
前回に引き続き夜天凶襲に収録された五等分の花嫁コラボのカードに関しての解説記事です。
前回は一花と二乃のデッキレシピに関しての解説を書いたので今回は三玖と五月のサンプルデッキレシピを見ながら各五つ子に焦点を合わせて話を進めていきます。
まずは三玖のデッキレシピです。
デッキレシピ
グレード0
計18枚
三玖は盤面の五つ子をバウンスして再コールして連パンを狙っていくデッキになります。
五等分の花嫁 中野三玖

メインVの三玖です。
7枚見て2枚選んで手札と思い出に置く花嫁共通効果と思い出に6種類あれば前列の五つ子全てがパワー+10000になります。
後述する連パンギミックがあるので前列パンプが優秀です。
前列の五つ子が対象となるのでVの三玖自身にもパンプが入ります。
そしてアタック時効果としてCB1で五つ子のR2枚を手札に戻して空いてるRサークルに五つ子を2枚コールできます。
五つ子限定の縛りがある為何でもコールできるわけではないですがバウンスを経由するアタックというのが強力です。
次のターンのペルソナライド用のG3三玖を盤面に投げて単騎でアタック、その後にVの三玖でアタックした時に効果を発動して手札に戻すという動きが狙えます。
手札次第では無理に追加で2枚コールする必要もないですし温存の択も選べるという戦術の広さも魅力的です。
また前列後列の指定もなくあくまでも空いてるRサークルへのコールなのでVアタック前のRからのアタックでダメージトリガーが無ければ前列の入れ替えで最大値を狙ってもいいですしダメージトリガーが出たなら列ごと交換してダメージトリガーを超えるようなパワーを用意するといった柔軟な対応を取ることもできます。
学園祭の思い出「中野三玖」の場合

効果としてはVへの15000パンプ、CC1,Vに五つ子のユニットにパワー+5000します。
Vへのパワー増加をしつつVに五つ子ユニットに対しての5000パンプを行える欲張りな効果となっており追加のパンプ効果もユニット指定なのでVの五つ子である三玖に対してもしっかりとパンプが入り計20000パンプのVになります。
Rへのユニットパンプも優秀で連パンギミックとの相性が良いです。
<理想の姿 中野三玖>では同じ縦列のRをスタンドさせるので実質的な列で10000パンプになるので要求値が上がっていきます。
シンプルにパンプするだけの地味な効果のオーダーに見えますが三玖の所属国家はブラントゲートであり相手は常に<エルドブレアス>の存在に怯える必要があります。
要求値が高い上に下手にオーバートリガーがめくられてしまえばゲームエンド級の打点が複数飛んでくる凶悪な国家ですのでオーバートリガーが見えない限り気が抜ける場面が多く相手に苦渋の決断を迫ることができます。
荒躙怪獣 メガグラーゴ / この手に輝く流星を
連鎖して効果を使うとなるとカウンターが枯渇してくるのでヒット時にCCが使えるメガクラーゴが活躍します。また、<理想の姿 中野三玖>でスタンドするのは五つ子である必要がないのでメガクラーゴでもスタンドしてまたヒット時効果を狙うことができます。
他の枠としてはブラントゲートは様々な強力であるセットオーダーがありますが五等分の花嫁のデッキではクレストの効果によりセットオーダーが基本的に活躍できません。
なので今回はブリッツオーダーを採用しました。
他に採用候補として挙げられるのはCBを使ってはしまいますがソウルを確保しつつパワーラインを上げることが可能な<ツイスティング・ブルドーズ>、終盤の積み込みを加速させることができる<柩機の獣 マリズマ>、五つ子を守るために<見守り怪獣 プロティード>の採用など様々なカードがあります。
自分のプレイスタイルに合ったカードを選択していただけると幸いです。
最後は五月のデッキです。
デッキレシピ
五月は確定でVがスタンドしてドライブが減りますがもう一度アタックを仕掛けてきます。
五等分の花嫁 中野五月

メインVの五月です。
7枚見て2枚選んで手札と思い出に置く花嫁共通効果と思い出に6種類あればドロップ1枚につき前列の五つ子乃リアガード全てに2000パンプをします。
五つ子に<不死竜 スカルドラゴン>のパンプ能力が付与されるので終盤になっていくにつれて手のつけられない火力を手に入れることができます。
メインの効果としてアタック終了時にCB1で自身をスタンドさせます。スタンド後はドライブチェックが−2されます。
そのままの五月であると2ドライブ後に0ドライブのアタックとなります。
二回目のアタックはドライブチェックこそないもののVのアタックが確定で2回飛んできます。
追加効果のない<ヒャクレツケン>のようなVスタンドの動きですがヒャクレツケンの時にあったようにドライブチェックチェック数を増やせば凶悪なVスタンドへと変貌します。
Vのスタンド性能も高い水準を持ちつつRの五つ子のパンプも行える優秀な1枚になっています。
学園祭の思い出「中野五月」の場合

最初の効果で確定で1ドローする効果、共通のCC1をする効果、フルパワー時にはVのドライブチェックを1増加させます。
<一花のオーダー>と違って条件なしの1ドロー効果と前述した五月のVと噛み合いの良いドライブチェック増加効果を持ちます。
1ドロー効果は純粋なリソースが増えるだけでなくドロップの枚数によってRをパンプできる五月との噛み合いが良く更にVスタンドとの相性を考えてのドライブチェック増加を盛り込んでいます。
テキストこそ短い効果が多いですが五月デッキでの必要な効果をこれでもかと用意されているのでマッチしたオーダーに仕上がっています。
腐滅の簒竜 / ホルホル・マッシュルーム
Vの登場に反応してドロップから出てくるG3のアタッカーとして使います。
五つ子とは書いてないのでパワーパンプの恩恵は受けることができないのですがRの供給が厳しい時があるのでとりあえず尽きることのない連撃要員としての活躍が期待できます。
<ホルホル・マッシュルーム>はソウルを確保しながらトークンでブーストの役割を担います。
ソウルはクレストの効果でのコストに使います。
また、トークンは纂竜で13000打点があるのでブースターはトークンの5000ブーストで十分な場面もあるので無理に8000ブースターを用意する必要がないのもこの汎用セットの便利な面でもあります。
また今回は採用していませんが、<寄る辺亡き魂よ、我が身に集え>もオーダーがフルパワーで使えない時の繋ぎとしても使えます。今回は出来る限り思い出を伸ばすカードとして五月オーダーを使い追加効果というよりコスト面の優秀さを使うという方向で仕上げました。
さて今回は五等分の花嫁から三玖と五月のデッキを紹介しました。
素の五等分の花嫁デッキとしては全ての花嫁デッキの紹介をしていきました。
五等分のデッキは好きな花嫁を選んで少しの汎用枠を自由に入れて完成するわりと組みやすいデッキでもありデッキも花嫁色が強くファンとしては使っていて楽しいデッキだと思います。
皆さんも好きな軸でのヴァンガードファイトを楽しんでいただければ幸いです。
今回は以上となります。ありがとうございました。