
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は灼熱のサラマンデウスの新弾レビュー記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
灼熱のサラマンデウス新弾カードレビュー【カマクラル】
新テーマ「ガジェット」の登場、「ダークマター」、「HERO」の新規フュージョン体に加え、「恵雷」のテーマ化など、様々なカードが実装されました!
また、コンタクトフュージョンも引き続き強化されたため、複数のテーマが強化されましたね!
今回が2024年最後の拡張パックなので、色々なデッキを組んで楽しみたいところです。
さて、今回はガジェガイアデッキをご紹介いたします!
おそらく大勢のプレイヤーが、ガジェットの構築を練っていたと思います。
御多分に洩れず、僕もその1人だったのですが、純構築ではパワー不足を感じていました。
ガジェットは下級モンスターでのマキシマムという事で、マキシマム召喚しても3000打点にしかなりません。
これは<ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト>の3100打点で簡単に越えられてしまうため、マキシマムを決めても盤面維持が厳しかったです...
また、マキシマムをしないと単なる下級モンスターなので、これだけで相手の盤面を返し続けるのは困難でした。
結局何かと混ぜなければと思い、元々のデッキパワーも高く、多種族を採用できるガイアを選びました。
そもそもガイアはガジェットと混ぜなくても強く、ガジェットを混ぜるメリットはあまり無いのですが、この構築であればマキシマムモンスターを9枚採用しているため、12月から始まるマキシマムトーナメントに参加できます!
優勝するとレアカードが手に入るため、今からマキシマムトーナメントの練習を始めても良いですね!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
2.デッキコンセプト
「ガジェットで墓地肥やし」です!<機動砦 マキシマム・ガジェット[L]>、<[R]>を墓地肥やし要員として採用したデッキになります。
<機動砦 マキシマム・ガジェット>の真ん中は手札にマキシマムパーツが揃った時のみ効果を発揮できますが、マキシマム召喚しない方が強いため、リリースに使う事が多いです。
一応1400打点あるため、下級のセットモンスターを戦闘破壊したり、相手のライフを削る事に貢献できるため、そこまで使い勝手が悪い訳ではないですね。
ガジェットは全て地属性なので、<冥跡のジュンディー>とのシナジーがある点も高評価です!
高速で墓地を肥やして、<歴戦のカース・オブ・ドラゴン>でフュージョン召喚を決めて攻めていきましょう!
それでは、デッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
素の打点が物足りないため、フュージョン用に墓地に送る事を優先します。
地属性なので<冥跡のジュンディー>の追加効果を使える点も良いですね!
フュージョンの核となるカードなので3積み必須!
ノーコストで出せる最上級モンスターというだけで強いですが、さらに墓地を肥やしながら相手モンスター1体の攻守を700下げられるため、実質3000打点です!
制限改定によって多少出しにくくはなったものの、このカード単体のパワーは未だ健在なので3積み確定!
前期と比べて採用率はガクッと落ちましたが、それでもレベル7モンスターとセットした魔法・罠カードに効果破壊耐性をつける効果はかなり強力ですね!
<ベリーフレッシュ・スイミング>や<激流葬>、<聖なるバリア -ミラーフォース->といった強力な罠を無効化できるのは他にない強みです!
七宝セットとのシナジーもあるため本当は3積みしたいですが、制限カードなので1枚のみの採用。
ノーコストの2000打点かつ墓地肥やしというだけでも強いのですが、状況に応じて3種類のフュージョン体を使い分けられるので最強ですね!
フュージョン魔法なしで墓地のモンスターとフュージョンできる時点でコンタクトフュージョンの上位互換です!
当然3積み必須!
カードの種類も表裏もレベルも問わず、効果破壊耐性の上から問答無用でデッキトップに戻せる強力な効果を持ちます!
このデッキには墓地を肥やせる下級モンスターを多投したため、カード・ガンナーよりこちらを優先して攻め手を増やしました!
<竜水の神子>や<オーバーラッシュ・ストーム>のコストでモンスターをデッキに戻す際はこのカードを優先的に選びましょう!
ステータスが地味に高いため、使い勝手はそこまで悪くないです。
今回はマキシマムトーナメントの参加条件を満たすため3枚ずつの採用。
このデッキには地属性モンスターが15枚採用されているため、追加の手札交換効果も決まりやすいです!
墓地肥やしが大事なこのデッキにとってはキーカードとなるため3枚必須!
特に中盤以降は<攻撃の無力化>が墓地にあるケースも多く、効果を通し易いですね!
落ちによってムラはあるものの強気の3枚採用としました!
同名カードまたは墓地のモンスター4体をデッキに戻す事で、相手のバックを1枚破壊できます!
<シードラゴン・ナイト>に比べてこちらは打点が低く、墓地コストにもムラがありますが、バックを確定破壊できるのは極めて強力ですね!
汎用カードとして多くのデッキに採用できる能力だと思います。
バック対策は多いに越したことは無いため3枚採用しました!
七宝神達のためにもフル投入以外あり得ません!
展開前に打てるため、相手の召喚反応罠を無効化できる点が強いですね!
また、墓地のモンスターをデッキに戻して再利用できる点も優秀です!
このデッキには墓地肥やしモンスターを多投しているため、コストにはそこまで困りません。
もちろん3枚必須です!
<七宝神-良財>のおかげで伏せても場に残り易く、好きなタイミングで打てる点も高評価!
ここは自由枠なので、他のレジェンドカードと差し替えても問題ありません。
次の相手ターンで再度マキシマム召喚されてしまいますが、こちらのターン内でガラ空きになったフィールドに直接攻撃を叩きつければ大抵勝てると思います!
枠の兼ね合いから2枚の採用です。
普通に使っても盤面のカードを残せるので強いですね!
特殊召喚したターンのみ効果を使えますが、直接攻撃or魔法・罠1枚を破壊なのでかなり強力ですね!
3種類のフュージョン体は素材が同じなので、状況に応じて効果を使い分けられるため対応力が高いです!
効果発動時、デッキに戻すモンスターは魔導騎士族を選べないため、同名カードはエクストラデッキに戻せません。
ただ、<疾風の竜騎士ガイア>と<竜騎士ガイア>はドラゴン族で戻す事ができます!
ここはしっかり覚えておきましょう!
このデッキにおいてフュージョン素材は実質同じですので、<百戦の覇者ガイア>と合わせて3種類の効果の中から選べるようなものですね!
当然3積み確定!
ただ、上記2種類のフュージョン体を使い切ってしまい、このカードがあれば勝てるという場面に遭遇しないとも限らないため、保険として3枚採用しました。
エクストラデッキの枠は余っているため、入れておいて損は無いと思います。
4.各デッキとの相性
ガジェガイアはミッドレンジデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
<七宝神-良財>やフュージョン体を出せれば優位に立てますが、下級モンスターのセット耐えなど受け手に回ってしまうと苦しいです。
中・長期間に持ち込めばリソース回復できるこちらが有利となるため、如何に序盤を凌げるかが鍵ですね。
ただ、相手は速攻展開の短期決戦を得意とするため、相性は五分と判断しました。
ガジェット分や罠の選択の違いはあるものの大まかなところは同じですので、戦績への影響は少ないと思います。
そのため、相性は五分と判断しました!
打点を下げる<ニゲイター・ドラゴン>や破壊耐性持ちのマキシマムモンスターにも有効な<仕組まれた相打ち>や<攻撃の無力化>など、相手のマキシマム召喚で詰まないように工夫していますね!
コンボデッキに比べれば展開も早いため、勢いのまま押し切っても良いですし、<百戦の覇者ガイア>のダイレクトアタックで勝負を決めても良いでしょう。
そのため、相性は有利と判断しました。
5.最後に
本当はガジェットの純構築を組み上げたかったですが、現状ではマキシマム召喚したターンに勝ち切る事が難しいです。出せたら勝ちまでいけない以上、他テーマの力を借りるしかありませんでした。
もともとのガイアが強いため、このデッキも広い対面にそこそこ戦えます!
マキシマムトーナメントはもちろん、遊戯王の日などで使うのも良さそうですね!
これからも様々なデッキをご紹介していきますのでお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
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