
WGP2018全国大会に参加してきました。 1.環境の考察
先日行われたWGP2018 全国大会に参加してきました。
今回の記事は全国大会で使用したデッキや環境の考察を記述していきたいと思います。
1.環境の考察
今大会の環境の話です。全国大会の環境ではVBT01 結成!チームQ4からVBT03 宮地学園CF部までのカードがリリースされていました。
パックの発売直後ではなく、最新ブースターの発売から1ヶ月たっており環境も固定化していたので、比較的対戦するデッキは読みやすかったと思います。
このカードプールで1番強かったデッキは間違いなく【エンジェルフェザー】でした。
<真紅の奇跡 メタトロン>のリソースの稼ぎ方と<機動病棟 フェザーパレス>の理不尽なガード制限により『フォース』と『プロテクト』に圧倒的な優位性を誇っています。
『フォース』に対しては<団結の守護天使 ザラキエル>の乗り直し+真紅の奇跡 メタトロンで大量のプロテクトの獲得+ダメージレースのバックでフォースクランの3パンを否します。メタトロン1枚でフォースクランの強みである打点を2点分を消すことになり、メタトロンを重ね続けることでリソース差を伸ばします。
『プロテクト』に対しては機動病棟 フェザーパレスのガード制限でプロテクトの象徴である守護者を否定します。
<サウザンドレイ・ペガサス>のブースト+団結の守護天使 ザラキエルと組み合わせることで53000まで上がり、メタトロンのスキルやドライブチェックのトリガー次第では最大83000になります。
1度フェザーパレスをガードできてもメタトロンで長いゲームになるため2回目のフェザーパレスが飛んできます。そうなるとリソース不足でガードすることは不可能です。
次に強かったデッキは【オラクルシンクタンク】でした。
元々、結成!チームQ4から環境の上層部に居続けたクランですが、VEB03 ULTRARARE MIRACLE COLLECTIONから登場した【エンジェルフェザー】と【ネオネクタール】に対して相性が悪く環境トップの座を譲りました。
しかし、VTD05 戸倉ミサキとVBT05 宮地学園CF部がリリースされて【ネオネクタール】に対しての相性が逆転します。
<レクタングル・メイガス>による序盤からのデッキトップの操作に加えて火力アップが非常に強力でゲーム中のトリガーの捲りやすさが上がりました。また、オラクルの負けパターンだったクリティカルトリガーが全て見えてしまったパターンも <テトラ・メイガス>のトップ操作で回避できるようになりました。
このクランは【エンジェルフェザー】よりも『アクセル』に対して有利な点が優っており、【エンジェルフェザー】以外のデッキに対して安定した勝率が特徴です。
以上のことから分かるように、環境のトップは【エンジェルフェザー】。続いて【オラクルシンクタンク】の2つのプロテクト環境です。
環境を読み、デッキを選択するのであれば仮想敵としてこの2つのクランは必然的に外すことはできません。
このことを踏まえてデッキ選択に移ります。
2.使用デッキの選択に続きます。