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デッキレシピ:2022年6月 アーカイブ

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【くろ】あれ、もしかして私また負けちゃいました?

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    by デッキレシピ

    20220628BLOGPM1.jpg
    あれ、もしかして私また負けちゃいました?
    どうも皆さん、おはこんばんにちは!


    6月に入り、今年もほぼ折り返しといったところですね。

    ...暑いです。

    とても暑いです。

    暑すぎませんか?

    湿度も相まって汗が気持ち悪く、更に油断しているとカードも反ってしまう季節です。

    体調を崩しやすい時期でもありますので、皆さん気をつけてプレメモに励みましょう!


    さて、今回の記事は昔のミックスを思い出すような内容となっております。

    昔だったからこそ出来たこと、というのをご紹介いたします。

    今のミックスに活かせる部分というのは恐らくありませんが、私がミックスに魅力を感じた一因でもありますので、「ミックスおもしれーな」と思って頂ければ幸いです!

    では今回も。
    くろです、よろしくおねがいします。

    最初の一手
    こちらは先攻。ターンを相手に渡したとします。
    対戦相手は後攻1ターン目の1手目に、まずイリヤを登場させてきたとします。
    その後相手は「この後何かありますか」と、こちらの優先権の確認をしてきます。

    この時、あなたならどう答えますか?

    ないです。大丈夫です。

    そう答えたあなた。




    はい、あなたの負けです。




    なんで負けたか、明日まで考えといて下さい。


    はぁ?と思ったあなた。

    いやマジで負けです。

    負けが決まったのです。

    解説
    プレメモでは優先権のルールが実は一度変更されています。

    現在では手番プレイヤーの後に非手番プレイヤーが優先権を放棄する事で次のフェイズに移りますね。

    しかし昔は、連続で優先権が放棄された場合に次のフェイズに移行する、というルールでした。

    つまり、非手番→手番の順で優先権を放棄した場合でも次のフェイズに移行したのです。

    これを利用したのが先程の動きでした。
    まずイリヤを登場させて相手に優先権を確認し、無いと宣言されたら自分も優先権を放棄することで即時にアプローチに入り、メインフェイズに守り札を打たせないというプレイングです。

    当時のミックスは様々なデッキが活躍する環境でしたが、流石に盤面1枚で殴りかかってくるデッキというのは皆無でした。

    どのようなデッキでも、まず盤面を作ってから攻めるというのが当たり前で、まさかイリヤ1枚だけで殴ってくるとは思わず、ただの優先権を細かく確認する丁寧なプレイヤーなのかなくらいの認識で放棄してしまうプレイヤーが多かったです。
    私も特に何も考えず放棄してしまう内の1人でした。

    その後、どうなるのか。
    ヒントはその頃には同カードのプレイはターン1という制限はありませんでした。


    そういうわけでこうなります。



    涙目涙目涙目涙目汗顔汗顔汗顔汗顔奥の手奥の手奥の手奥の手大成功大成功大成功大成功魔力圧縮魔力圧縮魔力圧縮魔力圧縮メカメカメカ蝸牛蝸牛
    涙目汗顔奥の手でまず手札が12枚増え、大成功の対象のキャラのアプローチが通るように相手のキャラを処理することで大成功で更に4枚増えます。
    また、奥の手のおかげで自分のポイントにカードが4枚あるので、こんなカードを使うことで3アドを取ることが出来ました。
    10171.jpg
    つまり、このデッキでは、初手が9枚。
    涙目汗顔奥の手大成功で16枚。
    二人の帰りを待つ少女は1枚につき3枚で、確か2枚採用だったので6枚。
    計31のリソースを、後攻で開幕イリヤを出すだけでほぼ確定で得ることが出来たわけです。

    この31、実際にはイリヤで1枚減っているので30のリソースから、相手のキャラ全てをメカ蝸牛等で妨害出来なくさせ、後は7点入るまで、アプローチ中に出せてアクティブを持つキャラや、アクティブを付与出来るカードを駆使して殴っていくだけになります。

    当時はアプローチフェイズ中に出せるカードはそれ程多くは無かった為、今では弱くは見えますが神原や青木が優秀なアタッカーでした。
    他にも、他のカードでアクティブをつける必要はありましたが、秋葉やメオはこのデッキに限らずとんでもなく強かったカードですね。
    また、他のデッキでは今までに全くと言っていいほど見た事が無いカードとして、金鹿なんかも使われていました。
    金鹿をコストに金鹿を出す事で、手札2枚で盤面が2枚埋まり、片方は殴れるという、亜美と同じ動きが出来るカードですね。
    勿論その亜美セットも入っていました。
    金鹿セットと亜美セットが出てきて、<さなたけ>で自由登場2枚にアクティブを付与することで、3手で4パン増えるという動きはよく見たものです。

    このようなカードを効率よく使い、仮にメカや蝸牛を上手く当てられなかったとしても、相手の守れる回数を超えて7点を当てに行く事がこのデッキでは出来ました。

    確か、相手の盤面を7面止めた上で12パン出来るとかだったような...?
    ちょっとデッキの最大値については定かではありませんが、そのレベルの苛烈な殴り方をほぼ確実というレベルの安定感を持って出せるというのがこのデッキの強みでした。

    ちなみにイリヤが初動である理由は、魔力圧縮をプレイ出来るようにする為です。
    イリヤが魔力圧縮の使用条件である魔術師を持っていて、且つアクティブで、更に殴った時に2枚引けるので、最高に相性が良い訳ですね。
    次点でリデルもイリヤの手札消費が1枚多い版なので、イリヤ4枚リデル2枚くらいの計6枚のうち1枚が初手にあれば良いので、初手事故率もかなり低いです。
    一応このデッキのデッキを見られる枚数も詳しく言うと、涙目汗顔大成功は各2枚なので24枚。
    奥の手はポイントに飛ぶ分も含めると3枚なので12枚。
    魔力圧縮も3枚なので12枚。
    イリヤのパンチで2枚。
    なのでこれだけでも50枚のカードに触れられます。

    この他にもポイントに触る為の百花繚乱なんかもしれっと1枚引けますし、ご機嫌ななめ対策の監督でも1枚引けるので、よっぽどの運の悪さでない限り、最近のワンキルを凌ぐレベルの高確率でデッキを掘り切る事が出来ました。
    最初のイリヤの返しの優先権で守り札を投げないと、こうなってしまうんですねぇ。

    最も、当時の主流の守り札である<うたた寝>系は、イリヤしかいない為にプレイ出来ないので、止めようにも止められないということが多かったわけですが。

    他にも<ポルッカ>なんかもよく見る守り札でしたが、イリヤ1枚だけに対して返しの優先権でプレイ出来る人は見た事無いです。

    同じ理由で、<自由登場京介>や<自由登場伊織>なんかもよく見るカードではありましたが、イリヤに対して当てるところは見た事が無いですね。


    と、いうわけで、優先権のルールを利用することで相手に守り札をプレイさせず、またターン1制限が無いことでアド取りカードを連打しリソースを稼ぎ散らすという、今では出来なくなった戦法をとるデッキでした。

    そりゃ優先権のルールも変わるしターン1もつくし、涙目汗顔も禁止かかるってもんです。

    いやこのデッキが出た直後にルールが変わった訳ではないので、直接の原因ではないはずですが、一因くらいにはなっているかと思われます。


    では解説紹介は以上になります。

    最後に
    このデッキは確か、魔法使いの夜が出てしばらくした辺りの名古屋地区大会で、身内が自力で組んで使っていたデッキになります。
    私がまだミックス始めたてで、2回目くらいのショップ大会でこのデッキの原型にボコボコにされた事を今でも覚えています。

    「もしかして私負けました?」

    と、魔力圧縮3枚目を打たれた辺りで聞いたことは記憶に新しいですね。

    しかし、これだけ強い強いと言っておきながら、実はこのデッキは大会実績を持っていません。

    「なになに1発デッキでやっぱりネタ枠なの?」と聞かれたら、そういうわけでもなく。

    実績の無い理由としては、とんでもない強さを誇る一方で明確な弱点を持っているからでした。

    守り札ないしは対策札を使われたら負けなのです。

    「打たれないためのイリヤ登場後何かなんじゃないの?」という話なんですが、大会という性質上、試合数をこなすごとにデッキがバレていくということもありますし、守り主軸のプレイヤーなら開幕守り札を投げてくる事はままあります。
    また、当時は<赤太河>の採用率もそれなりにあったというのも辛いところでした。

    アプローチフェイズ中に全てを終わらせるという性質上、メインフェイズに何かできるカードは1枚も入っていませんでした。
    打たれて困るカードを打たれる可能性はかなり低いですが、打たれたら負け。
    そういうデッキであるために、5戦5勝を目指す事は難しいだろうとデッキの使用者も言っていたような気がします。

    実際、このデッキは知っていればそれほど恐い存在ではありません。
    このデッキはこのデッキを作った人と、その人のご友人の2人で持ち込んでいたのですが、私はご友人の方とマッチングしてしまいました。
    私はそのデッキを知っていたので、容赦無く4ターン連続でポルッカを投げ、更にMEIKOでポルッカ回収を宣言したところで投了をもらいました。たのしかったです。

    そんなわけでこのデッキを作った方は、勝ち越しはしたものの入賞には至らず、しかし話題にはなったことと、似たようなデッキが公開された事とで恐らく運営の目にとまり、涙目汗顔が禁止という措置がすぐ下されていたと記憶しています。
    まことにざまぁねぇことでございますね!


    はい、そんなわけで大昔のやばいデッキでした!

    ミックス始めたての頃に私はこのデッキに出逢った訳ですが、先程言ったように「もしかして私負けました?」と聞いたくらいに驚きがありました。
    ワンキルがあるというのは風の噂で聞いていましたが、思った異常に豪快で、負けて悔しいなどは感じず、それ以上にプレメモすげぇ!と思い、更にプレメモが好きになった理由の1つです。

    今ではこんなことは出来ませんが、ミックスの面白さを紹介するには丁度良い話、というより歴史かと思い、お話させていただきました。


    では今回はこの辺りで。
    お読み頂きありがとうございました!
    皆様に良きミックスライフがあらんことを!

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