
ダンジョンにフルーツタルトを求めるのは間違っているだろうか
気付けばもう真夏です。
外を歩くだけで汗だくになってしまう季節になってしまいました。
山や川、海が近くにある地域ならともかく、コンクリートジャングルと言っても過言ではない辺りに住む私には厳しい時期です。
冷たい飲み物を多く飲んでしまったり、手軽な料理で食事を済ませてしまいやすい事もあって、体調を崩しやすい時期でもありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ちゃんと水分補給はしていますか?
しっかり栄養を考えた食生活を心がけていますか?
十分な休養はとれていますか?
そして何より、プレメモ分は摂取していますか?
最もプレメモ分を効率的に摂取出来る、大会での対人戦はご時世的になかなか厳しいものがありますが、デッキ構築やリモート対戦、知り合いとのプレメモ談義等、比較的簡単で容易な摂取法は多々あります。
水分補給を忘れても。
コンビニ弁当ばかりになってしまっても。
連続徹夜生活になってしまっても。
プレメモ分の摂取だけは怠らないようにしましょう。
そんなこんなで今回は、今月発売のおちフルと、来月発売のダンまちのミックス視点でのカード紹介です!
ではでは。
くろです、よろしくおねがいします。
おちフル
まずタイイベから見ていきましょう!おちこぼれフルーツタルト
SR おちこぼれフルーツタルト |
コスト0 ソース:2 色:赤 |
[メイン/両方]:カードを2枚引く。ゲーム終了時まで、自分の手札の上限枚数は5枚になる。 |
一応、手札上限が5枚になるというデメリット持ちではありますが、おちフルには手札調整をせずに済ませられるようになるキャラも居ますし、そもそもターン終了時に手札が5枚になる程度の事はミックスでは困りません。
結局のところ手札の枚数はやりたい事が多くあるから多く必要なのであって、ルール上やれる事の少ない相手ターンにはそれ程必要ありませんし、もし必要なのであれば、盤面に相手ターン中に手札を増やせるカードを置いておけばいいのです。
つまり手札上限が5枚である事を意識した構築をすればいいというだけの話ですね。
というかワンキルなら手札調整する事なんか無いからぶっちゃけどうでもいいよね!
後攻取って、先攻1ターン目と後攻1ターン目におちフルをプレイしてワンキルするデッキが見える見える!
そんなわけでデメリットが小さいおかげで汎用性の異様に高いドローカードがおちフルのタイイベでした。
続いてはおちフルの2ドロー枠です。
桜衣乃
SR 桜衣乃 |
コスト2 ソース:3 色:赤 |
このカードが登場した場合、カードを2枚引く。相手がカードを引いた場合、カードを1枚引く。その場合、このカードをゲームから取り除く。 |
「相手のカードの効果で」とは書いてないので、相手のターン開始時ドローにも誘発して手札が増えます。
ミックスだと<ファンレター>や<夏奈>で強制的に引かせる事で、出したターンの間に手札を増やせますね。
相手のデッキを0にするタイプのワンキルでは特に嬉しいカードになりそうですが、そうでなくともミックスだとデッキに入れない理由が無いカードと言えるでしょう。
私は8枚買います。
8枚でも足りませんが。
では続いては2アド枠ですね。
関野 ロコ
SR 関野 ロコ |
コスト2 ソース:3 色:青 |
自分の手札の上限枚数は5枚になる。このカードが登場した場合、EXデッキから『おちこぼれフルーツタルト』のカードを2枚まで抜き出し、手札に移す。[メイン/相手]:《休》カードを2枚引く。その場合、このカードをゲームから取り除く。 |
デメリット...?
自ターン終了時に手札が5枚になっても、このロコが居る訳ですし、おちフルタイイベもある訳だから、やはりさしてデメリットにはならないのでは...?
それはともかく、おちフルのEXカードは私的にはこの2枚なんかが強いと感じました。
前原仁菜
N 前原仁菜 |
コスト3 ソース:0 色:黄 30/70 |
〔EXカード〕[メイン/自分]:《0》相手の捨て札置き場にあるイベントカード2枚をゲームから取り除く。取り除いた場合、相手のキャラ1枚のテキストは、ターン終了時まで無効になる。 |
緑へも
N 緑へも |
コスト1 ソース:0 色:緑 |
〔EXカード〕〔自由登場〕アプローチフェイズの間、全てのキャラは活動状態にならない。 |
社と違って除外するイベントは相手のもので、効果はテキスト無効なわけですが、いや強い強い。
相手のイベント除外については今はシュタゲが除外に簡単に触れるおかげで余りメリットを感じませんが、毎ターン手札消費無しで開幕に相手のキャラのテキストを無効に出来るのは間違いなく強いです。
シングルでも2アドを止め続けて相手のリソース確保とEX回収を妨害し続けるという動きがよく見られそうですね。
へもの方については最近ではたまに見られる効果である、活動封じを持っています。
ミックスでは活動にする効果はそれこそいくらでもある為に、活動封じはシングル以上に強い効果となっています。
またこの2つ以外にもおちフルのEXには汎用的なものや強いカードが多く、おちフルの2アドはミックス的にはとても使いやすい部類の2アドだと私は感じました。
さて続いて問題のカードです。
貫井はゆ
ST 貫井はゆ |
コスト2 ソース:2 色:赤 40/40 |
このカードが登場した場合、手札にある【制服】1枚を捨て札にできる。捨て札にした場合、カードを3枚引く。 |
???
タイイベが即時2ドローで、2ドロー枠のカードが自ターン中にアド取れて、3:3交換カードまであるって???
ワンキル、ですかねぇ...。
はいそんな訳でおちフルはワンキル大強化作品になりました!
びっくりだね!
大丈夫、あなただけじゃない。
ミックス勢はみんな目をひん剥いてびっくりしてます。
これが、令和プレメモか...。
はてさて、ワンキル強化に目が行きがちなおちフルですが、実は他にも強いカードは沢山あります。
この辺りの制服関連のカードなんかは特にそうですね。
桜衣乃
ST 桜衣乃 |
コスト5 ソース:3 色:赤 50/50 |
〔我慢〕このカードが妨害された場合、自分のポイント置き場にある【制服】1枚を手札に移すことができる。(〔我慢〕:DPが10以上の〔我慢〕を持つキャラは、退場しない。) |
ST 桜衣乃 |
コスト0 ソース:3 色:赤 |
[アプローチ/自分]:《2》自分の【制服】1枚は活動状態になるとともに、もう一度アプローチできる。(《2》:コストを2支払うことでテキストを使用できる。) |
ST-005 関谷ロコ
ST 関谷ロコ |
コスト0 ソース:3 色:青 10/10 |
このカードが登場した場合、手札にある【制服】1枚を場に出すことができる。(「場に出す」:コストを支払わず、活動状態で場に出す。「登場した場合」の効果は発生しない。場に出たターンからアプローチできる。) |
どれも制服という特徴を参照するわけですが、プレメモには制服という特徴を持ったカードが多いです。
特徴指定があると言うと使いにくそうに感じますが、制服という特徴に関してはびっくりするほど持っているキャラが多く、使いにくさというものはほぼほぼ無いと言えるでしょう。
個人的には特に連パン付与がお気に入りです。
何故ならこの<保坂>が制服を持ってるからね!!
そんなわけでおちフルのカード紹介でした。
他にも0コス100/100や、0コス天然4など紹介したいカードが多い面白い作品なのですが、キリが無さそうだったのでこのくらいで!
皆さんもミックス目線でおちフルのカードリストを見て、自分で面白いと思えるカードを探してみてもらえればと思います!
では続いてダンまちのカード紹介をば。
ダンまち
まずは恒例のタイイベから。ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ
SR ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ |
コスト0 ソース:3 色:青 |
〔逆境2〕:「〔ブレイク〕」[メイン/両方]:自分は、経験コインを1個得る。その場合、手札にあるキャラ1枚を場に出すことができる。このカードが〔ブレイク〕した場合、その後、自分のポイント置き場にあるこのカードを捨て札にする。 |
私はこの4枚のタイイベをミックス四天王と呼ぶ事にします。
このダンまちタイイベは手札から出すという効果である為に俺好きタイイベより手札消費が多く、また僕勉やポプテのタイイベよりも出せる枚数が少ないという、そこだけ見るとパッとしない効果です。
しかしメイン両方で使えるという事と、ブレイクした時に捨て札に行くために被ダメージを抑えられるという差があります。
ブレイクさせればキャラを展開した上で狂犬や放課後ティータイムのようにポイントが増えずに済むというのは、耐久寄りのデッキが好きな私にはとても魅力的に映ったカードでした。
宝蔵院あたりで毎ターン手札からデッキトップにに仕込んだり、毎ターン自分のメインフェイズの最後にイカ娘を出したりしたいところです。
プレイするだけで経験コインが1つ貰えるので、経験コインを使うデッキを組みやすくなったのもミックス的には良いポイントかもしれません。
続いてこれなんかもミックスでは猛威を振るうカードになるかもしれません。
ヘスティア
R ヘスティア |
コスト0 ソース:3 色:青 20/20 |
〔逆境2〕:「このカードがメインエリアにいる場合、相手は、使用コストが0のキャラのテキストを使用できない。」[アプローチ/自分]:「〔逆境〕を持つ「ヘスティア」」▶このカードは、ターン終了時まで〔アクティブ〕〔我慢〕〔強引〕を得る。 |
自分のターンや相手のターンといった指定もなく、このカードがメインエリアにいる限り常にはたらく効果であるため、使いたい効果を使う為に相手のこのカードを除去しなければならないという状況が、これからのミックスではよく見られる光景になりそうですね。
さて、最後にこれまた問題のカードです。
アステリオス
ST アステリオス |
コスト7 ソース:3 色:青 100/100 |
〔アクティブ〕〔逆境2〕:「このカードがアプローチした場合、使用コストが2以下の相手のキャラ1枚を相手のポイント置き場に表向きで置く。」(〔アクティブ〕:このカードは、登場したターンでもアプローチできる。ただし、先攻の1ターン目はアプローチできない。)(〔逆境2〕:自分のポイント置き場にカードが2枚以上ある場合、「」内のテキストを得る。) |
おお??
おおお???
殴ったら、相手の場のキャラを相手のポイントに置く??
キャラを相手のポイントにシュート!!
超!!エキサイティンッ!!!
よくわかりませんがどうせキャラを相手のポイントにシュートするなら単発では面白くありません。
何度も何度も相手のゴールにボールをシュートするから面白いのです。
間違えました、何度も相手のポイントにキャラをシュートするから面白いのです。
というわけで取り敢えず<これ>や<これ>のようなカードを駆使して複数回アプローチしてしまいましょう。
更に百花コンビやコローネ、かがみで相手のキャラのコストを調整し、相手の主力を消し飛ばしていきましょう。
ポイントは通す。
相手のキャラは除去する。
同時にやらなくちゃならないってのがプレメモの辛いところだな。
覚悟はいいか?
俺は出来てる。
次回 くろ死す
デュエルスタンバイ!
最後に
カードが強過ぎておふざけしながらじゃないと正常な精神でカード紹介が出来ない事、ありませんか?私はあります、今回がそうです。
おそろしい...これからのミックス環境がおそろしいよ...。
恐怖でオラわくわくすっぞ...。
そんなわけでおちフルとダンまちのカード紹介でした。
いやぁ、ほんとになんとも豪快なカードが多く、本当は他にも紹介したいカードが多かったものの、目を引くカードに全てを持っていかれてしまった感があります。
ダンまちだと結構強いハンデスが出たので、ハンデスしながら戦っていくデッキなんかも組みやすくなりましたし、一方でおちフルではハナヤマタにあったハンデスメタやLOメタなどの互換のようなカードが出て、ミックスの環境に少なからず影響を与えそうです。
また2つの作品に共通して、スターターデッキのカードに強いカードが収録されているのは嬉しいところですよね。
この前の全国大会シングルでは俺ガイルのスターターのカードを主軸にしたデッキが健闘していたらしいですし、これからはスターターのカードでも戦っていけるようになるのかもしれません。
ミックスの汎用カードと複数の作品の新規カードを詰め合わせた、ミックスのスターターデッキとか公式が出してくれたりしないかなぁ...などという妄想をぼやきつつ、今回はこの辺りで!
今回もお読み頂きありがとうございました!
皆様に良きミックスライフがあらんことを!