
【デッキレシピ】オーガスト限定構築花単【でちん】
オーガスト環境も残すところあと1ヶ月となりましたが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
環境的には、「月単が強い...そこでどうするか?」というところまでは煮詰まって参りましたが、
そこからブレイクスルーが起きず、微妙に停滞しているように思います。
(水面下では、いろいろな思いが渦巻いているのかもしれませんが...)
僕は名古屋フェスタにも東京GPにも私用で参加できそうにないので、
皆様をあっと驚かすようなアイディアを披露することは叶いそうにありませんが、
残り二回の大会にて、何らかの突破口が発見されることを期待しております。
さて、そういうわけで...今回は気分を一新し、シングル用のデッキを紹介しようと思います。
テーマはオーガスト花単です。
以前動画にてご紹介したものとは構成が変わっておりますので、改めてご説明させて頂きます。
デッキレシピ
オーガスト限定構築花単デッキ
でちん
EX2
計52枚
基本的な立ち回りなど
デッキの3分の1を占める2コストDMG3を中心に据えつつ攻め、相手の攻撃に対しては、高いSPを絡めた盤面を構成して防ぐといった形になります。
攻めと守りの役割がはっきりしているので、初心者にも扱いやすいデッキタイプだと思います。
先手を取った場合は、左右AFにAP3/DP1を2体展開してエンドするのが望ましいでしょう。
(<クリス>はAP3/DP0ですが、いちいち表記を揺らすのも面倒なので統一します。<レティシア>も同様ですね。)
(妥協点として、<SRユースティア>の代わりに陽菜でも良いのですが、<クリス>が打たれ弱いため、
できるだけ<SRユースティア>を掘りに行きたいところです。)
次ターン以降は、中央に<朱璃>や<Rつぐみ>を配置して攻めに行ってもいいですし、
(中央にもAP3/DP1を配置する場合、出来るだけSP2以上あるキャラを登場させたいですね。)
相手の返しが苛烈だった場合は、ハンドをある程度DFに割いてもいいでしょう。
AP3/DP1をガン積みしているため、<SRユースティア>さえハンドにあればドローで追加のAP3/DP1を引けなくもないですし、
固めを重視したプランをとる場合は、AFにキャラ1体エンドでもありですね。
後手の場合は、相手の攻めに合わせた盤面を構築していくので、
ハンドの構想としては、DFに配置したいキャラの質を高めていく方向性でいいと考えております。
この場合、縦止めも視野に入るので、<菜月>+<Pユースティア>等で固めていくのもありですね。
ただし、相手が神姫日単のような、移動に特化しているデッキタイプだった場合、
全列止めないと打点がガン通りする可能性もあります。
そういった場合は、ハンドからの投資が少なく高効率で打点を稼げるAP3/DP1を連打して、
消耗戦に持ち込むといった戦略を取る必要性も生まれてきます。
なんにしても、相手のデッキタイプをしっかり見極め、然るべき行動がを選択出来るとベネ(良し)ですね。
...冒頭で初心者にも扱いやすいと記述しましたが、決め打ちの行動をとりづらく、
相手に合わせて柔軟に動く必要があるので、あまり簡単なデッキではないかもしれませんね...。
盤面を作り上げていくデッキタイプですが、これといった加速装置がなく、
ウェイクアップの2ドローでおおよそ全てを賄う必要があるので、
盤面構築において、シビアな判断を求められる場面も多いです。
ちなみに、AP3/DP1の優先度は、以下のようになるのかなあと考えております。
理由は、各カードの役割を交えて説明させていただきます。
各カードの役割
AP3/DP1群
菜月
好きなキャラにSPを1振れる能力が大変に強く、便利なので、
ひとまず「何はともあれ盤面に置いておきたい」キャラの一人であります。
R麻衣
4点パンチャーを狙っていく現実的な組み合わせとしては、下記のような形でしょうか。
このデッキに入ってないカードでもSP4は達成できますので、
しっくりくる組み合わせが見つかりましたら、入れ替えるのもありかと思います。
P麻衣
シングル戦において、除外したい主なイベントは下記の3点でしょうか。
特に<リラックス>と<リセットコマンド>は4枚根絶したいところです...
SRクリス
なので、<SRユースティア>や陽菜のような介護が必要になるわけですが、
一瞬で止まったとしても疑似SP3持ちなので、盤面つくりには役立ちます。
とは言え毎回1点貰うのは結構しんどいので、枚数調整も視野に入れていいかと思います。
レティシア
SPパンプが十全な場合、<ガラティーン>並みの突破力を持ちますが、
周りの介護が薄い場合、突破力に少々不安感を覚えますね...
ただし、DFに登場している場合はDPが上昇するという能力のおかげで、
他の2コストAFキャラには出来ない役割が持てますね。
終盤は一人でDP5とかになって、大変に硬い壁に様変わりします。
3ハンドアタッカー群
朱璃
最近毎弾気色を変えつつ出ている気がしますが、<朱璃>の特徴はフィジカルです。屈強です。
突破力のあるAP4と、そこそこ止まりにくいDP2と、
AP止めされたとしても役に立つ能力を備えているので、ハンドで腐りにくいですね。
また、サポートした相手のステータスを+1ずつする能力も所持しているので、
AP3/DP1をAP止めされたときも、立ってるだけで能力を匂わせることが可能です。
何気に「サポーター」も持ってますし...盛られまくってますね。
Rつぐみ
DMG3が優秀かつ、「サポーター」を所持してるので、中央AFに出すのもありですね。
AP2なので対面に<アンズー>などを置かれるとちょっともんにょりしますが、
DP3かつ、デッキの性質上パンプアップカードが多いので、AP止めされることはあんまりないです。
そして、何より効果が優秀ですね。
AFのキャラのSPを盛りに盛って突破力を上げるのも良いですが、
「サポーター」を絡めた硬いDP止めに、+でAPでも止められるような盤面を構築できれば、
相手から見て、「AF3面どこも殴れない!」という状況に陥らせることも可能です。
DF配置群
保奈美
<菜月>がキャラ1体対象、かつバトル中に宣言出来ない能力なのに対して、
<保奈美>はフリータイミングで、自キャラ全員のSPをパンプ出来ます。
オーガスト花のカードは、「このキャラのSP〇〇以上の場合、××できる」といった形のテキストが多いので、
喋るだけでSPをパンプ出来るこのカードは、正に縁の下の力持ちと言えるでしょう。
スペックも能力込みでAP1/DP4/SP3、かつ「サポーター」もちと、至れり尽くせりです。
SRユースティア
AP1/DP2/SP3+「サポーター」持ちという、DFキャラとして必要十分以上の基礎スペックを持ちつつ、
DPの低い前列のキャラすべてに対して支援が可能です。
類似のカードにFGO2.0の<エレナ>等が居ますが、大抵は隣接する必要があったり、
前後のキャラにしか影響を及ぼさなかったりしますが、このキャラはそういった制約が一切ありません。
相手からしてもマストで警戒する必要があるカードなので、
こちらのAP3/DP1に対する甘えたAP止めを抑制する効果がありますね。
このカードがあるかないかで、攻め入り易さが大きく変わってくると断言していいでしょう。
陽菜
相手アタッカーのDPが控えめな場合、このキャラでより強固な盤面を作ることも出来ますね。
能力を起動するために対象キャラのSPを3まで上げる必要があるため、
味方AFのキャラに対して使用するときは、何らかの介護手段を添えておくのがよいでしょう。
ユー
SPパンプをタダでバラまけるカードが多いため、少し影が薄くなりがちですが、
冷静に考えて、「サポーター」持った<ヘクトール>って十分に強いですよね。
SPパンプキャラが盤面に増えれば増える程ハチャメチャに硬い盤面を構築できるので、
何枚かはは差し込んでおきたいカードです。
Pユースティア
基本的には、<R麻衣>の相方としてDMGを刻む手伝いをしても良いですし、
<菜月>の後ろに置いて、縦だけでDP7を作るのもいい感じだと思います。
オーガスト花のDFキャラはDP2が多いので、左右DFに配置できるDP3としては、かなり優秀です。
鴇田 奏海
白崎 さより
今回の記事では2-2で散らしましたが、メタに応じて枚数を弄っていいかと。
ファッティが嫌なら<鴇田 奏海>の枚数を増やしてもいいですし、
DP止めを意識しつつ、中型を牽制するなら<さより>のほうを重視していいでしょう。
個人的にはファッティで盤面を荒らされるのが嫌なので、<鴇田 奏海>を増やしたい気持ちもあります。
Pつぐみ
なので、必要最低限の投資でSPを追加できるキャラを考えたところ、
候補として挙げられたのがこのカードです。
自分から能力を宣言することはあまりないかもしれませんが、
<リセットコマンド>対応でハンドに戻ることによって、気持ち損失を賄えますね。
また、理想盤面に至る過程で、どうしても欲しいカードが引けていない...
といったタイミングで、一先ずDFに配置して、後々ハンドに戻り、
出したかったカードと入れ替えるといったプレイも可能です。
ミナフェス
EX2の詰め手段は4投しておきたい気持ちがあります。
使用条件も専用構築なら満たし易いので、無理して枚数を絞る必要はないのかなあと思っております。
天使の力
このカードのおかげで、コンバットにおいては相手に結構なプレッシャーをかけられます。
<Rつぐみ>や<SRユースティア>と違い、SP分だけAPかDPを上昇出来るので、
よほどのことがない限りは、これを打ったバトルで損失を被ることはありません。
ただし、対象を取っている効果なので、<キュベレーとの出会い>などには注意しましょう。
得意な相手/苦手な相手
AFのキャラが2コスト主体なので、ブレブレ雪日相手などには比較的有利ですね。また、ガン固めしつつ軽い展開が可能で、<モルドレッド>に対して<鴇田 奏海>を差しやすいので、
神姫月単相手も、しっかりプランを練って戦えれば優位に立てると思います。
同じ花単シリーズのFGO花単は、オダチェンを交えた3.5面で勝負を仕掛けてくるので、
<ナイチンゲール>を<天使の力>などで落とせるかどうかがカギになりそうです。
ゆず花単は...固め合いになったときの<リラックス>ループが怖いので、
そこをいかに回避するかがポイントかと思います。立ち回りは5分5分くらいかと。
明確に苦手なデッキは...やはり、オーガスト雪単でしょうか。
こちらのコンセプトを真っ向から否定しているので、
根本的なゲームメイクの見直しを強いられてしまいます。
出来る限りハンドのリソースを場に出していきたいデッキなので、
ある程度ハンドを抱えながら戦う必要があるのはしんどいですね...
おわりに
さて、今回の記事は如何だったでしょうか?ミックス構築が注目されがちなこのコンテンツですが、シングル戦も大変楽しいので、
たまには気分転換に、シングル戦に着目してみるのも悪くないと思います。
さて、冒頭にも書いた通り、私は以降のオーガスト環境の大型大会には(多分)出られないので、
他のブロガーの皆さんや、この記事を読んでくださった皆様が、
納得いく結果を出せるよう、祈っております。
それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!