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2017年7月 アーカイブ

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【第214話】パーフェクト・デッキ-後編-

    posted

    by ねへほもん

    さて、今回は2アン記事の後編ですね。(前編はこちら)

    gp

    デッキ自体になかなかの反響があり、満足しています。
    ◆勝利の軌跡

    まずはらいだぁ杯の翌日に出たWPSの結果から。
    舞台はフルコンプ川崎店。
    筆者がコングラサーバントを過去に5枚獲得(ミルルン・タマユ・1ドラで優勝、1ドラ・ウルバン緑子で準優勝)しており、非常に相性の良いお店です。
    結果はどうだったのでしょうか・・・?

    予選
    1回戦 カーニバル 〇
    gp

    早速苦しい戦いとなりました。
    引きが弱く、一方相手は<タネガスペ>をガンガン的中させ、手札を維持しつつ的確にガードされた結果、ライフ3を維持して4にグロウされました。
    やむなく<轢断>を発射してライフ1点まで削り、美巧2体で突撃しました。
    前日同様<龍滅>等の回復アーツがあれば負けという状況でしたが、そういったアーツはなく無事勝利できました。


    2回戦 アロスピルルク 〇
    gp

    2遊月ではなく2アンを使ったことが最大限活きたゲームでした。
    ブルパニ><ロックユー>採用型で、2遊月ではまず勝てなかったでしょう。

    逆に2アンでは有利対面で、序盤から<アルマイル>や<十四年式>でガリガリ削り、後攻3ターン目に<轢断>を放ってライフ1まで削った上で1面空け+<マーライ>を立ててアタック。
    最初の2ターンにガードされており、サーバントの少ないアロスならサーバント無しもあるのではという予感が的中。
    そのまま1点与え、ルリグアタックを通して勝利できました。

    例えサーバントで防がれたとしても、ライフ0にはなるため、2ターンに分けて<一徹><マーライ>を決めれば<アイドル>1枚位なら余裕で乗り越えて勝てていました。

    どうでもいい話ですが、ここで対戦した方(あきつかさん)は既婚者で、WPS会場で会う度に筆者と、「お嫁さんを・・・僕にください!」「お前にはやらん!!!」というやり取りをしています。
    元ネタは去年LostrageのアニメのCMで流れていた、「娘さんを僕にください!」「お前にはやらん!!!」というやり取りからです。
    勿論99%は冗談ですが、続けているうちに、1%位は可能性があるのではないか?と感じてきました。(無い)

    今回はきちんと直接対決で勝った訳ですし、もしかしたら・・・?

    ねへ「勝ったので、お嫁さんを・・・僕にください!」
    あきつかさん「お前にはやらん!!!」

    ダメでしたw
    101回目のプロポーズに到達するまで後85回ほどありますが、諦めずに今後も取り組みを続けようと思います。
    本当にどうでもいい話でしたね・・・


    3回戦 緑子 〇
    gp

    今流行りの<ブルー・サジェスト>採用型の獣緑子で、<応報>でエナ、<アウト・ダスト>で手札、<サジェスト>でエクシードを奪うことで徹底的に相手の防御手段を奪うデッキです。
    4にグロウされると<応報>から確定で詰め切られるため、とにかく速攻勝負あるのみでした。

    何とかライフ3まで削った返しに相手がLv3へグロウ。
    予想通り<幻獣 ソウリュウ>を出され、<大盤振舞>のパワー変動を妨害してきました。
    しかし相手が<ソウリュウ>、<ミャオ>、<ミャオ>と並べてくれたので、<大盤>でこちらのシグニをパワー5000まで上げ、<ミャオ>2体とこちらのシグニ1体を<三焼揃踏>でバニッシュしました。

    次のターンを渡すわけにはいかないと、その返しのターンに<轢断>を放ってライフ1まで削り、2面空きの状態で美巧盤面に張り替えてアタック。
    サジェスト>入りなら<暴風警報>の枠は無いと読み、<暴風>入りでもサーバント無しならワンチャンスあると考えて踏み込みましたが、実際に<暴風>はなく、普通に2点通って勝利できました。

    予選から危ないゲームばかりでしたが、こんな調子で決勝Tは大丈夫なのでしょうか・・・?


    決勝T
    1回戦 タマ 〇
    gp

    まぁ有利対面です。
    ウェポンで削り、<轢断>でダメ押しして最後に美巧でトドメを刺して終了。
    相手がLv3のターンにあっさり終わりました。


    2回戦 ユキ 〇
    gp

    Lv5にグロウされ、<ヴェルサ>を維持されると面倒な相手ですが、<ベルフェーゴ>&<イフリード>を採用した型でそこまで固くないので助かりました。
    相手がノーパンしてきたため、Lv5へのグロウは許しましたが、順調に削っていき、ライフ差は開く一方。
    ヴェルサ>が居るとアサシンを付与できないため、<ヴェルサ>を事前に焼いた上で美巧にアサシンを付けてトドメを刺しました。


    準決勝 カーニバル 〇
    gp

    前回はウルバン緑子VSアロスピルルクで決勝を戦った方でしたが、見事リベンジを果たせました。
    相手の方の引きが悪く、エナの色が揃わずに<スノロップ>の回復条件を満たせなかったのが大きかったです。

    ライフ3の状態でLv4へグロウされるも、<三焼>で3面空け、<轢断>で1点まで削った後に美巧3面に張り替えてアタック。
    たとえ<サード・ディスティニー>入りで面を埋められたとしても、そのターンは<スノロップ>で回復できないため、そのターンは我慢し次に美巧アサシン2面を決めれば勝ちという状況を作り出せました。
    実際には<サード・ディスティニー>すらなく、三面アタックが通ってすんなり勝てました。


    決勝 ユキ 〇
    gp

    前回は準決勝でウルバン緑子VS2止めママの激戦を繰り広げた方との対戦でしたが、今回も大熱戦となりました。
    筆者が経験したWPS決勝の中でも随一の熱戦だったと思います。
    驚くべきことに、フルコンプ川崎店は前回と今回でベスト4のうち3人が同じ顔触れということになります。

    こちらのユキは戦績目覚ましく、前日のらいだぁ杯で6勝1引き分け、この日のWPSでもここまで6戦全勝と無敗を誇っていました。
    まさに「ウィクロス界の藤井聡太」というべき状況で、観戦していてもその鮮やかな動きに圧倒されていました。
    記事を書いていたため予習はバッチリでしたが、実際の動きで<エカリーテ>が大量にエナを増やしているのを目の当たりにして驚愕するほかありませんでした。
    スピサル>+<アヴァロン>というアーツ構成も納得のエナチャージ力でした。

    それでは実際の対戦の経過を見てみましょう。

    ・先攻1ターン目(ライフ7対7、左がねへ側のライフ)
    筆者が先攻を取り、<アルマイル>を2体並べてターンエンド。
    実は手札が大変なことになっており、初手の5枚+1ドローがアルマイル×3+ブドー×3という恐ろしい偏りを見せていました。

    ・後攻1ターン目(ライフ5対7)
    1エナチャージし、1体配置した上で<トーチュン・ウィップ>を放ってきました。
    そのまま2体を中央を空ける形で出してアタックし、2点取ってきました。

    ・先攻2ターン目(ライフ5対6)
    アルマイル>の除去力を活かすべく、Lv1でステイしてそのままアタックに突入。
    ここで相手が<ゴールド・ディフェンス>を使用し、中央の<アルマイル>のアタックが止められました。
    ウィップ>で丁度2エナを貯めた上で、中央の<アルマイル>を止めることで<アルマイル>自体のアタックダメージを防ぎつつ、<アルマイル>の除去も防いで計2点分守られました。
    敵ながらあっぱれという動きでした。
    まだ相手にコインがなく、ベットできない状態だったため、ルリグアタックは通って1点だけは削れました。

    ・後攻2ターン目(ライフ3対6)
    相手はLv2へグロウ。
    ヘレンキー>を立て、5000打点で中央の<アルマイル>を除去してきました。
    と同時に空いた1面+ルリグアタックで2点通され、こちらのライフは3に。


    ・先攻3ターン目(ライフ3対6)
    ブドー>で1面空けるのみにとどまり、そのままアタック。相手は<サモン・ラビリンス>を使い、速攻デッキに対する最強の壁こと<シンギョ>を呼び出されました。
    このターンはルリグアタックも防がれ、ライフは6点のまま。

    ・後攻3ターン目(ライフ2対6)
    相手はLv3へグロウ。
    殴れるウェポンシグニは徹底的に殴る方針で攻めてきて、最後にルリグアタックのみ通ってこちらのライフは2に。

    ・先攻4ターン目(ライフ2対6)
    ここでこちらにミスが出ます。
    トラッシュの<サイスパ>の存在をうっかりしていました。
    シンギョ>が居る以上、「<十四年式>で<シンギョ>を戦闘除去→1体バニッシュ」という順序で攻めるしかなかったのですが、トラッシュから<サイスパ>が飛んできて<十四年式>を無力化されました。
    ここで相手が1エナになったため、そのまま殴らずにターンを終了しました。

    ・後攻4ターン目(ライフ2対6)
    相手はエナ不足のため、Lv3のままターンを迎えます。
    相変わらずこちらのウェポンシグニを戦闘で除去してきました。
    悩んだ結果ルリグアタックはせずにターンをエンドしましたが、ここで殴られなかったことは筆者にとって非常に有難かったです。

    ・先攻5ターン目(ライフ2対4)
    いよいよ反撃を開始しました。
    ウェポンシグニが殴られ続け、このままではジリ貧だと判断して決戦を決意。
    まずは<ブドー>1体のみを出して1面空け、7コストで<轢断>を放ちました。
    正直<轢断>を撃たずに5ターン目までもつれるケースは稀なので、エナは余裕で余っていました。

    そこを<激奏>で貼り換え、美巧2面+ウェポン1体という盤面でアタック。
    ここでこちらに好機が。
    アヴァロン・スロー>を使って1面埋めてくれました。
    サモン・ラビリンス>を回収されましたが、ここで筆者はとある事実に気付いていました。
    とりあえずこのターンは1点も通らずに終了。


    ・後攻5ターン目(ライフ1対4)
    相手はユキのデッキバウンスでウェポンシグニを戻し、3面並べてアタックしてきましたが、そこは<大盤>+<三焼>で止めました。
    ルリグアタックのみが通ってライフが1に。
    美巧2面+ウェポンと美巧を事前に2体出していたのがポイントで、これだとこちらのシグニの配置を変えられないためユキのエクシード1(配置換え)でエナチャージされずに済みました。
    この時点で相手は4エナ。エナを絞ることが勝利に繋がることを筆者は知っていたのです。

    ・先攻6ターン目(ライフ1対1)
    ここで相手のデッキが3枚だったのがポイントでした。
    デッキが薄い状態で<サモン・ラビリンス>を使っても大した迷宮のシグニを呼べず、1面しか守れません。
    ここで<アヴァロン>が使えれば、<シンギョ>を釣って3面守れたのですが・・・
    6エナあれば<スピサル>+<アヴァロン>も使えたのですが、そこはエナ不足を読み切っていました。

    美巧を3面並べてアタックに入り、予想通り2面のアタックが通り、相手のライフは2に。直後相手はリフレッシュに入り、ライフ1まで削れました。
    ここまで来れば勝てそうな気がしますね。

    ・後攻6ターン目(ライフ0対1)
    相手の方も猛攻を見せます。
    盤面に<ヴェルサ>と下級2体を並べ、パワー15000、3000、1000の盤面を作ってきました。

    そう、<大盤>+<三焼>が効かないのです!
    パワー差があり過ぎて、大盤の20000パンプではパワーが揃いません。
    かといって、<ヴェルサ>を除去しないと美巧に<一徹>でアサシンが付与できません。
    万事休すか・・・?

    いえいえ。筆者が差し替えた1枚が最後の最後に活躍しました。
    その名も・・・

    金剛不壊

    gp


    ヴェルサ>をバニッシュしつつ3エナチャージ。
    ルリグアタックの1点が通り、こちらのライフは0となるも、勝利は目前でした。

    ・先攻7ターン目
    美巧2面を並べ、<一徹>で2体にアサシンを付けてそのまま攻撃を通して勝ち。
    数あるWPS決勝の中でも屈指の名勝負だったと思います。
    ユキ固い・・・




    という訳で、最後のアーツは<金剛不壊>でした。
    改めてレシピを掲載しておきます。


    2アンその2.jpg



    ◆まさにパーフェクト
    最後に<金剛不壊>の解説をして終わりにします。
    その存在に気付いた時、読み方通りパーフェクトな1枚だと感じました。
    2アンでの使い道がとにかく広いのです。
    効果を順を追って見ていきましょう。

    (1)パワー15000以上のすべてのシグニをバニッシュする。
    大盤+三焼と同様の使い方が可能です。
    12000、8000、8000のLv4,3,3盤面でも、<大盤>を使うことで全て15000以上に達するため、終盤では条件の達成は容易です。

    (2)対戦相手のパワー12000以上のシグニ1体をバニッシュする。
    筆者が最後に<ヴェルサ>を除去したように、ピンポイント除去としても使えます。
    実はこのデッキ、わざわざ3面除去を使う必要性に乏しいのです。
    序盤からウェポンでダメージを稼ぎ、<轢断>でダメ押しすると後は美巧シグニで詰めるだけになることが多いのですが、そこまで来れば<一徹><マーライ>で確実な詰めを狙うのが普通で、盤面除去だと相手の盤面埋めで守られる可能性が高いです。
    どうせ<一徹>でアサシンを付けるなら、わざわざ盤面を焼く必要がないため、こういった単面除去でも足りることが多いのです。

    守護>型の場合、サーバントランサーで1度3点通した後は、美巧3面バニッシュで点数を稼ぎ、最後に<一徹><マーライ>に持ち込むという展開が多いので、三面焼きのニーズが高いのですが、<轢断>でダメ押しできるウェポン型だとその必要性は低下します。

    (3)あなたのデッキの上からカードを3枚エナゾーンに置く。
    このエナチャージにより、実質2コストで使えることになります。
    「余った緑エナをトップエナチャージで赤エナに変換する」のもこのデッキの役割の1つです。
    正直なところ、緑エナはグロウコストで1枚、<大盤>2回で2枚使う程度で、あまりにもエナに落ちるようならば緑エナはただ無駄なだけです。
    そこで、<三焼>を緑エナ要求の<金剛>に替えることで、余った緑エナの有効活用を図りました。

    (4)あなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。
    速攻デッキには無縁の効果に思えて、実は重要な効果です。
    らいだぁ杯ではアサシン<マーライ>や<フルフル>により突然死により負けてしまいましたが、<金剛>の1点回復があればどちらも耐えられていました。
    その他、サーバント0枚構築だと、ライフ0の時にルリグアタックから身を護る手段が必要となります。
    多元>を<マーライ>のリクルートに使いたい場面では、<金剛>でライフを回復し、ルリグアタックを耐えることも有力です。

    いかがでしょうか。

    金剛不壊>はたった1枚で多様な働きができ、非常に優秀な1枚だと思います。
    ベット無しでも強いんですね~

    19弾環境はまだ始まったばかり。
    続報にご期待ください(#^.^#)

アンソルブドセレクター発売アンケート【おケイ】さん編

    posted

    by おケイ

    アンソルブドセレクター発売アンケート
    10001.jpg
    ◇19弾で気になるカード、オススメカードを教えて下さい!
    弩砲 チタイクウ
    弩砲 チタイクウ
    アイアース>の方はほっといても強いし紹介されると思うのでこっちの方で。
    テキストを見るとルリグにダブクラ付与 パワーパンプ シグニ耐性にバニッシュとどれも優秀ですが特に出現バニッシュが強いと思います。
    こいつ自身は<伍改>のエクシードで持ってこれるのでエクシード1が実質1面バニッシュになるんすよね?

    ルリグにダブクラ付与も隣に<イナリカギ>や<テイザ―>が並んでると通しやすくなりますし、
    シグニ耐性は<ミツルギ>とウェポン並べてシグニ耐性3面を作るのが相手によっては非常に強いです。総じて4に乗ってからは<アイアース>と主に毎ターン並べていきたいシグニだと思います。

    極盾 デュエリ
    極盾 デュエリ
    相手ターン中のシグニルリグ耐性。
    それとライフを守る効果 自身がダメージを受けなくなる効果を持ちます。
    こいつを立てることによって銃声によって死ななくなります。
    こいつ自身は限定が無いのも非常に良い点です。

    今流行っている2止めユヅキ辺りはこれを出す前に銃声で死ぬ事が多いのが問題ではありますが。
    自分はまだ対面した事無いですがキスショットにも有効なんですかね??

    ◇評価の上がった過去弾のカードを教えて下さい!
    宝具 ミツルギ
    宝具 ミツルギ
    登場したのは2弾ととても古いカードですが今回の弾で評価が上がった1枚だと思います。
    その理由としてはタマデッキの構築が以前に比べ、アームとウェポンの採用枚数が増えたことによって出現時のコストが払いやすくなった事、
    もう1つは<タマ伍改>のエクシードによって<ミツルギ>を確定で持って来れるのでエクシードから好きなカードをサーチできるようになります。
    主に持ってきたいカードは伍改のエクシードで持って来れないカード
    アークゲイン>や<コスモウス>等ですね。

    大剣 イナリカギ
    大剣 イナリカギ
    直近の弾のカードではありますが今弾の<アイアース>や<タマ伍改>と組み合わせることによってさらに輝けるカードになった1枚だと思います。
    今弾では<テイザ―>という役割的に近いカードがありますが、
    レベル3なので3の時に<ヴァルキリー>からサーチしてそこで1点通しやすくなるのは強い点かと。
    あとリミット11で443の盤面で<アイアース> <チタイクウ> <イナリカギ>の盤面もオススメ。

    ◇気になっているルリグはありますか?
    自分の中での今弾での目玉はタマですね。
    今回久しぶりに大きな強化こそもらいましたがルリグアタックに命かける方向性は違うそうじゃない!って感じはします。

    それでも実際にデッキ組んで使ってみると強い―! 楽しー!ってなるんですけどねw

    ◇お気に入りのカードを教えて下さい!
    SC アークオーラ
    ◇最後に一言お願いします!
    今回の弾タマ関係のシク多すぎませんか? 集めるのが大変だ...

アンソルブドセレクター発売アンケート【ポテイト】さん編

    posted

    by ポテイト

    アンソルブドセレクター発売アンケート
    10001.jpg
    ◇19弾で気になるカード、オススメカードを教えて下さい!
    エルドラ×マークV MASTER
    Lv5のルリグということで、なんと能力を4つも持っており、どれも癖はあるものの、面白い能力を兼ねています。

    まず常時能力。こういうルール書き換え効果って凄くワクワクしますよね。
    アロワナ>等の能力を満たしている状態でターンが終了できるので、<ダイホウイカ>無しでも次のターンに条件を満たしてアタックフェイズに入りやすくなります。
    アオリイカ>は残念ながらハンド上限が増えてもターン終了時に自壊してしまうのが残念です。ですが、逆にそれを利用してエクシード能力を有効活用するのも有りでしょう。
    この効果を有効に使うには、<コスモウス>という存在がある以上、若干ながら難しい気がしています。

    次に自動能力。ターン制限がなかったら、かなり強力な効果だったと思います。
    残念ながらターン1制限が付いていますが、それでも相手からすると、鬱陶しいことこの上無いでしょう。

    次に出現時能力。この効果の存在により、対戦相手は前のターンにシグニを踏むというプレイングを取ると思われます。ドロー出来るかどうかは相手にかかっているので、あまり期待はせず、相手の選択肢を奪うといった認識が良いでしょう。

    最後に起動能力。なんとアタックフェイズにも使えるエクシード能力!
    単純かつ強力ですね。自動能力と相絡まって、アタック時誘発能力を持つシグニに対しても強いのが評価できます。自分のアタックフェイズに<ダイホウイカ>や<デメニギス>を持ってくるのも一つの使い方だと思います。
    盤面に<グレホザメ>がいたら、デッキから<ハタハタ>を持ってきたりも面白いかもしれないですね。

    弩砲 テイザー
    実はこいつワンチャンあるのでは?と思っているシグニです。

    何が強いかというと、極盾 アイアースの出現時効果でサーチが可能という点です。

    アイアース>単体でも、相手のアーツ要求は可能ではありますが、所詮<アイアース>1体なので、そいつをバニッシュするだけで脅威は無くなります。
    ですが、<アイアース>からこのシグニをサーチするだけで、相手は両方の処理を迫られます。

    伍改>の効果と組み合わせると、相手は何を宣言されるか分からないので、ハンドにサーバントが2、3枚あろうと両方処理するか、ルリグアタックを止めるアーツを要求されます。

    おまけに<アイアース>にルリグ耐性が付きます。中々オシャレなカードではないでしょうか?
    Lv4という枠を食いそうなのが少し残念ですが、それでも採用価値はあると思っています。
    というか、僕がタマを組むとするなら採用します。

    ◇評価の上がった過去弾のカードを教えて下さい!
    羅星 アルファード
    圧倒的にこのカードです。主な使用用途は、タマ&エルドラ だと考えています。

    まずはその使い方からご紹介。

    そもそもタマの戦い方ですが、<アイアース>というシグニを立ててアーツ要求していくイメージとなります。相手はルリグアタックをアーツで止めるという守り方以外にも、<アイアース>を退けるという方法が存在します。

    このカードは 疑似的に他のシグニにバニッシュ耐性を付与するカード なので、そういったバニッシュを多用する相手には、実質デッキのどのシグニにも化けるカードになります。

    例) <アイアース>が既に3枚墓地に落ちてようと、エクシード能力で<アイアース>→<アイアース>効果で<テイザー>登場→<インデックス>等で持ってきた<アルファード>。
    これで相手は3回バニッシュが要求されているというわけです。


    エルドラの方はというと、<幻水 キス>と<アルファード>を一緒に盤面に出して、<キス>にユニークスペル(<SPADE WORK>)を当てて再び<キス>をエナゾーンから出し、出現時効果で相手の盾をトラッシュに送るという効果を使います。

    また、微力ながら<ダイホウイカ>等と一緒に並べてアタックフェイズに入ることで疑似バニッシュ耐性を付与しながら戦うことも可能です。


    フィア=ヴィックス
    フィア=ヴィックス
    19弾環境は、恐らく<スノロップ>を軸とした<カーニバル -MAIS->が活躍することが予想出来ます。
    ある程度デッキを掘ることが可能なデッキは、そのメタとしてこのカードを投入しても良い判断だと思います。最悪トラッシュに送って-8000で面空けに使うことも可能ですし、腐ること少ないので1枠ちょっと捻出してみてはいかがでしょうか?

    ◇気になっているルリグはありますか?
    気になるルリグですと、タマとピルルクです。
    gp gp

    何故かというと、前者はルリグ止めのアーツが今より恐らく流行るであろう環境に、どう対応して構築が変化していくのか単純に興味があります。

    後者のピルルクですが、こちらは今回の弾でほぼ強化を貰っていません。
    それでも、ある程度は強いこのデッキですが、カーニバルと新規タマの登場に対して、どういったメインとアーツを選択するか若干難しいところでだと思います。

    龍滅連鎖>+<謳金時代>+<ロックユー>といったコストは重いですが、凶悪な詰め手段を用意したタイプも出てくるかもしれませんし、自分も使い手として色々な道を模索していきたいです。

    ◇お気に入りのカードを教えて下さい!
    極盾デュエリ / 大盾ランタン
    極盾デュエリ
    実用的かどうかは置いておき、こういうメタ的側面を持つカードが、限定無しで刷られるのは意外と大事なことなのでは?ということで選びました。

    ちなみに後者の<ランタン>。
    因果応報>のちょっとしたメタになりうると思っていたのですが、
    『ランタンがトラッシュに置かれた後、エナがトラッシュに置かれる』
    と裁定が出てしまい、魅力が半減してしまいました。
    それでも、ピルルク等に対するハンデス対策に採用される可能性もあるかもしれませんね。

    ◇最後に一言お願いします!
    タマとカーニバルが一気に上位に食い込んできそうでヒヤヒヤしています。
    この19弾までが、ひとまずの世界大会予選のプールとなるので、より力を入れて環境考察、デッキ考察に励みたいと思います。

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