
今回は先日行われたプレメモ9周年記念イベント 東京 にて行われた
プレメモ9周年記念大会 MTL に参加してきましたのでそのレポートとなります。
シングルは最近プレメモをする機会が減ってきてしまっているので最新作品を5つも回しきる自信がなく、ミックスも同じくカードプールの問題で形になるデッキが用意できなさそうだったので断念。
以上のことからMTLに参加してまいりました。
MTLは前々から気になっていたものの、開催タイミングで参加できないことが多かったので、プレメモ9周年というおめでたいこの機会に挑戦してみたいと思った次第です。
なんやかんやMTL初参加です。
デッキ選定
フリーができる時は、とらドラ!を使うことが多いのでとりあえずとらドラ!をメインで使いたいなーと思ってました。次に相方にはどの作品がいいかを考えます。
<P-037 北村 祐作>で除外されたイベントや、<P-028 高須 竜児>を使いまわすのが面白そうだからSTEINS;GATEがよさそうだなと思いました。
しかし僕はSTEINS;GATEを持っていないのと、シングルのピックアップ作品なので友人から借りるのも忍びない・・・ということで断念。
どうしたものかと考えていたところストレージに入っていたNEW GAME!が目に入る。
NEW GAME!はシンプルで癖がないカードが多くEXがないため、EXの枠に悩む必要がなくMTLでもよく選ばれる作品です。
ひとまずこれで実戦で通用するか自分なりに考察しました。
MTLは各地区で行われるプレメモの記念大会(基本的に東京)と全国大会の年2回ほどしか開催されていない大会なので、環境というものが固まっておりません。
次回開催までのスパンが長いので、カードが追加されてプールが多様化されるため特定の組み合わせが毎回居座り続けているかどうかはふたを開けてみないとわからないというのが現状です。
前回の全国大会から様々な作品が追加されましたので環境は見直しが必要になるなと思いました。
おそらくいるであろうと思ったデッキは以下のとおり
除外ゾーンが第二の手札と化しました。
今まで触れることができなかった領域を触れられるようになると悪いことが起きますね・・・。
捨て札のイベントを除外できる作品と組むと凶悪です。
特にアプローチ禁止系イベントを使いまわされると防御が固く突破が困難です。
これによりワントップ系のデッキは、非常に厳しい戦いを強いられます。
枠の都合上、枚数を抑えざるをえなかったカードの再利用がしやすくなるわけですから当然強いです。
このタイプのデッキに対抗できるかどうかが入賞の分かれ目と言ってよいでしょう。
高コストキャラを並べるのはロマンがあります。
とても楽しそうです。
高コストキャラはサイズ、テキストが強力なものが多いので軌道に乗ると手が付けられません。
昨年の8周年記念大会、全国大会の両方で優勝している強力なデッキタイプです。
<01-054 桜 ねね>や<01-079 阿波根 うみこ>で盤面をこじ開け、サンタ軍団でアプローチを仕掛けます。
<01-003 涼風 青葉>、<01-004 和泉 紗霧>、<同僚>等とにかくドロソが豊富で勢いとスタミナが高いです。
前回の大会で優勝したデッキは比較的使用される傾向にあるので作品追加が多い昨今でも無視できない存在だと思います。
上記の3つのデッキタイプはおそらくいるだろうなーと思ったので対抗できるか考えます。
いずれのデッキタイプに対しても<01-020 滝本 ひふみ>&<P-036 高須 竜児>で除去が有効だと思うのと、サンタには<P-028 高須 竜児>で盤面を張り替えできるので防御面も安心です。
シュタゲ、まどかを意識して、アプ禁系を弾き飛ばす<01-055 川嶋 亜美>も採用。
自分なりに環境を考察したところ、ワンチャンありそうだなと思いました。
フリーや大会でよく使用する好きなデッキが一つのデッキなるということがうれしく思い、特に難しいことを考えずもうこれで行こうと決心しました。
デッキレシピ
http://prememo.net/decks/detail/189743
レシピは上記のとおり。とらドラ!メイン、NEW GAME!サブです。
詳しい解説記事は次回投稿予定です。
- 各種実乃梨でポイントを稼いでいく。
- 実乃梨を妨害できる or 厄介なカードを<01-020 滝本 ひふみ>&<P-036 高須 竜児>で除去していく。
- <P-036 高須 竜児>、<01-081 阿波根 うみこ>で盤面を減らして、全員でアプローチして勝ちに行く。
大会デッキ分布
参加者は17人おり、デッキ分布は以下の通りです。- エロマンガ先生&初音ミク
<P-021 初音 ミク>+<P-002 和泉 紗霧>でハンドを増やしつつ戦うビートダウン。
防御は<01-011 初音 ミク>や<Ievan Polkka>。
- ポプテピピック&魔法少女まどか☆マギカ[1]
POP、EPICを駆使して大型キャラを展開して戦うビートダウン。
どちらも高コスト帯に優秀なキャラが多い。
- ポプテピピック&魔法少女まどか☆マギカ[2]
ポプテピピックとまどかの豊富な防御札で凌ぎ<01-037 ポプ子>で<04-003 鹿目 まどか&暁美 ほむら>にコインを倍速で貯めていく。特殊勝利系。
- ポプテピピック&魔法少女まどか☆マギカ[3]
スリーブで強化された杏子+<01-027 ポプ子>、<01-034 ポプ子>で戦うビートダウン。
序盤を準備に費やすことが多いMTL環境ではかなり有効。防御札も〇。
- ゆるキャン△&ハイスクール・フリート
<01-072 斉藤 恵那>のコインを貯めるため、はいふりの各種EXサーチを使う模様。
パンプ&アクティブはシンプルながらも強力。
- けいおん!&NEW GAME!
<02-059 桜 ねね&涼風 青葉>とロンドン律でのクロック。<P-014 桜 ねね>でサポートするとアンブロと化す。
アクティブ持ちなのでおかわりもしやすい。
- SSSS.GRIDMAN&俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
<モテオーラのなせるワザ>、<プールの授業>、<水着選び>で手札を回転させて、六花を並べるビートダウン。
拒絶+自由登場封じで圧力をかけてくる。手札を回せるのでリカバリーも早い。
- エロマンガ先生+ガールズ&パンツァー
強力なアプローチが得意な作品同士を合わせてアプローチに特化した組み合わせ。
MTLではガルパンの規制が緩く、<03-034 西住 まほ>のおかげで数値も安心。
- フレームアームズ・ガール&NEW GAME!
<01-020 滝本 ひふみ>+<P-002 涼風 青葉>+<01-044 源内 あお&轟雷>、<01-020 滝本 ひふみ>+<01-074 迅雷>、 <01-023 源内 あお>+<01-037 滝本 ひふみ>等々シナジーの塊。
<ハリネズミ>+<P-002 涼風 青葉>の数値勝負で不意を突かれると厄介。
- ガールズ&パンツァー&ハイスクールD×D
<02-053 姫島 朱乃>+<03-038 西住 まほ>等でサイズを下げて妨害不可にしていく。
作品やキャラを選ばず拒絶できるので、機が熟したタイミングでフルパンして一気に決める。
- エロマンガ先生&魔法少女まどか☆マギカ
スリーブで強化されたさやか+エロマンガ先生の速攻ビートダウン。
<含みを持つ言葉>でアプローチ禁止系も封じて、<エロマンガ先生>で除去してパンチ数を伸ばす。
- STEINS;GATE&神様のメモ帳
<01-001 アリス>+シュタゲの除外プレイコンボで戦うコントロール系。
毎ターンアプ禁を飛ばして、疲れたところを叩く。
- とある科学の超電磁砲&俺の妹がこんなに可愛いわけがない
初春佐天の天然ビート+俺妹の安定性を足した鉄板デッキ。
いつの世も天然は強い。詰めのショットは今でも脅威。
- 学戦都市アスタリスク&ハイスクールD×D
ユリスとリアスのレベルアップコンビが手を組んだ。
<ハイスクールDxD HERO>で全員突破、豊富な連パンギミックで戦うビートダウン。色も安心。
- STEINS;GATE&初音ミク
シュタゲの除外プレイコンボで<01-011 初音 ミク>+、<初音ミクの消失>で防御&手札交換
<01-061 漆原 るか>&<03-061 MEIKO>で点を与えていく。シュタゲは赤3ソースが多いのでMEIKOのコストも1枚でOK。
- とらドラ!&NEW GAME![1]
亜美を展開して戦うビートダウン。アクティブ持ちや休息状態テキストが多いので速攻勝負を仕掛ける。
サポートで優秀なNEW GAME!で脇を固め、攻防のバランスが取れている。
- とらドラ!&NEW GAME![2]
僕。困ったら<01-020 滝本 ひふみ>&<P-036 高須 竜児>の除去、<02-029 滝本 ひふみ>のテキスト無効。
攻めは各種実乃梨。除去コン。
手持ち+少しカードを借りれば組めそうなのと、好きなので参戦。
デッキ分布、作品分布は上記のとおりです。
なかなかの神環境ではないでしょうか。
デッキタイプも様々なタイプがあり、作品もばらけています。
作品でまとめておりますが、3人使用者がいたポプテピピック+まどかは、ビートダウン・特殊勝利・杏子とデッキタイプはバラバラ。
同じく2人使用者がいたとらドラ!+NEW GAME!は、亜美・実乃梨とデッキタイプが異なります。
つまりは参加者全員が違うデッキタイプだったということになります。
これは神環境ではないだろうか(2回目)。
大会結果
さてさて、デッキタイプの簡単な説明が終わりましたので肝心の僕の大会結果はどうだったのかという話に入りましょう。結果は以下のとおりです。
1回戦:SSSS.GRIDMAN&俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 〇
2回戦:ポプテピピック&魔法少女まどか☆マギカ[1] 〇
3回戦:ポプテピピック&魔法少女まどか☆マギカ[2] 〇
4回戦:STEINS;GATE&初音ミク 〇(判定)
5回戦:とある科学の超電磁砲&俺の妹がこんなに可愛いわけがない 〇
結果は・・・
5-0(判定含) 勝ち点14点
優勝することができました!
初参加ながらも好きな作品を組み合わせたデッキで良い成績を収めることができとても嬉しいです。
MTLは2作品を用意できれば参加できるので、敷居が低いながらも奥深さがあり、意外な組み合わせを発見できたときテンションが上がるのでとても良いレギュレーションだと思います。
シングル以外のレギュレーションにも興味があるけど、ミックスはちょっと・・・という人におススメです。
とても魅力的なレギュレーションなのですがシングルが人気のため、優先度、認知度が低い印象です。
これを機に周りの人に少しずつ広めていき、プレイヤー人口を増やしていきたいなーと思います。
上記で触れたとおり、次回は使用デッキの解説記事を投稿予定です。
それではまた次の記事でお会いしましょう。