
今回はプレメモカーニバル2019 スプリングで使用した、「STEINS;GATE」のデッキを紹介したいと思います。
まずはデッキリストをどうぞ。
デッキレシピ
STEINS;GATE内の強いカードをかき集めた感じのデッキです。
「改変」という、STEINS;GATE独自のキーワードテキストがあり、
(「改変する」は「デッキの上から1枚をゲームから除外する」という行動の省略語となります)
「改変する」効果を持つキャラクターで除外ゾーンにカードを貯めて、除外ゾーンにあるカードを手札に加えたり、除外ゾーンの枚数が多いほどパワーアップするキャラを使ったりして戦います。
使用感は「ガルパンのアンチョビ軸と、全国大会で使っていたはいふりのデッキを足して1.5くらいで割った」
......という表現が適していると思います。
わからなかったら前のデッキレシピ記事を読んでください!(?)
ではでは、デッキの解説ですが、まず、このデッキのメインアタッカーを3枚紹介します。
素のAPDPが80/70とかなり高く、〔突破30〕を持っているので、DP50以下の相手に妨害されても貫通してポイントを与えることができます。
また、改変時1ドローの効果を持っており、登場後3ターンほど経てばこのカードを登場させるのに使った手札よりも多い枚数引くことができます。
アタッカーとしてだけではなくドローソースとしても大変優秀なカードですね。
絶対に初手で出したいカードです。
自分のターン中、「岡部 倫太郎」1枚につき+10/+10され、APが100以上なら、相手のイベントカードの対象にならなくなります。
元々の70/70あるので、「岡部 倫太郎」が3体いれば常にイベントカードの対象になりません。
場の岡部の枚数が少ない場合でも、APを+できる効果を持つカードを使うことで、簡単にAPを100以上にできます。
<01-060 漆原 るか> の効果で場に出すことができるので、実質コスト2の〔アクティブ〕持ちみたいな使い方ができるのもGOODです。
自分の「漆原 るか」名称が妨害されたら、そのキャラをもう一度アプローチ可能な状態にする効果を持っています。
<01-058 漆原 るか> だけでなく、このカード自身が妨害されたときにも発動するので、相手の場によってはこのカードを場に出すだけでも、相手に大きなプレッシャーを与えることができます。
また、4コストで「漆原 るか」1体に、「自分の除外されているカードの枚数」以下のコストを持つキャラには妨害されない効果を付与することも可能です。
終盤には、除外されているカードが10枚近くになることも多く、この効果を使えば、並大抵のキャラでは妨害できない状態になります。
序盤~終盤まで、頼りになるアタッカーです。
続けて、このデッキの重要カード3枚をさらっと紹介です。
コストを払うことで、このカードがセットされているキャラを連続アプローチすることができます。
キャラ1体に〔我慢〕を付与し、自分のポイントが5枚以上なら、そのキャラを活動+連続アプローチ可に。
5ポイント以上受けていないと活動にできない、という不便さはどうしても目立ちますが、防御にも攻撃にも使えるイベントカードです。
このターン中、2ポイント以上受けていたら、フェイズを強制終了できます。
現在のアプローチが通ったら勝ち、という状況でも、そのアプローチを中断させ、ターンを終了させることができる最強の防御カードです。
<紅莉栖>が妨害で退場しそうな場面でこのカードを登場させると、アプローチを強制終了させて<紅莉栖>を守ることもできます。熱いですね。
このカードをこのデッキの最重要人物としたのは、このカードさえあれば、必ず、5ポイント以上のポイントを受けている状態でターンを開始することができるためです。
<まゆりビンタ>の連続アプローチ効果を確実に使えます。
このデッキのコンセプト
上の6枚でなんとなく察している方もいるかもしれませんが、ざっくり言うと「6ダメージ目を受けたターンに<01-036 中鉢博士>を使ってターンを強制終了させ、返しの自分のターンに、イベントの対象にならない<01-058 漆原 るか> に、<01-061 漆原 るか> の効果を付与し、<ドクペ>と<まゆりビンタ>を使って連続アプローチをさせて、1ターンに合計6ポイントを与えよう」
というようなコンセプトです。
この動きをするためには、序盤に相手に1ポイント以上与えるのと、終盤に大量に手札や除外が必要なので、序盤のアタッカーになり、手札も稼げる<01-002 牧瀬 紅莉栖>も主要カードの1枚になっています。
自分のキャラがアプローチをするタイミングまでの間に、<01-060 漆原 るか> を登場させて、除外ゾーンが5枚以上ある状態を目指します。
ダメージが与えづらい場合でも、<01-071 漆原 るか&椎名 まゆり> や<01-043 椎名 まゆり>などを駆使してなんとか1点は与えるようにしましょう。
ここで与えたポイントに応じて、終盤の詰めが楽になります。
また、終盤までに、
- メインエリアに<01-002 牧瀬 紅莉栖><01-058 漆原 るか> <01-061 漆原 るか> の3枚があり、
- 手札と除外ゾーンが7枚くらいあり、
- 手札に<01-036 中鉢博士>と<01-088 橋田 至>がある
6ポイント受けた状態で<01-036 中鉢博士>を使って相手のターンを終了させ、自分のターンに入ったら、<01-088 橋田 至> を登場させ、相手の手札を確認して、確実に勝てる方法があるかを探します。
確実に勝てる方法がある場合は、それを目指していきましょう。
わからなかった場合は、
- <まゆりビンタ>と<ドクペ>がすべて手札か除外ゾーンに置かれるまで、改変能力やドローなどを使ってデッキを掘り進め、
- 除外ゾーンにある<まゆりビンタ>を<01-023 岡部 倫太郎> などで使用可能な状態にし、
- APを100以上にした<01-058 漆原 るか> に<01-061 漆原 るか> の能力を付与し
- <01-058 漆原 るか> でたくさんアプローチしましょう!
というわけでSTEINS;GATEのデッキ紹介でした。
プレメモカーニバル2019 スプリングの時は、この<01-036 中鉢博士>を登場させた返しに6点与える動きを止められるタイトルが少なく、
また、特定条件下のみであったり、採用率の低いカードを使わなければならなかったりで、初見で対応できそうなのは中鉢博士が入ったSTEINS;GATEくらいでした。
ですが、現在は「ポプテピピック」の<01-079 ピピ美>や<子守り>、「はたらく細胞」の01-040 好酸球、とらドラ!の<01-081 高須 竜児>など、手軽に<01-058 漆原 るか> を止められるカードが増えているので、6点を一気に詰める動きは難しくなっています。
しかし、それらがある状態でも、<01-020 岡部 倫太郎>を駆使して<01-061 漆原 るか> の効果を2体に付与したり、<01-043 椎名 まゆり>も駆使して単純なアプローチ数を増やしたりすれば、終盤に3~4点を与えることは可能です。
中盤までになるべく多くポイントを与えるようにし、<01-088 橋田 至> で相手の手札を見る際に、相手を倒しきれる方法を焦らずに考えることで、今後の環境も最前線に戦うことができると思います。
本当に強いデッキなので、是非、一度使ってみてください。
ではでは、今回はこのあたりで。