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初心者向け?アーツにまつわるあれこれトーク

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by からばこ

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初心者向け?アーツにまつわるあれこれトーク
はいこんにちは、からばこです。今日はアーツの使い方の話をします。
アーツが導入されて約2か月。ディーセレではアシストルリグに次ぐシステムですが、すっかりアーツがメジャーな環境となりました。
ここからウィクロスを始めた方も多いようで、中には「アーツっていつ使えばいいの?」「どの順番で使うのが正解?」と、疑問に思っている方がいらっしゃいます。

というわけで今回は、基礎から学ぶアーツ講座ということで、あれこれ書いていきましょう!
......という感じで意気込んでいますが、同僚のルの人さんが、個人のnoteでがっつり丁寧に書いておりますので、基本の基本はこちらをご覧ください。

1:アーツ構成の基本と方向性
セレクタースタイル(レベル3までのルリグが1人+アーツ6枚)のアーツ構成は、基本的には以下のようになっています。

・リミットアッパー獲得アーツ(<エンハンス>)
・メインフェイズに使える小型アーツ(4枚見て2枚系)
・メインフェイズに使える大型アーツ(<セイクリッド・フォース>など)
・防御アーツ1
・防御アーツ2(リコレクト4)
・防御アーツ3(リコレクト4)
発動する順番やタイミングは、対面の戦術(特に手札破壊の有無)によって異なりますが、おおよそ以下の通りです。

・リミットアッパー獲得アーツ:自分1ターン目or自分2ターン目
・メインフェイズに使える小型アーツ:自分2ターン目or自分3ターン目
・メインフェイズに使える大型アーツ:自分3ターン目or自分4ターン目など、大きく攻めるターン
・防御アーツ1:相手の2ターン目or3ターン目
・防御アーツ2&3:3ターン目以降

先後もあるので本当に大まかですし、対戦相手や状況に応じて変わってきます。
具体的な事例はルの人さんが書いていましたのでここでは割愛しますが、「使うタイミングをある程度決めておく」が大切です。

現行のディーセレのゲームターンは、自分のターンのみで数えておおよそ4〜6ターンです。防衛派は特殊なので一度頭の隅に置いておくとして、おおよそ「5ターン前後」くらいの決着が多い印象です。前後するのは当然として、ですが。
レベル3で戦う3ターン目以降は、場に出せるシグニも増えるので、選択肢が一気に増えます。それまでの2ターン、つまりレベル1とレベル2戦うターンでは、やることは結構固定化できます。

であればアーツも、特に序盤に使うものについては、何をどのタイミングで使うかを決めておくと迷わずに済みます。
リミットアッパー獲得アーツや、メインフェイズに使える小型アーツ(<ドンドン・バキューム>など、1面除去つつ2枚増やすアーツ)については、使うタイミングをある程度決めておくと楽です。
もちろん、「対ハンデス対面では温存する」「手札が充実していて、使わずとも理想の動きができるなら温存する」などの分岐はありますが、基本的に「リミットアッパーは最初のターン」「手札補充はその次のターン」のように、自分の中で決めておくことをおススメします。
私のデッキ解説記事ではよく「序盤は〜、中盤は〜、詰めは〜」と、デッキの動きを3つの段階で紹介しています。
皆さんもこのように、ゲームを3段階に分けて、それぞれの段階でどのアーツを使い、どの盤面を目指すかを決めておけば、ゲーム中に悩むことが減ると思います。そうすれば、自ずとバトルがスムーズにできるようになりますし、時間切れもしなくなるし、焦ってプレイミスすることも減ります。まずは自分の中で、「ゲーム展開の基本ルート」を決めておくといいでしょう。
そして、決めた基本ルートから、対戦相手のデッキタイプや状況、自分の状況に応じて、アーツを使うタイミングや作る盤面を変えていけるようになれば素敵です。

2:エナのやりくり上手を目指そう
皆さん、エナ、足りていますか?
「白系の対面や<Cヤンデリア>などもいて、なかなかエナを伸ばせない」という話ではなく、ルリグデッキの構成上、そもそもエナが足りていないアーツ構成になっていませんか?
ディーセレのゲームターンは、おおよそ「5ターン」という話をしました。
ここから得られるエナの総量を考えてみましょう。

まずは7エナあります。自分のライフクロスです。リフレッシュなどによるトラッシュ送りを考慮しなければ、まあ7エナはもらえます。
次はエナチャージです。毎ターンエナフェイズにチャージできるとすると、5ターン(自分のターンが5回訪れる)あれば、最高で5エナ得られます。エナチャージを放棄すればその分減ります。
そこから、必ずかかるエナコスト......、つまり「グロウコスト」を引きます。センタールリグと同じ色を3エナ(レベル2へ1エナ、レベル3へ2エナ)引けば、おおよそ必ず得られるエナの総量が計算できます。

ざっくり8〜9エナくらいでしょうか。意外と少ないですね。
これと、アーツにかかるエナの総量を照らし合わせれば、お手持ちのデッキのエナ事情がはじき出せます。
メインデッキ内にエナを得られるギミックがあれば総量は増えますし、逆にエナを消費するギミックがあれば総量は減ります。その辺りを勘案しながら、ルリグデッキを決めていくといいでしょう。

「<ネオバロック・ディフェンス>や<ドント・ムーブ・オン>などが撃てない!」とお嘆きの方は、そもそも支出と収入のバランスが合っていないケースがあります。家計が破綻しています。
その場合はアーツ構成を見直すか、エナを増やせる基盤を取り入れましょう。大抵はアーツ構成を見直すことになります。<ドロー・エンハンス>を<プロフィット・エンハンス>や(チャージ・エンハンス)にしたり、<ドント・ムーブ・オン>を別のアーツにしたりなどができるでしょう。
「もらえるエナの量は対面によっても変わる」という話をしました。であれば、対面によってエナフェイズのチャージをするか否かも変わってきますよね。
バニッシュしてくる花代やウリス、【ランサー】の緑子では、場のシグニがエナに行くのでもらえるエナの量も増えます。逆に、【シュート】のタマやピルルクは、場のシグニがトラッシュに行ったり、余計なバニッシュをされないことが多いので、もらえるエナの量も減ります。となると、前者ではエナフェイズのチャージは多少飛ばしてもいいですし、後者では可能な限りエナチャージをしてエナを稼ぎたい、という方向性が立てられます。

関連して、環境に「エナをもらえるデッキ」「エナをもらえない」のどちらが多いかで、採用するアーツの軽重も変わってくるでしょう。後者が多いと重いアーツは控えたくなります。【防衛派】が多いと<ドント・ムーブ・オン>は入れづらいなあ、みたいな。これはディーヴァグランプリなど、本格的な競技の環境を目指す場合の考え方になってきます。

......と、この辺りまで書き始めるとなかなか応用編になってくるので、「自分のルリグデッキの家計は破綻していないかな?」という考え方を持ちましょう、ということだけ覚えてください。言うまでもなく、それをプレイに活かすことが大切です。
入賞デッキを使う場合でも、「破綻しないためにどのようにエナをやりくりしているのかな」という観点から眺めてみると、これまでに無い知見が得られたりしますよ。

3:loth環境のアーツ事情は?
7月に発売される「loth SELECTOR」のLRアーツは、これまでとは全く異なるシステムを持っています。

まずはメインフェイズアーツ。《ロック・オン》などで、メインフェイズながら「リコレクト4」を持っています。
リコレクト条件を満たすと追加効果を発揮しますが、メインフェイズにしか使えないため、「アタックフェイズ+リコレクト4」と比べると、フルパワーで使える場面は比較的少なくなりそうです。
とはいえフルパワーで使った時のスペックは強烈で、例えば《ロック・オン》は<不穏☆FU☆ON!>に匹敵しますから、ねらえる際はねらっていきたいところですし、このアーツをリコレクトで使うためのルリグデッキ構成にすることも十分考えられます。
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続いて今週発表されている、アーツをコストにエナコストを軽減するアーツ。《ホワイト・ウィッシュ》などで、発動時に特定の色のアーツをルリグトラッシュに置くと、エナコストを減らせます。妨害がなければ0エナで発動できますね。
止め系やエナを絞る相手に有用なのは言うまでもなく、アタックフェイズ中に無理矢理「リコレクト」条件を達成することも可能です。「リコレクト4は達成しないから大丈夫でしょ」という前提で動いてきた相手に対し、不意にルリグトラッシュの枚数を肥やし、一気に守って反撃、なんて動きもねらえそうです。

また、どちらもアーツを多く採用できる「2止め」で輝きそうな予感がします。
リコレクト4の状態でアーツを3枚使えるので、そこは期待大、といったところ。「花代爾転」などの2止め、結構強かったりして?

4:おわりに
ざっくりと語っていきましたが、アーツ事情についてでした。
大切なことは「どのターンで使うかをある程度決めておく」「相手に応じて変えていく」になります。
アーツの使い方に限りませんが、対戦やデッキ構築の際は、「自分は何をやりたいのか」をはっきりさせておくと、迷わずスッキリします。

というわけで、また次回の更新で。

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