
9/20よりTVスペシャルアニメ「五等分の花嫁*」が三週間限定劇場公開が決定しています。
入場特典第一弾も公開され公開日が今から楽しみです。
五等分の花嫁といえば夜天凶襲にてコラボカードとして五国家でそれぞれの五つ子が収録され五つ子デッキが制作可能です。
五つ子のカードの種類が多くかつほぼ全てフル採用しないといけないというデッキの性質上、自由枠があまり多くはないです。(五月の夏の自由研究デッキは除くものとします)
しかし、メインデッキの枚数が50枚になったり汎用カードが色々と追加されたり<エネルギージェネレーター>というシステムが追加されたりと実は地味に強化が続いてるデッキタイプでもあります。
五等分の花嫁というデッキのシステムとしては以前に総まとめ編などで夜天凶襲発売以降に記事で取り扱ってるので、現状のルールとは相違点があるのでその辺には注意しつつ振り返っていただけたりするとありがたいです。
個人的には守護封じでアタックができつつ国家超トリガーとの相性の良い<一花>や実質<ディセンダントニ乃>のデッキが好きで今でもたまに調整をしたりしています。
そんな中で今回は今でも大会等でもたまに見かける特殊勝利特化の中野四葉デッキの紹介です。
ヴァンガードの歴史として見れば<星輝兵 "Ω" グレンディオス>によるワールドエンドや<始源根絶者 ヱヰゴヲグ>によるデリート・エンドなどが特殊勝利として挙げられるカードになります。
しかし、リンクジョーカーは現代のスタンダードには存在していません。現状のスタンダードにおいての特殊勝利デッキとしてはこの中野四葉デッキのみとなります。
そんな特殊勝利デッキが今でも大会でたまに活躍しており特殊勝利の性質上分かってないまま負けてしまうというファイターも少なくはないです。
というわけで今回は中野四葉はいかにして特殊勝利を届けてくるのかデッキのギミックと最近採用されている汎用カードについて見ていきます。
それではまずはデッキレシピからです。
デッキレシピ
グレード0
計19枚
各カードについて見ていきます。
各カード紹介
五等分の花嫁 中野四葉
改めてましてメインギミックとなります中野四葉です。風太郎との思い出をクレスト能力によって思い出置場として変換したセットオーダーゾーンに置きまくり一人優勝する能力を持つカードです。
五つ子の共通効果で登場時に思い出を加速したりアタック時にドローをして手札を増やしたり、アタックがVにヒットすれば思い出を確定で増やすことができます。
7種14枚の思い出を集められてしまうとターン開始時に特殊勝利条件を満たしてダメージがどんな状態であろうとエクストラウィンを取られてしまいます。
基本的に対面へダメージを与えない点止めを行い相手がカウンターを使えず動きが鈍っているうちに思い出を貯めきり勝利を目指すデッキになります。
早いとG3に2〜3回ほどライドするだけで思い出が貯まることもあり現代のゲームスピードに著しく付いてこれてないわけではなく割と現実的なラインで特殊勝利をしてきます。
対面した場合は下手にカウンターを使わずここぞという時にカウンターを使うという見極めが重要になってきます。
またカウンターチャージがそれなりにできるデッキに対してはヴァンガードのアタックヒットも兼ねて普通にアタックをしてくることもあるので相手の立ち回りをしっかりと見て行動しましょう。
輝く笑顔 中野四葉 / 学園祭当日! 中野四葉 / 学園祭の思い出「中野四葉」の場合
思い出を増やせる四葉達です。<G2四葉>はアタックがヒットしないといけないものの確定で思い出を増やせます。
こちらのヒット時は特にV指定もないのでRをアタックしてヒットしても誘発する能力であるので可能であれば前列は空けた状態でターンは渡したいところではあります。
<G1四葉>はデッキトップ3枚を見て五つ子を思い出に置けます。
ここは逆に弱体化とも言える所で50枚デッキになりデッキ枚数が多くなったのでG1四葉や<クレスト>でのデッキを見た時に五つ子がヒットする確率が減ってしまっています。
しかし特にG1四葉はノーコストで思い出を増やせる可能性を持っている上に序盤から盤面に出しやすく更に10000ブースターにもなってくれます。
<オーダー>はヴァンガードを相手ターン終了まで18000にしてアタックを防ぎやすくしたりしっかりと四葉側はカウンターチャージ手段を持っていたり、更にRにドライブチェック付与及びアタックが終わったら思い出に置けるというかなり詰め込みまくった効果を持っています。
特殊勝利を目指す上で相手ターンに守りやすく、カウンターを確保しつつ、思い出も伸ばしつつとデッキ特性にこの上なく噛み合ったオーダーに仕上がっています。
碧天白鱗 アスプロニア&サフィラ / 我が身は御国の礎なれば
汎用枠はこの2枚が採用されることが多いです。フェスティバルブースターで追加されたG2はケテルでよくあるデッキトップ操作が可能でデッキトップが五つ子であるか確認したりトリガーが強ければそのままドライブチェックを強くしたりするということも狙えます。
また追加効果でCB1にて<最強の専用オーダー>をドロップから回収したりG2四葉や<G3四葉>をドロップから蘇生することもできます。
G3四葉も思い出に入れる必要がありますがペルソナライドはしたいというジレンマがあります。そこでペルソナライドをしてソウルになったG3四葉をクレストのコストでソウルからドロップに送って蘇生、オーダーの効果を適応してツインドライブをしながら手札を増やしG3の思い出を作るという動きが非常に強力なので選べる2つの効果がどちらとも噛み合いが良くできるだけ多く使っていきたいカードです。
ブリッツオーダーの方はブリッツオーダーの特性上相手のガード制限に対して強く出られる可能性があったり治トリガーの枚数次第では相当なガード値を誇る1枚に化けます。
トリガーに関して
星トリガーは採用されておらずシールド値の高い効果持ちの前トリガーと引トリガーで構成されています。治トリガーも環境に合わせて効果持ちのトリガーを採用したりしています。
超トリガーも<夜天の精霊王 ニクラスゼリア>の登場により5枚目の治トリガーでありながらダメージに落ちた四葉の回収も行えるかなり四葉デッキとのシナジーが良く仕上がっています。
引トリガーが多い都合上ダメドロー等で手札を加速してパーツを揃えることができたり相手にダメージを過剰に与えないようにしながらこちらの動きはしっかりと強くしていく、そんなトリガー構成になっています。
さて、今回は大会でもたまに見かける四葉のデッキについて見ていきました。
このデッキは特性を知っているかいないかによってかなり優位性が変わってくるデッキなので動きを理解してどのように動いていくのか学んでおくのが重要な対面だと思います。
他の五つ子デッキも強化がきたりしてるので五等分の花嫁ファンの方は久々に組んでみたりしても良いと思います。
今回は以上となります。ありがとうございました。