ワイト【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はレジェンドの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
レジェンド【カマクラル】
手札・墓地にいる時にレジェンドカード扱いになるという特有の効果を持ったテーマです!
元々レジェンドカードは強力なものが多いですが、それらのカードを使い回すサポートも充実しており、面白いテーマだと思います!
現環境では珍しくミッドレンジタイプのデッキですので、幅広い対面でじっくり戦いたい方にはオススメのデッキですね!
レジェンドカードの種類が増えれば増えるだけ構築の幅が広がるため、今後も要注目なデッキです!
さて、今回はワイトデッキをご紹介いたします!
ネタデッキと思って甘く見ないでください。
<七宝神-良財>が減った事で息を吹き返した<邪影ダーク・ルーカー>でバック破壊&1000バーンし、<ワイトキング>の高打点で一気にライフを削ります!
カードプールが増えた事で選択肢が増えた<ゾンビ・ファイヤーワーク>も強さが増しました!
何気に汎用カード、パワーカードが多く、想像以上に完成度の高いデッキですね!
前期のサイコ・ショッカーのように強い構築が出てきて大化けするテーマかもしれません!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
ワイト
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計25枚
2.デッキコンセプト
「バック剥がして高打点で攻撃!」です!本来の力を取り戻した<邪影ダーク・ルーカー>でバックを破壊してダメージを取りつつ、<冥骸デッド・ルーラー>や<ワイトキング>の高打点で攻めていくデッキです!
<天堂始終の面妖姫>でダイレクトアタックもできるため、ライフを取る能力はかなり高いですね!
<ゾンビ・ファイヤーワーク>をフル活用して盤面を形成し、一気にライフを削り切りましょう!
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
【最上級モンスター】6枚
冥骸デッド・ルーラー...3枚
このデッキのエースアタッカーです!自身の効果で3500打点になるため、相手のフュージョンモンスターも戦闘破壊できますね!
追加のバーン効果も地味に強力であり、キルラインを下げるのに便利です!
<七宝船>に対応するレベル7モンスターかつ、<ゾンビ・ファイヤーワーク>と<ネクメイド・ナナ>のコストに使えるため強気の3枚採用です!
邪影ダーク・ルーカー...3枚
かつての環境カードがついに復権!手札さえあれば、1ターンでバック破壊&バーン効果を使い回せるためかなり強いです!
手札に戻る効果によって<ゾンビ・ファイヤーワーク>や<七宝船>のコストに使えるため無駄がありません!
また、強固な守備力を誇るため、アドバンスセットすれば生き残る確率も高く、リバースから効果を使えば相手の罠を踏む事もありません!
強力なカードなので3枚採用です!
【上級モンスター】3枚
シャドウ・グール...2枚
<ゾンビ・ファイヤーワーク>で蘇生できる打点要員です!単なる打点としては<ワイトキング>の方が手っ取り早いですが、こちらは<ゾンビ・ファイヤーワーク>のコストにも使える点が優秀ですね!
今回はシナジー優先でレベル7モンスターを多めに採用したため、2枚の採用にとどめています。
ネクメイド・ナナ...1枚
<ゾンビ・ファイヤーワーク>に対応しているドローソースです!このカードを活かすためにレベル7モンスターを増やすくらい、個人的に評価の高いカードですね!
やはりデッキの回転率を上げた方が強いため、このカードを採用できるのであれば入れ得だと思います!
アンデット族のシナジーもあるため必須の一枚!
【下級モンスター】16枚
ワイト...3枚
<ワイトキング>の打点を上げるためだけに採用しています。単体では機能しないため、早期に墓地へ送りましょう!
もちろん3枚採用です!
ワイトキング...3枚
<冥骸デッド・ルーラー>と並ぶこのデッキのエースアタッカーです!墓地の<ワイト>、<ワイトキング>の枚数×1000打点アップするため、比較的簡単に3000〜4000打点になりますね!
<ゾンビ・ファイヤーワーク>からの蘇生もできるため3積み確定です!
ワイト男爵...3枚
<ワイト>とシナジーを持つ墓地肥やし要員です!最大3枚の墓地を肥やしながら、相手ターンでは墓地で<ワイト>名称になれるため、<ワイトキング>の盤面突破のハードルを上げる事ができます!
ここを抜いて別のカードを入れる択もありますが、テーマのシナジーを重視したため3枚採用しました。
天終の怪依...3枚
墓地肥やし要員かつコンタクトフュージョンの素材となるモンスターです!<ゾンビ・ファイヤーワーク>で蘇生する事も可能で、使い勝手が良いですね!
もちろん3枚必須!
天始の怪依...3枚
召喚したターンに同名カードか<天終の怪依>を蘇生できるモンスターです!墓地メタ効果も強いですし、このカード1枚から<天終の怪依>を蘇生して墓地を肥やし、コンタクトフュージョンに繋げられる点も強力ですね!
こちらも3積み必須!
カードガンナー...1枚
これ1枚でデッキの回転率UP、墓地肥やし、ドロー加速と複数の役割をこなせる便利なカードです!<風帝ライザー>にする事も考えましたが、アンデット族以外が攻撃できなくなる<ゾンビ・ファイヤーワーク>と相性が悪かったため、こちらを採用しました。
【魔法】11枚
七宝船...3枚
効果発動後に手札に戻った<邪影ダーク・ルーカー>をコストに使えるため、このデッキとは相性が良いです!さらに<冥骸デッド・ルーラー>も3枚採用する事で、2ドローできる確率を上げました!
七宝神達はアンデット族ではないため<ゾンビ・ファイヤーワーク>と相性が悪く、今回は不採用としました。
ゾンビ・ファイヤーワーク...3枚
アンデット族専用の強力な蘇生カードです!墓地からレベル6以下のアンデット族モンスターを2体まで蘇生するため、ある意味<死者蘇生>の上位互換です!
アンデット族以外のモンスターが攻撃できなくなる制約も、このデッキなら無いも同然ですね!
<ワイトキング>や<シャドウ・グール>の高打点で攻めるも良し、<ネクメイド・ナナ>でドローするも良し、<天終の怪依>と<天始の怪依>でコンタクトフュージョンするも良しと、多彩な攻めが可能です!
素引きが必要なカードなので3積み必須!
オーバーラッシュ・ストーム...3枚
<邪影ダーク・ルーカー>はあるものの、召喚反応系の罠には弱いため、バック除去のカードを採用しました!墓地のカードを減らしてしまう事は相性が悪いようにも感じますが、墓地のモンスターカードを再利用できると思えばそこまで悪くないですね!
今回は強気の3枚採用!
コスモス姫のお戯れ...1枚
効果発動後の<邪影ダーク・ルーカー>が手札に戻るため、一応コスト確保のギミックはあります。1枚だと引きたいタイミングで引き込めるか分かりませんが、基本的には入れ得カードだと思います。
死者蘇生...1枚
状況に応じて必要なモンスターを蘇生できます!特に<邪影ダーク・ルーカー>を蘇生すれば、効果でバックを破壊した後に手札に戻るため、リリース要員がいれば複数枚のバックを剥がしながらダメージを取れます!
<冥骸デッド・ルーラー>や<ワイトキング>で打点を稼いだり、<ネクメイド・ナナ>から手札を増やしにいくのも良いですね!
ただ、<強欲な壺>の方が手っ取り早い時もあるため、ここは自由枠かと思います。
【罠】4枚
サンセットリバース...3枚
高い守備力を誇る<邪影ダーク・ルーカー>と相性の良い罠です!最近は<七宝神-良財>が減った事で環境内の魔法・罠の破壊耐性が弱くなったため、改めて使われると相手は嫌がるでしょう。
現時点でリバースに対応する罠は無いため、生き残れば次のターンで確実に効果を通しにいけます!
今回は強気の3枚採用です!
魔法の筒...1枚
現環境で最も使いやすいレジェンド罠カードです!効果破壊耐性を無視しながら直接ライフを減らせるため、場面を選ばずに重宝します。
もちろんシチュエーションによっては他の罠の方が効果的だったりしますが、平均値で見たらこのカードが一番強いのではないかと。
もちろん絶対ではないため、環境に合わせて入れ替えて良い枠だと思います。
【エクストラデッキ】3枚
天堂始終の面妖姫...3枚
コンタクトフュージョン用のカードです!相手のライフが1700以下ならほぼ勝ち確定ですね!
相手の反撃でライフが減らない点も優秀!
もちろん3積み確定です!
4.各デッキとの相性
ワイトはミッドレンジデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
ビートダウン(ベリー、闇魔など) 相性:×不利
立ち上がりはゆっくりなため、短期決戦は苦手です。序盤から盤面展開されてしまうと、返し切れずにそのまま負けてしまいます。
表示形式変更系にも弱いため、<ベリーフレッシュ・プレジャー>や闇魔の<ジョインテック・ジョイント>を使われると厳しいです。
そのため、相性は不利と判断しました。
ミッドレンジ(ガイア、七宝GSなど) 相性:○有利
<邪影ダーク・ルーカー>の存在から、罠型デッキには滅法強いです!相手のバックを剥がしつつ、高打点を押し付けていくという理想の動きが取りやすい対面ですね!
そのため、相性は有利と判断しました!
コンボデッキ(セレブローズ、HEROなど) 相性:△五分
動き出しはこちらの方が早いため、バックを剥がしながら高打点を押し付けていく事ができれば勝てます!しかし、相手の展開後に盤面を返していく事は厳しいです。
パワーと速度の関係から、相性は五分と判断しました。
5.最後に
カードプールが増えた事で様々なデッキが組めるようになりました!昔に入手したカード達も手放さなければ、活躍する時が来るかもしれませんね!
特にアンデットはあと少し足せれば強くなりそうと思っていたので、デッキが形になって良かったです!
これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar