
対ハンデスランデスのホープ!アン//ディソナは色宣言で勝つ
WIXOSSを遊んでいると、手札やエナが涼しくなってしまう(=ハンデスやランデスで手札とエナがなくなってしまう)ことが良くあると思います。
もっとハンデス対面に手札を持ちたくないですか?
もっとランデス対面にエナを置いておきたくないですか?
今回は、そんなお悩みを解決するヒントになるかもしれないシグニの1人である「<翠美姫 アン//ディソナ>」について紹介していきます。

本記事は、<アン//ディソナ>の効果について掘り下げた上で、実際にどう使うのが強いか実例を紹介していく流れになります。
まずは<アン//ディソナ>のテキストについて掘り下げていきましょう。
アン//ディソナのテキストについて

出現時と常時効果
【出】:色1つを指定する。
※無色は色ではないため宣言できないので注意してください。
【常】:対戦相手のターンの間、このシグニは【シャドウ(このシグニの【出】能力で指定した色)】を得る。
色に対するシャドウなので、シグニやルリグはもちろんスペルやピースでも除去ができなくなる効果です。即ち、相手ターンに除去されにくいようにシャドウの色を宣言することで、自動効果のドローorエナチャージ効果を発動できるようにしてくださいという設計の効果ですね。
色宣言を考えるときは、「相手が<アン//ディソナ>を除去するのにリソースを一番使わない除去は何か?」を考える必要があります。
例えば、最近環境にいる対面を考えてみましょう。
ディソナみこみこ

ルリグのゲーム1効果で1回除去ができたり、<幻獣神 LOVIT//ディソナ>でバニッシュできたり、採用されていれば<コードメイズ ペイラビ//ディソナ>でそもそも能力を消したりと、これだけでも青赤白と多様な色での対処ができます。ピースは<不穏☆FU☆ON!>の採用が多い印象です。
ゲーム1なら0コスト、<不穏☆FU☆ON!>だと1コストで除去できてしまうので、青宣言をすることで、相手は<幻獣神 LOVIT//ディソナ>や<バン//ディソナ>での除去を要求されるので2コストが必要になります。
このように、相手に可能な限り多いリソースを使わせることを考えて色宣言をします。
ディソナ花代

こちらは分かりやすいと思いますが、<幻獣神 LOVIT//ディソナ>が除去の中核を担っているので、赤を宣言します。<CONNECTスピニング>でも除去ができなくなるので、<アン//ディソナ>が盤面に残ったままランデスへの対応がしやすくなります。
<ペイラビ>で能力を消されるといったような裏目がありますが、こちらは<ペイラビ//ディソナ>を場に出すという1工程が必要になるので、1リソースを使わせると考えましょう。<アン//ディソナ>を2面立てることで対応するという方法もあります。
自動効果

【自】《ターン2回》:対戦相手の効果1つによって、あなたの手札が1枚以上捨てられるかあなたのエナゾーンからカードが1枚以上トラッシュに置かれたとき、カードを1枚引くか【エナチャージ1】をする。
<アン//ディソナ>で一番使いたい効果はこちらでしょう。例がディソナみこみこばかりで申し訳ありませんが、<みこみこ>の出現時で2枚ハンデスを選んでも、この効果がトリガーします。
ただし、この効果が参照しているのは枚数ではなく効果のため、1個の効果で2枚捨ててもトリガーしているのは1回だけなので2枚捨てても1枚引くか1エナチャージしかできないことには注意してください。
また、エナのコストを要求されたときもこちらの効果はトリガーしません。これも例がみこみこになりますが、<みこみこ>がゲーム1を発動したときに4エナを支払ってとどまったとしても、これは効果ではなくコストを支払っただけのためです。
基本的にはコストを要求されるときは、「〜〜を支払わない限り」と書いてあります(〜〜は色アイコン)。<ゼノ・クラスタ>でも同じことが言えるので、知らなかった方は覚えておくと損はないです。
色々と注意する点がある効果ではありますが、刺さる相手にはとことん刺さる効果です。
ライフバーストでハンデス要求されても<アン//ディソナ>の効果で手札が返ってきます。手札が余っていればエナチャージに変えてもいいです。
不穏レイのように一気に序盤から5ハンデスできるような相手はつらいですが、3ターン目以降からリソースをちょこちょこと削ってくる相手には本当に強いです。返り討ちにしてあげましょう。
ここまでいろいろ書きましたが、じゃあ実際どう使うの?と思われる方もいらっしゃると思います。
以降は、<アン//ディソナ>の強い使い方の例をいくつか挙げていきたいと思います。
アン//ディソナの使い方
相手のルリグが残黒の巫女 タマヨリヒメのとき

こちらはシャドウの効果がとても有効に刺さる相手です。場のディソナシグニが追加で黒を得るという効果で、相手のディソナシグニは黒色になっています。そのため、黒を宣言すると相手はシグニで<アン//ディソナ>に触ることができなくなります。ルリグの色も黒色のため、起動効果でトラッシュにも送れないです。
実質のシャドウとなるため、黒宣言が非常に有効です。
ハピネス・フロート等の点数要求ができるカードと一緒に使う

<アン//ディソナ>はハンデスランデス対面に非常に強く出られるシグニではありますが、その反面点数要求ができないです。ディーセレの平均ターンが4ターンと言われている中で、リソース回復を重視しすぎて点数要求を遅らせてしまうのは致命的です。
そのため、<アン//ディソナ>を並べる際には同時に点数要求もできる方法を用意できるようにしておくことをオススメします。特に<ハピネス・フロート>はエナゾーンから2体までシグニを並べた上で全員にSランサーを付与してくれるので、<アン//ディソナ>を盤面に並べながら簡単に点数要求ができます。
リソースを奪わせないように構えた上でさらに点数要求を重ねられる動きができると、<アン//ディソナ>をより輝かせることができるでしょう。
盛夏の成果 アン=サードと一緒に使う

いわゆるフェゾーネアンですね。こちらのルリグの起動効果でつけられる3以上シャドウが<アン//ディソナ>と非常に良い噛み合いを見せます。
ディソナ対面では<アン//ディソナ>を対処できる色が分かれていることが多く色宣言が難しいため、フェゾーネアンで3以上シャドウを<アン//ディソナ>に付与し青を宣言すると、先ほどのみこみこの例で考えると<みこみこ>のゲーム1でも<幻獣神 LOVIT//ディソナ>でも対象に取れなくなっています。
そのため、あとはもう1枚の<アン//ディソナ>の出現時で白を宣言しておけば、<ペイラビ>で能力が消せなくなるため、<アン//ディソナ>を除去することが非常に困難になります。
また、相手が<アン//ディソナ>が盤面に残ることを嫌って踏みにきたとしても、その<アン//ディソナ>をエナゾーンから拾ってこられるのでまた新しく盤面に立てることができるのも魅力的です。
フェゾーネアンであればフェゾーネマジックもあるので点数要求は申し分ないです。<アン//ディソナ>を使うのに相性の良いルリグと言えるでしょう。
というわけで<アン//ディソナ>について語らせていただきました。
強く使うには少し知識が必要ではありますが、リソースを奪ってくる相手にうまく刺さると手札もエナも残せて快適なウィクロスができます。相手が<アン//ディソナ>を除去できなくて戦術が見事に決まったときがこのシグニを使って一番楽しい瞬間かもしれません。
中途半端なリソース奪取にNO!を突き付ける<アン//ディソナ>。あなたも是非使ってみてください。