いつも通りの感じで進めてまいりますので読んでくだされば幸いです。
さて今回は鬼神降臨でさりげなく強化されたアモンデッキの紹介です。
以前までのアモンデッキは大量のソウルチャージで生命を削り畳みかけるデッキで<サーペント・チャーマー>などの力を借りてなんとか山札を回復させ自分が滅ばないように延命していくスタイルでした。今回の強化でどのような変化が起きたのでしょうか?レシピのほうから見ていきましょう。
デッキレシピ
基本的な動き
相変わらず<アモンの眷族 バーメイド・グレイス>で序盤からソウルを貯めると同時に少々おかしい付与効果である「ソウル1枚につき、このユニットのパワー+1000。」を使い高パワーを生産し襲撃します。付与効果は永続効果なので殴っている時点でのソウルの枚数を参照します。メインフェイズ中のソウルチャージ枚数だとかそのターンにソウルチャージした枚数などの制限はなくわりと柔軟な効果です。以上です。サブプランはありません。殴って勝ちましょう。
説明が流石に雑なので何枚かピックアップしながら動きをみていきます。
カード紹介
しかし大きな問題があります。ついさっき解説した<アモンの眷族 バーメイド・グレイス>の特徴を思い出してみましょう。
「永続効果なので殴っている時点でのソウルの枚数を参照します。」
そんなわけでソウルから山札に戻した枚数だけパワーが減少します。しかしVスタは脅威ですので入れておいて損はないです。
【自】【(V)】:このユニットが(V)に登場した時か、あなたのライドフェイズ開始時、あなたの「アモン」を含むユニットを2枚まで選び、あなたのソウル1枚につき、そのターン中、パワー+1000。
という効果もライドフェイズ開始時に自身をパワーパンプしても超越したら受け継げないのでパワーの付与先には注意しましょう。
ソウルに入るカードがアモンを含まないと悲しいことになるのでデッキにはアモンカードを多く投入しています。「俺は全部アモンにして安定性を高める」という方は全部アモンにしましょう。私は非名称を数枚投入しています。<エニグマティック・アサシン>の投入含め完全に好みですので自分の信じるデッキを信じてください。
フレーバーテキストに『アモンが滅びることはないわ。私がいる限りね。』と書いてあるようにソウルに居ると山札を回復します。流石にトリガー6枚を山札に返すことは出来ず、アモンを含むノーマルユニット3枚とトリガーユニット3枚を選んだ場合のみ山札に戻せます。さらに自身が使用したカウンターも回復し自身はソウルに残るのでターン1回効果を使いまわせます。
複数枚ある<アモンの眷族 バーメイド・グレイス>をレストした後に押しつぶしてユニットをコールするくらいならこの子のコストにしてソウルから回収しましょう。
<アモンの難壁 バフステア>を4枚でもいいんですが流石に完全ガードがないときついので入れました。
トリガーについて
<アモンの難壁 バフステア>で戻せるトリガーがアモンと書いてないといけないので基本的にはアモンと書いてあるトリガーを採用しています。ヒールトリガーに関しては<専門医 ヴィンセント>のような効果持ちトリガーや<多感のサキュバス>のようなイラストが素晴らしいトリガーも選択肢にはありますが流石にヒールトリガーが山札に帰る恩恵の前に泣く泣くアモン名称のトリガーを入れました。<多感のサキュバス>使いたかったです。<忌まわしき者 ジル・ド・レイ>などが当たれば勝てるようにクリティカルは多めに入れています。また<アモンの眷属 グラオザーム>に関しては<偽りの闇翼 アグラト・バト・マラト>の効果でソウルチャージされると相手のバトルフェイズに相手は1体選んで退却させないといけません。ロマンに溢れていますね。
ドロートリガーは<アモンの眷属 サイキック・ウェイトレス>を選びました。アモンと書いてありますので文句は無いですね。<ヒステリック・シャーリー>も便利なのでそちらを選んでもよいと思います。またさっさと星で仕留めたい人はドロートリガーではなくクリティカルを増やしましょう。
スタンドトリガーで<悪夢の国のモノクローム>を選びました。非名称ですがこのデッキにおける重要なカウンターチャージ要員です。山札に戻るスタンドトリガーなのでリアガードのパワーがわりと高くなるこのデッキにおいては仕事をしてくれます。
総評
今回はアモンデッキということでここまで解説してきましたが以前の片道切符のようなことは少なくなり、自身が滅ぶことなく相手を滅ぼせるようにはなりました。旧名称完全ガードを使えばメインデッキに高いパーツは無くお手軽に組めるアモンデッキ一度組んでみるのはいかがでしょうか?
以上です。ありがとうございました。