お久しぶりです!
仕事が始まると更新するのが大変になりますね。
後、11弾発売まで後1週間なのに未判明情報が多くてネタに困ります・・・
3連休は名古屋に行ってきました。
WPSに出ましたがそれはついでで、メインは名古屋勢と夜まで遊び倒すことでしたw
後、名古屋で話題のとあるデッキと対戦することも目的でしたが、思わぬ形で実現することに。
新年一発目のWPSは新制限下で行われ、年末年始に仕込んだとあるデッキを投入する予定でしたが、とある理由で名古屋でコフィンが流行していると知ったため急遽デッキを変更しました。
コフィンで詰むデッキという時点でロクなデッキじゃないですw
新制限下ではミルルンが減る読みでコフィンも減ってくれるのではと期待する手もありましたが、実際にはコフィンの投入率が高かったため、デッキ変更は功を奏しました。
結果はどうなったのでしょうか?
予選
1回戦 ミルルン ○
2回戦 ミュウ ○
3回戦 火鳥風月 ×
4回戦 ウリス ○
5回戦 ウリス ○
6回戦 オリハル爾改(しみずきさん) ○
決勝T
1回戦 スペルク ○
2回戦 火鳥風月 ○
決勝 エルドラ ×
という訳で準優勝でした。
デッキはこちらです。
去年だと非常に残念に思うところですが、今年からWPSのルールが変わり、50人以上居ればコングラサーバントが準優勝者にも配られるようになったため、見事サーバントDをゲットしました!
今年1年でD・T・Qが揃えばいいな~と思っていたらいきなり1枚目が手に入って驚き。
新年早々幸先が良いですね!
使用デッキはタマユでした。
まともに使うのは1ヶ月以上ぶりでしたが、最近使っていた集結3花代やオリハル爾改よりは安定性が高く、モダン2ピンチのアーツ構成が強いと考え使用しました。
ミルルンのようなフルハンデスデッキにはアウェイクが強いですが、赤速攻やウリス相手ならモダン・ピンチの方が断然刺さります。
タマも非マユ構築が増えており、マユエクストラをアウェイクで耐える機会が少ないと読んだところ、当たらずに済みました。
実際にはタマユが決勝Tにもう1人上がっていたようですが・・・
予選6回戦のしみずきさん戦は自分が生み出したオリハル爾改を相手にするという謎の展開に。
ツーダストスピサルツーダストトリトリ6ハンデスという荒業を受けても勝てたのは驚きですw
どうでもいいですが、オリハル爾改は名古屋で「ほも爾改」と呼ばれているようです。
準決勝では予選で負けた火鳥風月に対し、相手が事故を起こしたお陰でライフ6を維持したまま4にグロウできたため勝利。
防御アーツが龍滅と暴風しかないことを看破していたため、ライフ1の相手に対し次のターンマユに即グロウして一気に詰め切り、コングラサーバントを確定させました。
タマユについでですが、構築は以前WPSで優勝した時とあまり変わりません。
アーツをモダン2ピンチにし、アウェイクの代わりにメイジを保険程度に投入しただけです。
改良案としては、エムファイブ→ハニエルとすることです。
天使の枚数を増やしつつ、ラビエルをサーチしエナやトラッシュに落とすことでメイジで戻すレベル2を確保しやすくなります。
なんとレベル2はラビエル1枚のみで、メイジが本当に保険程度であるということがお分かりいただけるかと思います。
メイジ効果を使ったゲームは1度もなく、予選1回戦でLBが発動し、アークゲインを手札に加えたところでお役御免になりました。
後、ふざけてレベル0&1タマを赤くするのはやめましょう!
ツーダストやグリアナ白エナ焼きを受けるのがオチですw
正直タマユは現場判断の予定変更で使用したデッキなので、特段コメントすることはないです。
回し方も以前同様です。
それより今回取り上げたいのが・・・
エルドラ
です。
WPS会場で圧倒的な強さを誇り、開始前から優勝候補筆頭と予想されていました。
一度優勝経験があり、新制限下なら青デッキが減るので尚更優勝しやすいだろうという予想が見事に実現しました。
決勝の相手は知り合いの方で実は前日の調整会でフルボッコにされており、勝てる気がしなかったです。
自分に出来る最大限の抵抗は決勝まで当たらないよう回避することでしたw
以前から名古屋で話題になっているのは知っており、対戦してみたいと思っていましたが、決勝という最高の舞台で、そのデッキの強さに触れられたことは非常に良かったです。
既に大会のHPでも上がっていますが、一応レシピを再掲しておきます。
負けた翌日に人のレシピを完コピして大会に出たり、ブログで人のレシピを取り上げたりするのは初めてですが、それだけ強さと更なる発展可能性を秘めているということです。
◆デッキレシピ
・ルリグデッキ
エルドラ
エルドラ×マークⅠ
エルドラ×マークⅡ
エルドラ=マークⅢ'
エルドラ=マークⅣ'
ハンマーチャンス
全身全霊
バースト・ラッシュ
ドント・エスケープ 2
・非LB
サーバント O2 4
コードアート F・M・S 3
幻水 ハイギョ 3
コードアート C・L 3
ゲット・オープン 1
DYNAMITE 2
SPADE WORK 1
THREE OUT 1
RAINY 1
三剣 1
・LB
サーバント O3 4
コードアート T・A・P 1
サーバント O3 2
幻水 リュウグウ 3
幻水 ナマコズ 1
コードハート A・M・S 3
コードハート V・A・C 2
幻竜姫 スヴァローグ 1
修復 2
穿孔 2
音階の右律 トオン 1
SEARCHER 1
想起する祝福 1
◆キーカード
別に自分のデッキではないどれがポイントかをとやかく言える立場にはないですが、相手にした時になるほど強いと感じたカードや、自分がウィクパで何度か回す中でポイントに感じたカードを取り上げていきます。
《バースト・ラッシュ》
4エルドラに入るのは珍しいかもしれませんが、使われるとその強さが分かる1枚です。
CLやダイナマイトを抱え込んでから叩き込みますが、使ってみると使いどころが非常に難しい。
慣れれば4点回復は当たり前だそうですw
単純にLBが2回発動するだけではなく、エルドラのドロー効果も2回発動するので手札枚数がすごいことになります。
基本は回復系LBを割りますが、AMS4枚回収という頭の悪そうな大量回収をするも良し、TAPで手札をぶち抜くも良し、回復しかしないだろうと油断している相手にスヴァローグを叩き込むも良しでやりたい放題です。
対エルドラで不要のマルチエナを残すのは危険ですよ!
ただし、油断していると大量ドローで2回目のリフレッシュに突入するリスクがありますし、トップ操作のカードを確保しデッキの中身を把握してどれだけ回復できるかを読んだ上で使う必要があるため使用タイミングが難しいです。
場合によっては防御で使用し、相手の攻撃を躊躇わせる使い方もでき、使いこなせば非常に強力な1枚です。
《コードアート F・M・S》
最初はクマノミンの方が序盤が安定していいんじゃないかと思っていましたが、使うと納得の強さでした。
そもそもレベル1自体が10枚しか入っていないため、クマノミントップドローに賭けても盤面が埋まる確率は低いです。
それよりは4グロウ後に余った手札をハンデスに回せるこちらの方が強いです。
CLの除去効果を誘発できるのもポイントです。
《ゲット・オープン》
某止めエルドラではハイギョすら使わずこれでトップ操作をしまくりますが、このデッキでも随所で使用します。
回復系LBが中心のこのデッキでは、回復LBをトップに持ってくるだけではなく回復で仕込むカードも操作できるこのカードは強力です。
ただマルチエナがないと使用できないため、少し使いやすさに難ありかなと思います。
《三剣》
最近というかこのブログでは登場時から流行の1枚ですが、このデッキでも活躍します。
修復・穿孔をライフに埋めて使用することが多く、割れた後はエナに滞留しがちなので、三剣のコストとしてトラッシュに送り、リフレッシュ後に再利用できるようにしてあげましょう。
《サーバント O3》
こちらは強いと感じたというよりは、改良の余地ありと感じた1枚です。
なるほど、LB持ちのサーバントをSPADE WORKでサーチできるようにしているのか!とサーチしようとしたら無色はサーチできないと止められたことがありますw
以下の通り、正直あまり入れる意味はないのかなと思っています。
・序盤はそもそも盤面を埋めるのが手一杯で、ガードをする余裕がないためサーバントの必要性は低い
・4グロウ以降は大量ドローが可能なため、サーバント4枚でも十分引き込める
1度O3をアグライアに変えて回してみましたが、サーバント4枚でもあまり困りませんでした。
アグライアはトップ操作をしつつゲット・オープンのコストにできるのでおススメです。
《コードハート V・A・C》
CLのお供で、リフレッシュを繰り返す中で常にトラッシュに送り込んでおきたい1枚です。
スペルクと違い、限定条件から場に出せないため、サーチ手段と落とす手段を把握した上で安定してトラッシュに落とす必要があります。
・サーチ手段
SPADE WORK
とにかくドローしまくる
三剣でエナへ
・落とす手段
THREE OUT&RAINY
ゲット・オープン
ハイギョ
FMS
エナコストとして落とす
CLは強力スペルを回収しつつスペルの使用回数を増やしてAMS効果に繋げるために必要な1枚で、いかにCLを連打できるかがこのデッキの回り具合を左右すると言っても過言ではないため、そのお供であるVACはしっかり落とせるようにしておきましょう。
《想起する祝福》
AMSをダウンさせて無コスト回収、若しくはエナに落としたいカードをコストにシグニを回収することができます。
どうしてもスペル3連打に届かない時は、AMSダウン→AMSを回収して貼替えでスペルの使用回数を増やすことができます。
エルドラは回り出せば手札が潤沢にあるため、多少のコストを払ってでも回収できるカードがあると重宝します。
一方、回りだす前やハンデスデッキ相手だとコストが重く感じるため、回りだすまでの安定性を重視するならドローソースを入れた方が良いかもしれません。
◆実戦の流れ
最後にWPS決勝のおさらいをして、このデッキがどんな感じで回るのかを見てみましょう。
エルドラに先攻を渡した時点でノーチャンスでした・・・
・1ターン目
1面も埋まらずターンエンド→タマ側の攻撃が3発通りライフ4に
・2ターン目
無事3面埋まる→ルリグアタックのみ通りライフ3に
・3ターン目
2ターン目に全面除去された影響で1面も埋まらずエンド→全アタックが通るも、回復LBが捲れてライフ0で耐える
・4ターン目
遂に4へグロウ。
ダイナマイトを使って2点回復。
→ロクケイヘッケラコックの盤面に対しドエスを使用し、ライフ0で耐える
・5ターン目
ライフボトムを操作した上でハンマーチャンスでライフを2点回復してエンド。
→ロクケイヘッケラコックの盤面に対し何もせず、回復LBを絡めてライフ0で耐える
・6ターン目
遂にバーストラッシュが動きだす。
回りが悪かったらしく、4点回復で留まる。
ただ、スヴァローグで1度エナを焼かれ、モダンや返しに動く用のエナを削られた結果あまり動けず
→アテナ1面空けからの1ダメージに留まり、ライフ3で終了
・7ターン目
特に回復はなく、AMSで仕掛けるのみのターンに。
タマ側はモダンで返してライフを維持し、次のターンを耐え切って2ターン後のマユ特攻を狙うもモダンを外すw
結果タマ側のライフが1になり、スヴァローグも絡めば十分詰め切られそうなラインに。
・タマ側ラストターン
ライフ3のエルドラに対し、決死の3面空けを決め、ゲイン×2+アテナの必殺盤面を揃える。
ゲイン1面のみでは全霊+エルドラ効果で除去される可能性もあったため、ゲインを必死にキープした成果が活きる。
ただ、特攻の結果は、
1ターン目:3面アタックが通るも、仕込んだナマコズで回復され、相手ライフは1に。
2ターン目:全霊+エルドラ効果でゲインが1体除去され、残り2体の攻撃が通るも、相手ライフは0でギリギリ耐えきられる。
後攻からかなり健闘しましたが、後1点足りなかったようです。
マユがあるタマならともかく、普通のデッキで一度ライフ4まで逃げ切られるとそこから削りきるのは至難の業ですよね。
11弾でどうなるかは分かりませんが、
繭の部屋改定で相性の悪いミルルン・ピルルクが規制を受けた後にエルドラが出てくるのは必然だったのかもしれません。
筆者も何度かエルドラを組んだことがありますが、CL入りの回りの良さには驚きました。
名古屋ではこのデッキのダイナマイトを抜くためにコフィンが大流行だそうですw
筆者も調整しながら使っていこうと思いますので、良かったら使ってみてください。
ミルルンのように固定した回すパターンが無いため、慣れるまではなかなか難しいですが・・・
それではまた(^-^)/