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WELCOME BACK DIVA -Lostorage- 注目デッキ紹介

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by しみずき

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WELCOME BACK DIVA -Lostorage- 注目デッキ紹介
■はじめに
こんにちは。しみずきです。

WELCOME BACK DIVA -Lostorage-がリリースされましたね。
年末年始を挟みましたが、幾つかセレモニーも開催され、環境もトロっと※してきたのではないでしょうか?
(※固まる2歩手前位の意)

今回は8弾のプールが環境に与えた影響と、それを踏まえての注目デッキの紹介をしたいと思います。

■影響を与えそうなカード群
メル=インビジブル / ナナシ ご選択 / 聖美 ガクブチ
WELCOME BACK DIVA -Lostorage-収録のカードで環境に影響を与えそうだなと感じたのは上記の3つ。
上から個人的にインパクトが大きかった順に並べています。
順に解説していきましょう。

メル=インビジブル
緑待望の大型防御アシスト。
今まで緑色には安定して運用できる大型防御がなかったので、このカードの登場は大きいです。

また、今まで<デウスシールド>以外の大型防御は、<コードアート ララ・ルー//メモリア>や<幻獣 テングザル>などによって貫通されるリスクがありました。
しかし、このカードはコストさえ用意できれば確実に3面守ってくれます。
また、ルリグアタックにも対応している為、腐る場面が殆どなく、非常に信頼できる1枚です。

この優秀なアシストの登場により、緑色のカード群がグッと採用しやすくなりました。

・《デウス》に対して立てるだけで1面防御になる<羅菌姫 アミノサン
・優秀な除去耐性を持つ<羅植姫 ラベンダー
・下級シグニに対する耐性+パワー13000ラインと環境的に欲しい要素を兼ね備えた<轟砲 ティーガー

などなど環境的に強そうなシグニが揃っています。
今後はこれらのカード群も含めたメタゲームが始まると考えると、環境への影響はかなりのものになりそうです。

ナナシ ご選択
非常に優秀な攻めアシスト。
マイナスに回収と、どのルリグでも肩にちっちゃい《デウス》を乗せることができます。
(※エナチャもあるよ。)

これまでの攻めアシストとの差は、一度の使い切りではなく、その名の通り発揮する効果も、発動タイミングも"選択"出来る点。
3回使える効果の内、必要な分だけ除去に回して、残りはリソースへと変換できるのが非常に優秀。

ちょっと話がズレますが、パワーラインが高くなってきた現環境では、先攻と後攻で点数要求の難易度が激変します。

先攻側は一つ下のレベルのシグニを除去すればいいのに対して、後攻側は同じレベル帯のシグニを除去しなければならないので当然っちゃ当然です。
レベル2のパワーラインが軒並み5000だった頃は、此方のレベル2シグニでも容易に除去できました。しかし、パワー800010000となってくるとそうはいきません。

先攻時は割とテンポよく要求が行える反面、現環境で後手でも淀みなく要求を行おうとする場合は、莫大なコストの支払いを覚悟するか、アシストやピースに頼るしかありません。

ここで活きてくるのがこのアシスト。要求が容易な先攻時はリソースに回してやりくりする。要求が難しい後攻時は全部マイナスに回してダメージレースで後れを取らない。といったように先攻後攻によって綺麗に使い分けられるのは他のアシストではできなかった点です。

また、このカードの登場によって意識すべきパワーラインが更に1段上がりました。
従来はレベル2のパワーラインは10000あれば十分でしたが、このカードの登場により、ワンアクションでは焼き切れないパワーラインである12000を意識する必要が出てきました。

攻め手段の拡張+パワーラインの要見直しと、このカードが環境に与える影響は中々の物です。

聖美 ガクブチ
突如<奏月の巫女 タマヨリヒメ>に与えられた3パン生成。

その点だけでもかなりのインパクトでしたが、先述した12000という優秀なパワーラインまで有しています。後、さりげなく凍結メタになっている点も覚えておいて損はありません。

《タマ》でなくとも<聖将姫 コウメイ>と組み合わせることで、白ルリグであれば誰しもがルリグで3パン出来るようになっています。

このカードの登場により、盤面はガチガチに固めてルリグパンチだけで殴り勝つ。と言った戦術もある程度現実的になってきました。

新しい攻め筋の登場という事、此方もかなりの影響度ではないでしょうか。

注目デッキ
黒単 狂騒の閻魔 ウリス
以前より<ルシファル>を最大限活かせるデッキとして注目されていました。
ノーコストでマイナス6000を行使できる点は非常に優秀で、2体並べることでレベル3シグニまでも除去の圏内となります。

おまけ効果に見える山札2枚破棄も、塵も積もれば<DEATH DECK>の10枚破棄との組み合わせで、強制リフレッシュまで持っていく事ができます。
この追加の1打点がディーセレにおいて非常に強力という事は、<TRIGGER OF VICTORY>を食らった経験のあるセレクターなら十二分に理解していることでしょう。

Lostorage以前の《ウリス》は攻めはコスパの良いマイナスとリフレッシュによる追加打点。
守りはゲーム1による盾回復と優秀アシストの《マキナ》《デウス》でダメージレースを制す。
また、《ウリス》グロウ時の2枚回収に加え<DEATH DECK><ネバーサレンダー>による回収で継戦能力も担保されている。
といった風に、かなり高水準にまとまったデッキでした。

ここで<ナナシご選択>の登場です。

このカードにより今までどうしても淀みがちだった、序盤の要求が大幅に改善しました。
また、アシストによって要求が可能になった為、しっかりと要求をしながら、此方はパワーラインの高いシグニを配置するといった芸当も可能になりました。

ナナシご選択>を採用することで防御面数が減ってしまう点は、《ウリス》のライフクロス回復がカバーしてくれます。
デッキ全体でみれば<デウスシールド>と合わせてしっかり4面分の防御を確保できています。
その為、他のルリグと比較して、防御性能は同水準を維持したままに、抜きんでた攻撃力を有しています。

これに元から持っていた特徴を組み合わせると......

・序盤からの全面要求が非常に安定
・リフレッシュによる追加打点あり
・高いパワーラインのシグニを並べられる
・ハンデスに対する耐性が高い
・十分な防御面数

という風に、カタログスペックだけなら最強レベルのデッキになっています。

他にも<羅星 ベレニケ>の登場により、<凶魔 バフォメット>と合わせてレベル1のパワーラインも高くできるなど、地味ながらも嬉しい強化を貰っています。

とは言え、課題もいくつか存在しています。

その最たるが<聖天姫 エクシア>に弱いという点。
ナナシご選択>+大型防御アシスト(盤面が空かない)の組み合わせかつ、マイナスを振らざるを得ない黒単色構築の性質上、しっかりと直撃します。1体につき1点防御がほぼ約束されてしまうレベルです。
相手の要求が緩ければライフクロスを犠牲に<凶魔姫 エレシュキガル>を投げつけることで、多少は誤魔化せますが、とは言え厳しいことには変わりありません。

その為、白を搭載し<聖魔 プルソン>を採用し、問答無用でバニラにしてしまう対策も《ウリス》界隈ではささやかれています。
聖魔 プルソン>の発動条件を<狂騒の閻魔 ウリス>の起動効果で満たせるので安定した運用が可能になります。

このように、自前のスペックの高さに加え、苦手どころに対する回答も有しています。
今弾環境かなりの有力株なのではないでしょうか?

やっぱり《デウス》!!
もう見飽きたかもしれませんが、今のディーセレはこのルリグなしには語れません。
シグニが主役のディーセレクションにおいて、シグニを最もうまく使えるといって過言ではないこのルリグが強いのは自明の理です。
◎《原子デウス》
現環境において、このデッキが入賞してないセレモニーの方が少ないんじゃないでしょうか?
それほどまでに環境を支配しているデッキタイプです。

その要因は他の追随を許さない総合力の高さにあります。
ざっと記述すると以下の通り。

・<マドカフロート>、<マキナウィングスラッシュ>による序盤の安定
・ハンデスによるダメージレース加速
・<羅原 BP>によるレベル2での10000ラインの処理
・<羅原姫 H2O>の耐性押付による疑似的な防御面数の増加
・《デウス》ゲーム1による、<羅原姫 H2O>盤面の複数回形成
・ソウルによる<羅原姫 H2O>への除去性能付与
・<マキナスマッシュ>+<マドカクラップ>でしっかり4面防御
・<MGD><Garden of Singularity>によるガード回数増強
・防御LBによる2面防御の期待値

これ等の特徴を踏まえて、僕自身が最も強いと感じているのが、

""環境最高峰のゲームメイク性能""を備えている点です。

無理をすることでダメージレースを最大値(ルリパン込み4点)まで加速させゲームターン数を短縮する。相手の要求が少なかったor有効LBが多数捲れて余裕が出来た時には、サーバントの担保と盤面強度+リソース確保でゲームを引き延ばす。

などなど、アグロとコントロール、相反する2つの特徴をゲームの状況に応じて使い分けられる点が《原子デウス》が勝ちまくっている要因だと考えています。

◎《純デウス》
《俺(デウス)》に勝てるのは《俺(デウス)》だけだと言わんばかりに、《原子デウス》の防御を貫通しうる<テングザル>、<ララ・ルー//メモリア>を引っ提げた《純デウス》も活躍しています。

""単体では除去が出来ないメタカードにソウルで火力を与え、ゲーム1の3枚回収によって複数のカードを要求されるメタギミックでも安定して運用できる""

この一文にデウスが強い所以が詰まっていますね。

《純デウス》の詳細な解説をご所望の方は、以前に執筆した""【デッキ紹介】ビースト・デウス""の記事をご覧ください。

《ウリス》の項目で記載した通り、パワーラインの向上により後攻2ターン目の要求難易度が増加傾向にあります。当時ほど安定して3面要求できない点は情報をアップデートしておきましょう。
エクスエコー>を<エクスゲイザー>に変更することで、要求の安定化は図れます。
その代償に序盤の3ドローによる安定感を失ってしまうのでなかなか難しい所です......。

少し話がそれますが、<幻獣神 サラブレッド>を使用することで、エナは少しかさむものの、2枚回収のみでダウン耐性付き<幻獣 テングザル>×2の盤面を形成できるようになりました。

1.<幻獣神 サラブレッド>2枚回収。
2.<幻獣神 サラブレッドA>登場時<幻獣 テングザルA>蘇生+パワー4000パンプ
3.<幻獣神 サラブレッドA>リムーブ
4.<幻獣神 サラブレッドB>登場時<幻獣 テングザルA>蘇生+パワー4000パンプ

という流れで、追加で4エナ必要ではありますが、2枚のコンボパーツでダウン耐性2面を達成できます。

これが何を意味するかというと、今までコンボパーツの多さから安定運用が出来なかったダウン耐性2面が<ネバーサレンダー>を使用することで、どのルリグでも可能になったという事です。

この点は《原子デウス》を対策する上で覚えていて損はないでしょう。

◎ 代わりダネ《緑デウス》は如何?
今回、緑に《メル》という優秀なアシストが増えたことによって、デウスミラーに強い緑主体のデウスの構築が現実味を帯びてきました。

羅菌姫 アミノサン>は対《デウス》においては置くだけで1点防御になるばかりか、<マキナスマッシュ>・<マキナバインド>両方の防御アシストを貫通出来ます。

翠英 ナイチール>はエナこそ要求されるものの、ダウン耐性+マイナス耐性と《原子デウス》の防御をぶち抜いてくれと言わんばかりの性能を有しています。
ゲーム1によって安定して複数回収できるので、ゲームプランに組み込みやすいのが強いです。

レベル2のパワーラインを<翠魔 オルトロス>や<コードメイズ キヨステイ>によって12000で固められる点も非常に優秀。

緑ルリグを2面採用して<DANCE IN THE LANCE>で序盤の要求を安定させる+後半で<聖天姫 エクシア>や<聖天姫 アークゲイン>の上からでも要求できるようになるので結構良さそうです。

ルリグ3パン白デッキ
...を紹介できればよかったのですが、白ルリグに関しては殆どノウハウが無いのでまたの機会に。

あるのか、またの機会......???

■最後に
如何でしたでしょうか。

ここまで執筆して、WELCOME BACK DIVA -Lostorage-の紹介なのにコイン関連に一切振れていないことに気付いてしまいました。
とは言え、キーのアンロックのように、コインを有しているからこそ出来る動き。
もっと言えば他のルリグとの差別化できる要素が存在しません。
現状では特定のカードを使う際のコスパが少し良くなるだけです。その為、現状ではルリグに約3リソースがくっついてるだけになってしまっています。

今後、コインベットによるピースでの2面防御のような、コイン組にだけ許された強ムーブが出来るようになるのを期待しましょう。

最後まで読んでいただいて有難うございました。

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