こんにちは!遊々亭プレメモ担当です!
今回は3/30に発売した最新弾『エロマンガ先生』について、ブロガーさんにインタビューさせていただきました!
ブロガーさんが最新弾のどんなカードに注目しているか、ぜひご覧ください!
新弾レビュー『エロマンガ先生』【じょーじ編】
- 新弾レビュー『エロマンガ先生』【じょーじ 編】
- 新弾レビュー『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』【いっち~ 編 】
登場時2ドロー+相手のキャラが2体登場したらデッキの下に行き、さらに2ドローできます。
<01-003 涼風 青葉>や<01-003 司波 達也>に近いドローソースですが、ドロー条件が破格です。
相手のキャラが2体以上登場する......という、相手依存でありながらも、殆どすべてのターンに発動する条件であり、さらに、上の2枚とは違い相手のターン中にドローできる可能性が高いため、ターン終了時に手札上限を超えてしまうこともなく、手札を9枚抱えてアプローチフェイズに備えることができます。
弱点といえば、デッキをシャッフルする手段やデッキを多く掘り進める手段がないと、そもそもこのカードを引きにくかったり、デッキの下にこのカードが溜まってしまって途中から引けなくなったりすることぐらいですが、その両方をカバーできる<ST-029 出会い>をデッキに入れておけば、あまり困ることはなくなるかと思います。
非の打ち所のない優秀なカードですね。
『エロマンガ先生』のデッキは、このカードを始め、手札やポイントのアドバンテージを得られるカードが多く収録されていますが、もちろん、手札を増やすだけでは勝つことはできません。
それらのカードによって増やした手札を何に使うか、という点が、そのままデッキのコンセプトになります。
手札の消費先として、一番オーソドックスなカード。手札合計3枚を1回のアプローチに変換することができます。
それだけ聞くとちょっと重めですが、まあ実際に重いです。いくら手札が増えるといっても無限にはありませんからね!
ですので、<01-008 和泉 紗霧>と組み合わせて使うと良いです。
<01-036 和泉 正宗>を使ってリソースを確保しつつ手札に加えたり、既に捨て札に落ちている場合は<01-030 和泉 正宗>で回収することも可能なので、手札にキープするのはそれほど難しくありません。
これで、<01-008 和泉 紗霧>+<01-029 和泉 正宗>の手札2枚消費で1回アプローチになります。及第点です。
これだけではありません。さらに、<P-002 和泉 紗霧>も組み合わせて使うことができます。
<P-002 和泉 紗霧>の「自分の「和泉 正宗」が登場した場合、場に出すことができる。」のテキストにより、<01-029 和泉 正宗>が登場した際にこのカードをメインエリアに場に出すことができます。
場に出した<P-002 和泉 紗霧>もアプローチすることができますので、<01-008 和泉 紗霧>+<01-029 和泉 正宗>+<P-002 和泉 紗霧>の手札3枚消費で、2回アプローチにすることができました。
ここまでくれば、なかなかに強力ですね。
これで、メインフェイズ終了段階で手札が10枚あったとしても、7枚にしてターン終了することができます。
<P-002 和泉 紗霧>と<01-008 和泉 紗霧>は、<01-030 和泉 正宗>で使いまわすことができるので、中盤あたりの手札の捌け口はこれで問題なさそうです。
しかし、終盤にかけて、詰めの段階となると、ちょっと押しが弱いように感じますね。この他に、強力なアタッカーが欲しく感じます。
そこで、これらのカードです。
<01-038 和泉 正宗&和泉 紗霧>は、ポイントを与えれば2ドロー、妨害されれば相手のキャラ2体を妨害不可にできる強力なアタッカーです。
このカードは、メインアタッカーとして強力なのはもちろんですが、場に<01-002 和泉 紗霧>が登場している状況であれば、<01-038 和泉 正宗&和泉 紗霧>が手札にあるだけでも相手が妨害しづらくなり、ポイントを与えやすくなります。場に出ている時だけではなく、手札にいるだけでも役立ってくれるのが魅力的です。
相手のポイントが6点になった後...相手に妨害を強要する段階では、どちらのカードも「妨害したくないのに妨害しなくてはいけない」状況を作れるテキストを持っているので、最後のターンまでしっかりと働いてくれるのがより評価できます。
詰め手段のお供として、このカード。場のカードは減りますが、手札消費なしで相手のキャラを除去することができます。
道中で相手のメインアタッカーを除去するのに使うこともできますが、それは最小限に抑え、終盤までたくさん手札に抱えておく方が個人的には好みです。
自分の場に多い0コストと3コストのキャラを中心に、相手のメインエリアのキャラをぽんぽんデッキ下に置いてしまいましょう。
除去するついでに自分のキャラも減らせるので、相手の3コストのキャラを除去する場合は<P-002 和泉 紗霧>や<01-029 和泉 正宗>を場からどかしてもう一度登場させると、さらにアプローチ数を伸ばせて便利です。
このタイトルの魅力は、先攻を取った場合の支配力の高さです。
先攻で、盤面にしっかりキャラを展開しつつ、場に<01-004 和泉 紗霧>と手札に<01-125 居留守>を構えることができれば、自分は手札を増やしつつ、後攻側の初速を大幅に遅らせることができるため、その試合は最後まで主導権を握り続けることができます。
それでも、それができれば一方的に勝てる......というほどではありませんが、デッキ全サーチによって支えられてきたタイトルには苦しい展開を強いることができます。
パッと見で驚いたのはこのカードでした。
ミックスレギュレーションなどで<01-084 直樹 美紀><01-071 飯島 ゆん><01-067 ジブリール>あたりと組み合わせて使ったら面白そうですよね。
僕はこのタイトルはムラマサデッキでしか組んでいないのですが、間違いなく言えるのは、記念環境であればデッキ相性的にムラマサデッキが一番強いです。
しかし、それはただ相性的に、というだけで、他のタイトルと戦おうとすると、数値の高さが意味を為さなかったり、現状のカードプール上だとフィニッシャーが足りておらず相手と同時に時間切れとも戦わなくてはならなくなったりと、弱さが目立つため、現状、他のタイトルと戦うことを想定した場合は紗霧デッキ一択になるんじゃないかなーと思っています。
<01-125 居留守>などの相手の行動を阻害するカードがいい意味でも悪い意味でも目立っているため、ユーザーヘイトの高いタイトルではありますが、デッキとして総合して見ると、他のタイトルよりも群を抜いて強いわけではありません。
今後の公式大会でどのような結果を残していくのか、楽しみですね。
じょーじさん、ありがとうございました!