今年の夏はかなり熱い(なお毎年言ってる模様)です。カードゲームに熱くなるのもいいですが熱中症で倒れてしまっては元も子もないので体調管理には細心の注意を払って頂ければと思います。汗ちゃんと拭いたりとか、定期的にお茶飲むようにしたりとか。
そういえば、新弾
<うちゅうのはじまり>と言うとこの子達ですね。アニメ本編でも楽器演奏を主なパフォーマンスとして取り入れていた可愛い奴らです。
一つはいつ使っても腐らないエナチャージ1。基本的に想定されている動きは<キュウセン>や<オサギツネ>といった緑シグニの『エナチャージを行っていた場合』に発動するアタックトリガーを誘発させるために使う事が多い印象です。
そしてもう一つが今回ゲーム最初から最後まで延々と使い倒す『センタールリグと同じ色のシグニを1枚回収する』効果。基本的にデッキ上から引いたカードで戦わざるを得ないデッキ全てがアシストまたはセンターに緑ルリグを採用し三色チームにするだけで継続的に出したいシグニを立て続けられるようになりました。
と、此処まで効果とメリットを紹介してきましたが、発動するだけで大きく戦況を覆すことのできる貴重なドリームチームピース枠をこれにしてしまうと決定力に欠ける分ゲームのロング化は避けられません。
センタールリグと同じ色のシグニを回収対象としているためサーバントまでは回収出来ず、デッキの中のサーバントが4枚しかない以上いつかはルリグによるダメージも無視できなくなってきます。しかも環境には一定数ハンデスをメイン戦術としてくるルリグもいます。毎ターン継続的に2〜3ハンデスキメてくる相手だと毎ターンの1枚回収くらいではとても追いつけない。困った......のですが。
デッキレシピ
コンセプト
<コウメイ><ガクブチ><エクシア>で殴り続ける!ゲームメイク
見ての通りデッキの中身はほとんど白のカードで構築されています。また、前回の記事で白単チームを組むならとおすすめセンタールリグを3名ほど紹介しましたがその際ノヴァについては一度も言及しておりませんでした。その理由ですが、ノヴァはチーム<うちゅうのはじまり>で組むのが一番安定した出力を出せるからなんですよね。またアシストとして採用した2名は青や緑のエナを登場時コストに要求されない、雑にグロウして問題ない軽めの性能をしています。3にグロウしたターン即ゲーム1を使うくらいで丁度いい感じです。
またこのデッキはかなりレベル1シグニの枚数を抑えています。そこで活躍するのが<ゲット・ビッグバイブル>。これでサーバントまたは後続のレベル1シグニを手札に構える事でレベル3までを最低限のダメージで戦い抜くことが出来ます。ライフバーストも純粋に強力です。
タマゴは先攻後攻問わず2ターン目にグロウさせ相手のアタックを防御しながらドロー、3ターン目にはバンをグロウさせゲーム1を起動。これで基本的にルリグアタックで負ける事は無くなりました。
...と、此処まで簡単に言ってのけましたが特定のシグニ3種を毎ターン立て続ける事は容易でない事はディーヴァセレクションを嗜む皆様なら痛感しているはず。そこでやっと登場するのがピース<アフタヌーンティーショー>です。序盤に3ターン目以降の盤面形成に必要なパーツを集め、リミット8にした以降は次ターンで足りなくなりそうなシグニを回収。何だったら手札に<コウメイ><ガクブチ><エクシア>の三点をもう1セット用意する位でも構いません。
体感ですが上記盤面をターンTくらい繰り返せば勝てる印象です。みんな、頑張れ
相手によって<エクシア>の箇所を<シィラ>や<リメンバ//メモリア>に置き換えてもいいですが大体は<エクシア>で事足ります。地域によってはいっそ<エクシア>だけにして<シィラ>等は別の下級シグニと入れ替えてもいいかもしれませんね。
ピースの使い方
<アフタヌーンティーショー>は後攻なら1ターン目に発動していいのですが、先攻の場合は2ターン目に発動するのが良いです。先攻1ターン目にはアタックフェイズが無いため効果が発動できない点、出来る限り非公開情報は隠しておきたいとの理由からですね。もちろん発動を遅らせたのを忘れて2ターン目にうっかり発動を忘れると大変な事になるためその点は注意です(筆者はよく忘れます)<イノセントバトル>は自分か相手のトラッシュを全てデッキに突き返す豪快なピース。今までのノヴァは総じて1ゲーム中1回はリフレッシュしてしまう事が多く今回のデッキも例外ではないためそれをケアするために入れています。
特にリフレッシュによる擬似的な1点ダメージに依存した黒系のデッキに対しては単純な1点防御として機能しますし、ランデスによりエナのカードをトラッシュに送り回収を妨害してくる相手に対してトラッシュのカードをデッキへ戻しもう一度引き直すと言った手段を取る事も出来ます。
一方で絶対にこれじゃなきゃダメと言う事は無いので環境に合わせて色々なピースを試して頂ければと思います。
以上で解説とします。
実際に私がこのタイプのデッキを使用されてボコボコにされている事からもかなり強いデッキだと思いますので、パーツがある方は是非作ってみて下さい。
環境に存在するデッキの中でも抜群の安定感を以て戦えるはずです。
そんな中で私も九州は福岡から単身参戦し、数ある強豪と熱い戦いを繰り広げつつ最終的にベスト8(オポ上は7位だったらしいです)で終わることとなりました。トーナメント2回戦では最終的に優勝した方と当たり、ライフバーストの捲れ方は此方の方が若干優秀だったものの相手は原子デウスの祖とも言えるプレイヤー、順当に追い詰められ圧倒的敗北を喫したのでした。
悔しい想いはしましたが当時の自分の実力、対戦した方々の強さからすれば出来過ぎともいえる結果でした。今回の結果をバネにして12月開催予定の夢限少女杯への参加そして優勝目指して精進して参りますので、応援よろしくお願いします。
ではでは〜!