするので注意が必要です。
ブロッカーを重疲労させても<烈火の契約神 烈火 幸村>のBP比べ効果で自爆されると<雷命刀ミカヅキLT>が発動してしまうので、相手の受けが整う前にリーサルを出すように意識しましょう。
幸い烈火の受けは<戦国龍ソウルドラゴンX>と<マグネティックフレイム>に依存していることからカウントが伸び切る前に1点ずつ刻んでいけば案外通りやすいです。余裕があれば<絶甲氷盾>もケアしましょう。
相手が<戦国龍ソウルドラゴンX>から<雷命刀ミカヅキLT>を発動して攻めてくると受けが追い付かないので、余計な打点を与えないためにもBPを比べの当て先は毎回自壊するようにしましょう。
<神産ノ獣ジュモクノシカ>で相手のリーサルや受けに必要なカードを除外することでフィニッシュの質が大きく変わるので積極的に狙うことも忘れずに。
VSルー
キーカード
- <創界神イザナギ&イザナミ>
- <神産ノ風神シナツヒコ>
- <神産ノ山神オオヤマツミ>
- <神産ノ武神オノゴロウ>
- <黄泉ノ賢獣チシキツネ>
ポイント
- スピリットカードの受け札(バーストを除く)を構えること
- 序盤にライフを1点取らせないこと
- 速い段階でリーサルを出すこと
「ルー」はマジックとバーストを封じて攻めてくるので、<神産ノ武神オノゴロウ>や<神産ノ獣オオヤビコ>などのスピリットカードによる受けが非常に有効です。
<創神剣アンサラー>によって除去耐性が付きますが、重疲労やコア除去効果には意味が無いため「イザイザ」視点では非常にかみ合いが良いです。
特に強いのはライフ減少時の誘発で<神産ノ武神オノゴロウ>を使ったときです。
後続のスピリットをフラッシュを挟まずに止められるのでほぼ確実にターンが返ってきます。
しかし、序盤にライフを1点削られて<百芸の獣王サウィル・ダナーハ>の打点追加を含めた4点のワンショット圏内に入ってしまうと危険です。
最序盤に1点小突かれないように<反魂ノ黄泉路>や顕現などで抑えられるようにしておきましょう。
自分が攻める際には<双刀の武芸者ダークネス・グリフォン>と<絶甲氷盾>のコンボが重く、アタック中のスピリットを耐性貫通で破壊されて<絶甲氷盾>を打たれると凌がれてしまいます。
(一応オオヤシマ表面で攻めればグリフォンの破壊効果を転醒で1度耐えてアタック中のスピリットを残せるが少し難易度が高い)
「ルー」はデッキの特性上、神託のヒット率を上げるためにデッキのほとんどをスピリットにする必要があるため<創界神イザナギ&イザナミ>でバーストを止めたり、<神産ノ山神オオヤマツミ>で耐性を付与するだけで割と通ることが多いです。
<双刀の武芸者ダークネス・グリフォン>の召喚条件達成前にリーサルを出せるように早めに攻めていきましょう。
VS イザイザ(ミラー)
キーカード
ポイント
- <神産ノ黄泉鳥アメノトリフネ>のバースト発動した次のターンには高確率でリーサルに届く
- 先攻は上振れたら2ターンキル。受けに自信があるなら3ターンで確キル。
- 後攻は2ターンキルを目指す。
<神産ノ黄泉鳥アメノトリフネ>を相手のターンで発動したら次の自分のターンは高確率でリーサルを迎えられると言っても過言ではないです。
よって相手が<神産ノ黄泉鳥アメノトリフネ>をセットしている場合は、自分がリーサルを出せない限り召喚時効果を使わないでターンを返す択が存在します。
先攻視点、3ターン目に出したリーサルの質は相当高いのでほとんどの場合で相手の受けを貫通できます。
無理やり2ターンキルをしようと攻めた結果、相手の<神産ノ武神オノゴロウ>などに阻まれてコアを与えてしまい、返しのターンで負けるのは非常にもったいないです。
<神産ノ山神オオヤマツミ>や<神産ノ黄泉鳥アメノトリフネ>を引けている場合や過剰打点が出せるときが2ターンキルを行う場面です。
後攻視点、相手の3ターン目のリーサルを受けきることは非常に難易度が高いので、先攻よりも1コアを多いことを活かして<神産ノ黄泉鳥アメノトリフネ>を伏せ、次のターンに2ターンキルを目指す場面が多いです。
正直に言うと、この対面は最序盤の手札の中に「創界神を何枚引けているか」「神産ノ黄泉鳥アメノトリフネを引いているか」「神産ノ山神オオヤマツミを引けているか」の勝負なのでかなりの運が絡むマッチアップだと考えています。
さいごに
今回は「イザイザ」の対面知識特化の記事でした。環境で立ち位置がいいことの代償としてプレイ難易度がとんでもなく高いため、使いこなすには相当な練習が必要でしょう。
正直僕もこのデッキの100%の力を発揮できてないです(笑)
とはいえ現環境では履修必須なデッキなので、このデッキを使う人も使わない人も「イザイザ」を使うプレイヤーがどんな思考をしているか参考にしていただければと思います。
ではまた次回の記事で!!