こんにちは、りくです。アンリミテッドセレクターも発売してから3週間が経ち、環境もそれなりに安定してきた頃ですね。各デッキの動きや大会結果を見たところ個人的には多く結果を残しているナナシ、カーニバルを中心に環境が回っていきそうだなぁと感じています。事前情報ではあーや、ナナシ、ハナレが強いかなと思っていたのでカーニバルは意外でした。カーニバルは上から引いたカードで戦うデッキなためあまり使ったことがないのですがレベル4になるレベル1が増えたことと、点要求札が増えたこと、それに豊富な耐性を流せる<>が評価されている感じでしょうか。
さて今回はその中でもナナシについてお話しようと思います。
ナナシは4止めも5に上がるものも両方結果を残していますが個人的には4で止まるよりは5に上がるものの方がオススメです。理由としてはまず第1に<>のバニッシュをトラッシュ置換に変える能力が非常に強力だからです。<>を貼ってくるリソース奪取系のルリグ(特にあーや)などはエナを与えてしまうと際限なく回されてしまい、こちらには<>がないためいつかリソースを奪われきってしまいこちらが息切れしてしまいます。しかし5に乗れば相手のエナの供給を断てるため不利な対面を減らすことができます。
そして第2にショットデッキ以外の対面では5よりも<>の再配置不可の方が有利に立ち回ることのできるので5に乗らない選択肢を取ってルリグデッキを1枚腐らせても勝つことができてしまうためです。
このことから5を入れておくことでどちらの選択肢も取れるから5に上がる方が強いと思っています。ただショット系が多い環境では4で止まった方が強いため4で止まる場合はショットに強いアーツ構成にすることが重要になると思っています。
■キー選択について
ロストレージ組は初期からコインを複数枚持つため様々な選択肢が取れます。ぼく個人がナナシで使うならこれかなと思うキーを紹介します。
タマキー+蟹キー
言わずと知れた黄金コンボ。<>、<>、<>等でライフキープしながら序盤からガンガン点を取るタイプです。以前は5でやっていましたが今やるなら4で止めた方がいいかなと思います。
ピルキー
<>や<>、<>を絡めて積極的にフルハンデスを狙っていくタイプです。リソース奪取に重きを置いているためこれは5に乗る方が強いと思います。
アンキー
これも<>と同じくフルハンデスを狙っていくことになりますが回す過程で色を気にしなくてよくなります。欠点としてはわりと<>前提で構築されてしまうためカーニバル対面が厳しくなってしまうところ。これは4でも5でもありえると思います。
ハナレキー
リムーブ制限を緩和してぶん回しやすくしたもの。ロストレージ組の欠点である限定クラスにしかユニークが当てれない点もカバーすることができるため他色が用意しやすく、不利対面には序盤から無理やり面を空けることもできます。個人的には補助輪を入れるなら<>より<>の方が好きです。防御じゃないキーが輝けるようになったのは<>の功績ですね。
蟹キー
コントロールタイプ。後半<>を完全耐性<>に変換して速度の上昇が狙える他、<>や<>サーチで貯菌サポート。<>を飛ばされた場合の<>蘇生からの<>変換<>蘇生の防御、破棄効果の実質<>など<>と採用していた時と違い後半を見据えたもの。<>や<>が強いのでこれは5に乗らないといけないと思います。
この中でも今回は<>を使用したものを紹介します。
■デッキレシピ
リソース奪取特化ピルキーナナシ
■コンセプト
<>のバニッシュをトラッシュに置換する能力と、ハンデスにより相手のリソースを刈り取ることで相手の動きを制限。<>による無限防御でひたすらに相手の攻撃を守り続ける。
■各カード解説
ラクチス
1枚でウイルスを3枚撒けるやつ。<>で盤面のウイルス使って回収してユニークを当てると貯菌がすぐ貯まります。
コレラ
新カード。<>と違い生き物なのでカットインを挟まない点が強く、レベル3で盤面に残してても強いところが嬉しい。
エンザ
リムーブ権の関係であまり使えなくなったが<>より使いやすい生き物でのドローカード。
コスモウス
いつも言っているが入っているだけで相手の手札を5枚に縛るカード。ノーパンから入ることも多々あるため一気に点数を詰めれるところも高評価。
ボツリ
無限防御。対面によっては2面立てることも。対応策ない相手には一方的に詰ませれることができるので毎ターン最低でも7は貯菌を貯めることを意識しよう。
インフル
<>用。たまにパワーバニッシュケアで盤面に出ますがほぼお留守番です。
ハショフ
新カード。基本的にはミラーでの<>への回答ですがお互いに1回場に出したらトラッシュ送りからの除外で対応するはずなので1枚で足りるかは疑問。ただそれ以外にあまり役割がない。。。
ノロウス
基本的に<>→<>でアドを稼いでいきます。<>と合わせて使ったりと色々派生形がありますが<>を上手く使えるかどうかでリソースの伸びが違います。
RS
ハンデスや山削り札。<>が出るまでは貴重なウイルスを一度に複数取り除けるカードでもありましたが<>が優秀なため優先度は下がりました。とは言えオーバースペックなので3枚。
ヨグルティ、クスリセラー
下級。<>、<>、バニラと選択な気がしています。<>は<>が増えたら必要なのかなと。圧縮札としてや貯菌1サボれたりもします。
焚発、スリーアウト、メディスン、イカ
ドロソ。<>ケアで一応バラしてます。後<>を撃ち続けるとエナの総量が減ってしまうため。<>に関しては<>がありそうな相手には撃ちにくいため撃たせるまで使わない意味で枚数を抑えています。
トリトリ
<>や<>と合わせてフルハンデスを狙いましょう。
バイオ、選択
リムーブ権を温存するためにフル採用。<>にはできるだけ<>を当てたいところ。
ピルキー
キー選択の欄で説明した通り。
セレクトハッピー5
汎用性の上がった<>。基本除外モードで使います。
ダウト
スペル軸に弱いため採用。<>を飛ばされた時のために複数面守れる札でもいいかもしれません。
フォーカラー
汎用防御。<>蘇生と12000マイナスで対レベル4なら基本3面守れます。
■現環境での立ち位置
今回紹介したスペル軸は<>の処理が1回以下のデッキにはかなり強く出れるが、<>の処理が2回以上行えるデッキに弱すぎてしまいました。そういうデッキ相手のことを考えると<>+<>の<>で序盤から点を取って<>の効果の設置不可で圧力をかけた方がいい気もします。某ブログの方で同ブロガーの
しみずきがそちらの軸のナナシを書いていたはずなのでそちらもチェックして環境に応じて構築していけるといいと思います。
■まとめ
いかがでしたか?環境トップと名高いナナシは色々な選択肢があるので僕が紹介したタイプの他にも触ってみると面白いと思います。アンリミ環境は色々触っているので機会があれば他のデッキも紹介できるといいなと思っているので楽しみにしていてください。それではまた