「今やっているアンリミのルリグ紹介、残りはばこさんに任せた!」と託されましたので、不肖ながら紹介させていただきます。荷が重いぜ・・・!
(参考(1):カード一覧)
(参考(2):アンリミテッドセレクター紹介)
※参考(2)で情報を見たいルリグをクリックすると、ルリグに関連するカードがすぐに出てくるのでオススメです。
0.目次
その1:タマ、リメンバ、リル、ピルルク、あーやその2:緑子、メル、ママ、ウリス、ミュウ
その3:タウィル、ドーナ、カーニバル、遊月、ミルルン
その4:アン、アイヤイ、アルフォウ、ナナシ、グズ子
その5:サシェ、花代、レイラ、イオナ、ウムル
その6:エルドラ、ハナレ
1.エルドラ
エルドラ×マークIV HYPER
LR エルドラ×マークIV HYPER |
カード種類:ルリグ カードタイプ:エルドラ 色:青 レベル:4 グロウコスト:青0 リミット:11 コイン:2 |
【常】:あなたのすべての[水獣]のカードは【ライフバースト】「どちらか1つを選ぶ。(1)カードを1枚引く。(2)対戦相手のシグニ1体をダウンする。」を得る。
【起】《ターン1回》《メインフェイズアイコン》《アタックフェイズアイコン》《コインアイコン》:対戦相手のライフクロスの上からカードを2枚見る。あなたはその中から1枚をあなたのチェックゾーンに置き、残りを対戦相手のライフクロスの一番上に戻す。あなたはそのライフバーストを発動させる。そのカードをトラッシュに置き、対戦相手はデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。 |
常時効果は自分のすべての領域の水獣カードに、「1ドローかシグニ1体をダウン」のライフバーストを付与するというもの。単純にライフクロス内のライフバースト持ちが増えるため、バーストでの防御やリソース獲得が期待できます。
それだけで終わらないのがエルドラですよね。すべての領域ということは、<デメニギス>のライフバーストが条件を満たしやすくなったり、デッキの水獣もライフバーストを持つようになるため、<SPADE WORK>で<グレホザメ>、<ヒナニギス>などの非ライフバーストの水獣をサーチできるようになります。
<MASTER>または<マークV>へのグロウを考える場合、グロウコスト0のルリグの選択肢として<オーバークロック>、<TYPE×IV>が挙げられます。調理シナジーを取るなら<オーバークロック>、エナチャージやライフ回復を取るなら<TYPE×IV>との相談です。
上記のルリグと異なり、HYPERは相手のカードに触れるのがポイントです。目的に合ったレベル4を選びましょう。
幻水姫 ハンマーヘッド
SR 幻水姫 ハンマーヘッド |
カード種類:シグニ カードタイプ:精生:水獣 色:青 レベル:4 パワー:12000 限定条件:エルドラ限定 |
【出】《青》《無》:あなたのデッキからそれぞれレベルの異なる[水獣]のシグニを3枚まで探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
【起】《アタックフェイズアイコン》《青》:このシグニと対戦相手のシグニ1体をデッキの一番上に置く。 ライフバースト:あなたの手札が4枚以上の場合、対戦相手のシグニ1体をデッキの一番上に置く。 |
アタックフェイズの起動効果は、自分と相手シグニ1体をデッキトップに戻します。当然、<MASTER>の「場を離れた時」の効果が誘発するため、見た目以上の防御力を誇ります。<グレホザメ>が場に残っていれば、<ハタハタ>、<カンブリ>を出して、相手のシグニをダウンするというのが、分かりやすい使い方でしょうか。
Dr.フィッシュ
R Dr.フィッシュ |
カード種類:シグニ カードタイプ:精生:水獣 色:青 レベル:2 パワー:5000 限定条件:エルドラ限定 |
【自】:このシグニがアタックしたとき、《青》を支払ってもよい。そうした場合、対戦相手のデッキの一番上のカードをトラッシュに置く。それがこのシグニの正面のシグニとレベルが同じ場合、このシグニの正面のシグニをデッキの一番上に置く。 |
レベル2の貴重なアタッカー。序盤から要求したり、レベル5時に<デメニギス>、<デメニギス>、Dr.フィッシュと並べて3面要求をしたりと、戦術の幅が広がりました。相手のデッキトップが分からずとも、ただ立てておくだけで要求になるのがポイント。配置の際は、相手のデッキに多く採用されているであろうレベルのシグニの前に置きたいですね。困ったら、1か4の前でしょう。
ちなみにドクターフィッシュはコイ科の魚、「ガラ・ルファ」の通称です。足の古い角質をついばんでくれて、お肌がすべすべになります。実際のえさはプランクトンや藻で、<パトラ>ならぬ「クレオパトラ」も好きだったとか。(前フリ)
2.ハナレ
静観の冥者 ハナレ
LR 静観の冥者 ハナレ |
カード種類:ルリグ カードタイプ:ハナレ 色:黒 レベル:4 グロウコスト:黒0 リミット:11 コイン:1 |
【出】:あなたのトラッシュから[毒牙]のシグニ1枚を場に出す。
【起】《ターン1回》《アタックフェイズアイコン》《コインアイコン》:あなたの手札から[毒牙]のシグニを1枚捨てる。ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーをこの方法で捨てたシグニのパワーと同じだけ-(マイナス)する。 |
全ルリグの大トリとなったハナレ。最大の注目点「グロウコスト」は、なんとなんと0でした。
ハナレのレベル4は<救済の冥者>しかなく、そのグロウコストは4とヘビー級。<フレイン>や<割裂>に泣かされてきたのはもちろん、普通に戦っていても、「グロウコストが足りなくなるから、ガードせずにルリグアタックを受けるかあ」と、自らライフクロスを差し出していました。
でもそんな心配ともこれでおさらば!なんとグロウコスト0ですよ、0!!ライフをたくさん残して、<真幸の冥者>にグロウしましょう!!
出現時は毒牙シグニを1体蘇生。<救済>はメインフェイズ開始時に毎回発動していましたが、レベル3以下という制約があるほか、エンドフェイズにトラッシュに送られていました。静観はそういった制約がないため、<パトラ>をはじめとしたレベル4シグニも安心して場に出せます。
コイン技は手札の毒牙シグニを1枚捨て、そのパワー分だけ相手のシグニ1体のパワーを下げるもの。<ラミア>とのシナジーはもちろん、相手の<ヘルボロス>に対して<ヨルムガン>を投げて除去し、<真幸>の出現時効果を確実に発動させる、などの使い方が期待できます。必要コインも1枚で、静観グロウ時に得たコインをそのまま使えば無駄がありません。
発表前はハナレユーザーから「グロウコストが黒2でもうれしい」「0だったら狂喜乱舞する」「グロウできない、とかないよね」という声が上がっていました。これまで辛かったグロウコストの工面に、静観という「一」の文字を足して、幸せになりましょう!!
<真幸>の効果は非常に強力ですが、今弾でルリグ耐性のシグニが増えたので、そこだけ注意です。<ラミア>、<メイジ>などのシグニ防御もしっかり用意しておきましょう。
ドライ=チョコキラー
SR ドライ=チョコキラー |
カード種類:シグニ カードタイプ:精武:毒牙 色:黒 レベル:3 パワー:8000 限定条件:ハナレ限定 |
【自】:あなたのアタックフェイズ開始時、あなたの場にパワー20000以上の[毒牙]のシグニがある場合、カードを1枚引き、【エナチャージ1】をする。
【起】《ターン1回》《黒》:対戦相手の手札を見て無色ではないレベル3以下のシグニ1枚を選び、対戦相手はそれを場に出す。それの【出】能力は発動しない。 ライフバースト:どちらか1つを選ぶ。(1)カードを1枚引く。(2)【エナチャージ1】 |
自動効果は<パトラ>とのシナジーを意識したデザインです。
起動効果が唯一無二。相手の手札を見て、無色以外のレベル3以下シグニを引きずり出します。疑似的なピーピングハンデスで、しかも<レイラキー>によって防がれないのが強力。サーバントを奪えないのは良調整といったところでしょう。
場に呼び出したシグニは、毒牙シグニのパワーダウンの的になり、<パトラ>のパワーを上げ、更なるハンデスにつなげることができます。ターン1ですが、<ヨルムガン>の蘇生効果などと組み合わせて、複数枚のハンデスを狙いたいですね。
また、出現時能力が発動しないため、コンボパーツや厄介なシグニを引きずり出し、相手のプランを崩すこともできます。他にも<5タウィル>や<紡ぐ者>の防御のためのシグニを奪うなど、色々な使い道がありそうです。
アイン=シュミット
R アイン=シュミット |
カード種類:シグニ カードタイプ:精武:毒牙 色:黒 レベル:1 パワー:2000 限定条件:ハナレ限定 |
【自】《ターン1回》:対戦相手の場にあるシグニの【出】能力が発動したとき、対戦相手は手札を1枚捨てる。 |
ウィクロスのルール上、コストのない出現条件は必ず発動します。場にいるだけで問答無用でハンデスされるため、相手は雁字搦めになること間違いなし。
これまで、序盤は<リンゼ>で相手に干渉することが多かったハナレですが、シュミットで別の角度から妨害することができるようになりました。なるべく早く場に立てたいですね。
パワーも2000あるので、案外場持ちが良さそうなのもポイント。チョコキラーの存在もあるので、コンボデッキに対して強く立ち回れるデッキになりそうです。
いかがでしょうか?
水獣軸の戦略の幅が広がったエルドラ、待望のグロウコスト0ルリグを得たハナレの登場で、全てのルリグがそろい踏み。いよいよアンリミテッドセレクター環境の幕開けです。
大好きなルリグと一緒に戦うもよし、新しいルリグに挑戦するもよし、既存のデッキで迎え撃つもよし。思う存分、美少女達による大乱闘を楽しみましょう!!
バレンタインルリグもかわいいかわいいが過ぎて、発表のたびにハートを撃ち抜かれていました。実物を手に取るのが楽しみです。
それでは、また次回の更新で。