どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
各種マイナス能力をサポートすることができ、例えば<ジンロウ>は13000まで、<ピルルクAPEXメモリア>は11000までのシグニをバニッシュできます。<オイゴナ>が6000まで除去できるようになり、レベル1の標準パワーを焼けるのは嬉しいですね。
とはいえ相手が【ウィルス】のあるシグニゾーンに、そう簡単にパワーの低いシグニを配置してくれるわけもなく......。
というわけで<ギロッポン>で無理矢理配置させたり、各種迷宮シグニで配置をぐちゃぐちゃにできないかな、というところから構築を始めました。
......<APEXメモリア>軸のグズ子を公開する予定でしたが、<RECOVERY>の制約に気づかなかったのでボツになりました。ボツデッキはこちらに自戒を込めて載せていますので、いい感じに整えてあげてください。
最初に考えたデッキレシピを教えてください。
アシストルリグ/ピース
計8枚
LB
計20枚
非LB
計20枚
このルリグの攻め方を教えてください。
<ギロッポン>と<クイン>を配置し、相手のシグニをヒュンヒュンさせるデッキです(理想)【ウィルス】のあるシグニゾーンの前に<ギロッポン>を配置、隣に<クイン>を立てて<トチョー>などでシグニを動かすと、<ギロッポン>の前に配置されたシグニのパワーがマイナス5000されます。これでレベル1シグニをバニッシュし、<トチョー>などをリムーブ。<ユキ//メモリア>で<ギロッポン>の正面に相手シグニを移動させ、<クイン>と合わせてマイナス5000。アタックフェイズに入って<クイン>で再度移動させてマイナス5000。アタックフェイズで感染させてマイナス8000、が基本の動きです。5000と8000がノーコストで溶けます。
と、それだけでは物足りないので、<ゆかゆか☆ぴーひゃら>でリミットを9にし、リムーブ後に置くシグニを2枚目の<クイン>にします。マイナス5000に加え、アタックフェイズ開始時に【ウィルス】でマイナス3000と、<クイン>2枚で2000を4回ばらまけます。
<クイン>は「入れ替える」なので感染状態のシグニゾーンに新たにシグニを置けませんが、ノーコストで2面溶かせるのはなかなか優秀です。残り1面はスペルなり何なりで何とかしましょう。
と、それだけでも物足りないので、マイナスの値を倍化させる<アンダー・アトラクティブ>まで入れています。マジか。
こうでもしないと12000どころか10000も処理できなかったので苦肉の策です。でも使えたらすごいです。怪しさ要素その1。
一見<クイン>と<3ナナシ>のゲーム1は相性が良さそうですが、相手アタックフェイズ開始時に裏向きの<クイン>は移動能力を使うことができません。アタックフェイズ開始時に全部同時にトリガーするが、裏の<クイン>はその時に場にいないため、ってやつです(ルールに自信なし顔)
せっかく面白いゲーム1があるので、隠すのに最適で迷宮シグニの<シンフォーズ>と<禍キ目ノ疼キ>を攻防セットで採用してみました。ギリギリのナナシ要素です......。
キーカードは何ですか?
禍キ目ノ疼キ
消したシグニゾーンの前に<シンフォーズ>を配置しておきナナシのゲーム1を起動させておけば、除去系のライフバーストを踏んでも、相手のアタックフェイズ合わせて表になった<シンフォーズ>がスライドしてくる、ってやつです。怪しさ要素その2です。
無色ピースであることからドリームピースである以外に採用条件が無いため、遅いデッキを中心に色々なデッキで見かけるかもしれません。相手の防御によっては<ギロッポン>で確実に点数が取れ......、本当か?
カウントダウン・ヒールズ
天使や悪魔、宇宙はもちろんですが、<インディゴライト>の宝石や<リル//メモリア>の武勇など、種族デッキも実戦級に育ってきました。今後を見越して1枚は持っておきたいピースですね。だからといって迷宮か......。本当か?
ナナシ其ノ参ノ踊
アタックフェイズ開始時にトリガーするカードが多いディーセレにおいて、隠しておきたいシグニは<シィラ>くらいでしょうか。裏になると覚醒状態も消える(はず)なので、良いシナジーを発揮するカードを探しています。「バトルでバニッシュされた時」みたいな能力を持つシグニとかですかね......。
オールスターでは無料でコインとウィルスを手に入れられるうえ、<マイプラ>を隠しておけるという大きな強化になっています。
今弾登場のルリグのうち、グズ子、ナナシ、カーニバルはちょこちょこ入賞を見かけていたので、新規レベル3の登場で勢力図が変わることを期待しています。
もちろんメルも言うまでもなく、ですが。
今弾でお気に入りのカードを教えて下さい。
ピルルクAPEX//メモリア
<ピルルクAPEX>というルリグはそれはそれは強かったです。スペルを使えば1面バニッシュで、アタックフェイズにエクシード2で<FREEZE><リバイブ・フレア>を使用して3面防御したりと、攻防共に最高峰のスペックを誇っていました。レベル4まではしっかり耐えて、満を持して<APEX>にグロウした際の絶対的な安心感は、それはそれは頼もしいもので......。もう5年半も前になりますね。週6回は大会に出て、負けて負けて負けて勝って負けてを繰り返し、とにかくウィクロスに夢中になっていた日々でした。青春の日々、ってやつです。
当時はフォーマットが新しく2つ増えるとか、ここやウィクロス公式で記事を書くとか、そんな未来は全く想像していませんでした。ただただ楽しんだ日々の果てに今があると思うと、<ピルルクAPEX>は本当にたくさんの縁をくれたルリグです。私の人生における20代後半の象徴のひとつ、と言ってもいいくらい。
そんな記憶と共に<APEXメモリア>を待ち続けておりました。能力が発表された時は「APEXにしては意外と大人しいな......?」という印象でしたが、考えれば考えるほど多くのシナジーが見つかりそうな、そんな可能性が詰まっています。
なにせ5年半の思い出が詰まったメモリーシグニですからね。年季も愛も重いゆえ、軽くなったのは財布くらいです。続きは個人ブログで......、やるかな?やりましょう。
まほまほメモリア
センターエクスのDXMなどアシストに黒を添えた速めのデッキは、レベル2はアシストを中心に面を開けて3面要求する動きが多いかと思います。その要求枠として<まほまほ//メモリア>はうってつけなのかなと。
相手依存ではありますが、黒でハンデスできるのは結構貴重ですよね。デッキ破壊も<DEATH DECK>などにつなげやすくなりそうで、選択肢の一つとして上がってこないかなと期待しています。
もちろん本家まほまほでも、中央に置かなくてもデッキ破壊がねらえる<ブルータス>として運用ができそうです。確実にデッキ破壊するときは<ブルータス>に任せ、リソースを削りたいときなどに<まほまほ//メモリア>を運用するイメージでしょうか。
攻めは<オイゴナ>、守りは<マーブリング><タテーザ><キョウシュウ>など、黒にはもちろん他色にも魅力的なシグニがたくさん登場したので、長く使っているまほまほデッキの大改革にも挑戦したいですね。
CVはウィクロスガールズの市原えりささん。ツイッターのスペースやツイキャスを聞いているうちに、すっかりファンになりました。
まほまほも中の人きっかけで使い始めたのですが、使えば使うほどデッキ破壊の爽快感にドはまりしております。
久しぶりにしっくりくるデッキと出会えたので、今弾もしっかり練り上げていきたいです。
最後に一言お願いします。
作ったデッキが次から次へと大爆発して、産みの苦しみを味わう今弾です。怪しさ抜群のデッキをご紹介していますが、ポテンシャルはすごい(ということにします)ので、魔改造していただければ幸いです。このデッキの試作品で0勝4敗しましたが......。
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