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【じょーじ】結城友奈は勇者である デッキ紹介

    posted

    by じょーじ

    おはようございます!
    片桐誠仁(じょーじ)です!
    2017年前期全国大会が終了した......と思っていたら、もう今月末から2017年後期地区大会が始まりますね。

    突然の禁止制限の発表もあり、最初の茨城地区なんかはもう日数がないので、今回制限の対象となった『ガールズ&パンツァー』を使おうとしていた方は調整が少し大変そうです。
    規制後のガルパンを回しましたが、やっぱりガルパンはガルパンって感じでした(語彙力)。
    強いカードはあの2枚だけではありませんからね。
    個人的にはガルパンを使おうとしていた人はガルパンのまま行く方が良いかなーと思いました。

    まあ、僕は茨城地区には出られないのですが......。
    別の場所から出場する皆さんを応援しています。
    10月後半になってからの急な気温の変化で体調を崩す方も見られますので、皆さんも、体調には気を付けてください。
    地区の日に風邪で病欠なんてことになったら、せっかくの調整も意味がありませんからね!

    さて、挨拶をきちんとした所で。さっそく本題に入りましょう。
    今回は『結城友奈は勇者である』から「東郷 美森」デッキの紹介です。
    デッキリスト
    東郷 美森
    プレイヤー:じょーじ
    キャラクター
    44
    3枚
    4枚
    2枚
    2枚
    4枚
    2枚
    2枚
    2枚
    1枚
    4枚
    4枚
    2枚
    2枚
    4枚
    2枚
    2枚
    イベント
    16
    EXカード
    15
    2枚
    1枚
    2枚
    2枚
    4枚
    1枚
    3枚


    前期の全国大会で使用するかどうか会場に着くまで悩んでいたデッキの一つです。
    (全国大会は会場でガルパンのデッキを組んだのでそれで出ることにしました)
    プレイ難度が異様に高いので慣れるまでの間は弱い印象を受けると思いますが、使っていくうちに強さがわかるかと思います。
    その辺りは、『ハンドシェイカー』と似てますね。ゲーマー好みな感じです。
    今回はこのデッキを簡単に、『1~2ターン目の動き方』『攻め方』『守り方』の3つに分け、回し方を説明したいと思います。
    ・1~2ターン目の動き方
    さて、まずは1ターン目の盤面ですが、〔アクティブ〕持ちが少ない作品ですので、先攻でも後攻でも基本的に同じ盤面を目指します。
    PM_playseats1.jpg
    メインエリアにレベル2《01-042「東郷 美森」》、レベル2《01-064「東郷 美森」》。
    サポートエリアに《01-043「東郷 美森」》、《01-045「東郷 美森」》、《01-060「東郷 美森」》。

    この盤面(+αになればとても強い!)になれば完成です。
    結果的に同じ盤面になれば問題ありませんが、作り方の一例を紹介します。
    1. 01-054 東郷 美森>を登場させて、次の「東郷 美森」のコスト3減少。
      3減少を使って<01-052 東郷 美森>を登場。デッキの上から5枚を見て、キャラ2枚を手札に。
    2. 01-043 東郷 美森>登場。デッキすべてを見て<01-045 東郷 美森>を手札に加える。
      01-045 東郷 美森>をそのまま登場。
    3. 01-052 東郷 美森>に重ねて、<01-064 東郷 美森>にレベルアップ。
      メインエリアに移動+、<01-045 東郷 美森>の能力で1ドロー。
    4. 01-060 東郷 美森>登場。EXデッキから<01-042 東郷 美森>を加える。
    5. 01-054 東郷 美森>に重ねて<01-042 東郷 美森>にレベルアップ。
    サーチ量が多めなので、高確率(体感だと4割ほど)で成功します。
    すべてが揃わなかった場合でも、近い形になれば問題ありません。
    「レベル2のキャラが1体も作れなかった」「メインエリアに何も出なかった」の2つだけは避けたいですが、それ以外はダメージを受けてからでも大抵なんとかなります! なるべく諦めずいきましょう!

    返しのターンは、相手がアプローチを数回してくる想定で、
    • 『レベル2のキャラを1体以上(できれば<01-042 東郷 美森>を)残す』
    • 『1ポイントを受ける』
    この2つは守りましょう。
    1ポイント受けたら、そのポイントのソースを使って<01-043 東郷 美森>を手札に戻し、裏向きになったポイントを<01-060 東郷 美森>で表向きに戻しましょう。
    レベルアップできないなどの事故を防ぐために、盤面と手札が安定するまでの間は、なるべく常に<01-043 東郷 美森>を出すことができる体制を作り続けることが大切です。

    続いて、2ターン目の自分のターン。
    01-042 東郷 美森>の能力で相手のキャラを妨害不可にしつつ、メインエリアにレベル3の<ST-011 東郷 美森>を作りつつ、<ST-011 東郷 美森>の能力でカードが引けるように、アプローチできる「東郷 美森」を2体以上メインエリアに出します。
    01-026 結城 友奈>を置いて、パワーラインを上げられるとなお良しです。

    相手のターン中に妨害をしてアプローチできる「東郷 美森」が足りない場合は、1ターン目にサポートエリアに置いた<01-045 東郷 美森>などのキャラを<01-064 東郷 美森>にレベルアップさせてメインエリアに移動させるか、<01-001 結城 友奈>で〔アクティブ〕を振りましょう。
    01-001 結城 友奈>を使う場合は、<01-026 結城 友奈>の能力でEXデッキから手札に加え、<01-011 結城 友奈>か<P-002 結城 友奈>に重ねてレベルアップさせた後、他の「東郷 美森」をレベルアップさせることで〔アクティブ〕を振ることができます。

    慣れていないうちは、先に「東郷 美森」をレベルアップさせた後に<01-001 結城 友奈>を出さなきゃいけなかったことに気づく、なんてこともよくあるので、序盤からミスをしないように気を付けてくださいね!
    攻め方
    妨害不可+連続アプローチという基本的な戦術で攻めていきます。
    毎ターン確実に<01-042 東郷 美森>の能力で1体妨害不可はできるように動きましょう。
    手札に余裕ができたら<01-042 東郷 美森>の能力を1ターンに2回使ったり、<01-046 東郷 美森>を絡めることで、相手のキャラをどんどん妨害できないようにしていきましょう。
    これに合わせて、<01-001 結城 友奈>や<01-064 東郷 美森>を使って、なるべく5体でアプローチ(+<01-052 東郷 美森>で連続アプローチ)ができる体制を作っていきます。

    以下は、動き方の一例です。

    メインエリア→レベル3<01-042 東郷 美森>、レベル3<ST-011 東郷 美森>の2枚
    サポートエリア→<01-045 東郷 美森>、<01-052 東郷 美森>の2枚
    手札には<01-026 結城 友奈>、<01-043 東郷 美森>、<01-046 東郷 美森>、<01-064 東郷 美森>、<01-105 結城友奈は勇者である>、<P-002 結城 友奈>があるとします。
    1. 01-042 東郷 美森>に重ねて<01-046 東郷 美森>にレベルアップ。
      01-042 東郷 美森>の能力で1体妨害不可+<01-046 東郷 美森>の能力で1体休息状態に。
    2. 01-026 結城 友奈>登場。EXデッキから<01-007 結城 友奈>を手札に加える。
    3. 01-105 結城友奈は勇者である>を使用し、<01-046 東郷 美森>に重ねて<01-042 東郷 美森>にレベルアップ。
      レベル5になったため、手札から<01-007 結城 友奈>を場出し、<01-007 結城 友奈>の能力でEXデッキから<01-001 結城 友奈>を手札に加える。
    4. P-002 結城 友奈>登場。<ST-011 東郷 美森>と<01-052 東郷 美森>に+20/+20。
    5. 01-007 結城 友奈>に重ねて<01-001 結城 友奈>にレベルアップ。
    6. 01-052 東郷 美森>に重ねて<01-064 東郷 美森>にレベルアップ。
      01-042 東郷 美森>の能力で1体妨害不可+<01-001 結城 友奈>の能力で<P-002 結城 友奈>に〔アクティブ〕+10/+10。
    7. 01-043 東郷 美森>登場。能力でデッキから<01-052 東郷 美森>をサーチ+登場。
    PM_playseats2.jpg
    これで、相手のキャラ3体を妨害できない状態にしつつ、こちらは5体アプローチ可+1回連続アプローチ可の体制を作ることができます。
    ターン開始時の時点で相手の妨害できるキャラが3体しかいなかった場合は6点与えられる計算ですね!(

    こんな感じの行動を毎ターン繰り返し、思いの外強力な攻撃をしかけ続けます。
    懸念点としては、(何度も言いますが)上のように手順が複雑なので、なにが最適解なのかを判断する力が必要なところです。
    手札枚数に関しても心配になるかもしれませんが、例えば、上のパターンの場合、相手からアプローチ禁止イベントなどを打たれなかった場合、アプローチフェィズ中に<ST-011 東郷 美森>と<01-045 東郷 美森>と<P-002 結城 友奈>の能力で3枚手札が増えます。
    必要なあのカードが引けない! のようなことはちょこちょこありますが、手札が枯渇するといったことは回しているうちに殆どなかったと思います。

    逆に、手札調整をミスしてターン終了時にディスカードすることはよくあるので、それも考えつつの最適解探しになりますね...!
    守り方
    01-011 結城 友奈><01-096 犬吠埼 樹><01-118 大食い><01-124 百鬼夜行
    この4種類のカードで守っていきます。
    平均的なAP/DPが低い相手に対してだと、レベルアップによる素のAP/DPの高さがそのまま盾になることもありますが、基本的には妨害したら退場すると考えて戦った方が良いと思います。
    ですが、ガルパンの<STまほ>が規制されたことで<01-049 東郷 美森>が活躍しやすくなったのでもしかしたらAP/DP勝負できる場面も増えるかもしれませんね(?)

    さて、ここで説明することですが、<01-011 結城 友奈>と<01-124 百鬼夜行>の使い方です。
    01-011 結城 友奈の使いかた
    01-011 結城 友奈>は、雑に〔アクティブ〕を持っているので、適当に出して打点を取りにいける強いカードです。
    場出しの能力で、大型キャラを登場させることもできるのですが、このデッキでは、基本的には<01-004 結城 友奈>しか出しません。
    1. 01-011 結城 友奈>を登場させて、相手のアプローチを妨害。
    2. 妨害後、<01-011 結城 友奈>の能力で<01-004 結城 友奈>を場だし、1ドロー。(妨害終了)
    3. 01-004 結城 友奈>の能力で、ポイントを手札に戻し、<01-004 結城 友奈>をポイントに置く。
    この動きで、ポイントの好きなカードを手札に加え、カード1枚を引くことができるため、手札±0で相手のアプローチ1回を妨害することができます。
    元々、ポイント置き場に<01-004 結城 友奈>があった場合(既においていた場合)は、
    3.で手札に戻すカードを元々ポイントに置いてあった<01-004 結城 友奈>にすることで、
    手札に<01-004 結城 友奈>が1枚、ポイントに表向きの<01-004 結城 友奈>がある状況を作りつづけることができます。
    1. 01-011 結城 友奈>を登場させて、相手のアプローチを妨害。
    2. 妨害後、ポイント置き場のの表向きの<01-004 結城 友奈>をコストにして、<01-011 結城 友奈>の能力で<01-004 結城 友奈>を場出し、1ドロー。
    3. 《01-004「結城 友奈」》の能力で、ポイント置き場の裏向きの<01-004 結城 友奈>を手札に戻し、<01-004 結城 友奈>を表向きでポイントに置く。
    この動きを繰り返すことで、手札の<01-011 結城 友奈>すべてが、手札を使わない妨害札に変身します。
    妨害中にデッキの下に移動するため「アプローチで相手のキャラを退場させた場合」系の能力を発動させなくできるのと、デッキに戻るため再利用可能である点が非常に優秀で、この動きがあるからまともに戦えていると言っても過言ではない、ゆゆゆの生命線となる動きです。

    ......実はデッキの枚数を3枚以下まで掘ると、永遠にこの動きをループできるので、通常攻撃では絶対に死なない(勇者なので)状態になります。
    ............さらに言えば、時間切れまでループし続けることもできますが......。そんな悪用をするひとなんていないので問題ありません! よって規制されることもありません!(

    クラスのみんなには、内緒だよ!

    01-124 百鬼夜行の使いかた
    続けて、<01-124 百鬼夜行>についてです。
    10140.jpg
    01-124 百鬼夜行>は、基本は1体アプローチ禁止イベントで、自分のレベル5のキャラがいると、追加でこのターン中アプローチできるキャラの体数を2体までに制限できるようになります。
    後半の能力が、多数のキャラでアプローチしてくるようなデッキに対してはかなり効果的なのでこのカードの達成のためだけにレベル5を早く作ったりもします。
    しかし、一定のタイトルに対しては優秀な防御札ではあるものの、『1体アプローチ禁止』+『このターンは2体しかアプローチに参加できない』の組み合わせは、基本的には「アプローチ禁止されたキャラ以外の2体でアタックすればいいじゃん!」となってしまうわけなので、それほど噛み合ってるわけではありません。
    連続アプローチや、妨害不可を駆使してくるタイトルも環境に多く、ゆゆゆは妨害に参加したくないキャラが多かったり、そもそもアプローチした後には活動状態にしにくいこともあり、レベル5達成後でも、これ1枚では守り札としては信頼度は高くはない部類になります。

    そのため、「連続アプローチ能力持ちのキャラ」や「アプローチ時に起動する能力を持つキャラ」等の本当にアプローチされたくないキャラ1体をアプローチをできない状態にしつつ、他のキャラ2体のアタックは、別の防御札と組み合わせて守ります。
    相手を退場させた場合~系の能力を持つキャラに対しては<01-011 結城 友奈>、APが低いキャラに対しては<01-096 犬吠埼 樹>でレベルが高いキャラを起こすと言った感じです。それでも受けられない相手に対してのみ、<01-118 大食い>を使いましょう。
    10134.jpg
    01-118 大食い>は、相手のキャラをアプローチさせつつ(休息状態にできる)自分の盤面を減らさずにアプローチをかわすことができるので現状一番信頼度が高く攻撃的でもある防御札です。
    しかし、当たり前ですが限られた回数しか使えないので、使うタイミングを見極めて大事に使っていきたいですね。
    ・注意点など
    何度も何度もしつこいですが......本当に使い方が難しいデッキなので、ある程度ゲームに慣れている人でも普通に回しにくく感じるかもしれません。
    しかし、使いこなせば一線級の強さになるので、(回せるようになるまで気合は必要ですが)「結城友奈が勇者である」や「東郷さん」が好きな方には、是非使っていただきたいです!

    もし、ここから始める初心者の方の場合は、まずは、デッキを何回か使って、以下の3点に慣れていきましょう。
    • ターン終了時に手札が上限枚数を突破しないように調整する。
    • ポイント置き場の状況を考えながらゲームを進める。
    • 少ない手札消費で妨害不可にしつつ5体アプローチさせる。
    デッキの回し方に慣れて回すのが楽しくなってきたら、今度は、以下の3点も追加で考えましょう。
    • 1~2ターン後も毎ターンレベルアップをし続けることが可能かどうかを考える。
    • 何ターン後に勝負を決めるかを考える。
    • そのためには相手のターン中に何回アプローチさせて何回妨害するかを考える。
    初歩的ですが、これらをしっかりと考えながら回せるようになれば、どんどん勝率が上がっていくと思います。
    あとは、そこそこ頭を使うデッキなので、大会などの前日はよく寝てよく食べることで当日良いコンディションで行くことも大事ですね。寝不足だと、3回戦あたりからプレイに疲れがでてきます(経験談)

    その他、デッキの組み方や使い方などで悩んだら相談してください。Twitter等でリプライを飛ばしていただければ、答えられる範囲でお答えします。
    終わりに
    というわけで、今回はここまでです 。
    SHIROBAKO超電磁砲相手も不利ではないため、今後の環境も使い続けられるデッキですので、是非ぜひ作ってみてくださいね。
    まあ、ガルパン相手は規制されたものの若干不利のままですが............。なせば大抵なんとかなる!

環境考察-2017年前期振り返りと全国環境予想

    posted

    by じょーじ

    おはようございます。片桐誠仁(じょーじ)です!

    2017年前期の地区決勝も、あとは最終予選を残すのみとなりましたね。
    そして、最終予選以降は、新規制限改定+『結城友奈は勇者である』参戦という新しい環境に変わります。
    今回は、これまでのゲーム環境の振り返りと、今後の環境の変化について、書いていきたいと思います。

    2017年前期環境の振り返り

    過去に、2017年前期の環境の上位タイトルを予測するという内容のブログを書きましたが、その答え合わせでもありますね。

    これら4タイトルが上位タイトル、この4タイトルであれば、強さは五十歩百歩ですが、その中でも前者二つは意識してデッキを組まないと倒しづらく感じるため、トップメタはこの2タイトル......というような内容でしたね。
    実際、どのようなデッキが多く入賞したのか、見てみましょう。

    各タイトルの入賞数(入賞人数)

    25 ガールズ&パンツァー
    25 NEW GAME!
    15 とある科学の超電磁砲&とある科学の超電磁砲S
    8 きんいろモザイク
    2 SHIROBAKO
    1 学戦都市アスタリスク
    1 冴えない彼女の育てかた
    1 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。


    最多入賞はガールズ&パンツァーとNEW GAME!の2タイトル。
    ガールズ&パンツァーは「ケイ」と「アリス」を主軸にしたデッキ、NEW GAME!は「リン」「コウ」「ひふみ」が多く投入されたデッキが流行っていました。
    どちらもグッドスタッフ寄りで、安定感のあるデッキですね。
    入賞したデッキの多くは、´5回戦すべてブン回って勝ちました!'というよりは、´5回戦すべて事故を起こさずに回せました!'
    というような、どちらかというと安定感を求めたデッキリストであるように感じました。

    各タイトルの優勝数(優勝人数)

    11 NEW GAME!
    6 ガールズ&パンツァー
    5 とある科学の超電磁砲&とある科学の超電磁砲S
    3 きんいろモザイク
    1 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。


    入賞したタイトルのうち、1位の人が使用したタイトルのみを抽出したものです。
    こちらで見ると、NEW GAME!が圧倒的に最多で、入賞数では同じだったガールズ&パンツァーが、とある科学の超電磁砲やきんいろモザイクとあまり変わらない優勝数になっています。

    そもそもの使用人数差など、様々な要因が考えられますが、最終戦まで勝ち続けられるほど安定感が高く、緊張する状況でもプレイミスしにくいデッキがNEWGAME!というタイトルだったのでしょう。
    ソース2避けや天然などに弱い点も、カードプール上仕方のないことだと割り切ってプレイすることで、前向きなプレイングができることが強みに変わっていたのかもしれませんね!

    札幌地区までの入賞デッキのデッキタイプ(入賞人数)

    17 ガルパン「グッドスタッフ(ケイアリス)」
    16 NEW GAME「リンコウひふみ」
    11 超電磁砲「美琴」
    6 きんモザ「綾陽子」
    2 ガルパン「グッドスタッフ(ケイアリスまほ)」
    2 ガルパン「グッドスタッフ(ケイカチューシャ)」
    2 NEW GAME「ひふみ青葉」
    2 超電磁砲「黒子」
    2 SHIROBAKO「アニメーター」
    1 ガルパン「グッドスタッフ(ケイみほまほ)」
    1 ガルパン「グッドスタッフ(ケイまほ)」
    1 きんモザ「クロック」
    1 アスタリスク「ユリスクローディア」
    1 冴えカノ「加藤」
    1 俺ガイル「雪乃」


    今度は、札幌地区までの入賞タイトルをデッキタイプごとに仕分けました。(デッキタイプが違うよーって方がいたらごめんなさい!)
    札幌地区までなのは、デッキリストが公式HPにまだ掲載されていなかったためです......。

    一番多く入賞しているのは、ガルパンのグッドスタッフ系デッキ。いくつかの種類に分けましたが、全部まとめて「ケイデッキ」って言っても過言ではありませんね。<SRケイ>、<STケイ>の採用率は100%でした(笑)


    こう並べてみると、1つのタイトル内で、多くても2種類程度のデッキタイプしか入賞していないことも気になりますね。
    NEW GAME!の「ゆん」や、超電磁砲の「初春」など、強いと言われているデッキはこれら以外にもあるのですが、使用者の少なさや、流行りのようなものもあり、上位陣はどうしても固定される傾向にあります。


    しかし、これまでの全国決勝大会では、そういった流行りのデッキタイプではないものが急に優勝したこともあったので、今回もあまり軽視はできませんね。


    ......というわけで、ここまでの環境の振り返りでした。
    上位層は概ね予想通りと言えば予想通り......という感じですが、2017年に発売されたブースターが、NEWGAME!以外全然入賞できていないことが少し悲しいところです。
    ハンドシェイカーハイスクール・フリートにも確かな強みはあるのですが、プレイングが異様に難しかったり、嚙み合わないと極端に弱かったりで、上位4タイトルを押しのけて使うほどの利点はないので、結局使い慣れてる上位4タイトルに戻ってきちゃうんですよねー。

    最終予選、全国大会以降の環境について

    これまでの環境との変化は、

    1. 新規制限改定
    2. 『結城友奈は勇者である』参戦

    この2つが大きな変化です。

    1.新規制限改定について
    10157.jpg


    8月11日に新しく追加された制限カードは、<01-022 TD 滝本 ひふみ>の禁止と、<02-101 C グレる>の1枚制限の2種類。

    NEW GAME!側は1枚の禁止化ですが、かなりの痛手ですね。
    01-022 TD 滝本 ひふみ>は、手札枚数を+2枚するドローソースとして、不意打ちのコンバットトリックへの耐性として、キャラの能力を1ターン中に複数回起動する手段として......などなど。多くの用途で使うことができるカードだったので、この1枚が無くなることでの影響はかなり大きくなると思われます。
    それだけ、強力なカードであったわけですが......数値を消してサポートエリアにしか登場できないくらいであれば、許されたかもしれませんね。
    このカードがなくなったことで、NEW GAME!は使われなくなるのか......と言われると、使われないと断言はできない程度に、まだまだ強さはあります。
    ただ、全体で3コスト以上のキャラが登場させにくくなってしまったので、<01-106 R NEW GAME!>の採用率が増えるなどのデッキ構築の変化はあるかもしれません。

    10113.jpg


    01-106 R NEW GAME!>は成功率はそれほど高くはないため、試合毎に強さにブレが出てしまいますが、デッキから場に出すことで実質[アクティブ]を付けるという動きが可能なため、[アクティブ]がつけにくいNEW GAME!に於いてはデッキの最大値を上げられるカードでもあります。
    場合によっては今までよりも強い動きをされるパターンもあるわけですので、一概に弱くなったと思っていると、足元を掬われてしまうかもしれません。

    一方きんいろモザイクから<02-101 C グレる>の1枚制限化。
    こちらは、ただ強すぎるカードだから制限した......というより、どちらかというと、プレイヤーへのヘイトや、時間の浪費が原因になっていそうですね。
    個人的には、きんモザは<02-101 C グレる>そのものよりも、<02-101 C グレる>を毎ターン打てるハンドを用意できることにこそ魅力を感じていたので、<02-101 C グレる>以外の手札を消費する手段を見つけられれば、まだ環境に居座れるのではないかと思っています。

    2.『結城友奈は勇者である』参戦

    8月25日に、新規タイトル「結城友奈は勇者である」が参戦します。
    カードパワーは、しっかりと組めれば、上位4タイトルと同じ程度で、全国大会に使うデッキの選択肢としては十分にアリです。
    ただし、レベルアップタイトル+EXカード+サーチ手段少なめということもあり、レベルアップタイトルをあまり触ったことがない人にはデッキ構築難度やプレイ難度が高めなので、使うにはある程度の慣れが必要です。
    また、テキトーに組むとハチャメチャに弱くなるので注意です!(体験談)

    まとめ

    2017年前期の地区大会の環境から、上記2つの変化を受けて、最終予選と全国大会が開かれます。
    今回、デッキを構築するうえで意識をしないといけないタイトルですが、
    まずは、多く入賞したデッキの中で、制限改訂でノータッチだった「ガールズ&パンツァー(グッドスタッフ)」と「とある科学の超電磁砲(美琴)」、そして新規の「結城友奈は勇者である」の3種類です。
    これらは優先して対処方法を考えた方が良いでしょう。
    そして、次点で「NEW GAME!(リンコウorひふみorゆん)」、「とある科学の超電磁砲(黒子or初春)」。また、「きんいろモザイク」や「ハンドシェイカー」も、使う方がいるかもしれませんね。
    2016年の後期と比べて、意識するべきタイトルの数は増えたものの、トップメタにガルパンと超電磁砲がいる点が変わっていないのは面白いです。



    ところで、皆さんは僕が全国大会で使うタイトルが何なのかが気になってる頃でしょうか!?

    え? 気にならない? ですよねー。

    ......。
    ............この環境なら僕は美琴を使うことをおすすめしますよ!

    ではでは、また次回に!

デッキ紹介「ハイスクール・フリート」

    posted

    by じょーじ

    おはようございます。片桐誠仁(じょーじ)です。

    16地区あった地区決勝も、残すところ6地区ですね。
    ハンドシェイカー発売からの環境は福岡地区で終わり、新潟地区からは「ハイスクール・フリート」が参戦します。
    「ハイスクール・フリート」のデッキは現環境にどんな変化を及ぼしてくれるのか......。

    今回は、そんな「ハイスクール・フリート」のデッキ紹介となります。
    では、どうぞ!
    メインデッキ
    はいふり
    プレイヤー:じょーじ
    イベント
    15
    デッキの回し方
    初動
    P-002 立石 志摩&西崎 芽依>を登場→自身を休息状態にして、EXデッキから<01-006 岬 明乃&ヴィルヘルミーナ>を手札に加える。
    01-001 岬 明乃>や<01-041 宗谷 ましろ>を登場→テキストで<01-006 岬 明乃&ヴィルヘルミーナ>を登場(場に出す)。

    この動き+キャラを1、2枚展開できれば概ねOKです。
    つまりは、<P-002 立石 志摩&西崎 芽依>+<01-001 岬 明乃>or<01-041 宗谷 ましろ
    この2種類のカードがあるか、もしくは引けそうかどうかが初手マリガン基準となりますね。

    場のキャラを増やしつつ手札交換ができる<01-042 宗谷 ましろ>、イベントカードでのサーチカードである<01-120 ブルーマーメイドを目指して><01-125 増援>、0コストのキャラをデッキからサーチできる<01-018 岬 明乃>もあるので、結構な確率で成立すると思います。
    あとは、<01-043 ヴィルヘルミーナ&納沙 幸子>まで登場させることができれば、言うことなしです。

    中盤
    01-002 岬 明乃>や<01-004 岬 明乃>、<01-005 知名 もえか>などの高コストキャラを並べていきましょう。
    これらのカードを引いてくる順番は毎回まちまちだと思いますが、出す順番が選べるのであれば、まずは、<01-002 岬 明乃>を優先して登場させましょう。
    01-002 岬 明乃>はアプローチするだけで相手に相当なプレッシャーを与えることができます。
    自身で70/70になれる(<EX御坂 美琴&白井 黒子>を越せる)のでアプローチ中に落とされにくく、アプローチをするだけで、手札の高コストキャラを場に出すチャンスも生まれるので、出せるのであれば早めに展開しておくと楽になります。

    01-004 岬 明乃>と<01-005 知名 もえか>は、両方アプローチすることで起動できるテキストが強力ですが、これらのキャラを全てメインエリアに出すと、メインエリア5面のうち4面がアタッカーになってしまい、非常に守りにくい状況になってしまいます。(<01-002 岬 明乃>、<01-004 岬 明乃>、<01-005 知名 もえか>、<01-006 岬 明乃&ヴィルヘルミーナ>)
    ですので、アタッカーが多くいる場合には<01-005 知名 もえか>は連続アプローチの能力を付与するキャラとして、サポートエリアに置いておくプランもアリです。
    その場合は、<01-087 杵崎 あかね>のテキストでサポートエリアに置きましょう。

    そんな都合よく"主計科"をサーチできるサポートキャラが引けるかな、と不安に思う方もいるかもしれませんが、問題ありません。
    EXデッキのキャラですが、すべてのカードが特徴"制服"を持っているので、<P-002 立石 志摩&西崎 芽依>のテキストで"制服"を持つキャラを休息状態にすれば好きなものをサーチできます。
    01-009 日置 順子>のようなキャラがサポートに1体でもいれば、<P-002 立石 志摩&西崎 芽依>が万能EXサーチに変わるわけですね。すごい。

    暇があれば終盤に向けて、"主計科"のEXカードをサポートエリアに置いて、盤面の"主計科"の数を増やしておきましょう。<01-015 等松 美海>と<01-075 伊良子 美甘>のテキストを使うために役立ちます。

    終盤
    きっと、ここまでの間に相手にいい感じにダメージを与えていることでしょうので、いくつか詰め手段を組み合わせて相手を倒しきりましょう。
    《01-006 岬 明乃&ヴィルヘルミーナ》
    3コストを払う度に連続アプローチできます。
    P-001 岬 明乃>をたくさん抱えておくと、<ポルカ>系テキストがない相手にはこれだけで詰めることも可能です。
    《01-117 ハイスクール・フリート》+《01-098 西崎 芽依》
    10119.jpg
    妨害されたら2回アプローチ+2体倒したら1ダメージを自分のキャラに付与。
    ダメージを通すことで連続アプローチ+直接ダメージを避けられた場合には、<01-098 西崎 芽依>で追撃して、もう1点を狙う動きです。
    《01-023 八木 鶫》+《01-107 勝田 聡子》
    自分のキャラ1体を紫以外の全色で妨害できなくさせる動きです。
    アプローチ禁止系イベントがない限りは1点を与えることができます。
    《01-002 岬 明乃》+《01-109 柳原 麻侖》
    相手のポイントが4、5点の時に、<01-002 岬 明乃>でアプローチすることで、ポイントを通したら<01-109 柳原 麻侖>が場に出る状況を作っておく動きです。
    ただそれだけですが、<01-109 柳原 麻侖>が自身のアプローチ+2体休息にできるテキストがあるので、実質3回分のアプローチになり、大きく計算をズラすことができます。
    《01-052 野間 マチコ》
    相手の手札を見ることでこのターンに倒し切れるか判断することができます。相手の手札に妨害札があった場合でも、そのコストを重くすることができるので、出す余裕があれば出したいカードです。
    終盤までに<01-066 立石 志摩&納沙 幸子>で相手の手札を削っている状況であれば、妨害札のコストを重くすることで使用不可能にできる場合もあります。

    どれか1つだけだと、アプローチ禁止系イベント1枚で止まってしまいますので、これらの動きをなるべく多く組み合わせることで妨害されづらくしましょう。
    相手のアプローチからの守り方
    優秀な0コストキャラによるチャンプガードと〝砲雷科"のEXカードの自由登場テキストを中心に守っていくことになりますが、もちろん、それだけで守り切れるような環境ではありません。
    しかし、カードプール上に優秀な防御札は少なく、相手のアプローチを止めつづけるのは難しくなっています。

    ですので、相手のアプローチを止めるのではなく、相手がアプローチをしづらい状況を作ることで、相手のアプローチから身を守っていきます。
    01-043 ヴィルヘルミーナ&納沙 幸子>を登場させることで、<01-043 ヴィルヘルミーナ&納沙 幸子>の除去を相手に強要させたり、<01-066 立石 志摩&納沙 幸子>を登場させて相手の手札を要求しましょう。
    01-066 立石 志摩&納沙 幸子>は、なるべく毎ターン登場できるように立ち回り、終盤は、デッキ回復や捨て札回収のカードと組み合わせることで1ターンに複数回登場させると強力です。
    とはいえ、<01-066 立石 志摩&納沙 幸子>を複数回登場させることにばかりこだわっていても、相手にダメージを与えることはできず、複数回登場させるために手札を払い続けてる自分側がじり貧に陥ってしまうので、相手に防御札を使わせられるくらいの攻撃はできるよう、無理のない程度にしておきましょう。
    《01-066 立石 志摩&納沙 幸子》に関して
    このカードがしっかりと刺さるかどうかで、相手のアプローチの守りやすさが決まる、このデッキに於いてとても重要なカードです。
    環境内で言えば、ガルパンの<03-016 ケイ>のようなアプローチ宣言するだけでアドバンテージが取れるカードや、NEW GAME!の<01-001 涼風 青葉>、ハンドシェイカーの<01-018 高槻 手綱&芥川 小代理>のようなクロック手段に弱く、きんモザの綾陽子や超電磁砲の美琴軸のような、複数体のキャラでアプローチしてポイントを与えていくデッキに対してはかなり効果的に働きます。
    刺さる相手には1ターンに1回登場させるだけでも強力ですが、刺さりにくい相手には1ターンに2回以上出すように意識しないと、涼しい顔で手札を払われてしまいます。

    どちらの場合にも言えますが、序盤から毎ターン登場できるほどサーチや回収は優秀ではなく、登場したターンと登場していないターンが交互になると効果が薄いので、
    序盤は<01-066 立石 志摩&納沙 幸子>は手札に抱えておき、中盤以降、盤面の構築が終わって余裕ができてから、毎ターン登場させるようにしましょう。

    おわりに
    以上で、このデッキの紹介を終わります。
    天然などの妨害テキストに弱く、カードプール上に除去能力を持つカードが存在しないために厄介なサポートキャラを除去できない点や、サーチ手段が現環境にしては若干不安な点(一応<"晴風"航海科>でカバーすることは可能ですが)など、見えやすい位置に弱点が多いタイトルですが、フットワークが軽くキャラの展開が容易な点、詰め手段が豊富である点、環境に合わせてEXカードを入れ替えられる点、そして<01-066 立石 志摩&納沙 幸子>の存在はこのタイトルの強みになっています。
    現環境でこのタイトルを使う強みはあるので、しっかりと大会に持っていけるレベルのタイトルなのではないでしょうか。

    使う場合には、難易度が地味に高いミラー戦の練習をしておくと良さそうです。

    ではでは、また次回に!

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