
7月ともなりましてショップファイトの賞品が変更され「スペシャルファイトパックD2023 vol.4」となりました。
<襲獲祭>などの<再録>を行いながら各国家の新規を追加する内容になっています。
その中でも今回は<結い紡ぐ親愛の縁 ライゼット>について触れていきます。
さて、ペトラルカというハイランダー構築を推奨してくるデッキなのですが同じようにソウルの種類が13種類以上揃えないといけない<ケイオス>というデッキもほぼハイランダー構築を強要されるデッキタイプでありました。
しかしながらケイオスは<戦線突破 ミカニ>という強化をもらいました。<メサイア>においてソウルを確保する為のG1ミカニのイメージが強いですがケイオスで使えばこのG1ミカニが4枚入っていても4種類というカウントを行うことが可能でハイランダー(ハイランダーではない)構築が可能になっていました。
そんな中追加されたライゼットによって<ペトラルカ>のデッキ事情が少しだけ変わりました。
デッキレシピ
いくつかカードをピックアップして紹介していきます。
永続効果として山札でこのカードは「<繋ぎ合う親交の環 ペトラルカ>」として扱います。
ドレスアップとは違い山札のみでのペトラルカ扱いの為ライドフェイズにペトラルカから<ライゼット>にライドしてもペルソナライドは行われません。
ペトラルカ効果で山札の上7枚を見たときにペトラルカ以外のカードに同名がないかのチェックが入るためデッキに複数枚積んでもペトラルカ効果が失敗しないカードになります。
また7枚確認中は山札の中である為ライゼットをペトラルカとして選んでVにライドすることも可能です。
V登場時にはペトラルカ扱いではなくライゼットの名称ではありますがライドフェイズではないのでペルソナライドはそもそも発動しないのでその辺りは気にならないかと思います。
そしてライゼットにライドしてもしっかりとアフターケアがされておりターン終了時ソウルからペトラルカにライドすることが出来るので次のターンをライゼットで迎えることがない点もしっかりと整備されたカードに仕上がっています。
また最悪手札でダブついてもRに置けば18000アタッカーになるので最低限の仕事はしてくれます。
大会PR新規はライゼットだけですがここ最近での追加によるペトラルカのデッキ変化について見ていきます。
万能ライドラインとなったウィリスタですがそこに<G3のウィリスタ>まで採用することによりCBが無かった時のG3ライドターンの<ペトラルカ>がほぼバニラである為サブプランとしてウィリスタにライドして戦うという動きが出来ます。
また、サブプランとしてウィリスタとして戦うだけでなくペトラルカが全てメインデッキに入っているという点が重要でライドデッキにペトラルカがあるとデッキに戻せるペトラルカの枚数が1枚減ってしまうのでペトラルカの連鎖が止まりやすくなります。なのでメインデッキにペトラルカを4枚採用することにより<輝ける矜持 イルメリ>で戻せるペトラルカの枚数が多くなり連鎖が発生しやすくなるというメリットが大きいです。
別名のG3を持ってきてRに置けるので展開とドロップからの再利用という点が非常に強力です。
今回はゴーストの力を存分に借りており<月に寄り添う幻想曲 アーデルハイト>、<真っ直ぐに見つめて コンスタンツェ>、<巡り星の綺想曲 イングリット>、<胸に募る慕情 フロレンツィア>と何とも強力なG3が目白押しな為<形代>をかなり強く使うことができます。
またG3の有用なアタッカー達も形代専用になるのではなく<冴え渡るワードセンス フロール>や<モグモグ娘 シーヤ>がある為そこからG3の強力なアタッカーがヒットするパターンも少なくはないのも魅力的です。
さて今回はPR追加のあったペトラルカの新デッキ案を紹介しました。
細かい点ですがクリティカル8構築をするには入手し辛い別名のPRクリティカルを入手する必要がありましたが<ゆったりふわふわお嬢様 ホーデリーフェ>の追加によりクリティカルを揃えやすくなったり、そもそもバンドリクリティカルがあるのでそれを使えば組みやすく更にはフェスティバルブースター2023で汎用系及び<ペトラルカ>自身が<再録>されてかなりカードが入手しやすくなった楽しめるデッキだと思います。
今回は以上となります。ありがとうございました。