
今回はでリリカルモナステリオ ほしがきらきらっ!で登場した<Absolute Zero サジッタ>を使ったデッキの紹介です。
サジッタは相手及び自分のアタック回数に制限を与えるDスタンでは珍しい能力を持っています。
アプローチとしては相手の制限を与えつつ自分のアタックも補助しながら戦うデッキになります。
リリステカップも控えています。なので様々なリリカルモナステリオのデッキを予め学んでおくことでリリステカップ当日も相手の動きが分からず動きづらいということを避ける為にも繋がります。
サジッタを使わない人でもサジッタの動きをここで覚えておきましょう。
それではまずはデッキレシピからです。
デッキレシピ
ライドデッキ
計5枚
グレード1
計14枚
グレード0
計16枚
各カードについて見ていきます。
Absolute Zero サジッタ
デッキのメインギミックである<サジッタ>です。効果としてはアタック回数の制限で4回目以降のアタックに対して自分も相手も手札を1枚捨てないと行えなくなります。
前回のコラムでもサジッタの能力に関して触れているので良かったらそちらも合わせて読んでください。
さてサジッタ自体にはアタック回数制限、手札を捨てた時に1回だけドローを行える効果、EB4で1万パンプとドライブ増加効果でRに対しての強化は一切ない点がどうしても気になってしまいます。
なのでRのアタックの強化に関してはVに頼らず他でカバーする必要があります。
ちなみにあくまでもドライブ回数を増やす効果なのでトリプルドライブは行っていますがトリプルドライブになる能力ではありません。
なので<四精織り成す清浄の盾>のトリプルドライブを持つVという条件は満たさないため相手にうまく清浄の盾を使われることはありません。
ちなみにコーラルデッキで<フレッシュスター コーラル>はVにトリプルドライブを付与しているので清浄の盾は手札を捨てなくても使えます。
リリステカップではトリプルドライブメタの清浄の盾が使われるのでその辺りに対抗できてるのは優秀です。
リリステカップ全体に対しての話になるのですが基本的にリリステカップ環境では<エネルギージェネレーター>以外のカードがクレストとして置かれることは無いためクレストメタの清浄の盾は使われないです。
となるとトリプルドライブメタの清浄の盾が使われるのでそこに遅れを取らないサジッタはリリステカップ環境に適していると言えます。
またリリステユニットの守護者4枚にするか清浄の盾を添えるかの問題に関してはリリステカップでは<ロロネロル>が飛んできて守護者のコール制限が行われる可能性がある為デッキの構築上問題がなければロロネロルの守護者コール制限を避ける為に1枚清浄の盾を入れるのが基本的な運用になります。
清浄の盾はバージョンが複数ある為ブシナビでデッキ登録をする時はカードナンバーを確認してデッキに入っているのと全く同じ清浄の盾を登録するようにしてください。
大会中に行われるデッキチェック時にデッキログのカードナンバーと違う清浄の盾が登録されている場合はペナルティが発生する場合があるので間違えないように注意しましょう。
また全ファイターが使用するエネルギージェネレーターも複数種類あるのでこちらも注意しましょう。
シアナライドライン
さて<サジッタ>の利点としてサジッタに乗ってしまえば相手も下手にアタック回数を伸ばすことを避けてきます。しかし後攻を取った場合は先行を取った相手のG3ライドターンのアタックに関してはサジッタにライドされていない為完全に自由に動かれてしまいます。
そこで後攻を取ってしまった場合及び相手のアグロアタックに対しての回答としてシアナのライドラインを採用してきます。
これによってサジッタよりは制限が甘くVのアタックに関しては強くない、かつ相手のRアタックを受けないと効果を発動しないという厳しい制限はありますが牽制として十分な役割を果たしてくれます。
特にG3ライドターンにRのアタックが強力な相手に対して後攻からサジッタライドしてもあとの祭りになってしまうので多少は抗えます。
また純構築のライドラインでは<カシュア>と<クラウ>がソウルから出てきてしまいソウルブラストのコストが確保しづらくなってしまいます。
シアナのG1の効果を使うか次第ではありますがシアナの方がソウルに余裕ができる点が評価が高いですがカシュアとクラウがアタッカーとして自動でコールできる点も優秀ですので総合的に判断して自分にあったライドラインを使いましょう。
☆手には眩い双つ星☆ アスター / クーリング・ハート ユイカ
シアナサポートカードの<アスター>なんですが上の効果にはVの名称指定がない為サジッタライド後にも相手のバウンス効果を使えてソウルのシアナかRからソウルに入れたクリティカルトリガーなどを使うことにより追加効果であるパンプ効果を使えます。また<ユイカ>に関してはRを空けるといういつもの役割があるのですがシアナライドラインの場合シアナは自身にアタックされた場合に関して効果が発動するのでRを残して置くと相手視点からするとVのシアナはRでアタックせずにRの殲滅に向かわせるという選択を取れるので序盤からアタックする場合はユイカ効果で前列のRは戻すのが必須だと思います。
安らぎの天色 風紀乙女 アルハ
手札から捨てられた時にVがAbsolute Zeroならエネルギーチャージ1します。この効果に関してなんですがライドコストとして捨てた場合でも発動するのですがVの名称指定がある為シアナがVのうちは使えない効果なので注意しましょう。
メインの効果としては
【自】【ドロップ】:「Absolute Zero」を含むグレード3以上のあなたのヴァンガードがアタックした時、このカードと同名のあなたのユニットがいないなら、このカードをRにコールしてよい。
となっています。
これによりシアナでの4回目のアタックが可能になります。
また空いているRサークルにコールするのでなくRがいるサークルにもコールできるので自由度が高いです。
また注意点としては<アルハ>がRにある場合はコールが出来なくなってしまいます。
コールしたアルハに関しては相手ターンで必ずインターセプトするなどしてドロップに落として置くのを忘れずに行いましょう。
きちんとふわっと 風紀乙女 マリエリス
<サジッタ>でのG3R要員です。自身にパンプもなく普通の13000でアタックするだけなのですがアタック後に退却をしながら相手のG2以下のユニットを退却させることができます。
リリモナでの相手の盤面の退却効果はFL∀MMe-Gなどかなり限られたカードでしか行えず相手が退却してくることはないだろうと油断している所に退却を当てることができて相手の不意をつける可能性があります。
ルリーニア / カシュア / クラーリ / クラウ
残りの<サジッタ>サポートも一通り見ていきます。<ルリーニア>は「Absolute Zero」か「風紀乙女」のサーチを行います。
Vが「Absolute Zero」である必要があるのでシアナがVの場合は使えません。
<カシュア>はRのアタッカーで5千パンプしながらアタック終了時に退却して1ドローします。こちらはG3以上のVでないと誘発しない効果の為序盤のアグロには効果が使えません。
<クラーリ>は1万シールドになるユニットでかつ手札から捨てるとソウルに入るのでソウルがかなり厳しいデッキの救世主になります。
アタッカーとしての活躍や盤面の強化には使えないので他の自由枠との変更候補ではあります。
<クラウ>はターン1回で手札を捨てると前列のRに5千パンプを行います。
不要札を捨てて打点の増強に使えたり複数枚並べることにより複数パンプを重ねることができます。
ライドライン効果を持ちながらRに出しても強いというのは非常に魅力的なカードです。
元気爆発 ユスティネ
今回は採用してないのですが<サジッタ>の有名な動きとして4回目以降のアタック時にサジッタ効果で手札で捨てるのを<ユスティネ>を捨てることによりユスティネをコールして5回目のアタックしてくることがあります。ユスティネ自体がパワーが低く5回目のアタックになるので更に手札を捨てる必要があります。また<アルハ>とは違い空いているRサークルにしかコールできず盤面次第では飛んでこないことが予想できたりします。
なのであくまでも最後の詰めで飛んでくるといったカードなのでいかなる場合も対策しておく必要はないです。
しかし最後の詰めに盤面に無かったからあとアルハだけ止めればいいと思っていたらアルハアタック時にユスティネが飛んできて1回アタックが追加になりガードのプランが崩れたといったことにならないように注意しましょう。
さて今回はシアナライドラインのサジッタデッキを見ていきました。
サジッタ自体新規のライドラインで注目度が高くリリステカップでもよく見ることになると思います。
かなり相手にしたらこちらの干渉が多く動きが歪んでくるので使わないファイターこそ今一度カードプールを見直して対策する必要があるデッキだと思います。
今回は以上となります。ありがとうございました。