
JCS振り返り+荒野メジロビショップ解説
今回はJCSを振り返りながら、トップ8に入賞した、ぢーお選手の荒野メジロビショップの解説をお届けします。
後半では、SNSをほとんどやらないぢーお選手本人へのインタビューもありますので、是非最後まで読んでくれると嬉しいです。
目次
JCSを観戦した感想
今年のJCSは<ワールドブレイク>とどう向き合うか、選手一人ひとりの考えがみられた大会だと感じました。魔道具専門店やハンデスナイトメアなどBO3だからこそ活躍したデッキが多くみられ、予想を遥かに越えた雑多環境でした。
これを受けてBO1であるCS大会環境も大きく変化し、宴楽ナイトメア、魔法使いウィッチ、荒野メジロビショップなどのデッキの活躍が増え、雑多になりつつあります。
今月末に控えているGCS群馬では、どのデッキが勝つのか、全く読めず非常に楽しみです。
荒野メジロビショップ解説
前環境で既にウニさんが紹介を書いてくれているので、デッキコンセプト等基本的な動きはそちらを参照してください。【ウニ】デッキ紹介vol32 荒野メジロビショップ
デッキリスト
荒野メジロビショップ
プレイヤー:ぢーお
メインデッキ
計40枚
採用カード紹介
剛健の翼人
ロイヤルの<月の刃リオード>に対して耐性を付ける為に、後1に体力2をプレイしたい点に加え、ファンファーレ効果もかなり使用するので採用。JCS6回戦の配信卓でも、あえて盤面を無視してこのカードを疾走させ勝利した試合がありました。ゲームを長引かせたくない相手が多く、疾走が強い今に合ったカードだと思います。
三日月の女神ツクヨミ
こちらもゲームを高速化させたいので採用。デッキ上3枚を操作することで、<ルナールの聖騎士>、<極炎のドラグーン・ローラ>など強力なカードをなるべく最速でプレイする事に貢献してくれます。
極炎のドラグーン・ローラ
以前の記事でも紹介しましたが、<ルナールの聖騎士><希望導く聖乙女・ジャンヌ>の進化時効果に対応していて疾走出来るので採用。無理やり攻める機会が多くなった最近は<リペアモード>が活躍することも増えた気がします。ジャンヌダルク
横処理とバフがアグロウマ娘に対してとても強力で、<希望導く聖乙女・ジャンヌ>の疾走にも貢献するので採用。メタ読み次第では<戦巫女 タギツヒメ>などと入れ替えも検討。各マッチアップでのポイント
vs宴楽ロイヤル 後手選択
宴楽ロイヤルは序盤の攻めっけがなく、中盤から突然反転するという特徴があります。なので、なるべく速攻を仕掛けて相手に付き合わせるのを意識します。<達人の芸者>には<ヘイブンファイア>、<ジエモン>縦置きには<メジロラモーヌ>の消滅以外の回答がほぼないのでこれらの管理にも気を付けたいです。
vsアグロウマ娘 後手選択
相手が処理に手間のかかる盤面を意識して作りながら展開します。具体的には、体力3以上、<アリス>や<ローラ>が強力なマッチです。相手の盤面は進化したフォロワーであたるなどついでに倒す程度に抑え、相手が必死に対応したところに<ジャンヌダルク>を押し付けるか、後6先7で殴りきってしまうことが多いです。
vs宴楽ナイトメア おそらく後手選択
序盤盤面を有利に広げて<ハンプティダンプティ>を要求するのがベスト。<アリス>が手札以外から出たときのアドバンテージが特に大きい。中盤以降は<イツルギアドバンス>に弱くなりすぎないように並べ方に気を付ける。マリガン
1コスから動けてリソースがある手札は基本的にキープです。中でも特に強力なカードをまとめておきます。先後共通
<三日月の女神 ツクヨミ><ルナールの聖騎士><メルティングシュガー・セリーナ>先攻
<不思議な青空・アリス>後攻
<希望導く聖乙女・ジャンヌ>ぢーお選手にインタビュー
Q1 改めてこのビショップを選択した理由を教えてください。
ぢーお:アグロウマ娘とターゲットを合わせやすく、アグロデッキに自信があるから。
Q2 デッキリストや取り組み方などについて良かった点はありますか?また、反省点はありますか?
ぢーお:良かった点は<ダーティプリースト>を抜いて<ツクヨミ>を入れたこと。反省点は宴楽ナイトメアを一度も回さなかったこと。
DAY2当日回したら、デッキパワーが高く、トップ勝負がとても楽しいデッキということがわかった。
新弾発売からもう少し期間があれば、検討したいデッキタイプではあった。
Q3 来年度の目標があれば教えてください。
ぢーお:JCS優勝!!アグロ以外のデッキタイプも使えるようになる。
最後に
今回は試しに身内のデッキ紹介をしてみました。回すのは簡単なのに、対面がいると攻守のバランスが難しいとても面白いデッキなので是非使ってみてください。ここまで読んでくださりありがとうございました。