
今日は先日の東京地区大会の振り返りです。
初MTL
ついに、人生初のMTLに出場してきました。いやー緊張しますね。しかも対面経験は元ジャックさん(以下:師匠)に付き合ってもらって3戦くらいしかしたことなかったので、どうすればいいのか分かりませんでした。
ただ、ある程度現環境のデッキは組んで回していた自負はあるので、折角だし勉強しに行くか、と割り切っていました。
しかし、別の大きな思惑があったのです。
それは
「シュタゲミクを禁止にして欲しい」
です。
現制限で全国前の環境は、シュタゲミクが飛び抜けています。
流行りそうなのはひだまりスケッチを組み合わせたアクティブ軸です。
ですけど、結局シュタゲミクが一番だと思います。
アクティブが流行るのは火を見るより明らかだったので、シュタゲミクでアクティブをケアする方法を考えていました。
候補となったのは<メランコリック>や<自由登場EXまゆり>などで、最終手段で<5CSRリンレンコンビ>でした。
しかし、気付いてしまいました。
相手のアクティブが全部なくなるので、アクティブ頼りのデッキはすべてフィニッシュ手段を損ないます。
というか、今のMTL環境の得点手段は「天然」「突破30」「アクティブ」がほとんどですので、それらを消し飛ばせます。
おまけに、ハナヤマタ相手に打つと7面展開してるキャラが消し飛びます。
ブルースカイループを許すな!!!
そしたらみんなシュタゲミクでブルースカイループを使うじゃないですか。
そしたらミラーばっかりになるじゃないですか。
ミラーがどうなるかといいますと
手番「<MEIKO>起動、超天然で」
非手番「<ウルド>、<ブルースカイ>指定、改変したのでドローします」
手番「るか起動、超天然で」
非手番「<ブルースカイ>使います」
非手番「ウェディングミク、超天然2面指定します」
非手番「<消失>プレイ、2ドロー」
これで得点手段を失います。
あとはこれに加えて<シュタゲタイトル>で<ウルド>を加え続けてループするだけです。
これをお互いやります。
なんだこれは!!!
こうなる可能性があってしまいます。極端な話ですが、こうなります。
流石にこれは創作意欲も大会でプレイする意欲もそがれますので、規制を望みます。
そのためにシュタゲを使いに行きました。
デッキレシピ
http://prememo.net/decks/detail/193137
※大会で使用したレシピを思い出せず、もしかしたら数枚違う箇所があるかもしれません。ご了承ください。
基本的な回し方
改めて、ここまで散々煽ってきた「シュタゲミク」の動きを解説します。次に<SR MEIKO>を置きます。これで捨て札のイベントを除外しまくります。
大体の場合は<タイトル><消失><ウルド><ガジェット>を置きます。
そしたら<タイトル>を打ってタイトルと<ウルド>をもらいます。これでメイン相手の<ウルド>と次のターンのタイトルが手に入り、以後ループします。
メインエリア:<6C>、<MEIKO>
サポートエリア:特になし
除外:<タイトル><消失><ウルド><ガジェット>

メインエリア:<6C>、<MEIKO>、<4Cるか>
サポートエリア:特になし
除外:<タイトル><消失><ウルド><ガジェット>

あとは<連パンミク>などを置き、気付いたら勝ってます。
<ガジェット>で<ウルド>を取りつくしたら、<MEIKO>で<7月28日>を置きます。打てるなら毎ターン打つことでポイントを2枚表にしてリソースを取れます。
メインエリア:<6C>、<MEIKO>、<4Cるか>、<5Cるか>
サポートエリア:特になし
除外:<タイトル><消失><ウルド><ガジェット><7月28日>


これは「初手要求値」の話になりますが、シングルの場合は<6C><釣り出しコンビ><改変できるやつ>+<ドロー岡部>
みたいな初動が望まれますが、このデッキはさらに<MEIKO>が追加されます。流石に望みすぎです。

それに<6C>を後ろに置いた時はブリンクに触らなくてはいけないのですが、EXを触るのが難しいんです。<0無効>はあまり重点を置いていないので、むしろ序盤は3ソースとして使いたいです。
あと、1回6Cを出した後再度6Cを出したいという盤面が少ない点、というか2回目に出す時には手札が余ってることが多いので要らないという判断です。
ただ1枚入れておけば<全サーチ>から使えたりたまに嬉しくなるのでピンです。
終盤にるかを釣ってこれます。
あとは<千本桜>の採用も面白いと思います。
あと、<旅行ミク>を4投しています。序盤、さりげなく<消失>を打てます。MTLはなかなかチャンプブロックができないことを考えても、手札を回すには最高の動きです。
採用枚数が多くかつ序盤はコストに切りやすい旅行ミクや連パンミクが捨て札で屯ってることが多く、捨て札に触れるこのカードはかなり優秀です。
レシピを見て気付かれた方もいらっしゃるかと思いますが、<ブルースカイ>入ってません。
これは
「シュタゲミク規制しましょう。規制されなかったら全国ではブルースカイループしよう」
という強い意志です。そのため隠しておきたかったのですが、普通に入ってるレシピがあったので隠すのをやめてブログを書いています。
でも東京地区でアクティブ環境もあり得たので、対策で<メランコリック>です。
メイン両方で、ついでにドローも付いてくるので暇つぶしに除外エリアから打つこともあって便利です。
EX自由登場にアクティブ持ちが多く、アクティブ軸相手にはるかからメインアプ禁を持ってきます。アクティブ軸は受けが弱いことが多いので、そういった相手にはしっかり受けてリソース差で勝つことを意識します。
大会結果
1回戦:シュタゲミク ×2回戦:リアスケムリクサ 〇
3回戦:はいふりひだまり 〇
4回戦:ひだまりモザイク 〇
結果:優勝!!!
思いもよらず、優勝することができました。
シュタゲミクミラーは実は考えていなくて、どうせ規制されるなら練習は不要だなどと思い込んでいましたが、案外<MEIKO>の隠されたパンプアップが強かった印象です。正直構築面で大きく劣っていたので、ミラーを意識するならもう少し構築には改良の余地ありだと思いました。でも結局時間切れでした。これはよくないので規制を望みます。
4回戦は動画卓でした。ファイナルターンを耐えた最強カード<メランコリック>の活躍を是非ご覧下さい。
まとめ
MTL勢になると決意して半年、かなり研究してきました。3・4回戦のデッキタイプは自分でも作っていたため、ある程度の動きを予測しながら立ち回れたのは大きかったと思います。
その成果として優勝という結果を残せたのは非常に嬉しいですが、あくまで狙うは全国優勝です。
このままの勢いで研究を進めたいです。