
片桐誠仁(じょーじ)です。
今回はブースターパック「傷物語」で強化された物語シリーズから、「阿良々木」デッキの紹介となります。
新弾の追加で大幅に強化されたデッキは「キスショット(赤)」「キスショット(青)」「羽川」「阿良々木」の4種類ですが、「阿良々木」デッキは、過去の物語シリーズのカードの面白さと、傷物語で追加された理不尽なまでの攻撃力の高さの両方を楽しむことができるので使っていて飽きないデッキです!
では、まずはデッキリストからどうぞ。
デッキレシピ
デッキコンセプト
退場しても復活する能力を持つ、各種「阿良々木 暦」を場に並べてアプローチし、ポイントを与えるごとに捨て札から場に出てくる<06-060 阿良々木 暦>の能力と組み合わせ、妨害で退場したら復活、ポイントを与えたら06-060 阿良々木 暦が復活......という状況を作ることでたくさんアプローチするデッキです。注目カード
一手間必要ですが、1ターンに複数回、アプローチや妨害をすることが可能です。
攻めでも守りでも重宝するキャラです。
このキャラがアプローチした後、自由登場などでこのキャラを潰して捨て札に戻すことで、再度場に出る能力を使うことができます。
これを使った後でも、自分は普通にイベントカードを使えるのがかなり理不尽で、大抵のデッキはこのカードと<蝸牛>を組み合わせれば倒し切ることが可能です。
本来なら4枚入れるべき性能のカードですが、イベント割り込みに弱い+ソースが低いため、<お化け屋敷>でサーチ可能な<06-014 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード>と合計4枚体制にしています。
「デッキの中から好きなカードを捨て札にした後、捨て札からキャラを1枚手札に加え、ターン終了時1枚引く。」というとっても強い効果が使えます。
つまりはデッキ内の好きなキャラを手札に加えつつ、手札も増やすことができるわけですね。
通常のデッキでは、火憐+<歯磨き>+暦のカード3種類を序盤から揃えるのは難しいのですが、このデッキは<僕の自慢の妹達>によって<03-085 阿良々木 火憐>にアクセスしやすく、「阿良々木暦」ネームも出しやすいので、歯磨き+火憐のコンボが序盤から成立しやすいのが強みです。
なるべく早い段階でのコンボ成立を目指したいですね。
強いアタッカーを止めたり、相手の手札に同一カードがある自由登場キャラで妨害させないようにしたり、単純にアプローチ数と妨害数の引き算をする時に使ったりと、ほぼ全てのタイミングで強力なカードです。
このカードを対策できる能力を持つカードも少ないので、基本的には負けそうな場面を凌ぐために使う防御用カードとして持っておき、決め切れるタイミングでは思い切って使いましょう。
マリガン基準+序盤に目指す動き
<06-037 羽川 翼><06-067 阿良々木 暦>
<僕の自慢の妹達>
<歯磨き>
<06-002 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード>
これら5枚が重要カードとなります。
初手にこれら全てが揃うことは少ないですが、
もし、上4枚がすべて初手にあった場合、以下のような動きを目指します。

- <06-037 羽川 翼>を登場させて<06-062 阿良々木 暦>と<06-072 阿良々木 暦>を手札に加える。
- 加えた2枚をコストにして<06-067 阿良々木 暦>と<僕の自慢の妹達>を能力を使う。
- <03-085 阿良々木 火憐>を登場させる。
- <歯磨き>を使い、山札から<06-059 阿良々木 暦>と<06-065 阿良々木 暦>を捨て札にし、06-059 阿良々木 暦を手札に加える。
- 06-059 阿良々木 暦を登場させ、捨て札から06-062 阿良々木 暦と06-065 阿良々木 暦を場に出す。
- アプローチフェイズ開始時、06-072 阿良々木 暦が場に出る。
攻め方
上で紹介したような動きに加えて、- 山札から<06-060 阿良々木 暦>を捨て札にする。
- <06-002 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード>出す。
- 2回目の<06-037 羽川 翼>で自由登場持ちのキャラを2枚手札に加える。
- <私の秘密>で相手の妨害を封じる。
相手にポイントを与えたら、捨て札から<06-060 阿良々木 暦>が場に出るので、場に出た06-060 阿良々木 暦で追撃しましょう。
追撃し終わった06-060 阿良々木 暦は自由登場などで押しつぶして捨て札に戻してあげると、また他の「暦」がポイントを与えた時に捨て札から場に出ることができるので、さらにアプローチ回数を増やすことができます!
1ターンに7ポイント与えきることを目指しましょう。
まとめ
紹介は以上となります!今回紹介したデッキは2~3ターン目に一気に7ポイント与えよう!というようなデッキでしたが、「阿良々木」軸のデッキは、様々な構築をすることができます。
もっと攻めに寄せても、守りに寄せても、あるいは過去のカードをさらに生かすようなデッキにしても強力なデッキになります。
実際にデッキを使っている時よりもデッキを考えている時のほうが楽しかったとすら思うような、とても弄り甲斐のあるデッキですので、皆さんもぜひぜひ試してみてくださいね!
ではでは、また次回に。