■はじめに
こんにちは。しみずきです。突然ですが、ディーセレ遊んでますか?
僕は最近自分でもびっくりするくらいドはまりしています。
近場のショップでセレモニーが開催されるようになったというのもありますが、シンプルにデッキを考えるのが楽しいフォーマットだなと感じるようになりました。
考えれば考えるほど、バランス調整が上手くできていますね。(クッソ上から)
どのようにデッキを組んでも絶対に完璧には仕上がらない......
と、知り合いのモンスターが嘆いていましたが本当にその通りでしたね。
僕もビルダーの端くれです。
環境の最適解を模索して日々ウィクロス図鑑とにらめっこする日々を送っています。
良い感じのデッキが完成したら紹介したいと思うのでその際は宜しくお願いします。
■本題
今回は《WELCOME BACK DIVA〜selector〜》にて登場したメモリアシグニのピックアップレビューになります。とはいえ、私しみずき、以前に公式サイト様にてメモリアシグニ全14種のレビューをさせていただいています。
それと同じこと書いても仕方がありません。
ですので、今回は実際に使ってみて評価が変わったメモリアシグニを3体ピックアップして紹介したいと思います。
早速行ってみましょう。
■WXDi-6で注目しているメモリアシグニ
順に解説していきましょう。
自分のデッキのパワーライン、意識してますか?
私個人の感想ですが、ディーセレで勝つ為にパワーラインを意識することは""必須""レベルの事象です。
しかし、このパワーライン意識の思想は全プレーヤーに浸透しているとは言えない状況でしょう。
キーセレクション黎明期。
最初は割とおざなりだった相手のルリグアタックを止めることの重要性が見直され、"相手のルリグアタックは全部ガードする"のが徐々に必須になっていったのを覚えているでしょうか?
歴史は繰り返すと言いますが"パワーラインの意識"は似たようなソリューションになると考えています。
......という話を踏まえて次世代のパワーラインと言う部分を深堀りしていきましょう。
最近はパワーライン意識で10000バニラの採用をちょこちょこ見かけるようになってきました。
が、しかし今の段階でもパワー10000じゃ力不足です。
更に次弾環境からは更に向かい風になってしまいます。
その元凶が以下のカードです。
|
現環境TOPと名高い《原子デウス》のレベル2アタッカー<羅原 BP>は、-10000という恵まれた火力を有しています。
また、次弾の有力アシストである《ナナシ ご選択》も-10000の補正値を有しています。
その為、10000バニラを並べても安泰ではありません。
ここで<コードアート ララ・ルー//メモリア>の12000というパワーラインが活きてきます。
上記のカードだけでは焼き切ることが出来ない為、もうひと手間ないし、1面分の防御になってくれます。
用意できる防御面数が多くても4面が限界なディーセレにおいて、置いたシグニが1点分の防御になるのはメチャクチャ大きいです。
あまりのめでたさにお寿司食べに行っちゃうレベルです。
特に次弾以降は火力面を《ナナシ ご選択》に任せきりにするような構築も出てくると思います。
そこに、レベル2の段階で12000ラインのシグニを複数体展開してやれば、形成を優位に傾けられるでしょう。
現環境最優秀アシストと名高い《マキナ》の大型防御である<マキナバインド>を貫通できる点が大きいです。
存在をチラつかせるだけでも、防御の吐き方を歪にさせ十全な状況での使用を牽制できます。
じゃあ<マキナバインド>採用しなきゃ良いじゃん!!
という話になりますが、やっぱり防御面数は偉大です。
貫通される恐れがあると分かっていても採用しなきゃならない場合も多々あります。
特にDXMで組んだ《デウス》は顕著で、正直<マキナバインド>以外の選択肢がありません。
※<マキナスマッシュ>にしたいけど防御面数2面はヤバいでしょって話です。
手札消費的に<紅将 ランスロット>を出した後に高いパワーのシグニに張り替えれば、得られる結果は同じです。
......と、ひと前昔まではそうでした。
先述した通り、今後は12000というパワーラインが非常に重要になってくると考えています。
また、リミット7の際は3+3+1という盤面を組みたいことが多く、レベル2シグニにそこまで多くの枠を割けません。
その為、"焼き+12000ラインの形成"という役割を、少ないレベル2の枠でこなせるこの組み合わせは非常に強力です。
以上3点、使ってみたら想像以上に強かった<コードアート ララ・ルー//メモリア>のレビューでした。
個人的にもかなりお気に入りで、ディーセレのカードは光らせないと決めていたのですが、気付いたらパラレルになっていました。
不思議ですね。
このカードの真価は、ここ2ヵ月連続でトップディーヴァに輝いている《デウス》対面で発揮されます。
コイツを並べられるとビックリするくらい点要求できなくなります。
その要因は"パワー13000"+"下級耐性"にあります。
レベル2シグニの意識すべきパワーラインは12000と先述しました。
現環境においてレベル3シグニが意識すべきパワーラインは13000です。
理由としては《デウス》のレベル2ソウル(-12000)だけで除去されなくなるから。
しかし、それだけでは少し不足しています。
13000ラインが意識されていることは《デウス》の使用者も承知しています。
その為、<葉加瀬冬雪>や<小装 フラガラッハ>等の小型マイナスを併用してきます。
ここで活きてくるのが<凶天姫 タマ//メモリア>の持つレベル2以下シグニに対するシャドウです。
これによって<凶魔 アンナ・ミラージュ>や<コードアンシエンツ スチームパンク>といった、レベル3のパワーマイナス手段を介さなければ除去されない状況を作ることができます。
どちらも大量に採用されているカードではないので、1面分の防御になり易いです。
先述しましたが置いたシグニが1点守ったら寿司です。
1点の攻防を争うディーセレにおいて非常に環境にマッチした1枚と言えるでしょう。
色んな行動に課税(※エナの支払い要求)してきます。
使われたら面倒なんだろうなーとは思っていましたが、思い違いをしていました。
ウザs....... 厄介過ぎ!!
僕が《デウス》メインで使っているので《デウス》視点の話ばかりで恐縮ですが、<デウススリー>は起動効果のオンパレードです。
その為、起動効果への課税がマジでぶっ刺さります。
今まで2面<コードハート リメンバ//メモリア>の盤面で返されたことはないですが、実際に直面したら、あまりの厄介さに泡吹いて倒れそうな気がします。
そして、地味ながら非常に強力なのが、ダウン時パワー15000という<凶天姫 タマ//メモリア>もビックリのパワーラインです。
15000という値がデカ過ぎて、先述したパワー13000ラインに対抗するための<葉加瀬冬雪>や<小装 フラガラッハ>のマイナス値+レベル2ソウルじゃ足りません。
ある意味、下級に対する耐性を持っていると言えますね。
また、純粋に<羅原姫 H2O>などの13000ラインのシグニを踏み越えられるのも優秀です。
此方もかなり環境にマッチした1枚です。
《デウス》がトップディーヴァに君臨している間はずっと旬だと思います。
■WXDi-7で注目しているメモリアシグニ
|
ひと手間は挟まるが、メインフェイズ中にノーコストでアドを取れるカードは珍しい。
マイナス効果は高くなりつつあるパワーラインの調整に使え、凍結効果は厄介な耐性を持つ<羅原姫 H2O>を止めるのに役に立ってくれる。
コインがあればついで感覚でハンデスも可能になるが、コインを拾えないデッキでも十分に採用圏内だ。
個人的には<エクス・スリー>と組み合わせて使ってみたい。
ソウルを付けたときに手札を捨てられるので、蘇生効果がいつでも使える点は再現性が高くて良い。
また、《原子》基板のデッキであれば<羅原 BP>や<羅原 Pa>など手札を捨てる効果を持ったシグニが多いので使いやすいだろう。それぞれのマイナス値に加え更に-2000を振ることが出来るので、パワー10000や12000ラインに手が届くようになったのは嬉しい点だ。
■メモリアシグニについて
花代//メモリア......どこ......どこ????以上です。
最後まで読んでいただき有難うございました!!