今回はどうしても使いたいアシストルリグがあってそれを主軸にしたデッキを組みたくなったので組んでみました。
あまり環境に居ない型ではあるものの、低コスト帯でもしっかり除去を放り投げる事が出来る大ディソナ環境においてもしっかり戦えるポテンシャルを秘めています。
そのカードと言うのがこちらです。
- 先攻2T目に使うと相手のリミットは3または4、シグニを111,112のレベルでしか並べられない
- 後攻2T目に使うと相手のリミットは5か6、強力な3シグニを1体しか立てられないだけではなく多くの場合113のレベルで並ぶことが多い
- ディソナ環境におけるレベル1シグニ効果はほとんど非ディソナの下級白シグニで防げる
それ以外にも現環境に多数刺さる要素が盛りだくさんですので、その片鱗を感じて頂ければ幸いです。
デッキリスト
アシストルリグ/ピース
計8枚
コンセプト
シグニで固めてルリグで確実に倒せ!マユ型との差別化ポイント
せっかくタマを使うのにマユには乗らないんですか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。しかし近年急激に勢力を伸ばしている黒タマ(<残黒の巫女 タマヨリヒメ>)と比べ能力が全てアタックフェイズに発動する能力なせいでメイン時に解決する黒タマと比較してマユにグロウするターンの恩恵を受けにくい点が非常に気になっていました。勿論結果を残している情報も耳にしたので強いことは間違いないのですが、今回はマユに乗らない構築で組んでいます。勿論2Tに分けて攻められるという点は超過打点無しの攻めがLBで止まっても(特に<EXTRA>系のLBは白タマにとって天敵と言えます)リーサル叩き込める利点がありますが、どれだけ手札エナ持っていても<未知の邂逅>使用時は強制的に手札エナが空になる点、後述する<ホワイトヘブン>+ルリグアタック回数を増やすためのコストも5エナである点、何より白タマは地上点が取りにくい点が気になったことも要因の一つです。
勿論マユを装ったプレイングをする事は重要です。捻出できるリソース数が4枚以下だと相手がもう1点取れるのに取らないみたいな事も十分に考えられますので。
対戦での立ち回り
レベル1帯は全て非LB持ちに揃えたため、他のデッキよりも有効LBの期待値を気持ち上げる事が出来ました。現環境では<トキユキ>の優先度が高く、アシストルリグが除去系の可能性がある場合(特にマキナが居る場合はほぼ100%<マキナウィングスラッシュ>です)<キョウシュウ>の優先度も高くなってきます。ちなみに今回<聖天 アルテミス>は非採用にしています。バニッシュ系のアシストルリグも含めてケア出来るため強いかと思いましたが、ハンデス環境において<ムジカ//ディソナ>の採用が増えているためアシストルリグが乗った後であればある程度場持ちの良い<チョウウン>に枠を譲りました。
相手センターが青ルリグでサーバントを持てている場合は任意ハンデスが複数飛んでくる場合もありますので手札総数を多めにしてサーバントを守るプレイングもあります。その場に応じて色々なプランを試してみて下さい。
2T目ですが先手後手、手札に2シグニをどの程度持てているかでサシェを2にグロウさせるかが変わってきます。先手の場合2シグニを3体並べられるならグロウさせても良いかもしれません。
後手だとほぼ確定でグロウした方が良いです。先攻三ターン目で一気に攻め込みたい相手の出鼻を挫く事が出来るでしょう。
3にグロウしてからは更に強力なシグニを扱えるようになります。ディソナ環境にて立ちはだかる強豪ルリグを相手にしても、<シィラ><エクシア>の並びは<みこみこ>や<黒タマ>に対して強く働き、<シィラ><リメンバ//メモリア>の並びは<メル><花代><ヒラナ>辺りに強い圧力をかける事が出来ます。
以降は盤面を固めて被ダメを抑えつつ、LBで空いた面やルリグ効果により堅実に点を取り詰められると思ったタイミングが来たら<ホワイトヘブン>と<ゲーム1>を合わせてトドメを刺しに行きましょう。
サーバントを確保されている場合でも防御にエナを使い相手のエナが空っぽにならざるを得ない状況もあります。そういう時は<リメンバ//メモリア>のガード時のエナ要求を合わせる事でサーバントがあるのにガード出来ない状況を作り出す事もお忘れなく。
キーカード
コードハート リメンバ//メモリア
パワーが高いだけのシグニならば<バン//ディソナ>で除去する事が出来ました。しかしこのシグニを除去しようとするならば3コストもかかってしまいます。しかも横にパワー10000以上のシグニが居る場合<リメンバ//メモリア>を直接除去する事が出来ません。繰り返し立てる事でゲームを有利に進める事が出来るでしょう。
<聖天姫 エクシア>と並べるとパワーラインが下がってしまう点にはご注意。
幻水姫 シィラ
当然こんなシグニが場に残ってくれるはずは無いのですが、そこと相性が良いのがアシストルリグの<ドーナ『輝いてる!』>。空き面に手札から出す事によってランサーアサシンダブルクラッシュを始めとした能力をケアする事が出来ます。
ドーナ『輝いてる!』
前述の通り<シィラ>を出すのも強いですが、わざと下級シグニを出す事で殴ってエナを与えるか殴らずアップ除去LBを踏んでもらうかの2択を迫る事が出来ます。
殴ってもらえた時の実質0エナ手札2消費は2面防御としては破格の性能をしていると言えるでしょう。
サシェ・アンジュレーション
ホワイトヘブン
若干コストが重いのでエナの工面を気を付けましょう。理想は5エナ以上から使う感じですね。
終わりに
とにかく白単構築における<サシェ・バラディ>の強さを味わってほしくて組んだデッキですが全体的に良い感じに仕上がったと思います。大まかな基盤はそのままに、ハンデスを重く見たいのであればアシストに「エルドラ」等を採用しながら<ルヴダビ>を<オセ>に変えたり等色々試してみて下さい。最後まで読んで頂きありがとうございます。良かったと思われましたらいいねRTその他高評価の程よろしくお願いします。