ペクティリス
前の環境でも一定数いましたが、他の封神されたデッキと比べて影響が少なかったため引き続き環境に存在するデッキです。黒のデッキが多くなったので<聖夜ペクティリス>が刺さるようになり、元々あった<Make your day>と<サマーレッスン>の安定感あるパッケージも健在なので引き続き多くのプレイヤーが愛用しています。
今の環境の中では比較的コントロールデッキに近いデッキになっていますので、コントロールデッキを使ってみたい方におすすめのデッキです。
今回は平均して高いカードパワーの約束イベントを増量しつつスポットで活躍しそうなアルターブレイク、ゼクステンドライブを採用しています。
スタートリソースを除いた2枚以下の採用のカードは好みで好きなカードに入れ替えてしまっても良いと思います。
グロリア
44弾で新たに追加されたプレイヤーです。唯一レイドが相手ターン中も有効な除去を持っているだけでなく、リンクも細かいアドバンテージを稼ぐことができるデッキとなっています。
<画竜点睛>のパワーラインが高く多くのデッキに対して複数回の攻撃を要求することができるため、組み合わせ次第で非常に硬い盤面を作ることができます。
逆にいえば最近のカードが多いので比較的集めやすく、追加のカードプールもほぼ確約されているのでこれからゼクスに触れてみる方におすすめのデッキです。
防御札である<正義の果てに>と<ゼクステンドライブインウィディア>、<画竜点睛>を使いまわせる<アルデバラン>、<粉骨砕身>から登場するカードの選択肢として<シャリーノ>を採用しています。
<シャリーノ>は前で攻撃に参加した<画竜点睛>などの中型グロリアを<棘鎖>の置いているスクエアに移動させることで防御を固めつつ攻撃回数を増やすことが可能になっているテクニカルな一枚です。
マルディシオン
最近数を増やしている元祖ハンデスデッキです。リンクをはじめ、最近は序盤からハンデスを行えるカードが増えてきたためアークのタイミングより早く相手の手札を削ることができるデッキとなっています。
環境的に大きなアドバンテージで戦うデッキが少なく、立ち位置が非常に良いのも数を増やしている要因の一つになっています。
攻めるクレプスとは違い、相手に対して干渉するコントロールのような挙動が好きな方におすすめのデッキです。
アークを使用するターンはハンデスに加え<ルルイユ>の除外を含めたカードリソースの削り切り、もしくは<セレアノ>+<ワンダリングディスペア>による盤面制圧と切り替えて行動を選択できるようにしています。
後編に続きます。