
続々と新弾の情報も公開され、loth selector環境ともあと少しでお別れですね。
ということで今回はloth selector発売から今にかけてどのような環境推移をしてきたか改めて振り返ってみましょう。
また、「読んだよ!」という感想が活動の励みとなりますので、当記事の拡散を何卒よろしくお願いします。私が喜ぶので。
loth selector発売〜大阪GP直前
loth selectorではるう子・遊月・あきら・一衣・イオナが登場しました。初期評価としてはるう子、一衣、イオナ辺りが高く、まず最初に組んでみた人も多かったのではないでしょうか。 結果としてその3ルリグは地力が高く、様々なプレイヤーによって使われたことで構築が開拓されていきました。るう子やイオナの弱点であった序盤のサーバント不足は<シーク・エンハンス>や<セイクリッド・フォース>、一衣の対ミラーや<エクシア>には<ベル・クリケット>など、徐々にテンプレ構築へ向けて洗練されていくことに。 一方で一衣への対抗として開拓されていたのがあきらでした。あきらの中でも順当に遊具を積みながら<ダーク・マイアズマ>によってリフ+再現性の向上を狙う純正型を主流に、ハンデススペルを8積みしながら<マドカ//メモリア>でエナを確保して1ターン目フルハンを狙う型の2種がGPに向けて洗練されていきました。一方で過去ルリグからはイオナに有利が付き、一衣にも決して不利を取らない点からピルルクが注目され始めました。前弾環境では<Cヤンデリア>でリソース勝負を仕掛ける白ピルルクが一般的でしたが、<ダーク・マイアズマ>や<Mデム>を採用して打点能力を高めた赤黒ピルルクが台頭。GPでの使用率も高まることが予測されるほどに警戒されていました。 そんな中7月中旬に発売された10周年本で<花代・爾転>・<ヴィクティムメモリーズ>の2枚が使用可能になりましたが、GPまで残り2週間ほどと言った状況ではあまり開拓が進んでおらず、<爾転>が日の目を見るのはもう少し先になります。
大阪GP当日
そんな中で迎えたGP当日。全体の使用率トップ5は一衣36、ピルルク26、タマ22、遊月20、あきら17でした。また、全体のトップ10は全てrecollect selectorとloth selectorのルリグで占めており、全環境の覇者であった防衛派は一気に母数を減らすなどかなり環境に変化が見られます。
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) July 28, 2024
ディーヴァグランプリ2024SUMMER
本日のルリグ分布です‼︎
「ひとえ」が使用率No.1
「loth SELECTOR」組のルリグも大人気です!!#WIXOSS pic.twitter.com/jbooVFw6aW
そして優勝は一衣、準優勝はあきらという結果であり、下馬評通り一衣の優勝で大阪GPは幕を下ろしました。
ちなみにベスト16のうち<ダーク・マイアズマ>を採用していた人は9人、うちベスト4は全員採用しているなど<ダーク・マイアズマ>のカードパワーの高さに驚くばかりでした。
大阪GP後〜現在まで
一衣あきら環境で幕を下ろしたGP後、やはり一衣とあきらは各地で母数を増やしていました。そんな中で開拓されていたのが<花代・爾転>です。
一衣に対してはガード不可のルリグアタックが通り、あきらやピルルクは<テングザル>によるダウン耐性で勝ち切ることができるため、関東を中心に<爾転>の使用率が増えていきました。余談ですが前回の記事で<爾転>の構築について書いているため、よろしければこちらも御覧ください。
【ディーヴァ】二転三転する考察、目指すは爾転百点狙う構築
またその他の注目デッキとしては解放派エルドラが私と身内の中でアツいデッキとなっています。
赤の解放派や<煌々!!ガブリエラ>でエナを絞りつつ大量のハンデスを行うことで、相手のリソースを大きく制限しながら戦うことができます。感覚としては防衛派とディソナみこみこの中間にあるようなデッキタイプですね。
アーツ2枚をルリグ止めに寄せることであきらやタマにも対抗でき、いざとなれば3面要求のターンも作れるため非常に良いデッキだと思っています。
総評
ここ最近の環境に言えることですが、今回も例に漏れずハンデスを中心に回っていました。GPのベスト16中13人がハンデスできるデッキを選択していたことからもこの事が顕著に現れています。 一方で次弾の新規ルリグたちはハンデスしてくるタイプではないため、新ルリグの使用数が増える環境初期は一時的にハンデスが減ると思われます。しかし、環境の隙を見てハンデスが横行することは十二分に考えられるため、ハンデス対策の意識を常に持ちながらデッキ構築をしていきましょう。
終わりに
もうloth selector環境も終わりが近づいています。今弾の環境遷移を参考に、次弾はどのようにメタゲームが動いていくのか今から考えてみるのも面白いですね。ということで今回はここまで。
また次回の記事でお会いしましょう!!!