
オーガスト環境 リセフェスタ使用率ランキング 花属性編
今回は、フェスタにおける属性別のカード使用ランキングについて、お話致します。
いつもはカツラギさんがやってらっしゃるあれですね。
今回はカラーごとに担当を分け、1属性ごとに別々のプレイヤーによって解説させていただきます。
オーガスト環境へとメタが移り変わることにより、人気のカードも目まぐるしく転じていきました。
環境の終わりには、こういった振り返りを行うのも、なかなかに乙なものかもしれませんね。
オーガスト環境 使用枚数ランキング:花属性編
10位 クリス
単体では止まりやすい3/0ですが、止まってもSP1-3を睨ませることが可能であり、
同弾の<SRユースティア>と組み合わせることにより、生半可なAP止めは許さない性能となっております。
なので、積極的にブロッカーを合わせられることはあまりないのですが、
環境終盤に日単ウィニーが流行った&意識されたこともあり、
各属性のデッキにAP1/DP1ワンドローのサイクルが採用されている可能性もあるので、過信はできません。
ともあれ初期投資が軽いので、気軽に配置できるのはメリットと言えるでしょう。
逆に終盤になると、多少なりともAF限定配置が響いてくるかと思います。
9位 ユー
基本的には1コスト増えて可愛らしくなった<ヘクトール>なのですが、
今弾における目玉のひとつ、「サポーター」を持ったカードとなっております。
「サポーター」とは、簡単に言えば『1度だけ行動済み状態にならずにサポートできる』という、
シンプルながら強力な基本能力となります。
EX1でとがったデッキを丸まらせるだけなら<ヘクトール>でも良いのですが、
強固かつ突破力のある盤面を構築するには、強力なひと押しとなりますね。
8位 朝霧麻衣(P)
AP3/DP1/SP1という小型アタッカーとしては標準的なスペックですが、能力が強力です。
相手のごみ箱のイベントを2枚除外出来るので、
ひとまずは流行っていた<きのこ><たけのこ>などの成長を阻害出来ます。
(ただし、このカードが登場しても変わらず旬の季節は続いたので、
<きのこ><たけのこ>がどれだけ強いカードか伺い知れますね...)
また、ミラーにおいて、相手のごみ箱に落ちた<リラックス>を除外出来るので、
不毛な回復合戦を止める一因となり得るカードです。
なんにしても墓地除外はシンプルに強い能力なので、以後似たようなイベントが猛威を振るったとき、
このカードがそれらの抑止力になるかもしれませんね。
7位 キャスター/天の衣
このカードは登場した当初から強力なブロッカーとして扱われていますね。
シンプルにファッティの攻撃を二回受け止めるだけでも優秀なのですが、花属性の豊富なSPを生かし、
DPの数値で止めつつ、相手がサポートを足して無理やり突破しようとするのを見てから能力を宣言したり、
1回攻撃を受け、能力を宣言した後は<天の衣>本人のSP2を活かす動きを取ることができます。
優秀な能力と、恵まれたステータスを持った強力なカードです、
(とはいってもAP0/DP1/SP2なので、盤面を構築するプレイヤーのセンスも求められますが)
6位 キャスター/エレナ・ブラヴァツキー
このカードは、<天の衣>より強さの方向性がわかりやすいカードですね。
同列のキャラのDPを+2するというシンプルな数値操作キャラで、
花の軽量アタッカーを支えるお母さん的な役割を持っております。
相手から見ても、<エレナ>が控えていることにより、3/1に対して適当なブロッカーを合わせづらくなります。
逆に言えば<エレナ>が出てきてしまえば他のAFは止まりやすくなるので、
相手は<エレナ>を誘った動きをしてくることもあり、それに乗るか、いなすかは他のハンドと相談ですね。
同列なので、何気に自分も硬くなります。
中~終盤は能力コストの1ハンドよりデッキを守りたい局面なので、自身に能力を打つこともそこそこあります。
5位 千歳 佐奈
AP3/DP0でAF限定配置という、10位の<クリス>と似たような性質のアタッカーです。
スペックだけで見ると止まりやすい数値ですが、持ち前の能力により、
花の軽量アタッカーの中でも抜群の止まりにくさを持っております。
簡単に説明すると、このカードがアタックしたバトルの結果でダウンした場合、
デッキを二枚破棄することにより、セルフバウンスを行えるというものです。
デッキ二枚は痛いですが、ハンド一枚分の換算としては比較的安いといえるでしょう。
(序盤~中盤は、ですが。価値は変動するものです。)
相手からすると、大抵のブロッカーを合わせる行為がアド損になり得るので、
効果を使わず殴り続けることも少なくありません。
まあ、<鈴木>を合わされたり、1/1の1ドローサイクルを合わせられることもありますが...
そういったことがない限りは、人気も頷ける優秀なアタッカーですね。
4位 伏見 真姫奈
AP2/DP0「アグレッシブ」と、花においては珍しく詰め性能を持ったキャラと言えます。
花は立ち回りで相手を上回る戦い方を求めれ、飛び道具に乏しいカラーリングなので、
<真姫奈>が数多く採用されているのも納得ですね。
序~中盤から降っていくのには向きませんが、
ダウンしたとき1点回復も地味に強いので、中~終盤にかけて大きく活躍いたします。
<ルールメイカー>の「エンゲージ」と組み合わせ、一気に3点ゲインする動きも強力ですね。
花の基本形とは少し逸脱した動き方が出来るので、そう言った意味でも優秀です。
3位 セイバー/エリザベート・バートリー
シンプルイズベスト、非常に性能の高いアタッカーです。
登場してから不動の4投カードですね。
本人だけだとAP1/DP0/SP2というおよそアタッカーとは呼べない貧弱なスペックの持ち主ですが、
後ろにキャラを配置し、ひとたび能力を発動すればAP3/DP2/SP2までパンプアップします。
このスペック、2ハンドアタッカーの中では最高峰のものですね。
勿論後ろにキャラを出さねばならないという制約はありますが、
相手がキャラを配置したのを見てからで良いという、後出しでキャラを選べるメリットもあります。
DP止めされたなら「サポーター」持ちのキャラを配置してもいいですし、
AP止めされたなら、<エレナ>等のキャラで更にDPを盛ることも可能です。
ともあれ、EX2のハイスペックな安定アタッカーとして、まだまだ愛されていきそうです。
2位 SRユースティア・アストレア
個人的には今弾でトップクラスにパワーの高いSRだと思っているのですが、
他のカラーにも同じクラスのカードが配布されたので、ちょっと陰に隠れている感があります。
基本スペックですが、AP1/DP2/AP3 「サポーター」:[花花] と、この時点で既に強いですね。
「サポーター」、区分としては基本能力ですが、
感覚的には特殊能力を2個持ちしているぐらいのポテンシャルがあると思います。
そして特殊能力ですが、これまた強力なものです。
アタッカーに振るとしたら、<P華さん>や<ブレエリちゃん>相手がよいでしょう。
<ユースティア>能力→それぞれの能力でパンプすることにより、DPが4まで伸びます。
似たようなことは<エレナ>でも行えますが、隣接している必要がないのは大きなメリットです。
1位 宮国 朱璃
<朱璃>の強みは オーガスト花単 の記事でも解説しましたが、
強いフィジカル、サポートによるダメージ付与+αの特殊能力、何気に持ってる「サポーター」など、
強い要素がこれでもかと盛られまくっております。
その分登場コストは花4コスと少々重めですが、
投資に見合った活躍が期待できると言い切れると思います。
<SRユースティア>と相性があまりよくないのは残念ですが、
これで素のSPが2とか3とかあったらちょっとオーバーパワーですね...
最後にひとこと
さて、今回の記事は如何でしたでしょうか?僕としては慣れないことをやったので面白い記事になっているか少々不安ですが、
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
何だかんだ言って丸々3か月以上あったオーガスト環境もそろそろ終わり、
ガルパン環境へと季節は移ろいでいきます。
次環境も、楽しくプレイできることを祈っております。
それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!