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【第71話】焼け野原

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by ねへほもん

早いことにもう8月ですね!
暑いッス・・・

8月最初のWPS(秋葉原イエサブ)に出てきました!
ここ最近ウィクパに出る暇がなく、調整できないと結果が出ないな~と痛感してばかりでしたが、
今回はリベンジできたのでしょうか?

予選
1回戦 ウリス
2回戦 ウリス
3回戦 四結緑子
4回戦 2止めピルルク ×
決勝T
1回戦 不戦勝
2回戦 3止めユヅキ
3回戦 ウリス
準決勝 晩成爾改 ×
3位決定戦 火鳥風月

という訳で3位でした。
2止めにしか負けていませんねw
ちなみに使用デッキはこちら。
晩成爾改.JPG

ごめんなさい!自分も2止めです!!
まともなデッキは調整して対人戦の勘が掴めないと勝てないですし、仕事明けの土曜日に最大9回戦を戦い抜く体力は無かったので・・・

ちなみに結果は、1位:晩成爾改、2位:2止めイオナ、3位:晩成爾改、4位:火鳥風月という魔境ぶり。
とっとと相手の場を焼け野原にして削りまくるデッキばかりでした。
決勝T 3回戦以降は全卓のゲームが15分以内で終わるという超速攻環境でした・・・

実はマユCSでも使っており、そこでも2止め以外には全勝するというなかなか優秀なデッキです。
元々爾改使いなだけあって、構築にも拘りがあるので、簡単に解説しておこうと思います。

◆キーカード
《ペイ・チャージング》
8弾で登場し、現在の速攻環境を作り出した悪の根源
緑アーツを増やして動きのバリエーションを増やすか、マリゴを引けない中で殴ってこないデッキ相手でも12エナを貯めきるためにペイチャに寄せるかは難しいところ。
最近タマが多いと感じていたため、タマの4グロウ前に確実に12エナ貯めきるために4枚投入しました。
まぁ、当たらなかったんですけどねw

《十人十色》
緑の最強アーツ。
マリゴで切ったり、余ったら無駄撃ちしてルリグトラッシュを7枚にしたりと柔軟性があります。
今回は本来の用途でも使えるようにしており、詰めの局面に美巧を出すと耐性を付与できます。
「シグニ・スペルの効果を受けない」というのはLBも含むため、詰めの安定性が増します。

《奏演の右音 クラリネ》《奏演の音左 フルート》
十人十色とセットで使います。
非LB枠がカツカツなのに対し、LB枠には余裕があるため、クラリネ2、フルート4という枚数配分にしました。
運良く2体が揃えばヘブンも積極的に狙います。
後述の通り、殴ってこない相手に12エナを揃えるには手札とエナがギリギリになるので。

《羅植 カーノ》
今までも活躍してくれたカーノですが、8弾からはなんとペイチャを使うだけで除去効果を発動させることができます!
詰めは晩成に頼るとしても、詰める前段階としてライフを削る必要があるためかなり重宝します。

《噴流する知識》
晩成爾改は詰まるところ、カーノ・ヒスイを多く引き込んで除去を連発し、マリゴを引いてエナをチャージし、詰めにアヤボンを並べて一気に削るというデッキであるため、どうしてもLB枠が余りがちになります。
噴流を使えばデッキ圧縮ができるため、安定して非LBのカードを引き込みやすくなります。
詰めるターンに引くとアイドル警戒で使いづらく腐るリスクがありますが、ペイチャで投げれば難なく処理できるため問題なし。

◆不採用カード
《ハロー・エフェクト》
1枚だけ防御アーツを採用して、動きの柔軟性を高めようという案がありました。
盤面を空けてダメージに繋げたり、カヤッパを守ってエナチャを実現したりと使い道はあるのですが、
今回はタマ相手に速く12エナを貯めることを重視したため不採用でした。

《硝煙の気焔》
汎用的な除去手段ですが、手札を1枚消費するため不採用に。
ペイチャの登場により、エナチャにおける手札の重要性が高まっています。
代わりにカーノが万能的な汎用除去に昇格しているため、あまり問題はないです。

《羅植 カヤッパ》
殴ってもらうだけのサンドバッグは弱いと判断しました。
殴られなくても12エナを貯めるプランは立てましたし、下手に殴られ過ぎるとペイチャを使うコストが無くなるおそれもあります。

◆デッキ別対策
・VSタマミルルン
タマならゲイン天使3面、ミルルンならフルハンデス+割裂と、レベル4に上がって得意な状況を作るまでは殴らないという対応を取られる可能性があります。
その場合でも、きちんと計算すれば、安定して12エナ(爾改グロウも含めて14エナ)を貯めることができます。

~先攻~
先攻4ターン目(相手レベル3)までに引けるカードは初期5枚+ドロー7枚(1ドロー+2ドロー3回)の12枚。
うち毎ターンエナチャージ(4枚)、最終盤面を殴るシグニ(3枚)で残りの余裕枠は5枚。
余裕枠4枚をペイチャに割くと8チャージで残り2エナ。

4投しているマリゴを1枚でも引ければ達成できますし、ネクレ+カーノで追加エナチャージをしても達成できます。
かなり安定して達成できるラインと言えるのではないでしょうか?

~後攻~
後攻3ターン目までに引けるカードは初期5枚+2ドロー3回の11枚。
うち毎ターンエナチャージ(3枚)、最終盤面を殴るシグニ(3枚)で残りの余裕枠は5枚。
余裕枠4枚をペイチャに割くと8エナチャージで残り3エナ。

今回はマリゴ1枚で2エナ賄うのは必須で、後は残る余裕枠の1枚でカーノ・ネクレのどちらかの追加チャージをすれば達成できます。
後攻でも割と安定して達成できる条件かと思います。

むしろ問題は理想的な最終盤面を作れるかということです。
無闇に3面にシグニを立てて殴ってしまうと最終ターンに立てたいアヤボンや美巧を立てるスペースがなくなり、
トラッシュ送りにしてスペースを空けようとすると手札の余裕枠が足りずに3面並ばないことがよくあります。
アヤボンが余っていれば先に場に出しておく、ダメージに絡まない盤面にはシグニを立てない等、限られたスペースを有効に使うことがポイントですね。

タマ相手のLBはアークゲイン・アークオーラ・ヘッケラと十人十色で止められるものばかりですので、ライフ3にまで削れればアヤボン+美巧2面で必勝、ライフ4でもアヤボン×2+美巧で危険なLBトライアルをする回数は最小限に抑えることができます。
ダメージの通りが悪くて詰められなさそうな場合でも、とりあえずレベル3の段階で晩成を決めて通せるだけのダメージは通しておいた方が良いです。
その後天使3面が並ばず隙ができる可能性や、爾改起動のルリグアタックが通ってトドメを刺せる可能性もあるので。
ミルルンならマユ特攻がない分、ルリグアタックをトライできる回数が多くてより有利です。

対タマを想定して組んだだけあり、先攻なら有利、後攻でもやや不利程度の相性で戦えるかと思います。
対ミルルンは更に有利でしょう。

VS2止め
筆者が負けまくっているだけあって大したことは書けないですが・・・
使った側が言うのも非常に問題ありますが、本当に面倒ですよねw

致死ラインを意識して戦うことがポイントです。
晩成爾改ミラーなら、詰めがアヤボン2体+1体と想定するとライフ4以下が致死圏です。
後は爾改起動できるエナがあればライフ5でも危うく、ライフ6なら安全圏と言えるでしょう。

・・・と思っていたのですが、WPS準決勝ではライフ6から殺されましたw
マリゴ1枚+アヤボン3枚を素引きされるという事態・・・
再三でアヤボンを回収すれば、その分エナが減り、爾改起動まで繋げるのは難しいと思うので、実戦的にはあまり起こらないとは思いますが。

ただ、油断してポコポコ殴っていると再三回収を入れてもエナが足りることも有りうるため、次のターンで相手を詰められるギリギリのラインで攻撃を止め、返しの突然死を防ぐことがポイントとなります。
他の2止めであればライフ5以上あればサーバントガードで耐え切れます。
ただ、2止めピルルクはCrystal Sealで捨てられる可能性があるため、可能なら2枚持っておく方が安全です。
WPSの予選最終戦では、TAPを2枚連続で踏んで2ダメージ余計に受けて死んだ人が居るそうです。誰でしょうね?

VSウリス
構築とLB次第ではタマの次に厄介と言える相手です。
いや、2止めの方が厄介か?

十人十色で対処できるのは、ウンギョウとミリアの2枚で、ルシファルとエニグマは対処不能、後はハンド0でガードされないと読んで殴ったところにメツムLBからサーバント回収でガードされるという可能性もあります。
トラッシュにレベル3以上のサーバントが落ちていなければ、爾改を起動してから殴る方がより手堅いでしょう。

ダメージを与えない限りは勝てないため、相手は構わずポコポコ殴ってくるでしょう。
おそらくマリゴで緑アーツを切ることはほとんどなく、再三再四も十人十色も普通に使うことになるかと思います。
相手がレベル3の段階で詰めにいきますが、こちらのライフ管理があまりにおろそかだとアンサプ3面焼きから特攻を仕掛けられて死ぬ可能性もあるため、極力盤面を埋めて戦い、相手がレベル3にグロウした段階でライフ3+サーバントをキープしておくことは重要です。
他にも比較的速く攻めてくるサシェやミュウ等と対戦する場合にも言えることですが。

エナ面の心配はまず無いので、後はダメージをいかに蓄積するかが重要です。
極力ライフ3、できれば2から詰めに入れるとLBで負ける可能性を下げることができます。
ヒスイ・カーノをうまく引ければ良いですが、引けない場合もあるでしょう。
その場合、早めに再三再四を使ってヒスイやカーノを加えておくのも手です。
代わりにアヤボンや美巧が足りているのであれば再三を残しておく意味もないですし、それなら除去に充てた方が良いに決まっています。

と普通に除去して戦っていれば勝てるはずですが、《エニグマ・オーラ》を採用している相手には注意が必要です。
「晩成で全体トラッシュに送るぞ~!って先にトラッシュに行ってるのかw
となるとかなり面倒です。
残念ながら直接防ぐ手段はありませんが、序盤から積極的に攻め、アーツを使わせてエナを貯めさせないことである程度対処できるかと思います。
2止めが大会で暴れまくっている現状、エニグマの投入率が上がるのは避けられないでしょう。

他のデッキはダメージを蓄積し、晩成を決め、十人十色でLBをケアして詰めれば普通に勝てるはずです。
トオン・ウィッシュクライシス等対処不能なLBは一定数残りますが、高い勝率は挙げられるかと思います。


ただ、このデッキには致命的な欠点があります。
「ゲームが早く終わりすぎて暇になる」
WPSなら他の卓を偵察して情報を収集する時間に充てれば無駄なく過ごせますが、普段のウィクパレベルでは暇になって仕方ありません。
使われた方もあまりいい気はしないでしょうし、使うのはWPS等大きな大会位にしましょうw

次はまともなデッキの記事にする予定ですのでお許しをm(_ _)m
では~

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