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【3ページ目】攻略コラム:2019年2月 | WIXOSS|ウィクロス

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攻略コラム:2019年2月 アーカイブ

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【第294話】タカラトミーオールスター! 大乱闘アンリミテッドセレクター その5

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    by 攻略コラム

    アンリミ.jpg
    【第292話】タカラトミーオールスター! 大乱闘アンリミテッドセレクター その5
    どうも、ねへほもんです。
    今回も前回に引き続き、アンリミテッドセレクターのカードをご紹介します。

    (参考(1):カード一覧)
    (参考(2):アンリミテッドセレクター紹介)
    ※参考(2)で情報を見たいルリグをクリックすると、ルリグに関連するカードがすぐに出てくるのでオススメです。

    0.目次
    その1:タマ、リメンバ、リル、ピルルク、あーや
    その2:緑子、メル、ママ、ウリス、ミュウ
    その3:タウィル、ドーナ、カーニバル、遊月、ミルルン
    その4:アン、アイヤイ、アルフォウ、ナナシ、グズ子
    その5:サシェ、花代、レイラ、イオナ、ウムル

    1.サシェ
    快抱の使者 サシェ
    LR 快抱の使者 サシェ
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:サシェ
    色:白
    レベル:4
    グロウコスト:白0
    リミット:11
    コイン:2
    【自】《ターン1回》:あなたのターンの間、あなたのレゾナ1体が場に出たとき、以下の3つから1つを選ぶ。
    (1)カードを1枚引き、【エナチャージ1】をする。
    (2)対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。
    (3)ターン終了時まで、そのレゾナは「バニッシュされない。」を得る。
    【起】《アタックフェイズアイコン》 《コインアイコン》《コインアイコン》:ターン終了時まで、対戦相手のすべてのシグニは「あなたが《無》《無》を支払わないかぎりアタックできない。」を得る。
    今回のサシェ強化はLv5推しのようで、構築の軸が大きく変わりそうです。
    今までだと、<悠久サシェ>のエナチャージを頼りに、<ジュピタ>+<リングドロー>でリソースを稼ぎながらぶん回し、<フルムーン>のアタック妨害、<フォウト>の除外、ハンデス等を決める構築が主流でした。

    今後Lv5ルリグとレゾナが入るとルリグデッキの枠が苦しくなり、レゾナ連打するのは困難になるかと思います。
    そこで問題となるのが、自動能力の活かし方です。

    「下級のレゾナに何を採用するか?」

    アイヤイであれば、Lv2のターンから圧倒的火力を叩き出せる<スイングライド>に軍配が上がるでしょうが、サシェは候補となるレゾナが多く、悩ましいです。
    マルカブ>を呼んで序盤からダメージを稼げる<マーズ>、リミットを削って相手のペースを乱せる<ネプチューン>、Lv4のターンの被ダメージを抑えられる<フルムーン>辺りが有力でしょうか?

    起動能力もクセがあり、攻撃を完全に止めるのではなく、攻撃時にエナを要するようになるだけです。
    ある程度ライフを残した状況で使用し、相手に攻撃をするか悩ませてエナを削り、Lv5グロウ後の攻めを通しやすくするという使い方になるかと思います。
    次弾のサシェは、可能性が宇宙のように広がる一方で、最適解を模索するのに苦労しそうですね・・・

    白羅星 ジ・アース
    LR 白羅星 ジ・アース
    カード種類:レゾナ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:白
    レベル:5
    パワー:15000
    限定条件:サシェ限定
    【出現条件】《メインフェイズアイコン》《アタックフェイズアイコン》合計5枚のレゾナではない<WIXOSS 【宇宙ウリス】デッキ(DIVA)>のシグニをあなたのエナゾーンと場からトラッシュに置く
    【常】:対戦相手のルリグのリミットは5になる。
    【自】:あなたのアタックフェイズ開始時、ターン終了時まで、あなたのすべての[宇宙]のシグニは【アサシン】と【ダブルクラッシュ】を得る。
    「対戦相手のルリグのリミットは5になる。」

    1文目から度肝を抜かれました。
    虚無ウリス>も<紡ぐ者>も1止めママも・・・!
    全て、リミットが5になります。

    除去手段が限られるデッキにとっては、厄介極まりない存在となるでしょう。
    自動能力も豪快で、宇宙シグニ全体がアサシン+ダブクラを得ます。
    アサシンダブクラが付いても、アタックが通らないと意味が無いと言われそうですが、宇宙のLv5と言えば<ノーザンセブン>が居ます。
    ノーザン>と言えば<紡ぐ者>でよく使用されるシグニですが、ジアースもLv5なので、<紡ぐ者>で出すことができます。
    宇宙5体とコストがめっちゃ重いのが難点ですが、ジアース<ノーザン><ノーザン>は決まると爽快です。

    今までは圧倒的に紡ぐで使われてきたシグニですが、ようやく本家のサシェで活躍できそうです。
    自動能力で付与するのがポイントで、例えジアースを除去したとしても、隣の宇宙シグニはダブクラアサシンを得たままです。

    一方で、「得る」という文字が引っかかる方がいらっしゃるかもしれません。
    そう、僅か0エナで、3面ダブクラアサシンを止めるカードが存在するのです・・・
    それが<ハッピー5>です。
    アンコールが飛んでくるため、サシェにとっては厄介極まりないです。
    破棄予定のキーを入れるデッキであれば、0エナで2面止められる汎用アーツであるため、今後採用率が増えるかもしれません。

    羅星 ピクター
    R 羅星 ピクター
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:宇宙
    色:白
    レベル:3
    パワー:7000
    限定条件:サシェ限定
    【自】:このシグニが[宇宙]のレゾナの出現条件のために場からトラッシュに置かれたとき、あなたの次のターンまで、そのレゾナは対戦相手のルリグの効果を受けない。
    【出】:数字1つを宣言する。あなたのデッキの一番上を公開し、それが宣言した数字と同じレベルを持つシグニの場合、それを手札に加える。
    相手にとって厄介極まりないジアースを、より面倒な存在にする1枚です。
    ルリグ耐性ってなんやねん。

    スタフェス>でサーチ可能で、除去をルリグorキーで付与するルリグ能力に頼るデッキに刺さるため、是非採用したい1枚です。
    ピクター+<ミルキィウェイ>+<ノーザン>で多重に耐性を付ければ、「究極完全体 ジアース」の完成ですねw

    サシェの理想の流れとしては、Lv5へグロウしたターンにピクター込みの5体でジアースを出し、3面ダブクラアサシンその1を要求。
    盤面に残ればそれで良し、相手が除去してくれば、返しに<Lv5サシェ>起動でコストを踏み倒してジアースを出し、パワー15000という高打点を活かして自分のターンまで生存。
    そのまま次に2度目の3面ダブクラアサシンを叩き込むという流れです。

    2.花代
    炎・花代・肆
    LR 炎・花代・肆
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:花代
    色:赤
    レベル:4
    グロウコスト:赤0
    リミット:11
    コイン:2
    【出】:あなたのデッキからカード名に《フレイスロ》を含むシグニを2枚まで探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
    【起】《ターン1回》《メインフェイズアイコン》《アタックフェイズアイコン》《コインアイコン》《コインアイコン》:あなたのデッキの上からカードを5枚公開する。その中からシグニ1枚を手札に加え、残りをシャッフルしてデッキの一番下に置く。その後、この方法でカード名に《フレイスロ》を含むカードが3枚以上公開された場合、対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
    テキストを見た瞬間、
    「あっ、<アヴェンジャー>の弾をサーチする効果だ!!!」
    と叫んでしまいましたw

    ゴルドガン>、<アヴェンジャー>、<銃声>・・・
    今までは<雪月>の<サンスト>連打から<銃声>に繋げる動きが主流でしたが、今では<炎のタマ>で耐えられ、自分のライフを割るせいで返しに逆襲されてしまいます。

    アヴェンジャー>なら自分のライフを維持できる上に、ルリグが防御能力を持つため複数ターンの詰め要求も可能です。
    無策の相手には容赦なく<>を撃ち込み、<炎のタマ>入りの相手には、ライフ0まで<アヴェンジャー>を連打した後に<割裂>+3面要求で抑えて<炎のタマ>を使わせ、次のターンに<>を撃ち込む、と柔軟に戦えば良いでしょう。

    具体的な回し方としては、以下のように進めるとスムーズでしょう。
    1. Lv4へグロウし、<中将>を2枚回収
    2. タマキー>を発動&破棄し、<アヴェンジャー>と<ゴルドガン>を回収し、デッキ内のフレイスロ率を高める
    3. 中将>を出してフレイスロを回収、その後ユニークスペルで除去
    4. ゴルドガン>+<アヴェンジャー>で相手のライフを割りまくる
    フレイスロ名称以外がデッキに増えると<中将>のヒット率が下がるため、構築のバランスが難しそうですね・・・

    羅輝石 ロードナイト
    SR 羅輝石 ロードナイト
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:鉱石
    色:赤
    レベル:2
    リミット:3
    パワー:5000
    限定条件:花代限定
    【常】:このシグニはパワーが10000以上であるかぎり、【アサシン】を得る。
    【常】:このシグニはパワーが20000以上であるかぎり、【ダブルクラッシュ】を得る。30000以上であるかぎり、代わりに【トリプルクラッシュ】を得る。
    【自】:あなたが赤のスペル1枚を使用したとき、ターン終了時まで、このシグニのパワーを+5000する。
    ライフバースト:あなたのトラッシュから赤のカード1枚を手札に加える。
    昔懐かし<爾改>との連携を思わせるような1枚が登場しました。
    爾改>なら立てるだけでアサシンを得ます。
    赤スペルを連打するとパンプし、パワー30000に達するとトリプルクラッシュを得ます。
    相手が大量のコインを得ている場合、<五光>の大量ドローを連打すればパワー30000も夢ではありません。

    アイヤイキー>の連パンを組み合わせると1体で6点奪えます。
    後攻1ターン目に<ビカムユー>でLv2へグロウし、ロードナイト(トリクラ連パン)+2体と立てれば後攻1キルも可能・・・?

    「【常】:対戦相手のルリグがレベル2以上であるかぎり、あなたのルリグは以下の能力を得る。」

    無理でしたw
    後パワー30000と言えば、<日進月歩>の存在も忘れてはなりません。
    パンプ&アーツ耐性でトリプルクラッシュを通しやすくするという意味で相性が良いです。
    キーで止められる可能性があるため、これを採用する場合は<アイヤイキー>よりは<ゆきめキー>の方が良いかもしれません。

    轟炎 フレイスロ准尉
    R 轟炎 フレイスロ准尉
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精武:ウェポン
    色:赤
    レベル:3
    パワー:8000
    限定条件:花代限定
    【自】《ターン1回》:あなたのカード名に《フレイスロ》を含むシグニがアタックしたとき、このシグニ以外のカード名に《フレイスロ》を含むシグニ1体をアップする。
    【出】:あなたのトラッシュからカード名に《フレイスロ》を含むシグニを5枚までデッキに加えてシャッフルする。その後、この方法でデッキに加えた枚数と同じレベルを持つ対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
    ロードナイトは物騒な話が続きましたが、箸休めとなりそうなシグニが来ました。
    と言っても弱い訳ではありません。
    強いです。

    出現時能力が優秀で、トラッシュにフレイスロさえ居ればノーコストで最大Lv5のシグニをバニッシュできます。
    自動能力はややこしい面があるため、きちんと裁定を押さえておきましょう。

    Q.《轟炎 フレイスロ准尉》AとBのみが場にあります。Aがアタックし、Bの自動能力でAをアップしました。その後、BがアタックしAの自動能力でBをアップすることはできますか?
    A.いいえ、一度目のAのアタックの際、Aの自動能力は何もアップしませんが発動はしており、ターン1回の自動能力なので再度自動能力を発動させることはできません

    要は、准尉を2体立てておけばアタック回数が1回増えるということです。
    准尉の除去能力は優秀であるため、どんどん立てて点数要求を増やしていきましょう。

    Lv3のターンに<タマキー>を発動し、准尉2面を揃えて一気にライフを削り、Lv4で<タマキー>を破棄して<アヴェンジャー>&<ゴルドガン>を揃えて残ったライフを削り取ると進めるのが実戦的な使い方かと思います。
    エナに余裕があれば、回収手段を<花代&緑子キー>に代え、ダブクラ連パンを匂わせつつ防御面も固められるのが理想的です。
    個人的には、<縛魔炎>でLv3へグロウしたターンに准尉2面で相手ライフを削り、次のターンに筆者の十八番<大火の轢断>を叩き込んだ後にルリパンで勝利を狙いたいです。
    やっぱりライフを叩き割るのはたのしー!!!

    3.レイラ
    コードアクセル アパッチ
    SR コードアクセル アパッチ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精械:乗機
    色:赤
    レベル:4
    パワー:12000
    限定条件:レイラ限定
    【常】:あなたのドライブ状態のすべてのシグニは対戦相手の、キーとアーツの効果を受けない。
    【自】《ターン1回》:あなたのシグニ1体がドライブ状態になったとき、ターン終了時まで、あなたの[乗機]のシグニ1体は【アサシン】を得る。
    ライフバースト:あなたのトラッシュから[乗機]のシグニ1枚を手札に加えるか場に出す。
    レイラの新規ルリグは無く、シグニ&スペルが加わります。
    いやまぁ、<デッドエンド>の『ドーピング』が強いですからね。
    半端な新規ルリグを貰うよりも、デッドエンドォォォ!!!!!となるようなサポートカードを貰った方が良いに決まっています。
    肝心の新規カードですが、アパッチのテキストは・・・

    「常:あなたのドライブ状態のすべてのシグニは対戦相手の、キーとアーツの効果を受けない。」

    デッドエンドォォォ!!!!!感の溢れる効果ですね。
    耐性を盾にライフをバリバリ割り、『ドーピング』で〆。
    パンツァーガール>なら更なる追撃が狙えます。

    但し、ドライブ状態になるのは基本的に1体のみで、<アークゲイン>のように気軽に全面耐性を付けることは困難です。
    こういう書き方をすればお察しでしょうが・・・<強奪の箱舟>でドライブ状態にすることができます。
    ちなみに、万能耐性のように思えますが、キーの効果を受けないだけで、<華代キー>等、キーによって付与されたルリグ効果には耐性を持ちません。
    ルリグ耐性とすると強すぎるので、調整のためにキー耐性に抑えたのかなと思います。

    天驚の轟拳
    R 天驚の轟拳
    カード種類:スペル
    色:赤
    コスト:赤0
    限定条件:レイラ限定
    以下の2つから1つを選ぶ。
    (1)あなたの[乗機]のシグニ1体をバニッシュする。そうした場合、対戦相手のパワー12000以下のシグニ1体をバニッシュする。
    (2)あなたのドライブ状態の[乗機]のシグニ1体をバニッシュする。そうした場合、あなたのデッキから[乗機]のシグニ1枚を探して公開し手札に加え、デッキをシャッフルする。
    遂にレイラもユニークスペルを手に入れました。
    除去効果はパワー12000まで焼け、シグニ耐性持ちに対する回答となります。
    とはいえ主に使うのは(2)のサーチ効果でしょう。

    ライドできるのはターン1のみのため、折角のドライブ状態を解除するのは一見勿体ないように思えます。
    しかし、序盤は<ゴーカート>に乗った後にユニークを撃って解除することで、ルリパンできるようになります。
    Lv4のターンも、<バケット>に乗ってドローした後にユニークを撃つことで、別のシグニにライドし直せます。
    上手く使えば、ドライブ解除がむしろメリットに働くということです。

    オールスターのレイラといえば、今までは<アヴェンジャー>でウェポンを投げつけ、『ドーピング』で詰める型ばかりでしたが、本業の乗機を使った型でも戦えるようになりそうです。

    4.イオナ
    エボルブ/メイデン イオナ
    LR エボルブ/メイデン イオナ
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:イオナ
    色:黒
    レベル:4
    グロウコスト:黒0
    リミット:11
    コイン:2
    【出】:あなたのデッキの上からカードを3枚公開する。その中から白か黒のシグニを合計2枚まで手札に加え、残りをトラッシュに置く。
    【起】《アタックフェイズアイコン》《コインアイコン》《コインアイコン》:あなたのルリグデッキから[イオナ]1枚をこのルリグの上に置く。(【グロウ】やグロウコストは無視される)
    公開された瞬間に、全ての話題を攫った1枚です。
    とにかく起動能力が強いです。
    アタックフェイズにしか使えず、マユに即乗りして、そのまま追加ターンという芸当はできませんが、グロウでは無いため、あらゆる制約条件を無視することができます。
    特に強いのがこちらの<アルテマ/メイデン イオナ>。
    Lv4のターン、こちらはシグニ3体を立ててアタックする一方で、返しに起動能力を使用し、<アルテマ>を乗せることで、相手シグニを1体に減らせます。
    アルテマ>読みで相手が最初から1体しか立てずにアタックして来たなら、<アルテマ>を乗せずにLv4で戦い続ければ良いだけのこと。
    大量にライフを残した状態で<アルテマ>にグロウされると、相手としては絶望しかないでしょう。

    コードアンチ マカナ
    SR コードアンチ マカナ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精械:古代兵器
    色:黒
    レベル:4
    パワー:12000
    限定条件:イオナ限定
    【自】:このシグニがデッキからトラッシュに置かれたとき、このシグニをトラッシュから場に出してもよい。
    【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたの場にあるダウン状態のシグニが1体の場合、対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
    【起】《アタックフェイズアイコン》このシグニを場からトラッシュに置く:ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-12000する。
    ライフバースト:ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-12000する。
    アルテマ>で使えって書いてますね・・・

    1つ目の能力から、<アンシエントイオナ>用のカードかと思わせられますが、2つ目・3つ目が<アルテマ>と噛み合い過ぎています。
    こちらのシグニが1体しか立たないため、何の問題もなく2つ目の能力でアタック時にバニッシュができます。
    更に返しのターン、相手のシグニが1体のみであるため、3つ目の能力で除去してしまえばダメージが通りません。
    アルテマ>のライフが0になる日は来るのでしょうか・・・?

    コードメイズ ラビュリン
    R コードメイズ ラビュリン
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精械:迷宮
    色:黒
    レベル:3
    パワー:7000
    限定条件:イオナ限定
    【自】《ターン1回》:場にあるシグニ1体があなたの効果によって他のシグニゾーンに移動したとき、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体は能力を失う。
    【自】:このシグニがアタックしたとき、《白》を支払ってもよい。そうした場合、能力を持たない対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。
    こちらは従来型のユキのサポートカードです。
    場所移動は他のカードのサポートが必要ですが、能力を消す手段は豊富であるため、アタック時除去要員としての活躍が期待できます。

    5.ウムル
    誘蘭の鍵主 ウムル=フィーラ
    LR 誘蘭の鍵主 ウムル=フィーラ
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:ウムル
    色:黒
    レベル:4
    グロウコスト:黒0
    リミット:11
    コイン:3
    【出】:あなたのデッキの上からカードを5枚トラッシュに置く。カードを2枚引く。
    【起】《ターン1回》《黒×0》:あなたのシグニ1体をバニッシュする。そうした場合、あなたのデッキの上からカードを5枚トラッシュに置く。
    【起】《メインフェイズアイコン》《アタックフェイズアイコン》《コインアイコン》:あなたのトラッシュから[古代兵器]のシグニ10枚をデッキに加えてシャッフルする。そうした場合、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-20000する。
    圧倒的な知識と経験を持つ某有識者の方が居る中で、解説するのは恐縮ですが、新規のウムルが登場しました。
    Lv4で終始戦うことを想定しているのか、2つ目の起動能力で毎ターン1エナを補給することができます。
    ウムルは盤面を埋める手段が豊富で、盤面が空くのはリムーブを減らせてむしろメリットとなります。一見地味ながら、複数ターン使えると大きな差が出るでしょう。

    起動の防御能力はそのままだと、コイン1枚で1面守るだけの能力ですが、ヨグソトス>が居ると更に-2000を10回振れます。
    ルリグ起動に使えるコインの枚数は減りますが、<カーニバルキー>で<ヨグソトス>をコピーするのも一案です。
    相手の場にアタック時除去持ちが少なければ、<メイジ>蘇生→<ヨグソ>コピー→<ソトホート>蘇生として、<ソトホート>の起動で防御が済む場合もあります。
    また、盤面を埋める手段が豊富であるため、最後にキーを破棄して<サーバントZERO>に変えてアタック時除去を封じる有効性が高い点でも相性が良いです。

    コードアンチ ナイトゴン
    SR コードアンチ ナイトゴン
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精械:古代兵器
    色:黒
    レベル:4
    パワー:12000
    限定条件:ウムル限定
    【自】:あなたのアタックフェイズ開始時、あなたのデッキの上からカードを7枚トラッシュに置く。その後、この方法でトラッシュに[古代兵器]のシグニが5枚以上置かれた場合、対戦相手のシグニ1体をバニッシュし、対戦相手のライフクロス1枚をクラッシュする。
    【出】:あなたのトラッシュからそれぞれレベルの異なる[古代兵器]のシグニ4枚を好きな順番でデッキの一番下に置く。そうした場合、カードを1枚引く。
    ライフバースト:あなたのトラッシュから[古代兵器]のシグニ1枚を手札に加えるか場に出す。
    別にウムル有識者では無い筆者でも、自動能力を見た時は興奮しました。

    「対戦相手のライフクロス1枚をクラッシュする」

    すっっっげぇぇぇぇぇ!!!!!!!
    リミット11だと2体しか立てられませんが、十分強いです。

    巷では、<共闘ウムル>で採用し、まずナイトゴン×3で3点割ってキル要求し、以降はシェムハザ+天使盤面にスイッチし、ルリグ耐性+アタック時バウンス要求で詰めるという案があるそうです。
    ナイトゴンで古代兵器が落ちないとダメなので、相当構築を練る必要がありますが・・・
    ノーコストで相手ライフを割れるとか最強か???

    コードアンチ レザディ
    R コードアンチ レザディ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精械:古代兵器
    色:黒
    レベル:2
    パワー:3000
    限定条件:ウムル限定
    【自】:このシグニがデッキからトラッシュに置かれたとき、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーをあなたのルリグのレベル1につき、-1000する。
    【出】:あなたのデッキから[古代兵器]のシグニ1枚を探してトラッシュに置き、デッキをシャッフルする。
    ライフバースト:カードを1枚引く。
    「同名を大量に詰め」と言わんばかりのテキストですね。
    出現時に別のレザディをトラッシュに置くことで、簡単に相手シグニをパワーダウンできます。
    テキサハンマ>を置いて盤面を埋める、<メイジ>を置いてアーツ外防御を構える・・・ウムルなら色々と用途がありそうです。
    序盤に相手ライフを削っておくと、最後の数点はナイトゴンが叩き割り、そのままキル要求に入れるため、序盤の火力を上げる意義は大きいと思います。


    いかがでしょうか?

    残るはエルドラとハナレのみとなりました。
    ハナレは既存のLv4がグロウコスト4であり、Lv5ルリグが非常に強力であるため、グロウコストが0に減るだけでも価値が大きいです。
    エルドラという名前だけで派手な効果を期待してしまいますが、果たして・・・?

【第293話】タカラトミーオールスター! 大乱闘アンリミテッドセレクター その4

    posted

    by 攻略コラム

    アンリミ.jpg
    【第293話】タカラトミーオールスター! 大乱闘アンリミテッドセレクター その4
    どうも、ねへほもんです。
    今回も前回に引き続き、アンリミテッドセレクターのカードをご紹介します。

    (参考(1):カード一覧)
    (参考(2):アンリミテッドセレクター紹介)
    ※参考(2)で情報を見たいルリグをクリックすると、ルリグに関連するカードがすぐに出てくるのでオススメです。

    0.目次
    その1:タマ、リメンバ、リル、ピルルク、あーや
    その2:緑子、メル、ママ、ウリス、ミュウ
    その3:タウィル、ドーナ、カーニバル、遊月、ミルルン
    その4:アン、アイヤイ、アルフォウ、ナナシ、グズ子

    1.アン
    再調の彩蝶 アン=フォース
    LR 再調の彩蝶 アン=フォース
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:アン
    色:白
    レベル:4
    グロウコスト:緑0
    リミット:11
    コイン:1
    【自】《ターン1回》:あなたの[美巧]のシグニが手札以外から場に出たとき、あなたのターンの場合、《緑》か《白》を支払ってもよい。そうした場合、対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。
    【出】:あなたのデッキの上からカードを4枚見る。その中から緑のカード1枚を公開し手札に加え、白のカード1枚をエナゾーンに置き、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。
    【起】《ターン1回》《コインアイコン》:【エナチャージ2】
    アンも0コストグロウが可能になります。
    リソースを稼ぐ2つの能力に加え、バウンス能力を持ちます。
    手札以外から美巧を出すには、<チェロン>+ユニークスペル等、一捻りが必要に思えますが、後述のグラフィを使えば容易に達成可能です。

    0コストグロウができ、エクシードを消費しないLv4ルリグが登場したのですから、<Lv5ルリグ>の採用も視野に入ります。
    遥か昔の5弾登場ということで、効果は若干大人しめですが、グロウ時の回収、計2面防御と一定の性能は有しています。
    何よりリミット12が強く、Lv4シグニが3体並んだ光景は鉄壁の布陣と言えるでしょう。

    壁面の芸当 グラフィ
    SR 壁面の芸当 グラフィ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:美巧
    色:緑
    レベル:4
    パワー:12000
    限定条件:アン限定
    【自】:各プレイヤーのアタックフェイズ開始時、あなたのエナゾーンから[美巧]のシグニを1枚まで場に出す。
    【自】:あなたの[美巧]のシグニ1体がバニッシュされたとき、手札から[美巧]のシグニを1枚捨ててもよい。そうした場合、対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。
    ライフバースト:【エナチャージ1】をする。その後、この方法で[美巧]のシグニがエナゾーンに置かれた場合、対戦相手のシグニ1体を手札に戻す。
    アンの布陣を更に強固にする1枚が登場しました。

    1つ目の能力が強力で、自ターンに出して1面空けた状態でアタックフェイズに入り、エナから<コンテンポラ>を出すことで、擬似的な回収を行いつつ、上記のLv4ルリグ効果で1面バウンスできます。
    コンテンポラ>が居る状況では、相手は優先的に<コンテンポラ>を除去してくるでしょうが、グラフィが返しのアタックフェイズまで場に残れば、再び除去された<コンテンポラ>を呼び戻せます。

    ただ、アタックフェイズ開始時に<コンテンポラ>を場に残せても、<コンテンポラ>をアタックでバニッシュ→アタック時除去持ちで隣を除去しつつダメージという流れで突破される可能性があります。

    そこで2つ目の能力です。<コンテンポラ>が除去された瞬間に、隣のアタック時除去持ちをバウンスすることで、追撃を防ぐことができます。
    今までだと、<コンテン><スイボク>の盤面を維持するために多くのエナを必要としましたが、グラフィという新しい選択肢を手に入れたことで、エナを切らさずに強固な盤面を維持できるようになりますね。

    白光と黒影 モノクロ
    R 白光と黒影 モノクロ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:美巧
    色:白
    レベル:1
    パワー:2000
    限定条件:アン限定
    【常】:対戦相手のターンの間、あなたのすべての[美巧]のシグニのパワーを+1000する。
    【常】:【コンバート《緑》】(エナコストを支払う際、このカードは《緑》として支払える)
    アン関連の新規カードを見た時、真っ先にモノクロの姿が目に入りました。
    カード全体を埋め尽くす白と黒。
    2色のコントラストが生み出す世界観に一瞬で虜になりました。

    筆者の個人的な感想ですが、今までのカードの中で最も好きなイラストです。
    カッコ良すぎやろ・・・

    肝心の能力面ですが、<マーライ>なき今、貴重な下級の白美巧シグニとして活躍が期待できます。
    序盤の1000パンプは盤面維持に役立ち、コンバートと併せ、地味ながら腐ることのない、下級に相応しい能力だと思います。
    カッコ良いモノクロを4投できるというだけでもアンを組む価値がありそうです・・・

    2.アイヤイ
    アイヤイ★フルハウス
    LR アイヤイ★フルハウス
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:アイヤイ
    色:緑
    レベル:4
    グロウコスト:緑0
    リミット:11
    コイン:2
    【自】《ターン1回》:あなたのレゾナ1体が場に出たとき、あなたのターンの場合、あなたのトラッシュからそのレゾナの出現条件のためにトラッシュに置いたカードを2枚までエナゾーンに置く。
    【起】《アタックフェイズアイコン》《コインアイコン》:ターン終了時まで、あなたのレゾナ1体は「バニッシュされない。」を得る。
    世界を共にしたアイヤイ。
    当然饒舌に語れるに決まって・・・んっ・・・?

    「Lv4ルリグ、使ったことがない」

    テキストを見ましたが、さほどクセがなく、単純にリソースを稼げる能力で、解説が難しくなく一安心。
    グロウコストが0になり、更に自動能力でエナを増やせるため、十分にリソースを蓄えつつLv5へグロウすることができます。

    Lv5へグロウしてから仕掛けることが基本でしょうが、バニッシュしか除去手段がない相手には起動能力が刺さり、そのままゲームエンドとなる可能性があります。
    使い勝手が良く、それでいて一発を叩き込む潜在能力を持つ。非常に理想的な性能を持つ1枚だと思います。

    緑伍ノ遊 フラコスタ
    LR 緑伍ノ遊 フラコスタ
    カード種類:レゾナ
    カードタイプ:精武:遊具
    色:緑
    レベル:5
    パワー:15000
    限定条件:アイヤイ限定
    【出現条件】《メインフェイズアイコン》合計3枚のレゾナではない[遊具]のシグニをあなたのエナゾーンと場からトラッシュに置く
    【起】《ターン1回》《緑×0》:対戦相手のシグニ1体をエナゾーンに置く。【エナチャージ1】をする。
    【起】《ターン1回》《アタックフェイズアイコン》《緑×0》:ターン終了時まで、あなたの[遊具]のシグニ1体は「対戦相手の効果を受けない。」を得る。
    Lv5レゾナに相応しく、耐性を付与できる1枚が登場します。

    マーライ>の再来?

    人はまた、過ちを繰り返すのか・・・?

    3エナ消費と言いつつ、除去能力で1エナを補給できるため、実質2コストです。
    5アイヤイ>効果で、相手のアタックフェイズに呼び出し、自身に効果耐性を付与すれば、パワー15000の壁として生き残れる可能性が高く、出現時コストを払わずに済む可能性も高いです。

    耐性はあまりにも強力なので、他ルリグで使用できないよう、アイヤイ限定となっています。
    アイヤイだけならそんなにぶっ飛んだことはできないでしょう・・・というのは嘘で、<紡ぐ者>というカードが存在します。
    Lv5ということで、紡ぐ者なら限定条件が無視できてしまいます。
    遊具を投入する型が主流であるため、出現条件の達成も比較的容易です。
    無敵の<ブラジャック>の猛攻に耐えられるか・・・?
    あぁ恐ろしい。

    アイヤイで使う場合には、<ベイゴマ>や<アナベル>といったアタック時効果持ちに耐性を付与し、トドメの1点を通す用途で使われそうです。
    ダウン等、除去以外の防御手段しか持たない相手に対しては、無敵<ベイゴマ>で大量ダメージを狙うことが可能です。

    肆ノ遊 カーケシ
    R 肆ノ遊 カーケシ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精武:遊具
    色:緑
    レベル:4
    パワー:10000
    限定条件:アイヤイ限定
    【自】:このシグニが[遊具]のレゾナの出現条件のために場からトラッシュに置かれたとき、あなたの次のターンまで、そのレゾナはバニッシュされない。
    【出】:このターン、次にクラッシュされる対戦相手のライフクロスの一番上のカードのライフバーストは発動しない。
    またまた耐性付与です。

    次の自分のターンまでと効果が長期に及ぶため、攻撃面だけでなく、防御面でも効果が期待できます。
    カーケシを素材に1体レゾナを出し、別にフラコスタを出せば、耐性持ちが2体並ぶため、相手としては始末に困ることでしょう。

    但し、場からトラッシュに送った場合にしか耐性が付与できず、フラコスタの素材としてエナからトラッシュに送ってもバニッシュ耐性は付かない点には注意しましょう。

    1枚目のLBが無効になる能力も、1枚目のLBで攻撃プランが瓦解する可能性を考えると、攻撃の安定性を高めてくれます。
    トップ<トオン>埋めの突破口にもなりますし、1枚は欲しいカードだと思います。

    3.アルフォウ
    魔鳩の飼育 ゴージアウト
    SR 魔鳩の飼育 ゴージアウト
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:悪魔
    色:黒
    レベル:2
    リミット:3
    パワー:10000
    限定条件:アルフォウ限定
    【自】:このシグニがアタックしたとき、あなたのトラッシュからパワー7000以下の[悪魔]のシグニ1枚を手札に加えるか場に出す。
    【自】《ターン1回》:効果1つによってデッキからカードが3枚以上トラッシュに置かれたとき、【エナチャージ1】をし、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-8000する。
    ライフバースト:すべてのプレイヤーは自分のデッキの上からカードを5枚トラッシュに置く。その後、あなたのトラッシュからシグニ1枚を手札に加える。
    アルフォウに新規ルリグは登場しませんが、その分強力なシグニが2体登場します。
    Lv5へ乗ることがスタンダードになる中で、速攻を仕掛けられるアルフォウはダークホース的な活躍が期待できます。

    ゴージアウトはリミット消費3と一見重いですが、ゴージアウト、Lv2、Lv1と並べれば良いので、実際にはさほど負担にならないです。
    アタック時の回収能力が戦線維持に有用であるため、毎ターン1体は立てておきたいですね。
    アタック時には蘇生も選択可能ですが、盤面が空くかは相手次第です。
    ゴージアウト自身はパワーが高いため、<マイプラ>等の低パワーシグニを除去する手段を持つ相手には使えるチャンスが出るかもしれません。

    また、ゴージアウト自身も8000のパワーマイナスを振ることができます。
    デッキからカードを3枚トラッシュに置くという特殊な条件ではありますが、ついでにエナチャもできる強力な能力であるため、<シユラギ>出現時や<デスブロッサム>等を手札に抱えておき、毎ターン発動を狙いましょう。

    強欲な主 ママハハ
    R 強欲な主 ママハハ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精像:悪魔
    色:黒
    レベル:1
    パワー:2000
    限定条件:アルフォウ限定
    【常】:あなたのトラッシュにカードが15枚以上あるかぎり、このシグニのパワーは+6000され、このシグニは【ランサー】を得る。
    【常】:あなたのターンの間、あなたのトラッシュにカードが30枚以上あるかぎり、このシグニは「バニッシュされない。」を得る。
    【出】:すべてのプレイヤーは自分のデッキの上からカードを3枚トラッシュに置く。
    新規のLv1シグニです。
    デスブロッサム>の回収先が広がるのは嬉しいですね。

    出現時にデッキから3枚落とせ、かつLv1でリミットを1しか消費しないため、ゴージアウトと相性抜群です。
    パワー8000のランサーになり、単体で仕事をできるまでにはトラッシュ15枚と一定枚数を要します。

    ゴージアウトのパワー8000マイナスを毎ターン発動させるという視点では、まず<デスブロッサム>でトラッシュを肥やしつつママハハを回収しておき、トラッシュが肥えたところで、次のターンにママハハを出すというのが実戦的な流れかと思います。

    バニッシュ耐性はトラッシュ30枚と非常に厳しい条件ですが、詰めの場面で使える可能性があるため、覚えておくと良いでしょう。

    4.ナナシ
    ナナシ 其ノ四ノ獄
    LR ナナシ 其ノ四ノ獄
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:ナナシ
    色:黒
    レベル:4
    グロウコスト:黒0
    リミット:11
    【起】《ターン1回》対戦相手の場にある【ウィルス】1つを取り除く:以下の3つから1つを選ぶ。
    (1)カードを1枚引き、【エナチャージ1】をする。
    (2)対戦相手のすべてのシグニゾーンに【ウィルス】を1つずつ置く。
    (3)このターン、対戦相手は【ウィルス】があるシグニゾーンにシグニを新たに配置することができない。
    【起】《メインフェイズアイコン》《アタックフェイズアイコン》《コインアイコン》《コインアイコン》:対戦相手の感染状態のシグニ1体をトラッシュに置く。
    遂にナナシがグロウコスト0になり、Lv5への中継拠点として・・・といつも通りのコメントを書こうとしましたが、

    「Lv4で十分強くね!???」

    ウイルスを全面に配布するならLv4でも可能です。
    「<RS>起動→<RS>効果で1面にウイルス設置→設置したウイルスをコストにナナシ起動で3面ウイルス設置」と進めれば、無理なく毎ターン<RS>の起動能力を使用することができます。
    また、盤面埋めによる防御を用いる相手には、配置制限効果がぶっ刺さります。
    コイン技の防御は消費が重く、頻発はできませんが、いざという場面での1面防御に使えるでしょう。

    Lv5ルリグ>はトラッシュ送りでエナを絞れる、<ペズト>・<ヘルボロス>等のLv5シグニを使えるという長所が存在するため、Lv5を採用するかは環境に応じて選択すると良いでしょう。
    個人的には、長期戦を見込むのなら、トラッシュ送りでエナを絞った方が強いのかなと思います。

    羅菌姫 ハショフ
    SR 羅菌姫 ハショフ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:微菌
    色:黒
    レベル:4
    パワー:12000
    限定条件:ナナシ限定
    【常】:対戦相手の感染状態のすべてのシグニのパワーを-2000する。
    【常】:対戦相手は感染状態のシグニの【起】能力を使用できない。
    【起】《ターン1回》《黒》:対戦相手のシグニゾーン2つまでに【ウィルス】を1つずつ置く。
    ライフバースト:対戦相手のシグニゾーン1つに【ウィルス】1つを置く。ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-10000する。
    起動能力を封じるという、強力な妨害能力を持つ1枚です。
    一見すると除去能力を持たないようですが、Lv4だと隣に<ボツリネス>が居るケースが多いため、ウイルスを2面に設置して貯菌を2枚貯めれば、<ボツリネス>の起動能力で1面をトラッシュ送りにできます。

    また、一見地味に見えるパワー2000ダウンについても、流行りの<カーニバルキー>と併用する型では防御に威力を発揮します。
    エクシードが残り1枚の状態で、場のシグニをハショフに上書きし、<カーニバルキー>を破棄して全体を<サーバントZERO>に変えることで、一気に除去することができます。
    今でも<エキノコ>に上書きすれば可能なプレイングですが、<カーニバルキー>を余すことなく使い切れるのは気持ち良いですね。
    このプレイングを更に派手な形で昇華させることも可能です。
    また、<カーニバルキー>の代わりに、<E・G UNION イザベラ>を使うのはいかがでしょうか・・・?
    10049.jpg
    ハショフが残った状態で起動を使えば、一気に3体バニッシュ+ライフクロス3枚クラッシュという大技が決まります。
    貯菌を消費しますが、<ボツリネス>で貯菌3枚を消費して3面除去してもライフクロスを割れます。
    ボツリネス>はシャドウを持っており、盤面に残りやすいので、十分実現可能かと思います。

    羅菌 コレラ
    R 羅菌 コレラ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精羅:微菌
    色:黒
    レベル:3
    パワー:7000
    限定条件:ナナシ限定
    【出】:対戦相手のシグニゾーン1つに【ウィルス】1つを置く。
    【起】《ターン1回》対戦相手の場にある【ウィルス】2つを取り除く:あなたのトラッシュから《羅菌 コレラ》以外の[微菌]のシグニ1枚を手札に加える。
    ウイルスを付け外しする能力を持っており、<ボツリネス>の貯菌確保の補助に使えます。
    起動のウイルス消費は2枚と多めですが、ハショフの起動等でウイルスを置くスペースが無い場合にはむしろ良い方に働きます。

    5.グズ子
    悲壮の駄姫 グズ子
    LR 悲壮の駄姫 グズ子
    カード種類:ルリグ
    カードタイプ:グズ子
    色:黒
    レベル:4
    グロウコスト:黒0
    リミット:11
    【自】《ターン1回》:あなたの[遊具]のシグニ1体がトラッシュから場に出たとき、あなたのターンの場合、あなたのトラッシュからそのシグニより低いレベルを持つ[遊具]のシグニ1枚を場に出す。
    【出】:あなたのデッキの上からカードを5枚見る。その中から1枚を手札に加え、1枚をトラッシュに置き、残りを好きな順番でデッキの一番下に置く。
    今も『ダイレクト』で容赦なくライフを奪い去るLv4グズ子に新規ルリグが登場します。
    オールスター仕様の遊具向けの能力を持っており、今後はこちらが中心に使われるのではないかと思います。
    詳しくは下のシグニの項でご説明しますが、自動能力が連パンの補助に使えます。

    死之遊姫 アタリナシ
    SR 死之遊姫 アタリナシ
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精武:遊具
    色:黒
    レベル:4
    パワー:12000
    限定条件:グズ子限定
    【自】《ターン1回》:アタックフェイズの間、あなたの[遊具]のシグニ1体が場からトラッシュに置かれたとき、あなたのトラッシュからそのシグニより低いレベルを持つ[遊具]のシグニ1枚を場に出す。
    【出】:あなたの他のシグニ1体を場からトラッシュに置く。そうした場合、対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。
    ライフバースト:対戦相手のシグニ1体をバニッシュし、あなたのシグニ1体を場からトラッシュに置く。
    新規のLv4グズ子と相性の良いLv4シグニです。
    出現時のバニッシュ効果は、手札1枚分のコストを要するように思えますが、リムーブ権を使わずに不要なシグニをトラッシュへ送れるため、上手く使えばむしろメリットに働きます。
    ルリグ・アタリナシの自動能力を組み合わせ、以下のように進めると、Lv4のターンに5点を通すことができます。

    (事前準備)手札にアタリナシ2枚、<オキクドール>1枚、トラッシュに<テホンビキ>1枚、トラッシュとデッキに<ニホニンギョ>1枚ずつ
    1. メインフェイズ中にアタリナシを2体出し、2面除去しておく
    2. 空いた面にアタリナシ、下級シグニ、別の面の<オキクドール>を立ててアタックフェイズに入る
    3. 空いた面を殴って2点
    4. オキクドール>で<ニホニンギョ>を呼び出し、<ニホニンギョ>でシグニをバニッシュし、トラッシュからアタリナシを出す
    5. アタリナシの出現時でアタック済のアタリナシをトラッシュに送り、アタリナシの自動能力でトラッシュから<テホンビキ>を出す
    6. テホンビキ>の出現時でアタック済の下級シグニをトラッシュに送り、ここでルリグの自動能力を使用し、もう1面埋める
    7. アップ状態のシグニが3体揃うため、殴って3点通し、計5点


    長くなりましたが、自動能力の処理順を好きに選べることを活かした連パンです。
    相手の妨害が入ると5点通すのは難しいでしょうが、「殴れるシグニで殴る→<ニホニンギョ>でアタリナシを蘇生し、1体をトラッシュに落とす→自動能力(1)で<テホンビキ>を出し、もう1体トラッシュに送る→自動能力(2)でもう1体蘇生」という動きは、応用範囲が広いでしょう。

    異血之遊 シノビセット
    R 異血之遊 シノビセット
    カード種類:シグニ
    カードタイプ:精武:遊具
    色:黒
    レベル:1
    パワー:2000
    限定条件:グズ子限定
    【出】:このシグニがトラッシュから場に出たとき、あなたのトラッシュから[遊具]のシグニ1枚を手札に加える。
    レベルと能力を抑えた<シャテキ>という位置づけで、Lv1シグニであるため、枠を割きやすいのが利点です。
    序盤の盤面を守りつつ、うまくトラッシュに落とせれば、<アワオドール>で蘇生して序盤の手札維持に貢献してくれます。

    回収先にレベル制限が無いため、終盤でも<ブラジャック>で蘇生し、後続の<ブラジャック>を確保できます。
    出現時能力を使った後は用済みとなるため、アタリナシやLv5グズ子の能力でトラッシュに送り、無駄なく盤面除去に貢献させましょう。

    「<ブラジャック>出現時にシノビセットを出して2体目の<ブラジャック>を回収→<Lv5グズ子>でトラッシュ送り→2体目の<ブラジャック>を出し、シノビセットを蘇生して次のターン用の<ブラジャック>を確保」

    という動きが綺麗です。
    ブラジャック>×2の盤面は、盤面埋め防御に対する制圧力が高いですが、リミットを合計10消費するため、今までは2体目の<ブラジャック>の出現時に<シャテキ>を出し、回収効果を使うことができませんでした。シノビセットのレベルの低さが活きる盤面ですね。

    序盤の安定性を高めるだけではなく、Lv5盤面でも活躍できる・・・
    シンプルなテキストの中に、大きな可能性が秘められていますね。


    いかがでしょうか?

    現環境でも活躍するナナシ&グズ子は大幅強化を貰っている印象です。
    筆者としてはメタルアイヤイを実戦投入したくてウズウズしています・・・
    メタルアイヤイ.jpg
    未紹介ルリグは残り僅かとなりましたが、最後に公開されるものほど期待が膨らむもの。
    引き続きお楽しみに(^^)/

ウィクロスカップの環境を振り返る

    posted

    by 攻略コラム

    ウィクロスカップ.jpg
    ウィクロスカップの環境を振り返る
    こんにちは、からばこです。乾いた気候が続きますが、皆様お元気ですか?
    今回はウィクロスカップの環境考察記事、第2弾になります。前回に続き、福岡と宮城の環境を振り返りつつ、全体の総括をしようかと思います。
    アンリミテッドセレクターの発売目前だけあって、気持ちはオールスターな方も多いとは思いますが、ぜひ読んでいただければ幸いです。
    前半環境のおさらい
    福岡・仙台の分析の前に、東京・愛知・大阪大会についておさらいしましょう。
    ざっくり振り返ると以下のようになります。
    • 東京:発売直後なだけあって、群雄割拠
    • 愛知:<セレクト・ハッピー5>のリリースで夢限が増加
    • 大阪:夢限メタのタマが台頭。グズ子増加の気配
    といった具合でした。大阪大会で優勝・準優勝したデッキが、全て「<ハッピー5>」を採用しているなどの特徴もありましたね。
    私は記事中で「福岡・仙台ではタマに対して強く出られるデッキが出てくるのでは?」と予想しましたが、果たして?

    福岡大会
    福岡大会で優勝したルリグは「グズ子・夢限・リル」、準優勝したルリグは「リル・翠子・タマ」でした。使用率の上位5ルリグは「タマ、ユヅキ、グズ子、優羽莉、ユキ」でした。
    福岡大会の入賞デッキレシピ・使用率はこちらになります。
    リルの強みの1つに、後手からのリカバリーのしやすさがあります。<サンガンソウ><カンショウ・バクヤ>を要しているため、後手を取った場合でもダメージレースで渡り合えます。対戦回数が増える大規模大会において、先手、後手のどちらでも安定した戦いができるのは、ひとつの強みと言えます。
    また、ライズ勢のパワーが13000あるため、タマの連続攻撃を防いでいるのも、地味ながら大きいです。ダブルクラッシュの付与もあって火力も高く、先に相手のライフを0にし、アーツなどの防御要求に持ち込めます。この辺りは夢限やタマにない、リルだからこその強みですね。
    「偶数グズ子」は大阪大会に引き続く入賞です。
    ウリスキー>が夢限に対して強烈に刺さり、<モリアーティ>で後半の制圧もバッチリ。「アタックできない」はダウンやバニッシュなどの防御手段に比べて、タマの<プリキャス>やユヅキの<コノハケロ><マレガビ>公開に対して強く、そこが環境にマッチしたのでしょう。「奇数グズ子」に比べて防御寄りなのがポイントです。
    10008.jpg
    ユヅキは使用率に対して、入賞がゼロとなりました。
    リリースから日が経ち、<コノハケロ><マレガビ>による突然のリーサルが広く認知され、不意打ちが決まりにくくなったことが影響しているのでしょうか。水獣に割くスロットも多く、メタ枠が積みにくいこともあり、環境の変化に追いつきにくい、というのもあります。
    その辺りは翌週の宮城大会に如実に表れています。見てみましょう。

    宮城大会
    宮城大会で優勝したルリグは「夢限×2、タマ」、準優勝したルリグは「タマ×2、翠子」となりました。
    さまざまな環境の変遷を経て、多くのルリグが優勝・準優勝に輝きましたが、やはりタマが強かった、と結論づけてもいいのかな、という印象でした。
    ルリグの使用率は上から「グズ子、タマ、ユヅキ、夢限、優羽莉」です。上位入賞はなりませんでしたが、使用率トップはグズ子でした。
    宮城大会の入賞デッキレシピ・使用率はこちらになります。
    福岡大会の項目でも言及しましたが、<モリアーティ><ウリスキー>が存在するため、上位のタマや夢限に有利であることや、「大阪・福岡で入賞したから、グズ子で戦えるのでは?」と期待し、持ち込んだプレイヤーが多くいたからなのでは、と推測されます。直近の大規模大会で、自分が好き・得意なルリグが入賞していると、励みになりますよね。そういった影響もあるのでしょう。
    ただ、これらの防御手段があったとしても、タマは<プリキャス>が通ってしまえば致命傷またはゲームエンドにつながりますし、夢限は<ハッピー5>を軸とした多様な防御を擁しているため、勝ち切れなかったのでは、という印象です。もちろん地力が高いデッキなので、今後も入賞の可能性はあるでしょう。

    また、宮城大会の結果で注目したい点が2つあります。
    1つは翠子の入賞です。福岡大会に引き続き、仙台でも上位入賞となりました。
    タマキー>(福岡では<ゼノ・カインド>)で<モモイヌ><モモザル>らを連れてきてランサーを付与し、序盤からガンガン攻めていき、後半は<イバラヒメ>で面を開けてフィニッシュ、というオーソドックスな型です。使い回すための緑アーツは<暴風警報>と<先制結界>ですね。
    翠子を含め、少しずつではありますが、<タマキー>を採用するデッキが増えて来ました。ハンデスに特化したピルルクや、<ユリ>を引っ張って来るためのユキなどがいます。ルリグデッキの枠を1枚割いてでも、相手より先にダメージレースを制したい、ということなのでしょう。
    もう1つは、優勝した2種類の夢限デッキに、これまであまり見かけなかったシグニが採用されている点です。
    1つは<ホワイトパールホープ><サイクロンインターセプター>コンビの採用です。2種類が揃えば、それぞれがシグニ耐性とアーツ耐性を得るため、序盤での攻めや終盤での詰めなど、ゲーム全体で幅広く役立ちます。<ゆきめキー>でのサーチはもちろん、<イオナキー><ハッピー5>あたりで拾えるため、見た目以上にコンビを揃えやすいのかもしれません。
    もう1つは<ドライアド>の採用です。自分のルリグトラッシュにアーツがあれば、パワーが7000になる、レベル1の緑怪異シグニです。<タクティカル・バニッシュ>が採用されており、早々に条件を達成できます。キーセレクションにおけるパンプの強さは、今更説明するまでもありませんね。
    このように、環境終盤でも新しいデッキタイプが生まれ、結果を残しています。
    メタゲームの移り変わりで、過去に流行したデッキが再興したり、思いもよらないデッキが登場したりすることもあります。

    ウィクロスカップから見る「環境」
    ウィクロスカップは「レトリック」のリリース直後に始まりました。
    5大会を振り返りながら、カードゲームにおける「環境」について考えてみます。

    東京大会ではワイルズ勢の人気が高かったです。ユキの19%に始まり、ユヅキ13%、エルドラ・優羽莉の9%と、合計50%がワイルズ出身でした。先日発売の雑誌「カードゲーマーvol44」内の環境考察記事の言葉を借りれば、「ワイルズ勢に与えられたSR・LRカードが、多くのプレイヤーにとって魅力的で、使用率を跳ね上げた」ということになります。SR・LRに限らず、ユキの<サイサ>や、ユヅキの<ティロス>なども魅力的でしたね。
    ただ、東京大会で入賞したルリグの中で、ワイルズ組は少なかったです。「あれ?」と思った方も少なくないでしょう。ウィクロスに限らず、カードゲームにおける「新弾」というものの中には、「魅力的には見えるけれど、勝てることとはイコールではない」カードが多々あります。今回のワイルズ組も一部がそうだった、ということですね。
    レトリック環境では遅れて、<ハッピー5>という強化がありました。こちらは明らかな強カードで、特に夢限の飛躍を予想する方も多かったでしょう。現に愛知大会では、<ハッピー5>を採用した夢限が準優勝しています。ただそれ以上に、夢限を強く叩けるタマが台頭しました。夢限が他のデッキに勝ち、その夢限にタマが勝った、という構図だと予想されます。
    スイスドローの後にトーナメント、という大会形式もあり、「多くの夢限とそれなりの数のタマ」がトーナメントに勝ち残り、結果タマが勝ち上がったのかもしれません。決勝トーナメントに勝ち残ったルリグの分布を知らないので、これはあくまで予想ですが。
    なんにせよ、「流行するであろうデッキ(=夢限)に有利なデッキ(=タマ)が流行する」という現象は、結構な確率で起こります。これが愛知、大阪くらいまでです。
    であれば、必然的にタマに有利になれるデッキが増えます。グズ子がそれに該当しますね。夢限にも戦える予感がしますし、グズ子が増えるのは当然といえます。
    ただ、結果だけ見ると、そのグズ子がタマを止められませんでした。『イノセンス』がグズ子の防御システムにも刺さることや、多少の防御での延命は<プリキャス>がひっくり返すことが原因です。
    ただ、翠子やリルの入賞、夢限デッキの変異などを見ると、まだまだ環境が動くことが予想されます。ウィクロスカップのシーズンは終わりましたが、環境の変遷は店舗でのセレモニーに持ち越されます。
    キーセレクションは全てのルリグのデッキパワーが近く、どのルリグにも得意・不得意がある「群雄割拠」なレギュレーションです。環境や使用率などを見極め、持ち込むデッキを選択していきましょう。

    総括と遠征小話
    いかがだったでしょうか。堅苦しいことばかり書きましたが、要するに「環境はぐるぐる動くんだよ」ということが、少しでも伝われば幸いです。
    4月にはウリス、ウムル、エマが参戦します。タマを中心に回るメタが、3人の参戦でどう変わっていくか、これからも注視していきます。

    東京在住の私ですが、今回はウィクロスカップ出場のため、愛知と宮城に遠征しました。
    現地の友人と会ったり、ご当地のおいしいものを食べて飲んでと、充実したウィクロスカップシーズンを過ごすことができました。
    普段は食事に無頓着なのですが、こういう時はおいしいものをしっかりいただきます。前日に気合いを入れるのも、勝利の美酒に酔うのも、敗北を噛み締めるのも、どれもおいしいものです。敗北は嫌だけど......。
    一番の思い出は宮城・松島のカキ焼きですね。愛知・名古屋のひつまぶしと肝焼きも素晴らしかったです。日本酒と合います。お酒は二十歳になってから。
    とまあせっかくなので、こういう大きなイベントがある時期は、ぜひ周囲のウィクロス仲間と遠征してみてはいかがでしょうか。
    カードゲームだけではない楽しみに出会えるかもしれません。おいしいものはもちろん、街で食べ歩きしつつカードショップ巡りとか、大会前後のセレモニーに乗り込むとか。結局カードになってますね。
    おいしい画像たちは個人ブログにたっぷり載せましたので、よければこちらもお楽しみください。

    次回の遠征予定はウィクロス大感謝祭(大阪)です。
    どこかしらでレポートをお届けするつもりなので、どうぞお楽しみに。

    それでは、また次回の更新で!

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