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【ディーヴァ】フェゾーネ杯から見るフェゾーネ中後期環境考察

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by 46熊

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フェゾーネ杯から見るフェゾーネ中後期環境考察
こんにちは。46熊です。前回の記事から結構間が空いてしまいましたがお元気だったでしょうか。
私が記事を書いていない間にも環境は凄い速度で進み、九州ウィクロスフェスからフェゾーネ杯までの短い期間で環境も大きく動きました。そして何やかんやであと一か月もすれば新弾『ブルーアーカイブ DIVA』の発売となります。
正直フェゾーネから次の弾まで3ヶ月くらいあるので〜と余裕かましていましたが全然余裕ありませんね。そんな中でも10月には東京にて今年度夢限少女杯への参加資格に関わってくる最後のディーヴァグランプリが行われます。現時点からメタが動いて次なる環境デッキが台頭してくる可能性もありますがそれでも現行の環境はしっかり抑えておきたいという事で、直近のフェゾーネ杯結果を踏まえて現環境のおさらいをしていきたいと思います。

それから、遊々亭ブログを日々ご愛読いただいている読者の皆様にはすでに周知の事実かもしれませんが。
先日9/9に私の地元福岡にて開催された九州ウィクロスフェスにて遊々亭ブロガーの先輩でもあり常に競技シーンの最前線を戦っている強豪プレイヤー、しみずきさんが見事優勝し夢限少女杯2023の権利を獲得しました。日頃憧れているプレイヤーが全国の舞台に歩を進める事を嬉しく思いますし、頂点取るには避けて通れない強敵の登場に今から少しばかり震えております。最高の舞台で戦えるよう私も改めて身が引き締まる思いでした。
直接お伝えしましたが、改めておめでとうございます。
タマとウリスが手を組むみたいな展開、良いですよね。
フェゾーネ杯のルリグ分布
今回のフェゾーネ杯、『3対3のチーム戦』『センタールリグタイプの被り禁止』『チームメイトからのアプローチがあった場合にのみ相談有り』と言う特殊なレギュレーションで行われました。このため1対1の大型大会と比べ、『不利な対面が降ってくる確率は通常の1/3以下』であると言えます。そもそも対戦相手の中に自分が想定するルリグの使い手が居ない可能性もあり、居たとしても遭遇率は1/3です。このため基本的には『デッキパワーが高い』『一部不利な対面は存在するがどんな相手とも互角以上に戦える』そんなデッキが多いだろうなと踏んでいました。
また上記のような考え方になる一方『どうせ2人が勝てば良いんだし未対策のデッキであればそのまま駆け抜けて倒せる』ようなショット寄りのデッキを選択するプレイヤーも多くいたかと思います。流石に3人ともショットデッキと言う突出したチームは観測した限り見当たりませんでしたがもし居たらこっそり教えて下さい。

また、私達のチームは当たらなかったのですが3人とも<ウィーアー WIXOSS!>を採用したチームの存在も。こんな時勢だからこそ誰かと手を繋ぐ、そんな気持ちを大事にしたいですね。
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ネタのように見えてディーヴァグランプリ4thの予選を突破した†ガチ†なピースです

前者:<奏月タマ>、<アロス・ピルルク kl>、<みこみこ★さんさんまぜまぜ>、<コード・ピルルク・極>、<ナナシ 其ノ参ノ禍>等
後者:<炎泳華 遊月>、<炎妖舞 花代>、<王手ヒラナ>、<頂点ヒラナ>、<散散 緑姫>(<玩具行進曲>採用)等

実際に優勝したチーム、準優勝したチームだけでなくチーム1敗以内で走り抜けたチームの編成を見ると安定した勝率を出せそうなルリグが多く存在している印象でした。

今回使用したデッキについて
そんな中で私が相棒に選んだのは<みこみこ★さんさんまぜまぜ>でした。
ただ先のDGPで使用した赤緑ではなく赤黒、それも従来多く見られたエクスマキナの並びではなくエクスデウスをアシストに添えた構築です。ピースも従来多用していた<不穏☆FU☆ON!>ではなく<Instigate>になっています。
今回フェゾーネ杯にて優勝されたチームの代表、おうかさんが基盤を作成した構築で関西を中心に結果を残しているデッキです。私もまだまだ理解が及んでいない部分も大きく多くを語る事は此処では避けますが、個人3-1と結果は悪くなかったので今後も継続して使っていきたいデッキとなってくれました。マキナ(<マキナバインド>)と比較しただけでも

・環境上位の<奏月タマ>相手に防御として機能する
・地上の要求が緩ければルリグアタックも止められる
・<デウスリカバリ>をエクシードで支払った時の効果で終盤の攻め札を確保できる

と言ったメリットがあります。赤緑のみこみこは終盤どうしても攻め手が途切れるため<ディソナンス>運用でないとかなり出力が尻すぼみになってしまうのがずっと気になっていたのですが、この構築であれば<ゼノ・クラスタ>採用しても終盤まで攻め手が途切れない点は大きな魅力でした。
ただどうしてもハンデス性能は<不穏☆FU☆ON!>採用型に比べて劣ってしまいます。しかしこれは相手の<ゼノ・クラスタ>に付き合う必要が無いという事でもあるため決してデメリットばかりではありません。多くの場合3グロウしたタイミングで手札を2枚捨てられてしまいますが、そこはグロウ時2ハンデス行うルリグなんだと割り切ってもいいのかもしれません。
また、<デウスシールド>は手札コストを使用する事なくダメージを2点抑えられるためミラーマッチでもそこそこ強く出られる印象でした。

東京DGPはどうなる?
東京DGPに臨むにあたり避けて通れないのは『カオスタマ』『原子アロス』の<カオス!chaos!混沌!>を使いこなす二大巨頭との対決でしょう。登場時と比べて構築の練度もプレイヤーの技量も大きく上がっており、<カオス!chaos!混沌!>がクリティカルに突き刺さるデッキはかなり辛い立ち位置に立たされるような気がします。
一方でこれらのデッキは攻撃力ないし防御力がそこまで高いわけではなく、トラッシュを利用しない攻撃力の高いルリグであればそのまま押し切って倒す事も不可能ではないのかなと思っています。
実際私が上記2デッキを使用した際両デッキでディソナ花代に後手3キル食らっているので、速度に特化するのは一つの手かもなと考えています。
また上記2デッキを刺しに行ける構築として<玩具行進曲>を採用したディソナ緑子が上げられます。
フルパワーの<メル・インビジブル>の上から三点叩き込む事が出来、<幻獣神 ウルフレンド//ディソナ>のパワー30000以上達成時効果で<MC.LION-DISRESPECT>を弾く事が出来る点から詰め性能はかなり高いとみています。勿論LBを踏んで負けるのはどうしようもないのですが、環境が若干遅くなりつつある中ではこう言った耐性+火力で一気に勝負を決める構築もアリかもしれませんね。

結局総括するとフェゾーネ環境の集大成として様々なルリグがしのぎを削る、寒さなんて吹き飛ばすアツい大会になる事だけは間違いないのかなと思っています。推しと一緒に頂点目指して頑張っていきましょう!

余談:香港王者に挑戦!
私が大阪DGPで優勝した1週間後、お隣香港にて私も使用した赤緑みこみこが優勝したという話を耳にして物凄く気になっていたのですが、そんな優勝者がフェゾーネ祭に来てくれるというではありませんか。別の用事で観に行くのがかなり遅くなってしまい最後の対戦の抽選にしか参加できなかったのですが、そこでじゃんけんに勝ち対戦卓へ。私が46熊と分かるやお相手のKC選手(であってるかな)『デッキ変えても良いですか?』と流暢な日本語。これは来たな?と思いながらも手札ライフクロスをセットしオープンしたところやはり相手は赤緑みこみこ(アシスト:エクスメル)で、私の赤黒みこみことのミラーマッチとなりました。
私も全力を尽くしましたが相手のライフバーストにかなり押され、最後相手のライフ2デッキ6枚以内手札0エナ2を見て2面空け<オリゼル//ディソナ>込みで要求したのですが相手のライフ底が<EXTRA>だったためルリグが届かず無念の敗北となったのでした。
悔しいぃいいいいいいい

対戦後少しだけお話させて頂く時間があったのですが、私の構築を参考に(50/52枚同じで<ゼノ・クラスタ>採用だったので意識はしていましたが)香港DGPに臨んだと言って貰えて感慨深かったです。俺の構築海超えちゃったよ......みたいな。
いつかまたどこかでお会いして対戦したいです。ウィクロスが日本以外の国でも親しまれているんだなというのを生で実感できた貴重な体験でした。
あと限定品の<アロスピルルクkl(UR版)イラスト>のスリーブ貰えてほくほくです。とても貴重な品ですが使わないのはもったいないため何処かで使えたらなと思っています。

終わりに
今回特別取り上げませんでしたが前回ネザキさんが取り上げた<アン//ディソナ>を採用した<盛夏の成果 アン=サード>等のリソース奪取系デッキに抗いながら自分の要求を通せるデッキも環境にかなり増えてきており、かなり難しい環境になってきたなと感じています。新弾発売直後の混沌とした環境とは異なり、ある程度の秩序が生まれた上でそれぞれ強いデッキが入り乱れているイメージですね。
前述しましたがエリア戦前最後の夢限少女杯権利戦でもあります。悔いの残らないようこれまでの集大成を是非ぶつけてみて下さい。

おまけ:君たちはどう使うか?2弾
今回はハンデスについてです。久々に原子軸のデッキが台頭したので折角ならと追加しました。
このウィクロスと言うゲームには3種類のハンデスが存在します。それは<RANDOM BAD><EXTRA>などのような『相手が選ぶハンデス』、<H2>などのような『こちらが見ずに選ぶハンデス』、<タマゴ=シンバルロール>などのような『こちらが見て選ぶハンデス』で後になるほど質の高いハンデスになっていくものの相手の手札を見て行えるハンデスはおいそれと行えるものではありませんので1つ目と2つ目を例にとります。
皆さんは『相手が選ぶハンデス』と『こちらが見ずに選ぶハンデス』を両方行える状況でどちらを先に行うでしょうか。
と言う事でいきなり結論ですが、特に理由が無ければ前者を先に行うようにしましょう。
これは相手視点捨てさせられたくないカード(筆頭はサーバントでしょうか)は少数派である場合が多く、手札の絶対数が少ないほどそれをランダムに捨てさせられる確率が高くなるためです。相手の手札6枚からランダムで1枚のサーバントを捨てさせる確率と2枚からランダムで1枚のサーバントを捨てさせる確率は凡そ3倍くらい違います。
また、世の中には<羅菌 アメーバ>なるハンデスメタのシグニが存在しています。このカードは捨てさせられた時に手札枚数が2枚以下なら1ドロー出来るというものですが、手札が4枚以上ある状態から捨てても何の効果もありません。そのため任意ハンデスを先に行い捨てるタイミングを失わせてからランダムに相手のサーバントを落としに行くようにしましょう。
ランダムに選んだカードが<羅菌 アメーバ>だったりすることもありますが、それはしょうがないです諦めましょう。
ハンデスを愛する筆者ですが正直一番厄介だと思っているのはライフバーストだったりします(笑)

『こちらが見ずに選ぶハンデス』する手段を持ったカードを採用している場合は上記の流れを意識すると勝率が少しばかり高くなるかもしれませんね。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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