タイトルカップ優勝!編
ご挨拶
こんにちは月心です。4月29日から30日に行われたReバースフェス2022に参加してきました。
今回は1日目のタイトルカップ『新日本プロレス』の大会レポートをお送りします。
デッキレシピ
【スタートキャラ】LOS INGOBERNABLES de JAPON 内藤 哲也
公式デッキログコード:JXXT
タイトルカップ内のデッキの相性と対策
ほとんどの参加者がプロレス系タイトル固有の緑Reバースを軸としたデッキを使用すると踏んでいましたが、そういった環境ですと除去がほぼ飛んでこない環境となります。メンバーが触られないことで<ウィル・オスプレイ>や<LOS INGOBERNABLES de JAPON 内藤 哲也>を積み増すと同型対戦を有利に進められることが多くなりますが、それを逆手に取って除去系のReバースを多く積んだ型がわずかながら現れそうな予感もしていました。
実際にマッチングこそしませんでしたが、そういうデッキを持ち込んだプレイヤーもいたようです。
私も検討していましたが全勝する自信は得られなかったので、構築で対策して素直に緑Reバース軸で挑みました。
採用カードピックアップ
LOS INGOBERNABLES de JAPON 内藤 哲也
除去が少ない環境なのでこのカードを複数並べる構築も多く見受けられましたが、防御的な役割が無く耐久力が低いカードをデッキに入れたくなかったので、スタート用の1枚のみとしました。
オカダ・カズチカ
緑Reバースを引けずに負けることが少なくないので、それを防ぎます。
<バッドラック・ファレ>との相性も良く控え室に<内藤 哲也>を送ることが出来れば有利に事を進められるでしょう。
攻撃力が6あるので2コスト以下のキャラは倒せますし、+2/+3のReバースをセット出来ればほとんどのキャラを倒せるのでアタッカーとしても文句なしです。
レインメーカー オカダ・カズチカ
緑Reバース軸同士の対戦で耐久力が9あるのは実質的に<飯伏 幸太>だけで多く採用されることもないので、たいていの場合は3点取りに行くことができます。
【Reコンボ】出来ない時は当然強くないので採用枚数は2枚としていますが<オカダ・カズチカ>で回収出来るので、活躍の場面は多かったです。
レッドシューズ海野
タイトルカップ環境を想定した場合はお互いに防御系のカードを抱えての耐久戦になることが多いので、パートナーアタックに対してはReバース、それ以外は【ブロッカー】で対応出来るとより長いターン耐えることが出来るので有利です。後述する<ディック東郷>のために2枚の採用としています。
ディック東郷
1枚置ければ【本領発揮Lv7】を満たせるので安定します。
結果的に除去系のReバースを採用したデッキとは対戦しませんでしたし、当たる確率も低いと思うので、<レッドシューズ海野>と入れ替えても良いかなと今は思います。
大会結果
1回戦:〇/対戦相手:緑Reバース軸
相手は10年来の付き合いがあるプレイヤーで直前まで隣にいたのでオイオイという感じでした・・・対戦はお互いに手札が増えるような動きが無く、淡々とリタイアを刻んでいく流れ。
こうなると<LOS INGOBERNABLES de JAPON 内藤 哲也>でいかにデッキを掘れるか、防御系のカードを引けるかにかかっていますが、こちらの方が引き込めていたようで先に相手が力尽きて勝利となりました。
2回戦:〇/対戦相手:???
1回戦で仲間を打ち破った私は物思いに耽っていました。彼の分までしっかり戦いきって優勝するぞという強い意志を持ち愛用している沙花叉クロヱのプレイマットを見つめながら瞑想して集中力を高めていました。
瞑想すること5分、ジャッジが私のところまで来てこう言いました。
「対戦相手が不在なのであなたの勝利として処理しておきますね。」
おそらく階段で相手方がドロップしてなかったのでしょう。
ありがとう、沙花叉。
3回戦:〇/対戦相手:緑Reバース軸
相手は宣言や所作がとても丁寧で好感が持てる方でした。私も出来る限り丁寧にプレイしてるつもりですが、根が雑なので見習っていきたいところです。
対戦の方は私の初手が緑色のカードで埋め尽くされたような状態でした。
嬉しくはあるのですが、序盤のエネルギーに置くカードに苦心していました。
幸い(?)ドローは不要なカードが続き後半は再び緑色のカードが続く流れ。
1回戦に続きお互いに手札を増やす行動が取れなかったので少ない手札ながら緑色のカードで埋め尽くされた手札を持った私が押し切って勝利することができました。
4回戦:〇/対戦相手:緑Reバース軸
相手は関東でよく見かけるプレイヤーで私よりも『新日本プロレス』愛が強いお方。それはデッキのレアリティにも反映されており、プレイスキルも高いので対戦前は結構日和っていました。
が、序盤の回りには大きな差がありリタイアやデッキの掘り具合は私が先手を打つことが出来ました。
それでも手馴れている相手はリタイア差を埋めるよりは自分のデッキを掘ること、私が防御系のカードを貯めにくい状況を作り、リタイア6になってから<内藤 哲也>でのReバース回収による逆転を狙っており油断は出来ない状況でした。
私もリタイア優先か貯め込み優先かで悩みましたが、同じ土俵では不利になりそうだったので、素直に攻めました。
結果、《内藤 哲也》が動き出す前に押し切っての勝利となりました。
5回戦:〇/対戦相手:緑Reバース軸
相手の先手でしたが、1ターン目にエネルギーを置かずに行動してきました。これが意味するのは手札全てが有効なカード、4枚中少なくとも3枚は緑色のカードだろうなと思っていました。
私の手札も悪くはなかったですが、エネルギーを置かないレベルでは無かったので苦戦しそうだと思いながら進行しましたがお互いに<後藤 洋央紀>を複数回エントリーインさせ、最大時は両プレイヤーとも手札が10枚を超える激しい展開になりました。
さらに相手の方が手札を増やす機会が多く、初手に有効なカードが多そうだったこともありまともにぶつかると負けそうな雰囲気がありました。
そんな中で唯一あった勝ち筋が相手のリフレッシュ負けでした。
リタイア状況はこちらが先行しており、こちらがリタイア5、相手がリタイア6の状態で相手の山札は2枚となりました。
この時点で私の手札8枚中、緑色のカードは4枚。
リタイアによる勝ちはほぼ諦めて2ターン守り切ることへ移行しました。
相手ターンの攻撃はリタイア6で踏ん張り、次の自分のターンの攻撃で相手の山札をリフレッシュ。
その後、攻撃回数は2回残っていましたが敢えてターンを終了しました。
これは控え室に緑Reバースが落ちたので<矢野 通>でセットされることを阻止するのが目的でした。
結果的には<飯伏 幸太>が攻撃力12+パートナーアタック有という凄い盤面を用意されてしまいましたが、手札の緑Reバース3枚と《矢野 通》1枚で凌ぎ勝利することが出来ました。
印象に残ったシーン
決勝となった5回戦は1日の最後の試合でもありギャラリーが多く、30人近くが卓を囲んでいたと思います。緊張はしていなかったですが、手の震えはあったので武者震いも起きていました。
対戦後に知り合いから名勝負だったと言われた時が優勝した瞬間よりも嬉しかったですね。
我ながら凄く見ごたえのある試合が出来たと感じているので、現地にいた人が良いものを見れたと思ってくれていれば嬉しいです。
激闘過ぎて試合後はずっと胃もたれしていました・・・
終わりに
Reバースは初弾から頑張っていましたが、ようやく公式大会で優勝出来てとても嬉しいです。全体的には相手より幸運に恵まれていたと思いますが、それを取り逃がすようなミスをしなかったのが良かったと思います。これからも精進してReバースを楽しみながら勝っていきたいですね。
次回、エンペラートーナメント(2日目)編に続きます。
それでは!