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[AC04] デッキ紹介【プトレマイオス型Em】 | 遊戯王 OCG

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[AC04] デッキ紹介【プトレマイオス型Em】

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by Hearth

[AC04] デッキ紹介【プトレマイオス型Em】
皆様こんにちは、Hearth(ハース)です。
今回は、2024年6月22日に発売された『ANIMATION CHRONICLE2024』で強化された、「Em」について紹介していきます。

ARC-Vにてデニスが操るサーカスをイメージしたユニークなモンスター達が「Em」なのですが、9期に同じくエンタメ集団である「EM」と手を組み、環境を荒らしに荒らしたせいで長い事規制を受け、新規ももらえていませんでしたがようやくもらえたこのテーマ。
果たして現代ではどのようなデッキになっているのか、早速紹介していこうと思います。


新規カード紹介
今回追加された新規カードは8枚。
また、エラッタにより<Emヒグルミ>が制限へと復帰しデッキ構築の幅がかなり広がりました、早速見ていきましょう。
Emファイヤー・ダンサー
今回追加された「Em」の1枚初動。「EM」に頼らなくても展開ができるようになりました。

特筆すべきは、召喚・特殊召喚成功時に、デッキから同名以外の「Em」モンスターをサーチする効果。これにより、他の「Em」を持ってきて展開をつなげることができます。

Emウォーター・ダンサー
そして、<Emファイヤー・ダンサー>から持ってきたいカードがこちらです。
場に「Em」モンスターが存在する場合に特殊召喚できる効果と、P召喚されたときにデッキ・墓地から<融合>を1枚加える効果が特筆すべき効果でしょう。
純粋に展開札としてランク4やリンク2に繋げることができるようになり、今までアニメでは使っていたものの「Em」では一切使うことがなかった<融合>の橋渡しもしてくれる器用なカードです。

Emウィンド・サッカー
こちらはレベル5の上級モンスターですが、相手の場にモンスターが存在するか、自分の場に「Em」が存在する場合に、自身を特殊召喚する効果と、様々なレベル調整効果を持っています。
特殊召喚効果を使ってしまうと、場に存在する限り「Em」モンスターしか特殊召喚できないという制約がかかるため、少し使いにくい所はありますが、レベル調整効果で後述するエクシーズモンスターに繋げていくためにデッキに必ず必要なカードです。

Emカップ・トリッカー
こちらもレベル5の上級モンスターですが、特殊召喚効果はなく、主にP効果を使うことになります。
自分の場の「Em」Xモンスターを対象に、自身を素材とする効果に、EXデッキにカードが加わった場合に、自分のEXから「Em」Pモンスターを手札に回収する効果と、リソースを補充することに長けたカードです。
この後紹介する<Em影絵師シャドー・メイカー>と相性が良く、純構築として使うなら欲しいカードになりますね。

Emトラピーズ・フォース・ウィッチ
ついにカード化された「Em」融合モンスター。召喚条件はそこまで難しくなく融合さえ手に持ってきていれば余ったリソースで出すこともある1枚です。

自身を含む場の「Em」に対象耐性と効果破壊耐性を付与するというとんでもない耐性に加え、他の「Em」がいる場合、自身を攻撃対象に選択できなくする効果と「Em」が戦闘を行う場合に、相手モンスターの攻撃力を600ダウンする効果も合わさり、突破するのがかなり大変な1枚となっています。

Em影絵師シャドー・メイカー
まさかこのままカード化すると思ってなかったランキング1位のカード。

なんといっても、対象に取られたときにX素材を1つ取り除くことで同名をEXデッキから特殊召喚できるというインパクトのある効果を持っています。
が、真に強いのはそれ以外の効果。
X素材を1つ取り除き、コストで「Em」を1体墓地へ送りつつ「RUM」をサーチする効果、素材が全て取り除かれた場合に、自分の墓地から「Em」1体を特殊召喚する効果と、やりたい放題な効果をしています。なんなら増える効果が1番使いません。

Emトラピーズ・ハイ・マジシャン
今回のパックのパッケージにもなったモンスター。
こちらも長年実装が待たれていたカードですね。

X素材を持っているとき、戦闘効果で破壊されない耐性に加え、ターン中素材の数まで効果ダメージを反射する効果という面白い効果を持っています。
また<Emトラピーズ・マジシャン>を素材にしているとき、素材を1つ取り除くことで3回攻撃が可能になるテーマ内屈指のエースカードです。

ただ、この効果は<Emトラピーズ・マジシャン>を出しながら更に<Em影絵師シャドー・メイカー>を出して次に紹介する「RUM」をサーチしなければならない関係上、ハードルが少し高めなのが難点ですね。

RUM-マジカル・フォース
ついに登場した「Em」用RUMに見せかけた魔法使い族ランク5サポートカードです。

自分の墓地の魔法使い族・ランク4Xモンスター1体を特殊召喚しながら、魔法使い族・ランク5にランクアップさせ、このカードも素材にする速攻魔法です。

墓地からランクアップさせるため、一度他のリンクモンスターなどの素材にしてもいいというのがかなり便利で、速攻魔法であるため柔軟に使えるのも魅力的です。また、出力先自体は少ないものの、「Em」以外のモンスターも出せるため構築によっては大幅に仕事をする1枚です。


デッキレシピ
プトレマイオス型Em
プレイヤー:Hearth
3
3枚



デッキレシピ解説
ある程度先攻展開を強くした「Em」の構築です。
現時点の「Em」は純構築で組むにはやはり1枚初動の枚数に不安があり、それを補うために「超重武者」の出張セットを採用した形になります。
その他、1枚採用のカードは展開で面白い動きをしてくれるので、早速紹介していきましょう。
今回は<Emファイヤー・ダンサー>1枚からの展開を紹介します。

展開例紹介
  1. Emファイヤー・ダンサー>を通常召喚し、デッキから<Emウォーター・ダンサー>をサーチ
  2. Emウォーター・ダンサー>をPゾーンにセットし、P効果で特殊召喚。
  3. 場の2体で<星騎士 セイクリッド・カドケウス>をX召喚。起動効果で<星騎士リュラ>を除外し<星守の騎士団>をサーチし発動。
  4. セイクリッド・トレミスM7>を自身の効果で重ねてXし、更に<星守の騎士団>の効果で<星守の騎士 プトレマイオス>を重ねてX召喚。
  5. 星守の騎士 プトレマイオス>の効果でX素材を取り除き、<Em影絵師シャドー・メイカー>を重ねてX召喚。
  6. Em影絵師シャドー・メイカー>のX素材を取り除き、デッキから<Emダメージ・ジャグラー>を墓地へ送りながら<RUM-マジカル・フォース>をサーチ。
  7. 素材が0になった<Em影絵師シャドー・メイカー>の効果で、墓地から<Emウォーター・ダンサー>を特殊召喚。
  8. Emダメージ・ジャグラー>の効果で自身を除外して、デッキから<Emヒグルミ>をサーチしてそのままPゾーンにセット。
  9. RUM-マジカル・フォース>を発動し、墓地の<星騎士 セイクリッド・カドケウス>を素材に<CNo.104 仮面魔踏士アンブラル>をX召喚。
  10. CNo.104 仮面魔踏士アンブラル>の効果で<Emヒグルミ>を破壊し、デッキから<Emウィンド・サッカー>を特殊召喚。
  11. 場のPモンスター2体で<ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム>をL召喚し、EXデッキに<EMモンキーボード>を加える。
  12. ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム>の起動効果で<星守の騎士団>を破壊し、手札に<EMモンキーボード>を加えつつ1ドロー。
  13. ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム>と<CNo.104 仮面魔踏士アンブラル>の2体で<神聖魔皇后セレーネ>をL召喚。
  14. EMモンキーボード>をPゾーンにセットし、P効果でデッキから<EM稀代の決闘者>をサーチし、セット。
  15. EXデッキから3体の「Em」<Emヒグルミ><Emウォーター・ダンサー><Emウィンド・サッカー>をペンデュラム召喚。
  16. Emウィンド・サッカー>の効果で、P召喚した3体をレベル5に変更し、<No.67 パラダイスマッシャー>をX召喚。
  17. 神聖魔皇后セレーネ>の効果で墓地の<Emファイヤー・ダンサー>を特殊召喚。
  18. 神聖魔皇后セレーネ>と<Em影絵師シャドー・メイカー>の2体で<精霊コロゾ>を融合召喚。
  19. 精霊コロゾ>と<Emファイヤー・ダンサー>で<爆竜剣士イグニスターP>をシンクロ召喚し、効果で<竜剣士マジェスティP>を特殊召喚。
  20. 竜剣士マジェスティP>の効果でデッキから<魔法族の里>をサーチし、そのまま発動。
  21. No.67 パラダイスマッシャー>の効果で素材を2つ取り除き、ダイス勝負。負けてももう一つの効果で相手を封殺。

以上がこのレシピの展開になります。
かなり長いですが、<No.67 パラダイスマッシャー>の(1)(2)の効果を合わせることで、高確率で相手はモンスター効果と攻撃宣言が不可能になり、<魔法族の里>により魔法の発動が不可能となります。
多少展開ルートは変わってしまいますが「超重武者」からスタートしても似たような盤面を作れます。


まとめ
以上で、新規「Em」に関する記事を終わります。
トリッキーな動きで相手を翻弄する姿は見ていてとてもユニークです。
今回紹介したデッキレシピは、環境で戦うならこうするだろう、というものなので、カジュアル向けの純構築を組んでみても面白いかもしれません。

それでは、ここまでのご拝読ありがとうございました。
また次回の記事でお会いいたしましょう。

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