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【環境コラム】現環境の覇権 仇敵ハデス解説

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    by Llenn

    lieen_0515.jpg
    【環境コラム】現環境の覇権 仇敵ハデス解説
    はじめに
    お疲れ様です。Llennです。
    今回は現環境最上位デッキといっても過言ではない「仇敵ハデス」の解説になります。

    通常の冥主デッキとは異なり、系統「仇敵」を持つカードを採用していることが特徴で、デザイナーズ構築にはない強みを持っているほか、本来は不利対面であるデッキに対しても有利に動くことができるようになっています。

    組む予定の人はもちろん、組まない人であっても対面知識として必要になるので最後まで見ていってください。


    デッキレシピ
    仇敵ハデス
    ネクサス
    15



    通常ハデスと異なる点
    1.仮面ライダーエボル コブラフォーム[2]
    系統「冥主」持ちのカウント増加&デッキ圧縮要員。

    メインステップでカウントを盛る動きが強く、そのまま<魔導の契約神ハデス>の契約域条件を達成に貢献します。回収対象は自身も含まれているため2枚以上あれば毎ターン同じ効果を使うことが出来ます。

    また、冥主デッキの問題点として以下の2つが挙げられます。
    • 強いバーストが無い
    • ネクサス除去が弱い

    これらを解決する<無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]>を何度も使いまわせる動きは本当に強いです。

    2.無幻魔人ジャグラスジャグラー
    このデッキへのメタカードである<蒸気都市スチームハイヴ><オリンスピア競技場>への解答となるカード。
    上記のメタネクサスを採用しているデッキは、同時に3枚以上引けるドロソマジックを多く採用しているため、バースト効果を強く使うことが出来ます。


    系統「冥主・仇敵」という最高のシナジーを持っており、神託の邪魔をせず<仮面ライダーエボル コブラフォーム [2]>の回収対象でもあります。

    通常構築では不利対面である海賊キャスゴや、環境トップの1つであるアイボウに対しても有効なので環境的にも通りがいいです。


    アタックステップ終了メタを何にするか
    現在、ハデスデッキのアタックステップ終了メタ(<絶甲氷盾 Rv>・<アレックス Rv>対策)として挙げられるのは主に以下のものです。

    1.魔界七将デストロードXV & リターンセブンショーグン
    2.創界神ヘラ & カースレクイエム
    3.碇シンジ -シンクロ率∞- & 裁きの神剣リ・ジェネシス
    ここで、それぞれの長所短所について説明していきます。

    1.魔界七将デストロードXV & リターンセブンショーグン
    長所:<魔界七将デストロードXV>がデッキの確定枠であり<リターンセブンショーグン>が確実に手札に入るので1枚採用で良く、デッキの枠を用意しやすい。

    短所:リターンセブンショーグンのコストと魔界七将デストロードXVLv2維持コストが重い。<闇輝石六将 砂海賊神ファラオム>を確実に踏む。

    2.創界神ヘラ & カースレクイエム
    長所:<創界神ヘラ>が序盤の足場になる。相手の誘発を踏まない。

    短所:2種類のカードを同時に引き込む必要があるため難易度が高く、デッキの枠を多く必要とする。

    3.碇シンジ -シンクロ率∞- & 裁きの神剣リ・ジェネシス
    長所:他のライフ減少時誘発もケアすることができる。
    創界神のコアを除去する効果があり、ミラーで詰める際に有効である。

    短所:序盤に複数回殴る必要があり、アテナなどのリーサルが速いデッキの速度を上げてしまう。
    神軽減を消されるとコストが一気に重くなる。


    それぞれに異なる利点があるため、環境に合わせた運用が最も望ましいですが、僕は1.が最も強いと考えています。
    というのも、今回の記事のテーマである「仇敵」カードが非常に強力で、最低でも五枚分の枠が必要です。

    不利対面を捲ったり、母数の多いデッキに有利を付けるためにも必須のカードだと思うので枠を用意しやすい1.のメタを推奨します。


    また、現在の環境では<絶甲氷盾 Rv>を採用していないデッキの母数が環境に多いため、アタックステップ終了メタがそもそも必要ない可能性すらあります。アルテミックシールド>のようなコストを支払う防御札のケアは冥主デッキにとっては容易です。


    C7をメインステップ達成する必要はない
    これは冥主デッキ初心者の方がよく陥りがちな罠です。

    おそらく<魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス>の顕現条件を満たそうとしていると思いますが、アタックステップ中に後出しで打点を増やせる手段である顕現をメインステップで行うことが非常にもったいないです。

    リーサル時に魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスを出す際は、<魔導の契約神ハデス>の契約域効果で召喚する動きの方が強いのでC5で十分です。

    むしろ不必要にC7を達成しようとしてコアを浪費し、必要なコアを用意できずにリーサルを逃す可能性すらあります。


    アタックステップに入れば契約技を1度使えばC7達成できるので、顕現と界放に必要なコアをしっかり残しておきましょう。



    初動ネクサスについて
    冥主デッキを使ったことがある人ならわかると思いますが、このデッキの勝率は序盤にどれだけ足場(そのほとんどが手札を伸ばせるので実質リソース確保の量も)を用意できるかでその後の動きに雲泥の差があります。

    上記の4種類12枚は確定枠ですが、より安定性をもたせるに足場は15枚必要だと思います。

    もう一種類増やすカードには僕は<暗黒の塔>を推奨します。
    冥主デッキのメタである<ゴッドブレイク><闇輝石六将 砂海賊神ファラオム><蒸気都市スチームハイヴ>を採用しているアイボウ、造契約に対して有効なため採用。


    創界神デッキに対しては効果がありませんが、獄契約などスピリット/アルティメット契約のデッキがまだ母数を多く残しているため採用する価値はあると考えています。

    今後、環境の母数の中で創界神デッキが占める割合が多くなった場合は<ヴァンパイアミラージュ>や<旅団の摩天楼 Rv>などと差し替えてもいいかもしれません。


    採用カード解説
    魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス
    フィニッシュはこのカードを2~3枚並べて勝つことを意識します。


    メインステップで顕現条件であるC7を達成する必要は無く、

    ≪メインステップ≫
    魔導の契約神ハデス>のコアを支払って2体以上通常召喚する。
    ≪アタックステップ≫
    契約技を使ってC7を達成→打点が足りなくなったら顕現を使う。


    無理にC7を達成しようとコアを使いすぎてリーサルに必要なコアを用意できない状況にならないように注意してプレイしましょう。
    特に顕現効果はできる限り温存するべきです。

    魔導皇女フェンレーゼ
    序盤は<魔導番犬ハウンド・ベロス>でカウント増加、終盤は<魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス>を1コストで出すことができるのでゲーム中のどの段階でも絡む重要なカードです。

    C5達成のために契約技を使いたい際は、アタックしなければならない場面があります。
    この時に顕現を使うことでアタックキャンセルをする小技は頻出するので覚えましょう。

    六冥魔導デルズ・ヴァジュラム
    受け&打点です。

    冥主デッキは打点の管理がシビアで、ライフ減少時の誘発マジックを絶対に踏んでしまいます。
    覇王爆炎撃 Rv><フリージングピラー>の複数枚提示によって後続を消されてしまう場合に備えて、必ずトラッシュに置いてから攻めるようにしましょう。

    動玩デッキに対してこのカードをLv2で立てておくと<大昂愚龍ジゴ・トゥール>以外で処理が出来ないため、「聖命・超聖命」を無効化出来るので積極的に狙いましょう。
    魔導剣士ジャヴィル
    契約スピリット/アルティメットは自壊することがほとんど出来ないため、召喚時を使える場面は多いです。

    4コア乗せを強制できるので相手の動きの最大値を抑える役割が強く、召喚時を使えなくてもトラッシュに見えているだけで結構仕事をしてくれています。

    Lv2の打点追加効果は魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスを複数枚引けていないゲームでの貴重な打点になるので意識しましょう。

    魔導鳥将ナベリダス
    魔導の契約神ハデスとミラージュ効果を組み合わせることで一度のフラッシュで除去できるラインを4コアまで広げることができます。(主に獄契約の初動抑えに有効)

    魔導の契約神ハデスのコスト支払い効果はトラッシュからの召喚でなければ使えないため、手札に残った魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスなどをトラッシュに送る役割があります。

    ミラージュを貼る際に手札から使ってしまうと、トラッシュから貼ることが出来た分リソース一枚分を損してしまうので基本はトラッシュからセットしましょう。

    魔界七将デストロードXV
    • メインステップカウントを盛るカードが少ない
    • 打点管理が難しく、コアブして打点を多く並べたい
    • アタックステップ終了メタが欲しい
    全てを一枚で解決してくれた冥主デッキの確定枠です。
    軽減シンボルをどれだけ用意できるかでこのカードの強さが変わるので、構築の段階で足場を多く採用するようにしましょう。

    魔導番犬ハウンド・ベロス
    不確定な効果ではありますが、コストの低さとメインでカウントを盛れるメリットが大きいため確定枠。
    ゴッドブレイク>を採用しているデッキに対しての回答になることもお忘れなく。

    謎神メジェド
    以前僕は<破壊の創界神シヴァ>を打点&足場として採用していたため、神託対象を確保するために採用していました。
    現在は<暗黒の塔>を採用する枠の都合で抜いています。

    しかし、このカードは<導倶の契約神キニチ・アハウ><魔導の契約神ハデス><炎輪の契約神アポローン>のような除去を行う創界神の契約技を打てる回数を減らすことができ、打点を稼ぐ動きが強かったので採用し続けています。

    紫の世界 / ハデスの冥府神殿
    特に重要なのはミラー対面で、コアを枯らされた後でも魔導の契約神ハデスと組み合わせて維持コアの要求値を上げる役割があります。

    ゴッドブレイク>などのフィールド効果で神軽減が出来なくなった際に重要な足場になるので、対面によっては優先的にプレイしていきましょう。

    聖皇ジークフリーデンXV>の採用が減ってきているので足場としての信頼も高いです。

    魔導の契約神ハデス / ヴィオレ魔ゐ
    魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスに複数枚アクセスすることでリーサルの質が大きく上がるため、低コストでデッキを圧縮できるこの2枚は僕は確定3枚だと思っています。

    魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスのコストを創界神の上から払ったうえで、複数回分の界放のコアを残すには創界神の上に10個程度(3コスト+3コスト+2界放+2界放)必要になるので6枚体制が一番安定してると考えます。

    暗黒の塔
    契約創界神デッキが増えればやがて抜けると思いますが、現段階では僕は必要だと考えています。
    微不利対面の造契約、メタカードを多く採用できるアイボウ、獄契約などその他多くの契約デッキの母数が多いため、まだ採用する価値が高いです。

    ハデスディザスター
    たまに採用枚数を減らしている構築を見かけますが、僕は現在の環境では3確枠だと考えています。

    4コア以下のスピリット/アルティメットを一発で除去できる効果はアイボウや獄契約の初動を抑える上で非常に重要であり、機人デッキの早い段階での耐性持ちリーサルに対応するために初手に欲しいカードの1枚です。


    立ち回り
    VSアイボウ

    VS獄契約
    • 魔導の契約神ハデス、魔導鳥将ナベリダス、ハデスの冥府神殿、<ハデスディザスター>で一度のフラッシュで除去できるラインを上げる。(アイボウと同様)
    • 魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス>でコアを枯らせば誘発札でしか受け身を取れない。
    • 絶甲氷盾 Rv>をケアするための<リターンセブンショーグン>に必要なコアや、誘発除去札で打点を打点を減らされても足りるようにコアブースト&軽減を十分に確保する。
    • 無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]を常に伏せる。
    VS機人
    VS造契約
    • 無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]でメタネクサスを除去する。
    • 暗黒の塔で動きを遅らせる。
    • トラッシュが止められても魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスにアクセス出来ればリソースを大きく増やせるので手札に抱えておく。
    • トラッシュを増やすのではなく、手札の総量を増やす意識で立ち回る。
    • ネクサスを除去できる前提でゲームを進めるのではなく、いつトラッシュを使えなくなってもおかしくないという前提でゲームを進める。
    VS冥主
    • 紫の世界、魔導の契約神ハデス、無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]を使ってコアが枯らされた状態でも受けを強くできるように備える。(特に紫の世界)
    • 謎神メジェド>でハデスを割られるので1つの魔導の契約神ハデスにコアが集中させないようにする。
    • 相手の魔導の契約神ハデスの契約技を全て打たれたうえで、盤面に残る打点が相手のライフ数に達しているかを計算して面を並べる。
    • 顕現と六冥魔導デルズ・ヴァジュラムの誘発効果はできる限り温存する。
    最後に
    ここまでお読みいただきありがとうございました。冥主デッキは今期のデッキの中で最もデッキパワーがあると思いますが、その分プレイ難易度もすごく高いです。


    この記事が冥主デッキを使う皆さんのプレイングと構築の向上に少しでも役に立てば嬉しいです。
    今後も環境の分析や話題のデッキの解説、考察を頑張っていきますのでぜひチェックしてください。それでは!

【環境コラム】環境メタ筆頭 造契約紹介

    posted

    by Llenn

    lieen_0507.jpg
    【環境コラム】環境メタ筆頭 造契約紹介
    はじめに
    お疲れ様です。Llennです。
    今回は現環境で母数を伸ばしつつある造契約デッキの紹介記事です。

    この記事では造契約が現在環境で母数を増やしている理由を他の環境デッキの特性も考えながら考察し、創界神環境でのデッキリストと採用理由について述べていきたいと思います。

    デッキの構築論が「契約編:真 神々の戦い」発売以前とは大きく異なっているので最後まで見ていってください。


    どうして今造契約が増えているのか
    一言で言い表すのであればそれは環境トップのデッキとそれに対するメタデッキに造契約が有利だからではないでしょうか。

    環境デッキといえばアイボウ突契約、獄契約、冥主デッキ、創界神デッキに有利を取りやすい海賊キャスゴが挙げられます。
    それぞれに対する造契約の強みを考えてみましょう。

    1.アイボウ突契約
    2.獄契約
    • 造相棒レーヴのアタック時破壊効果で<相棒魔卿ジャバド>を毎ターン破壊できるため、リソースとカウントを伸ばさせない。
    • 複数回の契約煌臨が可能なので除去に強く、受けを突破しやすい。
    3.冥主
    • 蒸気都市スチームハイヴ>によるトラッシュメタが非常に刺さり、冥主側にネクサス除去が少ない。
    • デッキを自ら破棄するデッキの特性上、LO勝ちが狙いやすい。
    4.キャスゴ

    このように現在の環境上位デッキに無理なくメタを詰むことができ、相性の段階でかなり有利に立つことが出来ています。


    苦手なカードが環境から減りつつある
    造契約の宿敵といえば<EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->ではないでしょうか。

    契約煌臨持ちスピリット全てが煌臨時効果を持っているので、序盤の復帰を潰されるとそのままジリ貧で負けてしまうことが一定数ありました。

    しかし、契約創界神デッキの登場により神託条件に乗らなかったり縦引きが出来ないデッキにEVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-が採用されず、安心して復帰できる場面が以前よりも多くなってきました。


    また、<聖皇ジークフリーデンXV>は破壊効果が強制である<造相棒レーヴ>と相性が悪く、<星砕槌ダイダロッサ>のドロー元のネクサスを除去される場面がありました。
    これもまた契約創界神の登場によって聖皇ジークフリーデンXVの採用が減ってきているため、ケアをする必要がなく盤面処理に集中できるようになったのは非常に大きいです。


    造契約の構築論
    造契約の弱点として<造相棒レーヴ>がデッキを掘り進めることが出来ず、初手にネクサス・ドロソマジック・復帰札を引き込めるかどうかによって勝率が変動することが弱点でした。
    つまりやるべきこととしては、
    1. 足場ネクサスを十分に採用する。
    2. ドロソカードを増やす。
    3. 復帰札を増やす。
    といったところでしょうか。


    3.に関してはすでに優秀な2枚の復帰札が存在しているのでそこまで問題ではなく、<EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->の数も減ってきている現環境では通りがいいです。


    1.と2.に関してですが、足場とドロソそれぞれの枚数を増やそうとしても枠がなくどっちの条件も満たせるような都合のいいカードがないかなぁと考えていると、、
    いたわ....


    開きやすい発動条件に加えて手札交換と軽減シンボル確保を同時に行えるため、非常に使いやすかったです。
    こうして無事に1.と2.を同時に満たせるカードが見つかり、納得のいくリストが完成しました。


    デッキレシピ
    造契約
    ブレイヴ
    3
    マジック
    10



    採用カード解説
    造相棒レーヴ
    EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->の採用が減っていたり、秘契約が環境にいないので1枚採用で大丈夫です。
    初手には足場ネクサスとドロソマジックを持っておきたいのでリソースにならないこいつは削りました。

    暗黒の塔>で復帰を阻害されると動きにくくなるので、対策札はこの後紹介します。

    スチームタンク レーヴ / スチーム・タイファロー
    中型復帰札。
    引きすぎても弱いので5枚が適正と判断。

    デイブレイカー レーヴ
    面処理&ダークタワーすり抜け。

    復帰がこいつしかないと事故要員になりかねないですが、それを差し引いてもこいつは3枚採用する価値があると思います。(主に獄契約)

    聖皇ジークフリーデンXV>の数が減ったことで、盤面処理効果の価値が大きく上がっていると考えています。

    砕星造神レーヴ・ダイダロス
    ゴッドブレイク>が創界神環境で採用されるようになってきたので、確定でライフ貫通を入れることができる場面がまあまああります。

    海賊キャスゴ対策で採用される<メビウスリング>も同様で、破棄メタに対しても強く出れるこいつは3枚確定です。

    星砕槌ダイダロッサ
    結誓ブレイヴ。

    砕星造神レーヴ・ダイダロス>と合わせるとライフバーン効果に誘発で<白晶防壁>を使用した場合、その後のフラッシュで2枚目の白晶防壁を打てなくなるので確定リーサルを組みやすくなります。

    創界神環境になったことで以前ほど合体結誓を強く使いにくいため、ネクサスの採用枚数を多くしています。

    超幻獣王リーンドス
    契約煌臨中の<造相棒レーヴ>が除去された後に次の復帰を探したり、次ターンに軽減シンボルを残したりとかなり使い勝手は良かったです。

    手札交換と軽減シンボルの確保はドロソマジックとネクサス2枚分の役割を持っているため、デッキの再現性を高めるためにも必須枠だと思っています。

    伝説王者タイタス・エル・グランデ
    造相棒レーヴがコストアップ効果を持っているおかげで、中盤以降は全ての契約煌臨に乗ることが出来ます。

    EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->の枚数も減ってきて通りもいいので入れ得です。

    三賢神ラルヴァンダード
    後手1の動きかさ増し&暗黒の塔対策。

    暗黒の塔採用型のアイボウへの解答になったり、<超幻獣王リーンドス>のライフ回復の弾に使います。

    超幻獣王リーンドスの起爆剤になる点も高評価。

    スチームクロックタワー / 蒸気都市スチームハイヴ
    スチームクロックタワー>は契約スピリット/アルティメットに<蒸気都市スチームハイヴ>は冥主やキャスゴに有利を取れるメタ要素を持ちつつ、自身の最大値を上げてくれるのでカードパワーも高く優秀です。

    今期は間違いなく3確。

    青の世界
    • 10008.jpg
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    受け顕現を全否定して詰めることができるので今の環境的に通りが良く、転醒時効果は任意のため、復活で神託されないようにあえて破壊しない動きもあります。

    ライフ減少時に転醒し、バーストメタを破壊してから超幻獣王リーンドスを開く動きも強いです。

    ヴィルカイックビーチ
    非常に強力なネクサス。入れ得。

    ストリームドロー / スチームイノベーション
    造相棒レーヴ自身がリソースを伸ばせないのでこいつらで復帰札を探しに行くのが基本方針です。
    初手に1枚は欲しいのでより再現性が欲しい人は<ディープシードロー>の採用をオススメします。

    白晶防壁Rv / 絶甲氷盾Rv
    安定と信頼の防御札二大巨頭。

    氷刃血解>も考えましたが、カウント奇数盛りは<青の世界>でできるので今回は採用を見送りました。


    不採用カード
    オラクル二十一柱 VI ザ・ラバーズ
    機人デッキに対しては神技を打つ前にバトル終了を行ったり、他にアイボウや獄契約にも有効ですが、オープン枚数が少ないので他の誠巫デッキに比べて使いにくいと判断して抜きました。

    聖皇ジークフリーデンXV
    通常ネクサスを足場にするデッキが環境で大きく母数を減らしたので相対的に強さが下がった印象。
    超幻獣王リーンドス>の方がコスト軽減のアドバンテージが取れ、リーサルにより早く結びつきやすいと見て採用を見送りました。


    最後に
    ここまでお読みいただきありがとうございました。

    まだまだ契約編:真は始まったばっかりで環境が固まるまで時間がかかると思いますが、充分に活躍できるデッキなのでぜひ皆さんも組んでみてください!

    それでは!

【環境コラム】アイボウの解釈

    posted

    by Llenn

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    【環境コラム】アイボウの解釈
    はじめに
    こんにちは。Llennです。

    今回は現環境の中でも上位デッキであるアイボウデッキの紹介記事になります。

    いまさら解説されるまでもないと思う方もいるかもしれませんが、アイボウデッキは環境の変化によってリストや立ち回りが大きく変わり続けています。

    契約編:界もいよいよ終わるので、僕が今まで考えていたアイボウデッキの解釈について、先日の非公認大会で結果を残した構築と考察を基に話していきたいと思います。

    記事の最後には新環境でのデッキリストも用意したので、ぜひ見ていってください!


    アイボウの型についての解説
    皆さんはアイボウの型をいくつ言えますか?
    「そもそも型なんてあったの?」って思う人もいるかもしれません。具体的には、
    • コントロール型
    • 断罪龍特化型
    • 暗黒の塔型
    主に環境で見られるものはこれらではないでしょうか。

    それぞれのタイプによって立ち回りが全然変わるので一つ一つサンプルリストと共に解説していきます。


    サンプルリストと立ち回り解説

    『コントロール型』
    ブレイヴ
    3
    ネクサス
    9
    マジック
    9


    構築論
    頂天竜魔人バ・ゴゥ・ゼニス>、<マグマンモス>などの相手視点で処理優先度の高いカードが多く入っているため<聖皇ジークフリーデンXV>の採用が基本。

    強み
    頂点竜魔神バ・ゴゥ・ゼニスのような盤面処理能力の高いカードと<秘密の訓練場>を合わせてテンポを取りながらリソースを確保できる。
    メタカードが少なく、デッキパワーが高い。

    弱み
    盤面処理をすることでリソースを稼ぐので聖皇ジークフリーデンXVのケアをされると動きが弱くなる。
    火力とリソースが相手に依存する場面がある。

    立ち回り
    盤面処理を優先し、相手の最大値を抑えながらリソースを伸ばす。
    基本的にはアタックステップで突破覚醒&ドローを行う。


    『断罪龍特化型』
    ブレイヴ
    3
    ネクサス
    12
    マジック
    10



    構築論
    足場の維持がフィニッシュスピードに直結するのでネクサスを多く採用し、足場を崩してくる聖皇ジークフリーデンXVの対策として<EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->を多めに採用。

    強み
    EXターンがあるため、ある程度割り切った攻めができる。
    ドローカードが多く、リソースが相手依存にならず、誘発を踏みにくい。
    ネクサスが多く再現性が高い。

    弱み
    足場がないと<断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス>が出しにくい。
    メタカードを多く採用しなければならない。

    立ち回り
    足場の展開とカウント増加を優先して行い、バリューが上がったドローマジックでリーサルパーツを探す。


    『暗黒の塔採用型』
    ブレイヴ
    3
    ネクサス
    12


    構築論
    メイン突破覚醒がメインになるため、カウントを1ずつ盛っていく過程で<氷刃血解>が打ちやすい。
    盤面処理をしてしまうと聖皇ジークフリーデンXVを踏んでしまうので秘密の訓練場とのシナジーが他と比べ薄い。

    強み
    契約煌臨主体のデッキに強いメタを持つ。
    相手の能動的な聖皇ジークフリーデンXVを開かせにくい。

    弱み
    暗黒の塔>自身が緋炎を持たず、突破覚醒先がなくなることがある。
    序盤に暗黒の塔を引けなかった試合の出力が低い。

    立ち回り
    自分のアタックステップで煌臨されないようにメイン突破覚醒を中心に動き、リーサルまでは氷刃血解が打てるカウント5を保つ。


    で、どの型が一番いいの?となると思います。
    現在の環境的には断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス、暗黒の塔を採用するリストが多いと思いますが、僕はこの2つは必要ないと思っています。理由としては、
    • 足場を崩す聖皇ジークフリーデンXVを一度でも開かれると断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニスが着地が遅くなり、対策にEVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-を多めに採用しなければならない。
    • 暗黒の塔は序盤に引かないと価値が低くなり、引くか引かないかの運勝負になってしまう。
    メタのメタを採用して事故率を上げてしまうことが非常にもったいなく、デッキパワーが高いアイボウであれば再現性を高めて自分の強い動きを押し付ける構築の方が強いと僕は考えます。

    ここから先は僕が一番強いと考えるアイボウの構築について述べていきたいと思います。


    防御札貫通を何にするか
    アイボウのリストが回ってから、プレイヤーの中でアイボウの打点を減らすプレイング(主に<ジークフリードXV>のあて先ケア)が定着したことで<白晶防壁 Rv>で確耐えされる場面が多くなってきました。

    それを超えるために採用されるようになったのは<断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス>、<レーザーボレー>ではないでしょうか。

    ここで、それぞれの強みと弱みを考えてみましょう。


    断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス
    • EXターンのおかげで万が一詰め切れなくても次のターンで立て直しが利く
    • 防御札の種類によらず、受けを貫通する
    • コストが重く、足場を崩されると維持コア4を用意できないことがある

    レーザーボレー
    • 序盤から<暗黒の塔>などのネクサス/契約スピリット除去に使える
    • 多くのコストを必要としない
    • 環境のほぼ全ての防御札を無効化できる
    • 獄契約のような面で処理するタイプの受けに効果が薄い
    こうして考えるとレーザーボレーの方が序盤から役割が多くて腐りにくく(手に入れやすくて)安定していると思いませんか?
    面の生き物で攻撃をいなす獄契約に対しては<零ノ障壁>を採用すれば詰めやすいですし、なくても<頂天龍皇ジークフリード・ゼニス>で突破できます。

    受け札が白晶防壁や<オラクルXX オーバージャッジメント>が主流の現環境ならレーザーボレーの方が恩恵が大きいのではないでしょうか。


    契約編:界 結論構築
    『契約編:界 結論構築』
    ブレイヴ
    3
    ネクサス
    11
    マジック
    9


    4/14に行われた非公認大会で僕が使用してベスト4になったリストです。
    このリストを組むうえで僕が考えたことは、下の三つになります。
    再現性を高める

    具体的に述べると、安定してカウントを伸ばすことを意味します。
    仮にアイボウを除去されたとしても、緋炎ネクサスがあれば突破覚醒でカウントを伸ばすことが出来るので<15の赤輝石>を採用することで足場のかさ増しを行いました。


    足場に依存しすぎない

    カウント6を達成することが出来れば<龍皇ジークフリードXV>と<突破刀バトル・セイヴァー>の合体結誓で盤面が更地であっても立て直しが可能です。
    より早くカウントを盛ることは<マグマンモス>が最も適していると考えて3枚採用しました。


    相手のメタで詰まない

    暗黒の塔>に復帰を抑えられてリーサルを抑えられることがミラーで差を付けられる最も大きな要因だと考え、防御札貫通を同時に行って枠を抑えられる<レーザーボレー>を採用しました。


    採用カード解説
    テッペンバディ アイボウ
    氷刃血解>を防御札にしたり<暗黒の塔>を主軸にした構築の場合はメイン突破覚醒をして相手にフラッシュを与えずにカウントを伸ばし、それ以外の構築はアタックステップでドロー効果も狙いつつカウントを多めに盛っていきます。

    ドロー効果は考えなしに行わず、<獄海の四魔卿イル・デザール>などを踏んでシンボルを失うと次のターンの展開量に関わってくるので、盤面の外の軽減と相談して決めましょう。


    マグマンモス
    最近はこのカードを抜いた構築が多いと思いますが、僕は必須枠だと思っています。

    2枚目以降が腐ると考える方もいると思いますが、僕は必ずゲームに絡めたいと思っているので3枚採用を推奨します。

    カウント6を達成すれば仮に盤面を更地にされても<龍皇ジークフリードXV>から再展開を狙えるため、カウント増加に大きく貢献する<マグマンモス>の価値は非常に高いと言えます。


    聖皇ジークフリーデンXV
    創界神がまだ少ない環境ではさすがに入れたほうがいいです。

    ミラー対面の足場を崩せる点が特に強く、<レーザーボレー>で暗黒の塔を除去できるので能動的に開きやすいです。

    マグマンモス2枚、聖皇ジークフリーデンXV3枚の編成も◎


    頂天龍皇ジークフリード・ゼニス
    断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス>を採用しているリストを見ると1枚採用が多いですが、その構築であっても僕は2枚採用を推奨します。

    断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニスを最初のアタッカーにすると<三賢神ラルヴァンダード>などバーン効果を持ったスピリットに比べて1打点損した状態で相手にフラッシュを与えてしまいます。

    フラッシュに後出ししてもほぼ確定でライフバーンを入れられるこのカードは、必ずリーサルターンに絡めたいので2枚採用しています。


    EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-
    確かに強いです。こいつ。

    ですが、アイボウのデッキパワーは他のデッキと比べて頭一つ抜けており、「変にメタを多く積んで事故って負けるくらいなら再現性を高めるべき」というのが僕の解釈です。

    たくさん積まなければコンセプトが成立しないデッキを使うことは本当に強いのか、というのがそもそもの疑問に感じる為、1枚の採用にしています。


    15の赤輝石
    アイボウは他のデッキよりもデッキパワーが高く、自身の再現性を高めることがメタよりも優先されると判断して緋炎ネクサスのかさ増しに採用。


    レーザーボレー
    防御札を超える役割は断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニスよりも要求されるコア数が少なく、暗黒の塔の破壊など序盤から腐りにくいため採用しました。


    零ノ障壁
    レーザーボレーが刺さりにくい獄契約(白晶防壁を採用しているリストには有効)に対して補完として採用。

    無くても勝てますが、あると本当に楽に勝てます。


    今後のリスト
    『契約編:真 構築』
    ブレイヴ
    3
    ネクサス
    10
    マジック
    10


    契約創界神をフラッシュで除去できる<ゴッドブレイク>を採用することで顕現を封じたり、<龍皇ジークフリードXV>のライフバーンの当て先にできるので、アイボウは次環境でも充分に活躍できるのではないでしょうか。

    環境の変化とともに契約煌臨に対するメタも減ってくると思いますので、<聖皇ジークフリーデンXV>や<レーザーボレー>のような<暗黒の塔>対策のカードも抜けてくるかもしれません。


    最後に
    ここまでお読みいただきありがとうございました。
    契約編:真でも構築次第で全然戦えるデッキなのでぜひ皆さんも使ってみてください!

    それでは!

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