ついに新弾『DISSONANCE DIVA』が発売しましたね。DISSONANCEとはストーリーの流れ的に恐らく『不協和音』と言う意味をさしており、今までディーヴァやハーモニー等のどちらかと言えば調和を旨とした展開から混沌に寄った方向に向かっていくような不穏さを感じています。
不穏、と言えば。皆さん、新弾のカードどう思います?強すぎませんか??私は冗談抜きで強すぎると思います。にじさんじDIVAでも強いなーと言ってはおりましたがそのレベルを超えて何なら若干怖いと言うのが正直な感想です。しかもこの勢いを始点としてこれからどんどん強いカードが出て来ることを考えると末恐ろしいですね。
この混沌のうねりがどこまで広がっていくのか楽しみでもあり少し恐ろしくもあります。
今回はそんな不穏な動きを見せつつある新弾の環境の予想、加えて新規収録される強カードの中からある程度厳選したものを紹介させて頂こうと思います。何気にこう言うテイストの記事は此処だと初めてだったりしますが、テキストだけ見ても分からない強さの片鱗を感じて頂ければ幸いです。
ディソナルリグがディソナシグニを何体必要としているか理解せよ!
まだ新弾発売直後という状況なのであまり実感沸かないかもしれませんが、全てのルリグがディソナ要求しているわけではありません。例えば以下の2枚全てディソナ:花代、メル
2体以上ディソナ:みこみこ、タマ、ユキ
もちろんシグニの方でディソナを要求される事もあります。例えばこちら。
と言う事で、基本的にはディソナ単で構築するのが分かりやすいですが慣れてきたら非ディソナシグニをちょい足ししながら改造していく、と言うのが良いかなと思う次第です。
どんな環境になる?
ディソナ環境を見ると、特に注目しているのは圧倒的ビート性能を誇る<花代>、ハンデスを絡めたコントロール性能が光る<みこみこ>の2ルリグでしょうかアサシンの発動条件は場の全てがディソナであるため非ディソナを採用すればするほど特にハンデス対面への勝率が安定しなくなってしまいますが、現状サーバント以外全てディソナで組んでも問題ない印象です。<シークラ>の5枚目以降として<フレイスロ団長>を採用する位でしょうか。有志の構築が待たれます。
<みこみこ>は今までのハンデスから1ランク上の次元にアップし、相手ターンの終わりにも<みこみこ親衛隊>によるハンデスを行います。このハンデスは<羅菌 アメーバ>や<翠美姫 コンテンポラ>の効果で回避できず、捨てる手札が無い場合残り続けるのが非常に厄介。ハンデスデッキに対して『詰められる1T前手札を一気に増やして相手のハンデスから手札のサーバントを守る』ような戦法にも回答を持っています。
現状ディソナシグニにはハンデスデッキの天敵であった5枚見て3枚手札に加えるLBを持ったカードがありませんので、その意味でも相対的に強化されていると言ってよいでしょう。
弱点は自身で手札を増やす手段が乏しい点、12000以上のパワーを持ったシグニが青には少ないため相手のエースシグニを処理するのが難しい点、シグニでの点取り能力で他ルリグには若干劣る点でしょうか。とは言えハンデスしているだけで相手は何かしらのリソース回復手段を使わないと1面埋まらないためシグニとルリグの1点ずつが担保されているという事でもあり、決して弱い性能ではないと予想しています。
今回は紹介しませんがタマ、ユキ、メルも旧弾環境デッキに勝るとも劣らない性能を備えているため、かなり群雄割拠の環境になる事が予想されます。新規に登場したアシストルリグも癖のある効果を多数備えており、今まで通りの構築ではめためたにやられてしまいそうです。
気になったシグニ、ピースは?
紹介したいカードがあまりにも多いため、特に語りたい子達を厳選しました。他にも強いカードは数多く存在しますので各々が信じる最強カード達で自由にデッキを組んでもらえたらなと思います。シグニ編
コードラビリンス コネクト//ディソナ
1番上の効果はコストを支払わないと能力消しを行うもので、ディソナ環境を考えるとディソナ最強トップメタと予想される<花代 惨>のアサシン付与を躊躇させることが出来ます。<メル=椿姫>のランサー付与、<ミコオシ//ディソナ>のアタック時効果も咎められ、後者に関しては青ディソナ染めで組むと分かるのですが12000打点がほんとにどいてくれません。居座った分だけハンデスの効きも薄くなる事から相手に重い除去を強要できる、目に見え辛い圧があります。
三つ目の効果は最近だと割と多めな自ターンにもパワーを上げられる効果で、ディソナであれば色指定無くパワーを上げ除去の範囲から逃げることが出来るようになります。自身のパワーを上げられないのが難点......と思う方が多いかと思いますが、実は自身のパワーを上げる小テクがあります。ヒントは『同時出し』でしょうか。後でお話させて下さい。
今回は時間の都合で説明を端折りますが基本的に<ドーナ//ディソナ>と並べてアップ除去をケアしつつ相手のシグニも踏まない、でもルリグは2回殴って相手の主力シグニをデッキ底に送り込む、相手ターンは13000の<ドーナ//ディソナ>と15000の<コネクト//ディソナ>かってぇみたいな戦法が単純ですが分かりやすく強いのでそうした展開を継続できるようにしていきましょう。
幻怪姫 ドーナ//ディソナ
幻竜姫 遊月//ディソナ
二つ目の効果は単純なエナ焼き、しかも色、枚数に制限がありません。<遊月//ディソナ>を対象に取る1コス除去(<マキナスマッシュ>や<ウリス・アフリクト>など)を当てさせるように動くことで相手のエナに圧力をかけることが出来ます。<シークラ//ディソナ>を絡めると相手のエナが3から0まで持っていける事もあり、殴っても強い、止められても強い。そんな優秀シグニです。
翠美 ウゴクエ//ディソナ
かなり珍しい効果をしており、<バクチク//ディソナ><ムジカ//ディソナ>に貫通されない他ディソナ環境の1シグニLBを大体まとめて耐えてくれるので一部LBをケア出来る点はオススメ度が高いかなと。文字数足りない中SRを差し置いて紹介したのはそのためです。
パワーは低いので緑同僚である<ワウルフ//ディソナ>に貫通されてしまうのはご愛敬。LBもエナを伸ばしながら超過1点を確実に守ってくれる点はとても優秀です。
ピース編
LANCER IN THE DARK
<コネクト>の項で匂わせましたが、このピースで<コネクト>を2体同時に出す事で15000の<コネクト>を2面立ててがっちり盤面を固める事も出来ます。気持ち良すぎますよこいつは。
ハンデス対面でフィニッシャーをエナに残しておいてリーサル組んだりといった使い方も出来るので対面に応じて自在に使い分けてみて下さい。
終わりに
かなり長くなってしまいましたがWIXOSSオタクとしてこの弾はまだまだ語りたいことが多すぎて嬉しい悲鳴を上げている最中です。どのカードも魅力的で、新ステージの幕開けとしては申し分ないスタートを切れたのではないでしょうか。
今回は具体的なデッキを紹介する事はしませんでしたが、手元には机上で組んだデッキが幾つかあるので次回はそのデッキの中からどれか紹介するつもりです。
それでは、1ランク上がったディソナの世界でまた会いましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。お気に召しましたら記事のいいねRTその他諸々是非よろしくお願いいたします。