
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は環境デッキの記事を執筆しましたが、いかがでしたでしょうか?
2023年2月度ラッシュデュエル大会環境デッキ【カマクラル】
圧倒的なシェア率を誇るエクスキューティーと、エクスキューティー対策を意識したデッキをご紹介しました!
現環境で勝つための参考にしていただけますと幸いです。
さて、今回は新弾の目玉の一つとなっている新テーマ「蒼救」のデッキを組みました!
ラッシュデュエルにおいては初の制圧型となるフュージョンデッキです!
速攻でフュージョンを決めて、完封勝ちしましょう!
これから詳しく解説していきますので、是非とも最後までお付き合いください!
目次
それでは、早速観ていきましょう!1.デッキレシピ
2.デッキコンセプト
「速攻フュージョン」です!早期ターンでフュージョン召喚を成立させ、高打点と強力な制圧力で勝ち切ることを目指します!
最初に出したいフュージョンモンスターは<蒼救の泡影 アルティエラ>です。
通常魔法を採用しないデッキはほとんど無いため、場に出すだけで相手デッキの約20%を無効化できます!
相手に大きな制限をかけている間に、場に出したい2体目のフュージョンモンスターは<蒼救の幻影 ドルクムーア>です。
効果破壊の耐性付与ができるため、高い採用率を誇る<ブラック・ホール>や<聖なるバリア -ミラーフォース->といった除去で盤面を崩されることがなくなります!
この2体が並ぶだけで相当強固な盤面になりますが、最も警戒すべきは簡単に高打点を叩き出してくる<エクスキューティー・フラーメ>でしょうか。
4000を超える攻撃力で殴られたらひとたまりもありませんが、そこは罠カードで守っていきましょう!
それでは、メインデッキ解説の方で詳しく書いていきます!
3.メインデッキ解説
最近はエクスキューティーデッキの台頭により、そのロック性能は弱くなった印象ですが、攻守ともに高ステータスなので場持ちは良いです!
特に守備表示の場合、エクスキューティー側は突破方法が限られるため、盤面維持に一役買ってくれることでしょう。
場持ちの良いモンスターですので、フュージョンにつなげやすい点もポイント高いですね!
各種サポートカードとも相性が良いため3枚採用しました。
また、突破が困難な壁としても優秀な他、埋まってしまった自分のモンスターゾーンを空けるためにも重宝します!
これにより、フュージョン召喚をしやすくなりますね!
ただし、<蒼救の照覧>を使用したターンに<邪影ダーク・ルーカー>の効果を発動した場合、魔法・罠カードは破壊できますが、1000ダメージは与えられず、手札に戻すこともできません。
そのため、発動タイミングには注意が必要です。
上記の裁定に加え、手札にダブつくと事故要因になってしまうため、2枚の採用にとどめました。
高い守備力によって、相手は突破が困難なため、数ターン場に居続けることも考えられます。
デッキ内に水属性が多いため、汎用性の高い<アビス・ソルジャー>とどちらが良いか悩みましたが、最上級モンスターを引かな過ぎてもツラいため、今回はこちらを採用しました。
ただ、環境に合わせてここは変えてもいいと思います。
攻撃力0の天使族なので、<戦天女キリハリー>の効果で墓地から特殊召喚することもできます。
一度フュージョン召喚に成功すると優位に立てますが、条件がやや重たいために積極的に狙うフュージョンにはならないでしょう。
そのため、できたらラッキーくらいの感覚で1枚の採用にとどめました。
2つのフュージョンモンスターの素材を兼ねていることにより、状況に応じたフュージョンが可能となります!
ただし、単体でのステータスもハイスペック(最大2300打点)なので、上級モンスターなども戦闘破壊していきましょう!
効果発動後は天界戦士族・戦士族・天使族でしか攻撃できなくなるデメリットがあるものの、蒼救デッキであれば特に問題ないでしょう。
絶対3積み必須です!
特に先攻1ターン目で<蒼救の泡影 アルティエラ>を場に出すことができれば、相手に苦戦を強いることができます!
早い段階で引きたいカードなので、3枚フル投入しました!
また、攻撃力0なので、<戦天女キリハリー>で墓地から持ってこれる点もポイントが高いです!
ただし、効果発動のためには手札に戦士族モンスターが必要ですので、手札を使う順番には気をつけましょう。
効果発動することで蒼救天使 ムーアに名称変更されますが、出したいフュージョンモンスターは蒼救天使 ムーアを素材とするモンスターですので、むしろ好都合です!
もちろん、効果を使わずに<蒼救天使 ソレイル>を素材としたフュージョンにつなげることもできます!
全ての蒼救フュージョンモンスターの素材に使える汎用性の高さと、擬似サーチ能力がかなり強力なので、絶対3積み必須です!
<蒼救天使 ソレイル>同様、強力な擬似サーチを持っています!
フュージョンデッキの弱点であったフュージョン引けない問題を改善するような効果ですね。
2種類の蒼救天使の効果でフュージョンを引っ張ってこれる上、自身がフュージョン素材となるため無駄がありません。
ただし、効果を発動すると<蒼救天使 ソレイル>名称となってしまうため、効果を使うべきかどうかは効果発動前によく考える必要があるでしょう。
<戦天女キリハリー>に対応している点も評価が高いため、こちらも3枚必須です!
墓地のフュージョンモンスターをエクストラデッキに戻すことで、長期戦になった際もフュージョンモンスターを場に出せるようになります!
墓地のカードをデッキに戻す効果として、シードラゴン・ナイトなど他にも候補がありましたが、ドローの方がありがたかったのでこちらを採用しました。
蘇生した蒼救天使は効果を発動できるため、デッキから<フュージョン>を掘る作業にも一役買ってくれます!
ただし、効果発動後にこのモンスターをリリースできなかった場合は攻撃力500のモンスターが棒立ちとなるため、手札と相談しながら効果を使うべきか考えましょう!
フュージョンパーツを集めるサポートカードとして3枚採用しました。
ただし、<戦天女キリハリー>同様、効果発動後にこのカードをリリース要員などで活用できなかった場合は攻撃力0が棒立ちすることになるため、次の相手ターンでライフをごっそり持っていかれるリスクもあります。
そのため、2枚の採用にとどめました。
手札にダブつくリスクがあっても絶対に初手に引きたいカードなので3積み確定です!
ラッシュデュエルにおいて最高峰の擬似サーチカードであり、同名カードやレジェンドカードも引っ張ることが可能です!
これによってフュージョンの成功確率がグンと上がりました!
こちらも文句なしで3枚確定です!
特に<邪影ダーク・ルーカー>は効果発動後に手札に戻るため、相手のバックを割りながらコストに使うのに丁度良いですね。
やはりフュージョン召喚のスピードが大事なので、ドローカードは多いに越したことはありません。
こちらも3枚採用しました。
盤面にモンスターを維持する制圧型のデッキなので、<ブラック・ホール>とは相性が悪いと判断し、こちらを採用しました。
フュージョンパーツを揃える速度にこだわるなら、天使の施しでも良いかもしれません。
破壊耐性をつけても上から殴られて終わってしまうため、このカードで戦闘破壊耐性も付与してしまおうという寸法です!
ただし、ライフは持っていかれますので注意しましょう。
フュージョンモンスターを高打点で殴りにきた際の魔法の筒も強力ですが、発動タイミングを広く見れるこのカードの方が無難そうですね。
尚、制圧型なので自分フィールドのモンスターを巻き込む激流葬は相性が悪いです。
ただし、攻守ともに3000という高ステータスに加え、表側攻撃表示での特殊召喚を封じる効果はかなり強力です!
一度フィールドに出せれば、突破方法が限られるために非常に強力ですが、<ブラック・ホール>や聖なるバリアーミラーフォースには無力なため、<蒼救の幻影 ドルクムーア>とセットで出すのが良いと思います。
枠が空いていたので3枚採用しました。
効果破壊耐性を付与する永続効果がかなり強く、採用率の高い<ブラック・ホール>と<聖なるバリア -ミラーフォース->を無力化できます!
積極的に場に出したいカードなので3枚採用しました。
制圧型というよりは、盤面を返す際に威力を発揮するカードです!
積極的に場に出すというよりは、状況に応じてフィニッシャーとして使うイメージですね。
複数回出す可能性があるため3枚採用です。
相手の行動を大きく制限できますが、このカード単体ですと、戦闘、モンスター効果、罠カードに耐性が無いため、突破手段は多いです。
そのため、<蒼救の幻影 ドルクムーア>と並べて出すのがベストですね!
この2体が並べば、突破は相当厳しいと思います。
積極的に場に出したいカードなので3枚積みました!
攻撃力が低めなので、アタッカーよりは壁としての方が運用しやすいと思います。
このデッキには蒼救の証が入っていないため、必然的に魔法・罠を破壊する効果を使うことになります。
ただし、<蒼救の幻影 ドルクムーア>で事足りるケースが多いため、使う頻度は少ないでしょう。
枠が残っているため、一応3枚の採用です。
4.各デッキとの相性
蒼救はコンボデッキに分類されます。それぞれの相性を見ていきましょう!
従来であれば、コンボデッキはコンボ成立までに時間がかかるため、スピードのある展開デッキの方が先にライフを取り切って勝つケースが多かった印象です。
しかし、蒼救デッキはコンボ成立のスピードが早いため、早期ターンで<蒼救の幻影 ドルクムーア>や<蒼救の泡影 アルティエラ>が場に出れば、展開デッキの動きを大きく制限することができます。
どちらもデッキパワーは高いため、相性は五分と判断しました。
特に強力な罠で守りを固める罠型デッキに対し、<蒼救の幻影 ドルクムーア>の破壊耐性付与効果はかなり刺さります!
<邪影ダーク・ルーカー>でバックを剥がしながら、フュージョンモンスターの攻撃を通していくことが理想の動きですね。
相性はこちらが有利と判断しました。
また、耐マキシマムに関しては突破方法が無いために出されると詰んでしまいますので、出される前に倒すしかありません。
滅多に揃わないとは言え、その点がネックになるため、相性はやや不利と判断しました。
5.最後に
フュージョンデッキの弱点であったフュージョンが引けない問題を、3種類の擬似サーチカードで解消しました!すぐにフュージョンを手札に加えられるため、フュージョン召喚を成立する早さは現存するテーマの中で間違いなくトップです!
そして、一度フュージョンモンスターが場に出れば、相手は大きく行動を制限されることになるため、相当苦戦を強いることになります。
今までのラッシュデュエルは、最上級モンスターでの殴り合いと比較的シンプルでした。
しかし、これだけカードプールが増え、複数のテーマが存在する今の環境は、考えることが増えて複雑になりました。
ただ、程良い複雑さを今後も楽しんでいきたいですね!
これからも色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
カマクラルはTwitter及びYouTubeで遊戯王ラッシュデュエルに関する情報を発信しております。
また、参加者460名を超える国内最大級の遊戯王ラッシュデュエル専門Discordのサーバー副管理人も務めており、ガチ対戦のリーグ戦やカジュアル大会の交流会、チーム戦も開催しております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方やラッシュデュエルを始めてみたい方、対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
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