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転生炎獣デッキ解説+PGS(3/28開催)大会レポート 前編【ふぇーり】

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    by ふぇーり

    Sala-balelynx.jpg
    転生炎獣解説+PGS大会レポート 前編
    今回の記事では第3回PGS(3/28開催)で使用したデッキの解説に加えて、新マスタールールの転生炎獣のプレイ及び構築の解説をしていきたいと思います。

    1...使用した構築
    転生炎獣
    プレイヤー:ふぇーり


    1日を通しての成績は

    【予選スイス】
    転生炎獣 ◯◯
    エンディミオンセフィラ ◯×- (引き分け)
    サンダードラゴン ◯◯
    彼岸 ◯◯
    【決勝トナメ】
    エンディミオンセフィラ ◯◯
    オルフェゴール ◯◯
    オルフェゴール ◯×◯

    個人成績6-0-1でチーム優勝でした。

    2...デッキ選択の理由
    前期使用していたドラグーン閃刀姫が、規制によって<真紅眼融合>を2枚減らし、初動の<ドラグーン>の為に<真紅眼の飛竜>等の引きたくないカードを増やさなくてはいけなくなり、安定感及びデッキパワーを落としてしまいました。また、新しい勢力として新ルールで大幅に強化されたサンダードラゴンも一定数台頭してきたのも閃刀姫的にかなり厳しいと感じたので使用を見送る事にしました。
    オルターガイスト等の罠デッキも新制限が出た直後回していたのですが、サイド後のドラグーンギミック投入が新制限によってかなり厳しくなった為に<ライトニング・ストーム>や<レッド・リブート>に対しての耐性が著しく落ちてしまったのに加えて、新ルールで強化された各デッキ相手の後攻の捲りがかなり絶望的だと感じたので選択肢から外しました。
    そのような中、誘発での後攻の捲り+ドラグーンに対して<バグースカ>が有効+新制限での<うらら>と<デバッガー>の解除等の色々な利点に加えて、去年転生炎獣を回していた経験値も生かせると考え、新しく転生炎獣を選択肢に入れました。
    最初、ドラグーンを入れた構築や<強欲で貪欲な壺>を入れた構築等を色々回していたところ、<炎陣>の減少による召喚権への妨害の重さや、リソースが溜まる前のドラグーンの突破しづらさ等が気になって辞めそうになっていましたが、魔鏡さんが回していた<パラレルエクシード>+<ワン・フォー・ワン>のギミックを入れた構築が各種問題点を解決していたのでそれを基盤に構築を作って今回の大会へと持っていきました。

    3...構築の説明
    今回は、初動として<ガゼル>に直接アクセスできる<レディ・デバッガー>や<マイニング>に加えて、サブギミックとして<パラレルエクシード>及びそれをサーチできるカードを多数入れた所謂エクシード型という構築です。
    新制限においてレディ・デバッガーが3枚に戻ったので、1つ前の制限で失っていた1枚の<炎陣>の枠を埋める初動が追加された形になって、転生炎獣を使用する1つの理由だった安定感が取り戻されました。
    しかし、レディ・デバッガーは炎陣と比べて初動の質としては劣ったカードになります。レディ・デバッガーの炎陣と比べた時の欠点としては
    環境において主流な手札誘発(<無限泡影>、<ヴェーラー>等)を全て重く踏む点
    対比先の炎陣は直接重く踏む誘発が<灰流うらら>しか無く、単体で持っている時も<ファルコ>サーチから誘発を踏まずにリソースを増やせます。
    他の召喚権を消費するカード(<フォクシー>、2枚目以降のレディ・デバッガー)との被りが弱い点。
    対比先の炎陣は召喚権を消費するカードとの噛み合いが強く、炎陣2枚の被りだとしてもセットする事で相手ターンでの発動でリソースを増やせます。

    上記の欠点から、転生炎獣を使う場合レディ・デバッガーの欠点を補える何かしらのサブギミックが必要だと考えられます。

    サブギミックの候補としては第1にドラグーンギミックが上げられますが、レディ・デバッガーへの妨害を想定する場合、<ドラグーン>の成立の為に<抹殺の指名者>やリンク数を稼げるカードをドラグーンギミック以外にも投入しないといけないため、メインデッキに投入する誘発等の枠が削られます。
    また、転生のドラグーンは<ガゼル><スピニー>のみでの展開では追加の妨害を構えられない点などを考慮すると、初動1枚からドラグーン+<バベル><ディンギルス>が構えられるドラグーンオルフェゴールとの差別化ができなくなり、リソースが弱く後攻のギミックでの捲りが弱い爆発力の低いドラグーンデッキという評価になってしまいます。


    第2のサブギミックの候補である<パラレルエクシード>+<ワン・フォー・ワン>は、1枚初動に対しての誘発の上から<デュガレス>でのドローやランク4での妨害を作れるので誘発の貫通札として使えます。
    単体で運用する場合でも、追加の召喚権やコストを合わせてデュガレスのドローで妨害や初動を引いてからサンライトウルフを作れるので準初動として考えられます。
    ドラグーンに対しても有効なカードで、ガゼル+ギミックと合わせて使うことで対戦相手に
    という二択を迫ることができます。

    この事から、多数の1枚初動+サブギミックでありながら準初動の役割を果たせるパラレル・エクシードギミック+最小限の転生ギミック+多量の誘発 という後攻の捲りと安定感の2つの要素を兼ね備えた転生炎獣を使うことなりました。

    4...構築細部の説明
    メインデッキ
    初動関係のカード...9枚
    レディ・デバッガー>×3 <サイバネット・マイニング>×3
    転生炎獣の炎陣>×2 <転生炎獣ガゼル>×1
    ガゼルに直接アクセスするカードをメインデッキにフル投入、誘発の総数を増やして1枚初動で構造+盤面で戦えるのが利点なので1枚初動という点では<ベイゴマックス>等も十分採用圏内です。

    パラレルエクシードギミック...6枚
    パラレルエクシード>×3 <フォーマッド・スキッパー>×1 <ワン・フォー・ワン>×2
    初動に追加して誘発貫通や盤面の強化、<ベイルリンクス>に合わせて<デュガレス>で準初動、展開のリンク数水増しでの捲り目的など様々な用途で強力なギミックです。

    転生ギミックのサーチ先...6枚
    転生炎獣スピニー>×2 <転生炎獣フォクシー>×1 <転生炎獣Jジャガー>×1
    転生炎獣ファルコ>×1 <転生炎獣の聖域>×1
    ギミックでの誘発貫通は初動の被りやエクシードのサブギミックで捲れるので、サーチ先は最低限の枚数のみ投入。レディ・デバッガーとの噛み合いの弱さや、指名者系のカードのメインの少なさがフォクシーや<意志>等のギミックを減らす理由です。

    手札誘発...13枚
    エフェクト・ヴェーラー>×3 <無限泡影>×3 <灰流うらら>×3
    増殖するG>×2 <原始生命態ニビル>×2
    メタ先で一番意識しないといけない先がオルフェゴールのため、後攻で複数打てるように総数を増やして、先攻でも効果的に打てるカードに限定しました。
    増殖するGは新制限でうららが増えたことによって通らないことが多くなり、相手の先攻でうららや指名者系のカードを1枚使わせるという役割以上の事ができないタイミングが増えました。ただ、自分が先攻で打つ場合なら<ロアー>を絡めて強く打つことができ、オルフェゴール以外の対面であれば指名者の少なさから強く打つことが可能なので、被って引かないように2枚採用。
    追加の誘発としてメインに原始生命態ニビルを2枚投入しました。後攻で打った場合、オルフェ側のリソースとドラグーンの展開を妨害しながらリンク数を1枚分作ることができて、先攻でもこちらのリソースと共に構えたら相手の蓋する目的での盤面や、こちらへのワンキルの妨害として使えます。

    先攻での罠等の妨害...6枚
    墓穴の指名者>×3 <サラマングレイト・ロアー>×2 <サラマングレイト・レイジ>×1
    先攻での相手の増殖するGに対してのカードや盤面を作る際の妨害枠としてのカード。デュガレスのドローで<ガゼル>に絡ませられなかった場合でも、罠1枚や<うらら>が絡められたら<サンライトウルフ>で使い回してゲームを作ることができるので、後攻で気にならない範囲でサラマングレイト罠を増量。
    転生炎獣の<抹殺の指名者>が相手の誘発以外に使える環境では無いのに加えて、捲りでのドラグーン等に触れないカードであることや灰流うららが増加したことで増殖するGに対してのカードとしては不採用になりました。また、増殖するG以外の誘発はエクシード等のギミックで貫通が可能で、増殖するGに対してもリソースを残して複数枚の妨害を構えることで対応することができます。

    エクストラデッキ
    転生モンスター...9枚
    転生炎獣ベイルリンクス>×3 <転生炎獣サンライトウルフ>×3 <転生炎獣ヒートライオ>×2
    転生炎獣ミラージュスタリオ>×1
    ギミックとして必要な数の転生炎獣モンスターを投入、ミラージュスタリオはメインデッキでのランク3を複数回使うような構築では無いので枠の問題で1枚にしました。ヒートライオの数を減らすことも考えましたが、打点でのワンキルや複数枚置かれた指名者を剥がす目的、対罠デッキ等でよく使ったので2枚投入しました。

    汎用リンク...3枚
    トロイメア・フェニックス>ス×1 <灼熱の火霊使いヒータ>×1 <ヴァレルロード・ドラゴン>×1
    罠デッキ対面等で相手の神系の罠や表側の永続をリンク2で踏む目的でのフェニックス。
    増えた<うらら>等を釣ってリンク数やミラージュスタリオを作れ、自爆特攻する事によってガゼル以外にもサイド後の<ドゴラン>等をサーチできるヒータ。
    ドラグーンを突破する際、効果をエクシードや<ガゼル>等に使わせた場合に突破と共に妨害を用意できるヴァレルロード。
    ドラグーンを越える際のカードとして、相手のドラグーンを越えながら妨害を用意できるカードでなければ残ったリソースに負けるので、ドラグーンが使われなければ<バグースカ>を狙い、使われたらヴァレルロードでドラグーンのコントロールを取れるようなプランが有効です。<ヴァレルソード・ドラゴン>も<アナコンダ>で2000払った後の相手に上からワンキルできたり、エクシードとの噛み合いが良かったりもしますが、ワンキルの際リンク数4+モンスター1体必要なので要求値が高くて不採用にしました。

    ランク4...3枚
    No.41 泥睡魔獣バグースカ>×1 <No.60 刻不知のデュガレス>×1 <深淵に潜む者>×1
    ドラグーンを突破しながら制圧能力があるバグースカ。
    ランク4をドローに変換したり、ワンキルの際に打点をパンプしたり<デバッガー>や<ガゼル>の蘇生が可能なデュガレス。
    オルフェ相手の先攻での妨害や中盤以降での蓋を可能とする深淵に潜む者。
    エクシードを投入することでランク4のプレイを行うことが増えたので、ランク4に3枠使っても気になりませんでした。

    サイドデッキ
    サイド後の後攻札...6枚
    PSYフレームギア・γ>×3 <PSYフレーム・ドライバー>×1 <怒炎壊獣ドゴラン>×1 <海亀壊獣ガメシエル>×1
    オルフェゴールや転生炎獣、サンダードラゴン等の相手に後攻の際1枚で展開を止められるPSYフレームギア・γ。
    オルフェゴールや閃刀姫等のドラグーンギミックを擁するデッキに対して有効でサンダードラゴン相手も使える後攻札の壊獣であるガメシエルと、ヒータの自爆特攻でサーチが可能なドゴラン。

    サイド後の先攻札...3枚
    抹殺の指名者>×2 <増殖するG>×1
    後攻を考慮する必要が無いサイド後なので、<ニビル>や増殖するGに有効な抹殺の指名者。オルフェゴールだと転生炎獣相手に指名者系のカードを減らす事が多いので、<ロアー>や抹殺と合わせて確実に通せることもあってパワーの高い増殖するG。

    罠系統のデッキ相手のカード...6枚
    ハーピィの羽根帚>×1 <ライトニング・ストーム>×2 <ツインツイスター>×3
    先攻後攻共に投入できる罠に対してのカードであるハーピィの羽根帚、ツインツイスター。後攻に限られるが羽帚の増量になるライトニング・ストーム。
    今の罠デッキは場にモンスターを置かないようなタイミングが多く、誘発を採用せずにバック(魔法・罠)を厚くしているのに加えて対閃刀も重く考えていたので<ダイナレスラー・パンクラトプス>は不採用です。


    後編に続く

転生炎獣デッキ解説+PGS(3/28開催)大会レポート 後編【ふぇーり】

    posted

    by ふぇーり

    Sala-balelynx.jpg
    転生炎獣解説+PGS大会レポート 後編
    前編に戻る
    5...対面デッキ毎のプレイや意識
    ●オルフェゴール
    盤面を作る際に意識する事として、相手の召喚権以外の攻め手が
    等で、終着点としての盤面の返しが の三種類です。

    転生炎獣側の構えられる妨害が「<ロアー>や<レイジ>等の直接的な妨害」or「<深淵に潜む者>での相手のオルフェゴールギミックに対しての妨害」の二つに誘発や素引きの罠を合わせることです。
    深淵は相手のギミックでの踏み越えには有効ですが、相手のドラグーンにはリソースを残しながら盤面も返されます。また、ロアーやレイジは直接的な妨害として有効ですが相手のギミックでの踏み越えが複数枚絡むと1枚では効力が低いです。

    基本的に盤面を作りきって完全に相手の動きに蓋をする事を意識せずに、相手側の次のターンのこちらの動きに対して用意する妨害数を落として長引いたゲームで勝つように自分の妨害を使うのが有効です。

    オルフェゴールはこちらの盤面の捲りをディンギルスとドラグーン、そして戦闘破壊に依存している部分があるので、先攻で自分の<サンライトウルフ>を守る目的で<炎陣>を使って戦闘破壊を<ベイルリンクス>で守るのがかなり有効です。

    ●サンダードラゴン
    負けるパターンとして多いのが
    • ライフが守れずワンキル
    • ニビル>や<G>等の誘発が踏めない
    • 超雷龍>のサーチ封じに解答無し
    の3つで、基本的に自分側のリソースを多く広げられた場合相手はリソースに触れる手段がトップ以降のGやワンキル以外に存在しないので、リソースを広げられた自分のライフ管理とGのケアを徹底すれば負けることは少ないです。

    ライフ管理としては
    1. モンスターは守備での展開を徹底
    2. Nバグースカ>、<レイジ>を妨害として優先
    3. 相手の手数に対してではなく、展開の終着点となって盤面を開けてくる<雷神龍>に妨害を集中
    等を意識しています。

    ニビルケアに関しては
    1. ガゼル>を早いタイミングで出して4体目のタイミングで<サンライトウルフ>を特殊、5体目の特殊召喚でガゼルを拾うことで後続確保
    2. 相手の盤面が弱ければ、そもそも展開を5体以上行わないで妨害や後続確保を意識
    3. 展開札が潤沢なら、ガゼルや<フォクシー>等の攻め手段を残しながら<ミラージュスタリオ>や<デュガレス>、バグースカや魔法罠を拾うサンライトウルフ、<Jジャガー>効果などで相手のニビルを誘い出す
    等を普段考えています。

    超雷龍の突破は解答になるカードを引けているかどうかのゲームになりがちですが、突破の際は誘発を重く踏むミラージュスタリオより、誘発を踏みづらい<ヴァレルロード>やバグースカでの解決を意識するとやりやすいタイミングが多いです。

    ●ドラグーン閃刀姫
    基本的に有利な対面だと思ってます。
    理由としては
    1. ドラグーン以外の妨害やギミックが転生炎獣に有効でなく、ドラグーンに対しても<パラレルエクシード>等での突破が容易
    2. 後攻の捲りを<アナコンダ><ドラグーン>に頼ると<シャークキャノン>でのギミックの蓋ができなくなり、逆にドラグーン以外で突破しようとすると要求値が跳ね上がる
    3. リソースに触る手段がシャークキャノンしかないので、一度転生側が回ると<マルチロール>を狙われ続けてロングゲームで転生側のリソースが止められなくなる。
    等が挙げられます。

    転生側はリソースと後続の確保を最優先に意識して盤面を広げ続ければワンキル以外で負ける場面が少なくなり、誘発や妨害を打つタイミングをワンキルとマルチロールの二点に絞ればこちら側のリソースは削られません。
    また、シャークキャノンを踏む際は自分の本命の動き(<Jジャガー>や<フォクシー>)で重く踏まないように他の墓地効果や<フェニックス>、<ヒートライオ>等を先に通すことを意識します。
    ゲームを長引かせて相手のマルチロールに触り続ける事を最重要に意識して、ETED前の時間管理をしっかり意識してれば負ける事はほとんどありません。
    サイド後は<ヒータ>の自爆で<ドゴラン>をサーチして、そのドゴランや素引きした怪獣を<ミラージュスタリオ>で手札に戻し続けるゲームを意識すればかなり楽になります。

    6...最後に
    以上が今回使った構築と今期の転生炎獣の説明です。新弾の発売や、大会の開催が再開するのが結構先であろう事を考えるとメタゲームはまた変わりそうですが、この記事が転生炎獣の基礎として役に立てば幸いです。
    また次の記事でお会いしましょう。

2020年4月リミットレギュレーション感想【ふぇーり】

    posted

    by ふぇーり

    seihai_eve.jpg
    リミットレギュレーション感想
    2020年4月制限 編
    (担当)2020年4月のリミットレギュレーションが発表されましたので、ブロガーさんに感想を頂きました。
    今回はふぇーりさんです。よろしくお願いします。
    今回の改訂は環境に影響を大きく与えるような規制や解除、あまり影響を与えないような規制や解除の両方が多くあるので、大きく影響を与えた部分を解説していきたいと思います。

    1.ドラグーンへの規制
    アナコンダ、ドラグーン、真紅眼融合の制限
    前期猛威を振るったドラグーンギミックへの規制としては<アナコンダ>、<ドラグーン>、<真紅眼融合>への制限という結果に終わりました。
    この規制の影響としては
    1. 融合素引きからのスタートの減少
      ...今まで誘発によってアナコンダを止めるプランへの裏目として、<うらら>以外の全ての誘発をすり抜けてドラグーンを着地させられる真紅眼融合を素引きされているという点がありました。
      今回の規制でこのような誘発によってドラグーンの登場を止めるというプランへの裏目が減りました。

    2. 罠デッキ等のドラグーン採用のリスク上昇
      ...オルターガイストやサブテラー等の<強金>を採用するデッキではドラグーンの総数が減って除外のリスクを高めるようになってしまったので、ドラグーン採用が減りました。
      このようなデッキは、後攻の捲りと先攻での割り物への耐性等を前期はドラグーンへ頼っていたのでかなりのパワーダウンが見込まれます。
    インサイト>等の融合素引きのプランへ頼れるデッキが、強金を採用せず<マルチロール>でうららをかわせる閃刀等のデッキに限られるようになったので、ドラグーンへのメタとしての誘発を多く入れるプランが前期と比べて強くなりました。

    2.展開系のデッキへの規制
    オルフェゴール・ガラテア、ディヴェルの制限
    リリーサー、エルピィ、イヴの禁止
    ジーニアス、簡易融合の制限
    真紅眼融合>制限の規制であまり影響を受けないような展開デッキであるリリーサードラグーンやドラゴンリンク、オルフェゴールへの規制です。

    ドラゴンリンクやリリーサードラグーンはほぼ構築不可能な位の重い規制となりましたが、オルフェゴールは少しの安定性への規制+後攻やロングゲームで使う<ガラテア>への規制程度で終わっていて先攻1ターン目での動きに一切規制がかかってなく、規制後のCS等でも環境トップとして分布を伸ばしてます。

    また、分布は少なかったがパワーの高い展開系であったスパイラルへの規制として<ジーニアス>が制限となっています。

    3.うらら、デバッガーの解除
    うらら>と<デバッガー>の解除+<真紅眼融合>への規制によって前期分布を減らしていた転生炎獣が強化されました。

    デバッガーの解除によって初動数が増え、<サンライトウルフ>で拾って再利用可能+<増殖するG>への解答となるパワーカードであるうららが無制限に解除されたのに加えて、サイバース族の強力なサポートカードである<パラレルエクシード>やギミックの<ミラージュスタリオ>が新ルールによって強化されたのも大きいです。

    また、うららの解除によって展開系相手の増殖するGがいよいよ通らなくなったので、Gを採用していた枠などが<ニビル>や<γ>のような通りやすく展開系相手に威力の高い誘発に割れるのではと考えられます。
    (担当) 以上、ふぇーりさんのリミットレギュレーション感想でした。
    ふぇーりさん、ありがとうございました!

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