【8ページ目】くろ | プレシャスメモリーズ | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【8ページ目】くろ | プレシャスメモリーズ

プレシャスメモリーズ 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、プレシャスメモリーズに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@プレシャスメモリーズ担当アカウント@yuyutei_pm_s 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

くろ アーカイブ

タイトル一覧へ ≫

【くろ】ミックスのすゝめ その壱

    posted

    by くろ

    20201029_225180.jpg
    ミックスのすゝめ その壱
    どうもこんにちは!
    日に日に寒くなって来て、風邪をひいてしまわないか心配な季節になってきましたね。
    皆さんは体調管理、ちゃんと出来ていますか?
    何事も身体は資本。プレメモを遊ぶ為にも身体の調子は整えなければなりません!
    しっかり栄養を摂って、睡眠時間を確保して、ある程度の運動をして、体調を管理していきましょう!

    ちなみに私は全くもって管理出来ていませんしていません。
    だってミルクティーと美味しい料理の誘惑には勝てないんだもの......。
    ミックスのレシピ考えてたら気が付いたら朝なんていうことはよくある事だし......しかたないね!

    ではそろそろプレメモのお話に入りましょう!
    くろです、よろしくおねがいします。

    今回のお話
    今回の記事の内容は、「ミックスってそもそもどんなレギュレーションなんじゃ??」という疑問にお答えするものとなっております。

    私がプレメモを始めた頃はミックスレギュレーションの大会にも人は多く参加しており、それなりに認知度が高かったり、ハードルが低かったりで遊んでいる人が少なからず居たという印象があります。
    しかしここ数年では申し込みだけで参加できる全国大会でさえ、20人前後しか集まっていないのが現実です。

    この過疎の理由の1つとして、ミックスレギュレーションについての知識が今では殆ど周知されていない、という事が挙げられるのではないでしょうか。

    確かに本腰を入れてミックスレギュレーションを遊んでいる人が少ないのですから、普段ミックスをやってない人が遊んでみようと思っても、情報を得る事は難しいのかもしれません。

    公式サイトを見ればルールや禁止制限等について載っていますし、過去の大会のデッキレシピもあるわけですが、難解だと言われてしまえば確かにその通りだと私も思ってしまいます。
    遊びであるのにこのように低くないハードルが存在してしまうのであれば、そりゃあ確かにプレイ人口も減るのも致し方無しと言えるでしょう。

    そこで!
    今回はミックスレギュレーションの概要やシングルレギュレーションとの違いをまとめ、少しでもミックスの事を知って貰えればと思います!

    ルールのあれこれ
    まずはルール関連についてお話したいと思います。
    シングルレギュレーションとのルール関連で違う点は、「同じカードを1ターンに1度までしかプレイ出来ない」という事です。
    シングルでよく連打するサーチイベントやドローイベントなども、ミックスでは連打出来ないという事ですね。

    この為、デッキ構築をする際に「取り敢えず4投」というのが致命的な欠陥になり得るのがミックスレギュレーションです。
    この点は恐らくシングルレギュレーションと感覚が大きく異なるので、慣れが必要なポイントだと思われます。

    また、ルールが違うというわけではなく、シングルでも同じルールではありますが、シングルでは気にする事が殆ど無いルールも存在します。
    それは「カードをプレイする際にはコストに同作品または同色を含む必要がある」というものです。

    これが実際にミックスで遊ぶ時に1番躓くポイントなんじゃないかと思います。

    シングルであれば同じ作品のみで組んでいる以上、まず気にすることが無いルールですので、混乱してしまいやすいかもしれません。
    ですからミックスをこれからやってみようという方は、使う色の少ないデッキを組んでみる事をお勧めします。
    1色だとこのコストの払い方のルールが身に付きにくいかもしれないので、2色くらいが丁度いいかもしれません。

    あとは最後にデッキ構築に関するルールとして、言うまでもないことではありますが、全ての作品のカード使用できるのがミックスレギュレーションです。

    稀に小説特典や映画特典として配布されるプロモーションカード等も含めて、公式に販売配布された全てのカードが使用可能です。

    あらゆるカードを使えるなんて......夢が膨らみますよねぇ......うへへ。

    特典で思い出しましたが、実は私はBlu-ray特典のこの知弦さんを主軸にしたミックスを考えたりなんかもした事があります。

    20201029.jpg


    どうにかしてこのカードをミックスで輝かせられないかと考えて、このカードを強化しまくってどうにか7点入れ切るワンキルや、ポイントに4枚置いて表にし続けて、(気分的に)優勝するデッキを作った覚えがあります。

    ......改めて見るとほんと良いなぁこのカードのイラスト。美しすぎやぁしませんか??
    でもなんでバニラなの??


    さて、少し話が逸れてしまった気がしますが、ルール関連についてはこのくらいです。
    実は、このくらいの差でしかないのです。
    まとめるとこうですね。
    1. 全ての作品のカードが使える。
    2. 同じカードはターン1。
    3. プレイ時、コストには同作品か同色を含まなきゃいけない。
    ってところです。
    これ以外にも禁止制限カードの違いがありますが、その話題はまた別の機会にお話出来ればと思います。

    こう見ると、ルールの文章だけを見るとそれほどシングルと変わりない事がお分かり頂けたでしょうか?

    実際、シングルで使っているデッキをそのままミックスで使えるケースも多く、ミックスレギュレーションを楽しむ分にはそれほど気にしなきゃいけない事は多くないんじゃないかと思います。

    最も、競技として勝つ為に楽しもうと思ったら、その限りではないわけですが...。

    -デッキ構築、実際のプレイのあれこれ-
    続いて構築やプレイング関連のシングルとの差異についてお話していきたいと思います。

    まずデッキ構築について。
    先ほどもお話しましたが、ミックスレギュレーションでは当然全ての作品のカードを使う事が可能です。
    しかし一方で「同じカードはターン1」という縛りがあり、「プレイ時のコストに同作品又は同色を含む必要がある」という基本ルールがある以上、シングルとはデッキ構築時の考え方は恐らく異なります。

    まずやはりデッキのコンセプトと回し方に関わるものとして、同じカードはターン1というルールは常に考慮しなければならない点と言えます。

    同じサーチイベントを複数枚積んで初手に全て来てしまった時の「違う、そうじゃない」感は、長くてやっている私でも未だに計り知れないものがあります。
    御坂ミックスを使っていて、レールガン初弾タイイベが初手に4枚来たときの、あの切なさといったら......。

    とは言え当然、中には複数枚積まざるを得ないカードも当然あるわけです。
    このカードは複数枚積まざるを得ない、このカードは複数枚積みたいけど手札で被ったら困る、このカードは複数枚積んだら強いけどなぁ...など、ひたすらに悩まされる事も多々あります。

    そういう時こそ、ミックスの良いところである全カードが使えるという利点を最大限活用しましょう。

    ミックスでは何度も言うように、全カードが使えます。
    つまり、全てのサーチカード、ドローカードが使える訳です。

    であるなら!デッキなんか1周してしまえばいいのです!

    デッキを1周するということは全てのカードに触れるのだから、極端な話、全てのカードを1枚にしたとしても、全てのカードを使う事が可能なわけです。
    実際には複数枚積まざるを得ないカードはあるでしょうし、複数枚積む価値のあるカードも多い為、そうなる事は少ないですが、デッキを一周するからカードの採用枚数は最低限でいい、という考え方はできるに越した事はないと思います。

    実際私の前回の全国大会のレシピはそういうコンセプトの元に作ったものです。

    1ターン目にデッキを1周するところまでは難しいですが、2ー3ターン目までに盤面を整える事によって、毎ターンデッキを一周した上でデッキ全回復を出来るようにしてありました。
    それによって毎ターン、デッキに採用している、その時々に使いたいカードを使いたい時に使えた為、多くのデッキ相手に幅広く対処が取れるというものになっています。

    恐らくこの、デッキは1周以上するものというところが、シングルとはデッキ構築において差異が大きい点だと思います。
    無理矢理シングルで例えるなら、SHIROBAKOや歯磨き採用型物語を更に激しくしたものが、ミックスの基本の一つ、と言ったところでしょうか。

    同じカードはターン1、コストに同色同作品必須というルールを踏まえた上で、しっかりと理屈を詰めて構築する事で、どんな事でも出来るのがミックスだということです。

    私がミックスの話を人とする際によく言う事として「ミックスに引きは関係無く、負けた理由も勝った理由も全て自分の要因」というものがありますが、これもこの辺りの事柄が理由です。
    デッキを簡単に1周させられるカードプールがあるのだから、事故が起こったのは構築が良くなかったor事故を覚悟して構築したのだから自分の責任、という考え方です。

    カードゲームというのはそもそもある程度の運が絡むゲームだと思います。
    その運の上振れ下振れも楽しめるポイントの1つではありますが、私は運に左右されにくいゲーム性が好きで、色々なものを探して辿り着いたのがプレメモのミックスレギュレーションでした。
    様々なデッキや構築論が存在している中で、自分の努力次第で運に左右されないデッキが組める、というのが私が魅力を感じたポイントです。

    出来る限り運に左右されない試合をしたい方なんかは心惹かれたんじゃないでしょうか?
    そういう方は恐らく特にミックスを楽しめるプレイヤーだと思います。
    どうですか? ミックス、楽しいですよ??


    次に、ミックスにおけるプレイングについてのお話をしたいと思います。

    とは言え、正直なところこれはもう殆ど使うデッキ次第な部分があり、あまり紹介できる事はないのですが......。

    それでもシングルとミックスを見比べていたり、普段シングルを多くやっている人がミックスをやった時のプレイングを見ていて思う事が無くはないので、それについて少しだけ触れてみたいと思います。

    それは大雑把に言えば「雑魚パンチ」です。

    特にアタッカーでもないし強くもないキャラでアプローチする等の事ですね。
    ここ最近で代表的な例としては<美紀>でアプローチする事なんかは、私としては基本プレイングの1つだと考えています。

    この美紀は相手のアプローチ数を制限しつつ手札入れ替えをするという凶悪なカードです。
    一方でアタッカー性能は低く、パワーも低いです。

    つまり、アプローチして妨害された場合、大抵退場することが出来るのです。

    このカードを1番上手く使う方法は毎ターン登場させる事だと思っています。
    手札1枚消費で手札の質を上げつつ相手のアプローチ数を制限できる為、相手のデッキ次第ではこれを毎ターン出せる状況を作るだけで詰ませる事もあります。

    相手としてはこのカードを毎ターン出される事は辛い事であり、このカードの登場を邪魔できるならしたいものです。
    そう考えた場合、美紀が殴ってきたのであれば妨害するのではなく通してポイントで受ける事で、美紀を盤面に残させる事が出来る為、次のターンに美紀が出される可能性を下げられるor出す為に大きな労力を払わせられる、という考え方が出て来るわけです。

    美紀でアプローチした側としては、何のアタッカー性能もないカードでポイントを通せたor妨害される事で退場出来た為次のターンに登場させる事が容易、になったわけです。
    また、ここで相手が妨害したかしないかによって何を嫌がっているのかがわかり、場合や状況によっては手札の内容まで予測する事が出来る、という情報アドまで稼ぐ事が可能です。

    アプローチすることに関してなんの効果も持たないこのカードで、ここまでの思考やプレイングのやり取りが発生する。ミックスにおいてこの手の状況はよく発生し得るものです。
    シングルだと最近では特に豪快なカードが多く、強い効果を通し続ける事が最も効率の良い勝つ為の道である事が多いように感じますが、ミックスでは必ずしもそうではないケースがあり、そういった場面での小さなプレイングの積み重ねによるアドバンテージが重要になるものだと思います。

    このように、ぱっと見ディスアドや意味の無い行動に見えるものが、大きなアドバンテージになり得るというのは、ミックスの特徴の1つなんじゃないかと私は考えています。
    「肉を切らせて骨を断つ」という諺がありますが、ミックスでは更に「骨を断たせて臓を抉る」くらいの気概でもいいのではないか、そう思います。
    6点貰おうがデッキが1枚になろうが、メインエリアに穴が開こうが手札が減ろうが、先に勝利条件を満たしさえすればいいのです。

    状況をよく見て、ディスアドを強いられてでも相手の予想外の行動をして油断させて、予想外のカードで首の皮1枚繋いでギリギリで勝ちに行く。
    そんなスリルのある試合をしてみたくはありませんか?
    多くのカードが使えるミックスでは、そういう試合はよくあります、楽しいですよ??

    -そもそも何が楽しいの?
    続いてそもそもミックスの何が楽しいんだ?という話をささて頂きます。

    端的に言えば「めちゃくちゃできる・なんでもできる」に尽きます。

    先程言ったようにミックスは多くのサーチカードやドローカードを用いて、デッキを簡単に1周することが出来ます。
    そのため、他のカードゲームでいうところのネタデッキ、決まれば強いデッキというものが、ミックスでは決める事が簡単に出来ます。
    言わばロマンデッキが環境トップデッキになり得るのです。
    これはシングルとミックスの差異に留まらず、他のカードゲームと比較してもあまり見られない光景なのではないでしょうか。

    自分で考えた変なコンボが決まって勝ったときの快感といったらもう......意識吹き飛びそうなくらい気持ちいいです、本当に。

    また、他に面白い点として、シングルではとてもじゃないけど使えないキャラクターを使ってちゃんと勝てるデッキが組めるという点も、キャラゲーとしては良いところなのだと思います。

    私は知弦さんと羽川さんが好きなキャラクターなのですが、残念ながらどちらもシングルではそれほど強くはありませんでした(羽川さんは強かった時期もありますが)。
    しかしミックスでならその2人も上手く使いこなした上で勝ち得るデッキが組めるのです!

    好きなキャラで入賞したいそこのあなた。
    ミックスをやって好きなキャラに栄冠を捧げてみませんか??

    -ミックスで輝くカード-
    シングルで強いカードというのは大抵はミックスでも強いカードです。
    しかし、シングルでは全くといっていいほど注目されていない、なんなら忘れ去られているにも関わらず、ミックスではとんでもなく強いというカードも中には存在します。

    最後にそういったカードを何枚か紹介したいと思います!

    アルテミス
    もう既に以前の記事でご紹介させて頂きました!アルテミスです!

    正直私はこのカード、ぶっ壊れにも程があると感じています!
    プレシャスメモリーズには「妨害された場合ー」というテキストが多く存在しています。
    中には<こんな恐ろしいカード>もあります。
    にも関わらず簡単に妨害強要が出来てしまうこのカードは、シングルでこそ活躍の場が少ないものの、ミックスでは常に意識しなければならない要注意カードの内の1枚なのではないでしょうか。

    緑EX場出しアカネ
    なんとこのカード、場出し出来るカードに作品指定がありません。
    いやぁ...もう......遊び放題ですねぇ......。

    クリスマスプレゼント
    10162.jpg
    捨て札にあるキャラをサポートエリアに場出し出来るカードです。
    こちらも作品指定等無く、またコストの制限も無く、なんでも出せるので非常に使い勝手のいい1枚となっております。
    俺ガイルのカードなのですが、シングルではサポートエリアに出したいキャラが少ないのか、あまり見ない印象です。
    今ではサポートエリアからメインエリアに上げるカードも増えて来たので、アタッカー展開の為にも使いやすくなってきたのではないでしょうか。

    ま、上位互換が俺好きから出てしまったわけですが。
    10001.jpg
    まさか、クリプレよりも簡単で強いカードが出るとは思わなかったよね......(遠い目)

    両方強いので両方採用してしまえばいいと思います(思考放棄)

    ミックスのタイイベ
    10141.jpg
    身内でミックスのタイイベと呼んでいるトンデモカードです。

    シンプルに1アドを取っていくカードであるわけですが、それ以上に面倒な色や作品、またコンビのカードまで簡単に出すことが出来るという点で非常に優れた1枚となっています。
    なので、初心者の人にもお勧めのカードですね。

    基本的に私はミックスにおいては同じカードを4積む事は少ないのですが、このカードについては文句なく4積めるカードだと思っています。
    このカードが初手に4枚きて大事故が起きる可能性を考慮した上で、それでも採用するメリットの方が遥かに大きいと感じざるを得ない使いやすさがこのカードにはあります。

    デッキを考えるとついつい4枚積んでいて、後から「いやこのデッキには必要ないやん!なんで入れたんや!」となる事もしばしばあるほど、癖になってしまう強さです。
    その為ミックスのタイイベ以外にも、ギリ合法ドラッグなんて呼んでる人がいます。まぁ私ですが。
    使う際には使用上の注意をよく読み用法容量を守って正しくプレイして相手に勝ちましょう。

    ゆゆゆというレベルアップが主軸の作品である為、別名称のキャラが多く入っていないデッキが多くてシングルでは使われていないようですが、ミックスにおいては無類の汎用さを持ったカードです。
    取り敢えずミックスに興味がある方は4枚、いや8枚、いやいやいっそ20枚くらい持っておきましょう。どうせすぐ足りなくなりますから。

    -最後に-
    今回はミックスのシングルとの差異について、大雑把ではありましたがご紹介させて頂きました。

    ルールの違いは実はそれほど多くないのですが、僅かな違いで大きな差が生まれており、プレシャスメモリーズという同じカードを使っているにも関わらず、シングルとは全く違ったゲーム性を楽しんでもらえるのがミックスレギュレーションだと思います。

    と言うより、シングルとは違ったゲーム性になり得るレギュレーション、と言った方が近いのですかね?
    あくまでカードプールが広いということでやれる事が極めて多いというだけであって、シングルと明確な差異があるというのとも違うわけで......。
    かと言ってシンプルにシングルに追加要素があるといったレギュレーションであるわけでもなく......。

    難しいですね。
    これをしっかり文章化しようとすると、シングルとミックスの両方をやり込む必要がありそうです。

    なんにせよ、私がお伝えしたい事はミックス楽しいよ、その一言で全てです。

    ちょっとでも興味がある方は、シングルのデッキにミックスの汎用パーツを差すだけでもいいですし、どこかでレシピを拾ってきてコピーするのも勿論いいと思いますし、是非取り敢えずデッキを組んで回してみて下さい!


    では今回はこれくらいで!
    お読み頂きありがとうございました!

【くろ】とある物語の特筆目録

    posted

    by くろ

    20201012225180.jpg
    とある物語の特筆目録
    どうも!皆様いかがお過ごしでしょうか!
    私は最近、知り合いに勧められて触れた「ぐらんぶる」という作品のせいで、ダイビングしたい衝動に駆られる日々を過ごしています。
    そもそもダイビングはライセンスを持っている程度には多少の経験はあったので、ダイビングを扱った作品に触れる事で久々に海に潜りたい衝動が刺激されています。
    なのにこれからの海は冷たくて、ダイビングは出来はするけど厳しい季節......。
    この衝動は来年まで我慢する事になりそうです。
    今年はただでさえコロナで我慢が多い年でしたが、来年はその色々な我慢を発散できる年になることを願うばかりですね!

    さて、それはともかくプレメモのお話に入ります!
    ではあらためて。
    くろです。よろしくおねがいします。


    今回は少し前に発売されたとあるのスリーブと、もう少しで発売される傷物語の、ミックスでの注目カードをご紹介していく内容となっております。
    カードの紹介そのものよりも、新しく公開されたカードをミックスプレイヤーはどんな風に見て何を考えているのか?みたいなところに注目してお読み頂けると面白いかもしれません。

    ではまず傷物語の方から!

    ー傷物語ー
    ◆バウンス羽川さん
    SR 羽川 翼
    コスト5 ソース:3 色:青 50/50
    このカードが登場した場合、以下から1つ選択する。メインエリアにいる自分のキャラがメインエリアにいる相手のキャラより2枚以上少ない状態で登場した場合、2つまで選択する。「カードを2枚引く。」「メインエリアにいる相手のキャラ1枚を手札に移す。」
    まず羽川さんだから可愛くて綺麗ですね、実に良き。
    テキストはデッキを掘る役割とバウンスする役割を兼ね備えた、なかなかのパワーカードと言える1枚だと言えるでしょう。そして可憐です、実に良き。

    今までに出たバウンスは、休息状態のキャラしかバウンス出来ない等、対象にできるキャラに制限があることが多かったわけですが、このカードは対象に出来るキャラに条件が無いという利点がある代わりに、ドローしつつバウンスする為には相手よりもメインエリアのキャラが2枚以上少なくないといけないという、今までにあまり見ない条件を持っています。
    この条件を重いと見るか軽いと見るかはデッキ次第であり、構築とプレイングの腕が試されるカードなのかな?と思いました。あと羽川さん麗しいです、実に良き。

    しかし正直なところ、ミックスにおいてバウンスというのはそれ程強くないと私は思っています。
    如何せんミックスでは除去が激しく、特に今の環境では1ターンでメインエリアのキャラ全てを焼き払われるくらいは普通の光景だと思うべきというレベルなので、バウンスくらいならむしろ優しさを感じてしまうと言っても過言ではありません。
    その為バウンス単体ではやはりそれ程強くない、または役割を持てない事が多いと思われます。

    しかしそれはあくまで単体でのお話。
    単体で弱いなら組み合わせてしまえばいいじゃない!!
    具体的にはバウンス効果を使い倒して全バウンスからの全ハンデスを決めてやればいいじゃない!!

    先程言ったように、近頃ではバウンス効果を持ったカードの数が増えてきました。

    古いカードなら<亡霊>なんかが使いやすいですし、新しめのカードだと<有原>なんかも強いバウンスと言えると思います。

    亡霊 有原


    当然、出た頃に猛威を振るった<黒桐コンビ>なんかも優秀過ぎるバウンスであることを忘れてはいけません。
    あとは<青子>互換も今では数種類あり、これも相手を休息にしてしまえばいいだけなのでお手軽なバウンス手段と言えます。羽川さんでも青子互換が出たのがグッドですね、良きです。


    黒桐コンビ


    この通り多くのバウンスを駆使して相手のメインエリアのキャラ全てをバウンスし、そしてみんな大好き<かりなちゃん>で全ハンデス!

    かりなちゃん


    手札消費こそ多いですが、バウンスを活かすという意味でもかりなを活かす意味でも、面白いデッキだと思います。

    ......え?かりなを通す方法?
    かりなに限らず、キャラ1枚を妨害不可状態にするなら多分<これ>と<これ>が1番早いと思います。

    そんな訳で強さと弱さも、使いやすさと使いづらさも併せ持ち、使い手次第と言えるのがこの羽川さんだと思われます。
    あと傷物語の羽川さんということで特に艶やかですね、実に良き。

    ◆キスショット
    N キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード
    コスト4 ソース:0 色:青 60/60
    〔EXカード〕このカードが妨害された場合、このターン、メインエリアにいる相手の全てのキャラは使用コスト-4を得る。
    妨害されるとそのターン中相手のメインエリアのキャラ全てのコストが4も下がるという、なかなかにビックリな効果を持っています。
    「このターン」である為、後から出て来た自由登場等のコストも下がっているというのが強みの1つですね。
    同作品に収録されている0アクティブ除去のキスショットや<エロマンガ先生タイイベ>などとの相性が良いように思われます。

    また、このカードは天然を持っていませんが、やはりこれだけのコストを下げるカードであれば天然デッキにおいても期待が出来るカードである可能性を秘めているのではないでしょうか。
    前記事で紹介した<アルテミス>や、<フェイリス>などといったカードで妨害を強要し、並べておいた天然で殴りたくる!というデッキは割と簡単に組めそうな気がします。

    ◆忍野メメ
    R 忍野 メメ
    コスト4 ソース:3 色:緑
    このカードが登場した場合、自分のポイント置き場にあるカードを2枚まで手札に移す。その場合、手札に移したカード1枚につき、デッキの上のカード1枚を自分のポイント置き場に表向きで置く。[アプローチ/自分]:《休》このターンの間に場に出た相手のキャラ1枚は、ターン終了時まで妨害に参加できない。
    石上くん>の互換ですね。シンプルに強く、また登場時に即時1アドが取れます。

    石上くん


    単体で強いのは勿論ですが、やはり互換が出てしまったこと、つまり石上くんとこのカードが両方場に出ているという状況が有り得るようになってしまうというのが、なかなかにえげつないなーと思います。

    どちらか1枚を出されただけなら、自由登場を2枚持っておき、弱い方の自由登場を先に出して効果を使わせて、その後に本命の自由登場を出しそちらで妨害するというプレイングが出来た為まだなんとかなっていましたが、2種類出てしまったとなると自由登場を3枚抱えなければいけなくなり、そのようなプレイングをするのは手間とリターンが見合わない事が多いと思われるので、自由登場で守る事そのものを諦めざるを得ない状況にされてしまいます。

    登場時効果が強い事もあって2種類両方を出されてしまうのはデッキ構築段階で想定せざるを得ないので、これからのミックスでは自由登場で妨害出来るというのは甘い考えかもしれません。
    そういう意味では環境に大きく影響を与えるカードと言えるでしょう。

    ◆ポイント回復羽川
    R 羽川 翼
    コスト3 ソース:3 色:青 50/60
    このカードは、自分のターンの間、手札1枚につき+10/+10を得る。このカードがポイントを与えた場合、自分のポイント置き場にあるカード1枚を手札に移す。
    自身の効果で高いAP/DPでアプローチ出来るため、突破をつけることで簡単にポイント回復の方の効果も使う事が出来そうです。あと笑顔が眩しい、実に良き。

    ガルパンの島田愛里寿と合わせて、羽川さんが通したら自身の効果で1点回復、愛里寿が通したら手札から<コンビ>が出て来て1点回復という、ひたすら殴りながらポイントを回復していくといったデッキが面白そうだなと感じました。愛里寿と一緒に闘う羽川さん、凛々し過ぎでは...?実に良き。

    ◆2アド羽川さん
    SR 羽川 翼
    コスト2 ソース:3 色:青
    このカードが登場した場合、EXデッキから『傷物語』のカードを2枚まで抜き出し、手札に移す。[アプローチ/両方]:《休》このカードを捨て札にする。その場合、カードを2枚引く。このテキストは、このターン、キャラが退場している場合にのみ使用できる。
    最近ではもうすっかりお馴染みになった、2アドを取っていくカードですね。傷物語では羽川さんがこの効果持ちに選ばれました。流石羽川さん、かっこいいね。実に良き。

    効果としては登場時にEX2枚を手札に加えて、アプローチ両方でキャラが退場したら2枚引けるというもので、正直なところ「弱くね?」というのが第一印象でした。
    何故かというと、今の環境でキャラが1枚でも退場する事があると思うな、という認識が私の中にはあるからです。

    最近では妨害されない効果を持ったカードが多く出て来ました。
    その為、効率のいい点を通す方法は、やはり妨害不可のカードを並べてアプローチする事であり、守りはその妨害不可のキャラ達で妨害する訳にいかないので、美紀であったりグレるであったりで、盤面を使わずにポイントを抑えるというのが主流であると考えています。

    また、妨害不可を使わない系統のデッキであれば、豊富な除去手段を尽くして相手のキャラを一掃することで、そもそも妨害出来るキャラがいない状況を作り出し点を通す方が、それ以外の方法より簡単である事が多いです。

    そう考えると、キャラが退場できると考えてデッキを組む事はあまり得策でないと言えるでしょう。

    となればやはりこのカードは少なくともミックスにおいては強くない......と思っていたのですが、傷物語のEXが強いという事がこのカードの価値を高めていました。

    なんと!傷物語のEXにはフレンダもどきがいるのです!

    フレンダ>のミックスにおいての強さは言うまでもありません。鬼です。悪魔です。

    フレンダもどきが焼けるのは0コストと、フレンダに比べると劣りますが、2アドでフレンダもどきを持ってこれるという事実は事件と言ってもいいほどの事態です。
    EXのフレンダ互換というと、とらドラに<大河>が居ますが、とらドラには2アドは存在しません。
    つまり、2アドでフレンダに近いカードを持って来れるのは羽川さんだけという事になります。流石羽川さん!人に出来ないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれるッ!あこがれるゥ!

    フレンダもどきともう1枚何かを手札に加えられるだけでも十分仕事をしたと言えますし、そのついでに、もしキャラが退場する事があったら2枚引けると考えたら、このカードは実に使いやすく強いのではないか、というのが現時点での印象です。
    このカードが居る状態で、<みこうい>や<詩羽>、そして<美紀>等でアプローチすると、相手は恐らく悩んでくれる事でしょう。
    こちらとしては通してくれても守り札を使ってくれても、そして何より妨害して退場させてくれてもいいわけですからニッコニコです。そんな状況を作ってくれる羽川さんはやはり尊い。実に良き。

    ー傷物語まとめー
    傷物語での私が特に注目したり何かを思ったりしたカードは概ねこんなところです。
    やはり物語シリーズはカードプールが広いせいか、下手に強いカードを出すと手がつけられなくなってしまうとわかってくれているようで、最近の作品では珍しく、余りにも単体で強過ぎるカードというのは無いように感じました。
    最も、赤吸血鬼なんかは簡単に展開出来て結構なアプローチ数を出せてしまったり、ポイントを与える効果が容易なものであったりと、シングルでのデッキ単位で見たら当然強いようにも見えますが。

    羽川さんは...シングルではどうなんですかね...。
    好きなキャラクターなので久々にシングルのデッキを組む予定でいますし、既にいくつもデッキを作って回してもいるのですが、私のシングルへの理解度が足りないせいか、強いデッキにはなかなかならなくて悲しみがマリアナ海溝状態です。


    そんなわけで続いてはとあるスリーブ!

    ーとあるスリーブー
    ◆無償レベルアップ化御坂
    化け物です。 信じがたいほど、化け物です。

    そもそも御坂はミックスにおいても暴虐の限りを尽くし天下を獲ったと言っても過言ではないくらい、とにかく強いデッキでした。
    忘れもしない2018年のミックス全国。私が唯一負けてしまったのが御坂ミックスです。
    デッキ構築段階で御坂ミックスと当たる事は当然前提として考えていて、その上で御坂には負けてしまいました。
    そしてその御坂デッキを使った方はそのまま優勝なさっていました。実に見事なデッキだったと思います。

    御坂ミックスの強い点は挙げればキリが無い訳ですが、最も輝いている点は除去された時のリカバリーの簡単さと早さだと私は思っています。
    そもそも高コスト高パワーで除去がしにくい御坂な訳ですが、仮に除去されてしまったとしても、0コストか5枚サーチを出してその上に強いカードを重ねるだけで、また盤面に復帰してしまいます。

    盤面に強いキャラが並ぶのに手札消費が少なく済み、焼かれてしまったとしてもすぐに復帰出来るというのは、とんでもない長所です。

    そんな御坂に、こんなカードが追加されてしまったわけです...。

    ......地獄か?地獄なのか??

    一応数少ない付け入る隙の1つであった、レベルアップデッキの特性といえる、1ターンで高いレベルを作ることは難しいという弱点を完全に消失させ、それどころかドローの加速まで!

    これでもう簡単に1ターン目の時点で高レベルが出来てしまいます。
    同カードのプレイはターンに1回までというルールがあるミックスですが、プレイではないレベルアップは何回でもできてしまうわけです。
    当然5レベルどころかそれ以上のレベルの御坂が完成してしまうことでしょう。

    そしてその、高いレベルであり、無償レベルアップ化する御坂がレベルカードに複数枚含まれている御坂に対してこのカードがプレイされるわけです。
    10172.jpg
    ...地獄?
    やっぱり地獄なの?
    無間地獄かな???

    散々コストを踏み倒してドローしながらレベルアップしていったと思ったら、バウンスしてもう一回同じ事をやりながらレベルアップしてくる。
    それがミックスにおけるこれからの御坂です。

    ターン1のおかげで1番下に置く御坂をどう並べるかがシングルと比べると難しいところですが、レベルアップに関しては恐らくミックスの方が理不尽な動き方が出来ると思いますので、レールガンパーツを持っている方は是非ミックスも考えてみて下さい!
    私は取り敢えず御坂対策を考えて絶望してきます!

    ◆食蜂
    前記事で紹介したアルテミスとは対照的に、相手のキャラにアプローチを強要するカードになります。
    何かを強要する効果は多くはないので、ミックス的にはこの手の効果は夢が膨らんで嬉しい限りです。
    取り敢えず、このカードの対象にしたキャラに<恋愛裁判>と<制止>を投げつけてやりましょう。それだけで十分です。
    え?まだ足りない?じゃあ強引持ちのキャラでも場に置いておけばいいと思います。

    「もうやめて!相手の手札と盤面はもうゼロよ!」

    そんな声が聞こえるかもしれません。

    ◆初春
    条件無しでメインエリアの上限に含まれないキャラであり、実質天然5も持っているという、弱い要素の無いキャラです。

    先ほどは御坂ミックスの話をしましたが、初春ミックスもこれでかなりの強さになったと思われます。
    6面天然が並び、高い天然の値を持ち、連パン出来るキャラが複数枚存在し、エラッタ解除されたEXコンビのおかげで強い初春をアプローチフェイズ中に再召喚でき、ターン終了時に手札がメインエリアの初春の枚数までドロー出来るというのは、やはり考えただけでも背筋が凍る思いですね。

    また、新しい条件無しのメインエリアの上限に含まれないキャラというのもミックスプレイヤーとしては見過ごせません。
    メインエリアの上限に含まれないキャラは今では多く存在しますが、条件が無いものはこれで、この初春、<笛田>、<十二所>、<もえか>、<たんぽぽ>の5種類になりました。
    というか、なってしまいました。

    つまり、簡単に10面プレメモが出来るようになっている、ということです。
    これはミックスプレイヤーに限らずシングルプレイヤーも心惹かれるものがあるのではないでしょうか?
    私はとあるスリーブのカードが公開された時には、うっきうきで9面プレメモデッキにこの初春を差してニヤニヤしておりました。

    ◆光子
    レベル4になればメイン自分で5ドローさせてくれる良い人です。
    七咲>+と合わせて、引いたらすぐ活動に出来るようにすると、4ドローと1ドローをすぐに使えて便利ですね。

    とは言えレベル4まで上げるというのは骨が折れそうな気もします。
    なので取り敢えずこのカードをレベル4に上げる方法を考えてみましょう。

    まず1番下に置くカードは、ミックスであれば登場時1コス以下焼きの効果をもった<このカード>あたりが妥当かと思われます。後攻なら相手のキャラを1枚焼けますし、先行でも手札2枚消費だけなら後から返ってくるリターンを考えれば安いと思われます。
    ではこのカードに手札からレベルアップしてレベル2になりました。七咲を出してから1ドローし、すぐ活動にしましょう。
    続いて<大覇星祭>でもう一度レベルアップしてレベル3に。ここでもドローして七咲で活動。
    ここまでの手札消費は1番下の光子の登場で2枚、レベルアップ2回で2枚。七咲は登場させたなら2枚、<クリプレ>や<俺好きタイイベ>なら1枚。その中でドローは2枚してるから、つまり消費は3枚か4枚。

    ...あれ?

    じゃ、じゃあ最後に手札からコストを払ってレベルアップ。ここで手札3枚消費で、ここまでの手札消費が6枚か7枚。

    で、レベル4になったから4ドローして七咲で活動後に1ドロー、つまり5ドロー。

    6or7から5を引いて、1or2。

    ......?

    あっれれー?おかしいぞー?
    1ターンで手札1枚か2枚消費でそれ以降毎ターン5ドロー出来る置物作れるって?

    ーとあるまとめー
    とあるスリーブこわい。

    ー最後にー
    以上、私の主観でしかありませんが、傷物語ととあるスリーブのミックス的に強そうなカード達の紹介でした!

    皆様いかがでしたでしょうか?
    ミックスに脳を侵されている人間は、新しいカードが公開される毎にこんな感じでミックスを考えています。

    羽川さんの項目でやたら羽川さん可愛いみたいな事を言っていたのは、おふざけとかではなく、本当に公開されたカードを見ていた時にそんな感じの事を思っていました。羽川さんは賢くて綺麗で可愛いからね、仕方ないね。
    とあるスリーブで地獄を感じていたり、10面プレメモやレベル4を作る事が思ったより簡単な事に驚いていたのも、公開されたカードを見た時に思っていた事そのままです。

    何が言いたいかと言うと、つまりは自分が良いと思ったもので遊んでみよう、相性の良いカードを探してみよう、突き詰めてみよう。
    そんな遊び心さえあれば、ミックスはいくらでも組めるという事です。

    シングルをやっていて
    「面白い効果だけど実用性低いしな...」とか
    「デッキ掘るカード少なくて安定性皆無なの無理」とか
    「好きなキャラをデッキに採用する理由が無い...(泣)」
    みたいな事を思った事がある方、いらっしゃいませんか?

    そんな方、こちらミックス沼という知る人ぞ知る名沼なのですが、よかったら取り敢えず一旦浸かってみませんか?

    案外心地良いかもしれませんよ?


    では、今回はこれくらいで!
    お読み頂きありがとうございました!

【くろ】君が!みくみくになるまで!殴るのを!やめない!

    posted

    by くろ

    20201005225180.jpg
    君が!みくみくになるまで!殴るのを!やめない!
    どうも、くろです!
    愛知県は最近やっと涼しくなってきました。
    凍らせた水入りペットボトルを抱いて寝て、凍傷になりかける日々からようやく解放されそうな今日この頃です。
    皆様はいかがお過ごしでしょうか?

    とうとう初音ミクのスリーブに付くカードが公開されましたね!
    ミックスプレイヤーとしては、<2アドるん>互換のミクから青いフレンダを持って来れてしまうというのが大変よろしくないと感じました。ひどい、こわい、たすけて。

    他にも、ルカはシングルでも2回アプローチに入れれば勝ちだったり、KAITOのアプローチ数がなかなかえげつない事になってたりで、肝が冷えるような強化内容だと思います。

    そんな訳で今回はミクを使った面白いミックスのデッキをご紹介したいと思います!
    発売前のため新規カードを採用してはおりませんが、私が気に入っているデッキの1つなので、是非興味を持ってくれた方がいらっしゃいましたら、組んで回してみて下さい!

    デッキレシピ
    EXカード
    5

    http://prememo.net/decks/detail/204476

    デッキ要約
    このデッキを要約すると、まず<小町>によって、コインが載っているミクは対象耐性を得ます。
    そして<アルテミス>でそのミクを妨害強要状態にし、更に<特盛>で突破を付与しつつパワーを上げ、意気揚々と殴りかかります。
    殴りかかったら<みくみくにしてあげる>をプレイします。
    10157.jpg
    するとあら不思議。
    相手のメインエリアのキャラ全てを踏み潰し、その上で踏み潰した枚数分ポイントも与えていく、ハイパー脳筋歌姫の爆誕です。

    ね、簡単でしょう?

    解説
    レシピを見てもらえばわかる通り、基本は<サンタほむら>を出して、必要なカードを揃えつつ手札を増やしていきましょう。
    その為の時間稼ぎは<美紀>や寝坊互換にお任せするスタイルです。
    コンボを決める為に最低限必要なカードは、ミク、<アルテミス>、<特盛>、<みくみくにしてあげる>、そしてアプ禁等を許さない為の<小町>だけです。
    これだけのカードで簡単に出来てしまうのが、このデッキの良いところの1つだと言えるでしょう。

    とは言えこの最低限のカードというのはあくまでコンボが成立する為の最低限であって、実際に決める為には相手に対応される事を考えて、こちらもそれに対処するカードが必要となってきます。
    そのため次に、このコンボを通す為の他のカードを紹介します。

    レシピを見た人の中には、<ニュゲコンビ>と<ジョーロ>は、ミクが相手のキャラは全部倒してくれるし、勝手に連パンしてくれるから必要無いんじゃないの?と思った方がいらっしゃるかもしれません。
    この2枚は、ミクのアプローチを通す為のカードになります。
    このミクを活かす為には、当然、相手のキャラを退場させ続ける必要があります。
    その為、自由登場による妨害しているキャラの圧殺や、我慢や退場しないといった効果持ちに妨害されてしまうと退場させる事が出来ず、連パンできなくなるという事が弱点であると言えます。
    その弱点を補うカードがこの2枚というわけです。
    ニュゲコンビは相手のメインエリアに1枚穴を開ける事で、自由登場での圧殺を難しくします。
    そしてジョーロは、自由登場での圧殺や我慢等の退場しないテキストで受けられてしまった場合でも、更に追加でアプローチさせる事で対応し返す為のカードとなっています。
    何気に登場時にコインを乗せられるので、自身に乗せればフレンダ対策になったり、3枚サーチミクの方に乗せれば、3枚サーチミクの方で殴りにいけたりという便利さがあったりします。

    あとは<ふざけたクリスマスイブ>なんかも、あまり普段は見かけないカードでしょうか?
    10184.jpg
    このデッキは相手に妨害されればされるほど強いというものであるため、相手のメインエリアに休息状態のキャラが多いと、その真価を発揮できません。
    その為、相手のキャラを活動に出来るカードというのがこのデッキには必要でした。
    そうして採用したこのカードは、このデッキにおいては手札を増やしつつも、相手のキャラ2枚を消し飛ばすカードと言っても過言ありません。
    何気にこのデッキで、最もカード単体の効果を最大限引き出せているのはこれなんじゃないかな?と思ってたりします。

    補足等
    解説っていうほどでもない、このデッキの特徴だったり改善点だったりを少し。

    まずこのデッキの強みの1つとして思い付くことは、<グレる>で止まりきらない事が挙げられるかなーと思っています。
    10157.jpg
    グレるはあくまでアプローチでポイントを与えられないだけでアプローチ自体は出来るので、気にせずぶん殴って相手の盤面を蹴散らしてしまいましょう。

    続いて、先程ミクを通す為のカードとして<ニュゲコンビ>と<ジョーロ>を挙げましたが、自由登場を多く抱えられてしまったりしたら当然この2枚だけでは足りず止められてしまいます。
    その為、連パン付与が出来るカードがもっと欲しいなーと思ったり、そもそも自由登場禁止の状況にするかーと思ったりすることがあります。
    その辺りは皆様がご自分で組んだ際に、環境や好みに合わせて改造を重ねていってもらえればと思います。

    え?自分で組む事なんて無いって?
    いやいやそんなこと言わずに、是非ぜひ組んでみて下さいな。
    盤面が完成した御坂ミックス相手に、<みくみく><アルテミス>で盤面をすっからかんにするのとか、めちゃくちゃ快感ですよ??

    また、このデッキはシングルに比べれば大分安い値段で組めるデッキになっていると思います。
    記事にするにあたって、もともとのレシピで採用していた高額カードを他のカードに差し替えたりして、組みやすくしてみました。
    それでも何枚か高額カードは入っていますが、実はどれも絶対に必須というわけでは無い為、更に安く組む事は可能だと思います。

    あとは、改善点として挙げられる事は、今回は寝坊互換系のカードを即時ドロー出来る方を採用してあますが、これはデッキを回す為に自分ターン中にプレイする事を考慮した為です。
    このデッキはコンボの準備が整っていないターンはアプローチする理由はほぼ無いため、寝坊互換を自分のターンにプレイして、少しでもデッキを回したり、<サンタほむら>のトリガーとして使う事がよくあります。
    しかしサンタほむらのトリガーとして見た場合、1ドローでサンタほむらで持ってくるつもりだったカードを引いてしまい、デッキの中にはもうサンタほむらで持って来れるカードが存在しなくなってしまうという状況があり得るため、ターン終了時ドローの方使いやすさがあるかもしれません。
    これはこのデッキに限らず、多くの寝坊互換を使えるミックスではデッキ次第であったり、好みが分かれたりするポイントだと思いますので、色々考察してみるのも面白いかと。

    他には、今回のデッキではプレイングについては触れていませんが、特殊なプレイングや高度なプレイングというのは求められないデッキだと思っています。
    その時々の手札に従って、やれる事をやりながら必要なカードを揃えようとさえしていれば、「あれ、俺また何かやっちゃいました?」と言わんばかりに自然にコンボを決められることでしょう。
    そういった使いやすさという意味でも、これからミックス触ってみようかなという人にはオススメです。いかがでしょうか?

    最後に
    ここまでお読み頂きありがとうございました!
    今回は、<みくみく><アルテミス>というコンボをデッキの主軸にしたレシピを紹介させて頂きました。
    ミックスの面白さを少しでも感じて頂けていれば幸いです。

    これからもこんな感じでミックスの記事を書いていこうと思いますので、皆さまよろしくお願い致します!
    以上、くろのミックス記事でした。

    蛇足
    Q.スリーブに付いてる、みくみく内蔵KAITOでよくない?

    A.
    10120.jpg

販売ランキング(ー20200430まで)

by -遊々亭- プレメモ担当

READ MORE

プレシャスメモリーズ 買取強化カード紹介(2020/04/08更新)

by -遊々亭- プレメモ担当

READ MORE

デッキレシピ記事 一覧

by -遊々亭- プレメモ担当

READ MORE

対戦動画まとめ

by -遊々亭- プレメモ担当

READ MORE

きゃらスリーブコレクション デラックス「かぐや様は告らせたい -ウルトラロマンティック-」予約受付中

by -遊々亭- プレメモ担当

READ MORE