大食漢と羊飼い
とうとう気付けば12月。
今年ももう終わりが目の前までやってきてしまいましたね。
気温も随分と下がり、そろそろ炬燵を出すかぁと思い始めている今日この頃です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は知人達の話題に着いていく為にアイドルVtuber的な人達の配信を観始めたところ、思いの外面白い配信をやってくれていることが多く、時間を吸われてしまっています。
他のTCGにはVの者が参戦しているものもあるようですが、プレメモにも参戦してくれないかなぁ...などと思いながら配信を見つつ、ミックスのデッキを詰めるのが最近の日課となっております。
さて、そんなこんなで今回の記事の内容は、前回の記事で言った通り、私が気に入っているネタデッキの紹介になります!
ミックスには多くの醍醐味がありますが、その中でも私にとって1番重要で面白いものがネタデッキになります。
他のTCGではたまに勝てればラッキー程度の事が多いネタデッキを、ミックスでは一線級で戦えるレベルまで詰める事が出来るというのは、とても面白い部分であると私は思います。
この記事を読んで興味を持ってくださった方は、ぜひ取り敢えずネタデッキを考えてみてくれると嬉しいです!
では改めて今回も。
くろです、よろしくお願いします。
デッキ概要、の前に
デッキ紹介と言いましたが、今回はデッキレシピの公開は敢えて無しにしてみようかと思います。理由としては「自分でデッキを作ってみて欲しいから」というものです。
ネタデッキという性質上、レシピを公開し、コピーして回して貰ったとすると、それだけでも概ね楽しいデッキになっており、そこで終わってしまうのではないかと危惧しました。
出来ることなら自分でデッキを作る楽しさを味わって貰いたいですし、もっと言うなら対人戦をやりたいと思って貰いたいですし、更にもっと他のデッキを自分で作ってみたいと思って貰える記事をと考えたとき、ネタデッキに関してはレシピを丸々載せてしまうと良くないのではないか?と考えました。 ですので今回はレシピの掲載は無しです、すみません!
デッキ概要
さて、今年は沢山の尋常でない効果を持ったカードが出ましたね。私の記事でも新弾紹介等で強いカードの紹介はさせてもらったと思います。
かしもし1枚だけを、今年発売された多くのトンデモカードの中から挙げるとすると、恐らくミックスを普段からやっている人は口を揃えて、あるカードを挙げるのではないでしょうか。
そう、あの名前を。
ミックスはドローカードをひたすらに使い続けるレギュレーションと言っても過言ではなく、取り敢えずデッキに積んでおくだけで大活躍出来てしまうカードと言えます。
しかし、このカードの不味い点はこの効果の書き方にあります。
「相手がカードの効果で引いた枚数」とこのカードには書かれています。
裏を返せば「相手が相手のカードの効果で引いた枚数」とは書かれていません。
つまり、こちらのカードの効果で相手に強制的に引かせた枚数もカウントされる、という事です。
さーて、遊ぶぞー!!!
取り敢えず、使い勝手が良く、私が昔から相手のデッキを削って勝つデッキを使っていた際に採用していた相手に引かせるカードとしては、<夏奈>、<ファンレター>あたりが挙げられます。
手札を減らさずに相手に引かせられるカードとしては極めて優秀ですが、これだけでは物足りない気もします。
ということで滅多に採用することは無いのですが、たまに使ってみたくなっていたこんなカードも採用してしまいましょう。
......まだ物足りませんね。もっと一気にドバッと引きたいところです。
そんな訳で少し過去のカードをさらって見直してみました。
すると、こんなカードも見つかりました。
つまりこれで、先程の状況からこの羊飼くんでアプローチすれば、なんと24枚ものカードを引かせたことになります!
これは相手の手札が元から7枚ある想定での話でしたが、例えば相手が3枚しか持っていなかったとしても、夏奈ファンレター羊飼くんカードゲームで、16枚引かせされる計算になります。
ま、まぁこのくらい引かせてくれるんなら及第点かな(隠し切れない笑み)
さて、とは言えカードゲームと羊飼くんを使う為にアプローチフェイズに入ってしまった以上は、<五月>を使う為には追加のメインフェイズに入るしかありません。
追加のメインフェイズに入る方法はミックスであれば多くあるので割愛します。
そんなこんなで相手に大量にドローさせて入った追加のメインフェイズです。
ここはもうウッキウキで五月を出してとんでもないドローをかましてやりましょう。
貴方の手札は溢れかえること間違い無し、ですね!
では、ここからどうするか、というお話になります。
潤沢な手札があるのですから、後はもうお好きに暴れて下さいとぶん投げてしまってもいいのですが、流石にそれで終わってしまうと味気なさ過ぎるので、お勧めのカードを紹介させて頂きます。
それは、実ははるか昔から存在だけはしていたもののなかなか使う事が難しかったこのカードです。
出た当時には高コストのカードが少なく、またデッキトップを調整するカードも多くは無く使う事が難しいカードでした。
しかし今はなんと10コストという、とてつもなく大きな値のコストを持つカードが出ています。
<巨大アレクシス・ケリヴ>と<あかり>ですね。
このどちらかを自分のデッキトップに置き、相手のデッキトップに2コスト以上のカードを置くだけで、今ではブラックホール社を成功させる事が出来ます。
相手のデッキトップを調整する方法としては、相手の場のカードをデッキトップに置くカードが何種類もあるので、その中からお好みのカードを使って貰えればいいと思います。
また、相手が<朱乃>等で折角デッキトップに置いたカードを引いてしまう事が考えられますが、それは<この辺りのカード>で対策するのがお勧めです。
このようにして、自分と相手のデッキトップを調整し、社を出してブラックホールを決めたとしても、またまだ手札が余っていると思われますので、後はそれこそお好きにどうぞ、という感じです。
自分だけ盤面を並べてもよし、相手の邪魔をする状況を整えてもよし。
とにかく自分が楽しめる展開に一方的に持ち込んでしまいましょう。
昔からずっと使いたかったブラックホールをこんなに簡単に使った上で、手札にまだ余裕がある状況を作れるなんて、なんとも楽しい時代になりましたねぇ。
おぉ、こわいこわい。
本当に恐ろしいですねぇ。
ではそんな感じで、<五月>で大量ドローしてからめちゃくちゃするデッキでした!
皆さんも是非、楽しいネタデッキライフを!
???
おっと1つ言い忘れてました!社で盤面が一掃されたということは、つまり自分の<五月>も場から消えたということです。
ミックスにおいて同じカードのプレイは同じターンに1回までなので、手札からプレイしてもう1回登場!というのは出来ません。
しかし、同じカードの登場は1回までというルールはありませんね?
つまり、捨て札にある五月を<こう>して、<こう>すれば...??
もしくは捨て札にある五月を何かでデッキ下に置いて、<こう>すれば...??
後は、貴方の発想次第です。
最後に
というわけでパワーカードと珍しいカードをふんだんにつかったネタデッキでした!とにかくデッキがどんどん無くなるので、デッキ全回復のデッキを同じターンの間に2、3種類使う事になるくらいドローする事が出来ると思います。
コンボパーツとデッキを掘る為のカード、デッキ回復札に、コンボを決めた後の自分のやりたい事をするカードと、構築は難しいかもしれませんが面白いデッキなのではないでしょうか?
これを読んでワクワクして頂けていたら幸いです。
では今回はこのくらいで。
お読み頂きありがとうございました!
そして最後にミックス勢みんなで!
「「「<五月>! 禁止! はよ!!!」」」