地下闘技場最少年チャンピオンゆうやんは、ヴァンガードで担当にボコボコにされる。
敗北に打ちひしがれたゆうやんは山で修行をし、その過程でで夜叉猿と戦い、己を鍛えた。
そして山をおり、今ゆうやんと担当が再び、相対した。その勝負の結果は?
勝てない…
再び敗北と言うどん底に落とされるゆうやん。
そこへ声が飛ぶ。
「日に二度敗れるバカがいるか」
ゆうやん | 「!!」 |
そこに立っていたのは。
アメリカが個人に対して友好条約を結んでいるとも言われている伝説の男。
またの名を地上最強の生物。
ゆうやん | 「貴方は遊々亭VG担当Bッッ!!!!!!!」 |
担当B | 「強くなりたくば喰らえ
朝も昼もなく喰らえッッッ! 食前食後にその肉を喰らえッッ! 飽くまで喰らえッッ! 飽き果てるまで喰らえッッ! 喰らって喰らって喰らい尽くせッッ!」 |
ゆうやん | 「負けです」 |
ゆうやん | 「ありません」 |
ゆうやん | 「トリガー…ないです」 |
負け続け、その身に毒ライドでの傷を受けてしまう。
この後、VG担当との戦いだというのに。
担当B | 「対戦者VG担当。毒ライドにおいては全日本でも最強の使い手だ。どこかで当たってくれればと思っていたが…本当に運がいい」 |
ゆうやん | 「ハハ…どこをどう見るとそういう結論になるのかね。担当の称号だけでも充分すぎる脅威なのに…その上更に毒ライド…」 |
担当B | 「ゆうやんの目覚めにかける」 |
??? | 「ちょうしこいてんじゃねェよッッ!!」 |
ベキッ!!
??? | 「お前の好きになんかさせるかッ」 |
バチッ!!
ガスッ!!!
ゆうやん | 「もういい。もう…充分だ」 |
勇気を……もらった!!!
ゆうやん | 「負けました」 |
ゆうやん | 「トリガーチェック…負けました」 |
ゆうやん | 「はい、負けです」 |

??? | 「ゆうやん…変わっちゃったね…あんなに太かった腕も…あんなに逞しかった…脚も…鋼の身体も…全部…変っちゃったね…でも…」 |
??? | 「あなたはなにひとつ変わってない」 |

『スタンダップヴァンガード!!!!』
ゆうやん | 「身体がね…」 |
ゆうやん | 「あんたをヤっちゃえって…」 |

~中略~
担当のガード講座
ゆうやん | 「さすがに今回ばかりは勝つと思ってたんだが??」 |
担当 | 「相変わらず甘いですよ、ゆうやんさん。確かにアタックに関しては学んだみたいですね。でもただそれだけです」 |
ゆうやん | 「何?」 |
担当 | 「攻めばかりじゃ勝てませんよ。ガードも大事なんです。詳しく説明しましょうか」 |
ゆうやん | 「待ってました」 |
担当 | 「待ってたんですか。良いですか?序盤にあまりガードをしなくなったのは良いです。でも相手とのダメージ差を考えてください。序盤とはいえ2ダメージ程度のビハインドを追っているならば、ガードはすべきです」 |
ゆうやん | 「ほうほう」 |
担当 | 「後、トリガーをめくられる前提のガードをすべきです。例えば相手がトリガーを1枚でもめくればダメージが入っちゃいそうなら、それは安全なガードとはいえません。めくられたらガードで使ったカードは無駄になりますし、致命的なダメージになることもあります」 |
ゆうやん | 「確かに。見た目の数字でしか考えてなかった」 |
担当 | 「これに関連して、相手のグレード3のヴァンガードのアタックに対しては、トリガーが2枚乗ってしまった事まで考えてガードをすべきです」 |
ゆうやん | 「マサチューセツを飛び級で卒業した天才15歳かよ…」 |
そして
VG担当B | 「日に三度敗れるバカがいるか!!」 |
ゆうやん | 「はい…」 |
次回、修行編ッッ!!