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【しみずき式】デッキ作りの考え方

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by しみずき

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【しみずき式】デッキ作りの考え方
■はじめに
こんにちは、「しみずき」です。

今回のテーマは「デッキの作り方」です。

......このテーマ、あまりにも難しすぎて構想を考えているとき、禅問答でもしてるのかと思いました(笑)

なにせ、初心者に向けた「デッキの作り方」の記事は既にからばこさんが書いてくれています。
その上で僕に求められている価値は一体何なのか?悩みに悩みました。

デッキ構築は環境によって移りゆくものなので、"コレだっ!!"という明確な指標は存在しません。

レベル1の枚数を取っても、かつてはサーバントを除いたレベル1の枚数を極限まで減らして一桁にすることを美学としていました。しかし、ダメージレース的に大型防御アシストを構える必要のある現環境では、リミット7で戦うターンが発生するため、レベル1の枚数を増やさざるを得ません。

具体的な枚数などの数値は「環境による」としか言えないのです。

それを踏まえて考えた結果、今回は「僕がデッキを作る時の考え方」を紹介しようと思います。

僕は常日頃から「ウィクロスセレモニー」や「ディーヴァグランプリ」で優勝することを目的に、勝つためのデッキを模索し続けています。その時にどんなアプローチでデッキを考えているのかが、デッキ構築に悩めるセレクターの一助になれば幸いです。


それでは本編に行ってみましょう!!

-本題の前に-
「リツイート」して下さい!!!!!!!!


念仏のように唱えてますが、この記事を読んで「面白い」「為になった」と感じていただけたらTwitterでの"いいね"、できれば"リツイート"を是非ともお願いします!!

「読めば一つ強くなれる記事」を心がけて執筆しています。

まず人の目に触れないことには記事は読んで貰えません。頑張って書いた記事なので、できるだけ多くのセレクターに読んで欲しいです。ナニトゾオナシャス!!
今回の目次は以下の通り
目次
1.全セレクターにデッキ構築をして欲しい理由
SNSの普及によって、ディーヴァグランプリ、ウィクロスセレモニーなどの大型大会は勿論のこと、店舗によってはウィクロスパーティで結果を残したデッキを知ることができます。

ウィクロス界では現状、有料記事の文化も存在しないので、有名なセレクターの使用したデッキリストも簡単に入手できます。

じゃあ、思いますよね?

「わざわざ自分でデッキを考えなくても、強豪セレクターのデッキをコピーして使えばいいじゃん!?」

......って。

カードゲームへの取り組み方は人それぞれなので、それも間違いではありません。
しかし、個人的には少し「勿体ないな」と感じてしまいます。

TCG界隈では、「構築・プレイ・運の割合」みたいな問いかけがときおり話題に上がることもありますが、個人的にディーセレクションはダントツで"構築"の比重が大きいゲームだと考えています。

そのため、創意工夫の余地が大きいのも、他のセレクターと最も差を付けられる部分も"構築"です。

ディーセレで一番楽しい部分が"構築"と言っても差し支えないでしょう。
そこを他人任せにしてしまうのは勿体ないです。

また、僕がディーセレクションで最も凄いと思っている点は、カードパワーのバランス調整です。現状のディーセレクションでは、どうデッキを構築しても必ずどこかに弱点が生じるようになっています。その証拠にかなりインフレが進んだディソナ環境を経ても、いまだかつて完璧で究極の構築には出会えていません。(研究不足なだけかもしれませんが)

そんな中で「完全」とはいかずとも、その環境に応じた「最適」を探求する。この楽しさを色んなセレクターの方に味わってもらいたいです。

2.自分の「目的」を明確にする
何をするにしても、あらかじめ「目的」を決めておくことはとても重要です。

デッキ構築についても同様で、ヒラナが好きで「ヒラナでウィクロスを遊ぶ」ことが「目的」の新米セレクターに、環境トップで強いからと言って「ディソナ花代」を使うことを強要するのはNGです。逆もしかりで、「ディーヴァグランプリ」での優勝を「目的」にするのであれば、好きなルリグ・戦法の得手不得手など投げ打って環境の最適解を選択するべきです。

僕はウィクロスを遊ぶ目的は「楽しみたい」「勝ちたい」「優勝したい」の3つに大別されると考えています。これら3つの目的別にデッキの組み方を紹介したいと思います。

1)「楽しみたい」
2)「勝ちたい」
3)「優勝したい」

1)「楽しみたい」
勝敗にこだわらずウィクロスを「楽しみたい」のであれば、僕からいう事は何もありません。

好きな「ルリグ」で、好きな「戦法」で戦いましょう。

デッキも、好きなルリグ、好きなアシスト、好きなピース、好きなシグニから自由に52枚を選択してください。構築ルールさえ守っていれば、色配分、レベル配分、リソースのバランス、何でもOK。全て貴方の自由です。

2)「勝ちたい」
一緒に遊んでいる友人、ウィクロスパーティなどでバトルを行う中でちょっとでも「勝ちたい」のであれば、それなりに勝算のあるデッキを選択する必要があります。

もっと言えば、好きな「ルリグ」、好きな「戦法」のどちらかは諦める必要があります。

好きな「ルリグ」からデッキを組みたい場合は、からばこさんの「ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編」がとても分かりやすくまとめられていてオススメです。

↑の記事を本当にザックリまとめると以下の通りです。

(1)好きなルリグを決める
(2)そのルリグの得意なことを知る
(3)長所を伸ばすようにデッキを構築する
(4)実践を踏まえて調整する

また、好きな「戦法」からデッキを組みたい場合も基本的な流れは同じです。

「コントロール」を主体にしたデッキを組みたいのであれば、手札破壊効果を有する青色のセンタールリグや、自身のハンドリソースを確保できる能力を有したセンタールリグを選択する。
「速攻で倒し切る」デッキを組みたいのであれば、相手の防御手段を奪ったり追加打点に繋がる効果を有するセンタールリグを選択してあげましょう。
此処で注意したいのは、最初にも言いましたが、あくまでも「勝ちたい」を目的にするのであれば、「ルリグ」と「戦法」はマッチしたものを選択する必要がある点です。

共宴の巫女 リメンバ・ディナー>は自身のリソース確保や相手の妨害といった「コントロール」的な動きは得意なルリグですが、「速攻で倒し切る」という戦法にはマッチしていません。
《リメンバ》で勝ちたいのであれば、ある程度「コントロール」チックな戦法をとる必要があります。

逆に、<王手の一歩 ヒラナ>のエクシードは相手のアシストルリグの使用とガードを封じられる「速攻で倒し切る」にはうってつけの効果を有していますが、ターンが伸びれば伸びただけメリットが失われてしまうので「コントロール」にはどう考えても不向きです。

「コントロール」で勝ちたいのであれば、いくら<王手の一歩 ヒラナ>が好きでも諦める必要があります。

3)「優勝したい」
「ウィクロスセレモニー」や「ディーヴァグランプリ」などの大型大会で「優勝したい」のであれば、好きな「ルリグ」も「戦法」もかなぐり捨てて、環境の最適解を選択する必要があります。

これらの大型大会の場は、この世界に存在する数多のセレクター達が、寝る時間も惜しんでデッキのことを考え調整した結論で以て挑んできます。

そんな修羅のようなセレクター達を抑えて「優勝したい」のであれば、自分の好みなんか優先している場合ではありません。勝利の期待値が1%でも高い構築を持ち込むべきです。

厳しいことを言うようですが「好きなルリグで優勝したい」という目的は、高嶺の花で、イバラの道です。好きなルリグがタイミング良く環境トップであれば話は別ですが、そうでないなら他のセレクターと比べ、優勝の期待値は低い状態で戦っていることを念頭に置く必要があります。

かく言う僕は、常にこの「優勝したい」を目的にウィクロスに取り組んでいます。
次の項目では、僕が「優勝」するためにどんなアプローチで構築を考えているのかを説明します。

3.「優勝」するためのデッキを作るには?
僕がこれまでのデッキは、以下の2パターンのアプローチで構築してきました。

1)「環境把握」+「一歩先」の組み合わせ
2)強そうなギミックを「完成」させる

1)「環境把握」+「一歩先」の組み合わせ
1つ目のアプローチは、環境の流行を把握し、そのデッキ群に対して勝ちやすいデッキを構築するものです。

僕の過去の例で言えば以下の記事のデッキが該当します。
いづれも「当時の環境トップの仮想敵を数種ピックアップし、少しでも勝利を上げるにはどうしたら良いか?」と言う流れのアプローチでデッキを構築しています。

・「ディーヴァグランプリ2nd 白単アキノ
・「ディーヴァグランプリ4th ハンデスリメンバ
・「夢限少女杯 リメンバ

また、現在の「CONCORDDIVA環境」にあてはめて、「環境把握」+「一歩先へ」のアプローチを考えてみましょう。かなりザックリかつ正解じゃ無いかもしれませんが、モノは試しです。

公式Twitterにて公開された6月の入賞結果によると、現環境のツートップは<ナナシ 其ノ参ノ禍>と<炎妖舞 花代・惨>です。その下に<残黒の巫女 タマヨリヒメ><コード・ピルルク・極><みこみこ☆さんさんまぜまぜ>と続きます。

これらのデッキに共通する特徴は以下の通りです。

(1)リフレッシュ、バーン、サーバント奪取、エナ破壊によるアシストの弱体化を狙うデッキが多い
⇒ゲームレンジが後攻4ターン目のキルに収束している
(2)手札・エナ両方のリソースを奪ってくるデッキが多い
(3)シグニの除去を<幻獣神 LOVIT//ディソナ><翠魔姫 バン//ディソナ>の2種に頼りがち
(4)実は5ターン目以降は息切れするデッキが多い

これ等の要素を考えると、先攻5ターン目を安定して迎えられるようなデッキを組むことができれば、今の環境で出し抜くことができるのではないでしょうか?

とは言え、エナ破壊が存在する以上、アシストによる防御面数の確保は難しいと考えて良いでしょう。であれば、突破され辛い盤面を作ることによって防御面数をかさましするのはどうでしょうか?

ここで、「(3)シグニの除去を<幻獣神 LOVIT//ディソナ><翠魔姫 バン//ディソナ>の2種に頼りがち」に注目すると、パワー12000を超えて除去耐性を持つ<羅原姫 H2O>は非常に環境に刺さっているのではないでしょうか?隣に<聖天姫 エクシア>を添えてあげれば、相手からすれば非常に厄介な布陣となるはずです。

これ等のシグニを上手に扱える、かつての《原子リメンバ》のようなデッキは、リメイクしてやれば意外とやれるかもしれません。

このように、現状の課題を明確にして、それを解決してやることでより良いデッキに近づくことができます。

2)強そうなギミックを「完成」させる
常日頃から「こんなこと出来たら強そうだなぁ〜」というアイディアをスマホのメモでも良いので書き貯めておくと、カードプールの増加によって芽が出ることがあります。出た芽を必死で育てるのが2つ目のアプローチです。

ここで重要なのは、以下の3点。

(1)まずは組んでみること
(2)組んだ後の実証を徹底的に行うこと
(3)切り捨ての判断は躊躇しないこと

とにもかくにも、形にしないことには始まりませんし、机上の空論じゃ気づけない点も多いです。まずは体裁はどうでも良いので形にしてみましょう。そうしたら、現環境トップのデッキ群はモチロンのこと、「手札破壊」「コントロール」「速攻」「エナ破壊」などなど、想定されるデッキタイプにブチ当てて強度試験を行い、実戦レベルじゃないと判断したら迷わずお蔵入りにしましょう。

あくまで目的は「優勝」であり、ビックリドッキリメカで相手を驚かすことでは無いので、勝算の低いデッキを使う理由はありません。

これまで紹介してきた、デッキ達は個人的に「優勝」を狙えるレベルだと判断して、セレモニーやグランプリに持ち込みました。これ等のデッキの陰には日の目を見ることなく封印されていったデッキ達が両手じゃ数えきれないほど存在しています。

・「ダメージレースの向こう側
・「不穏レイナナシ
・「ヴォルフガングの継承者

また、今後の参考までに、今のところ僕がぼんやりと考えているアイディアは以下の通り。
「フェゾーネDIVA with電音部」でどれか花開くと嬉しいですね。

・<幻怪姫 翠子//メモリア>と相性の良い、回収と要求を一挙に担ってくれるようなピースが来てくれたら今の高速環境に刺さりそうだな〜
・<翠美姫 アン//ディソナ>を継続して立てられて要求もできれば、リソース奪取環境だと結構強そうだな〜
・<幻水姫 アキノ//ディソナ>と<アンバランス・ダンス>のコンボって結局、あんまり強く使えてるデッキ無かったな〜 etc.

■おわりに
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
この記事を読んでいただいたセレクターの中から新進気鋭のデッキが登場する事を願っています。

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