はじめに
年末の全国大会の開催と参加切符の入手方法が発表になりました。7月以降の上位入賞者に配布なので、6月以前に優勝したのはノーカウントで残念ですが今までぐらいの結果を出せれば12月までの間にいつかは取れていると思うので、今は焦りも感じず気楽に楽しんでます。
では、連続して公開が遅くてごめんなさい、前の名古屋フェスタのレポートです。
まだブレブレ環境は週末にオープンと、8月末の詳細は未定な大阪フェスタが残っていますし、少しでも読んだ方の参考になれば幸いです。
デッキ選択について
今の環境で全国大会の切符を得る条件は雪単だとほぼ全勝縛り、他の色だと1敗しても許されると、雪単を使うか、それ以外を使うかで心構えは分かりやすい2択です。- 花単…新環境で一度も調整しておらず
- 日単…ウィニー型から移動型からハイブリッドまで色々ありますが自分の中でどれが一番しっくりくるか固まっておらず
- 月単…仙台で2勝4敗で、どれも最終ターンの引きで変わるような接戦で、デッキが大きく悪かった訳ではないのですが、4敗がちらつき心で負けている
- 宙単…大阪のデッキから<オーガニクス>と小型に寄せたデッキ調整をしてしっくりきていました
- 雪単…東京のデッキから調整をしてしっくりきていました
使用デッキ紹介
雪単 デッキ
楓月
EX2
計47枚
東京フェスタの使用デッキからの主な変更は<アステリオス>の一部がUマシュになったことと、ex1枠のカードの変更です、このあたり前回言った事と変わってきますので解説していきます。
アステリオス4枚→アステリオス2枚、Uマシュ2枚
ここで、これらのカードを<Uマシュ>で止めることがもしできれば、手札1枚得して盤面を作ることができているので100点の動きですね。ただ、この後、相手が追加してくるSPや自分が追加するSPによっては何も止まらずチャンプブロックを迎える0点の動きになってしまう可能性もあります。狙いの盤面を作るのは難しいですがハマれば強いので、70点より100点を目指し強気に冒険しに行こうと<Uマシュ>に変更しました。雪以外のデッキを当たった時に小回りが利いて硬い<Uマシュ>の方が<アステリオス>より使う場面が多いというのもあります。
風魔手裏剣2枚→風魔手裏剣4枚
とおっしゃってたのを見て、ex1以下これ以上増やすと身代金誘拐事件ごっこ打てなくなるから嫌なんだよなぁと思いながら、<風魔手裏剣>4枚を試していたのですが、ex1以下を12枚から13枚にしても、<カラドボルグ>を減らしてex1の捌き先を増やしたので特に困らず、4枚だと詰めで<風魔手裏剣>をよく引き強かったのでこれでいいやと変えました。
あと、<風魔手裏剣>を4枚にすることによるメリットは今後の指針を決めやすいというのがあります。
<風魔手裏剣>2枚の時は、デッキに2枚は引くのを頼れる数字ではないので、次に相手にキャラを合わせられてから、こちらがSP1を引く可能性とSP2を引く可能性とSP3を引く可能性を考えて、どこにどのキャラを出すのが適切かを考えて動く必要がありましたが、ex1で引いたら出すしかなく、そしてSP3な<風魔手裏剣>がデッキに4枚入っていると、
「きっと<風魔手裏剣>引くし中央にSP3を出したいから中央を空けておいて左右のAFにキャラを出そう」
「<ラストリゾート×デュエル>などを上手く固められたら裏目になるけどSP3を引けば裏目になっても突破できるでしょ」等と今後の動きの想定が簡単になります。
その目論見が外れることもありますが、分かりやすい動きがありそれを目指して気楽に決めれるのは大事です。
断罪0枚→1枚
対戦を振り返って
珍しい動きがあったのが第4回戦、第1回東京フェスタ覇者のらじあんさん戦です。余談ですがリセオーバーチュアの公式大会での大会戦績は0勝3敗でそろそろ1回くらい勝ちたいないし、何度も当たってるので別の人と対戦したいです。
名古屋の表彰式では壇上のらじあんさんに、「楓月さんと当たるの飽きた」とコメントされたり等もあるぐらいにはよく当たります。
第1ターン
じゃんけん負けて後攻、相手キープ宣言、こちらマリガンしてのスタートで、今の環境でキープ宣言されているという事は相手はほぼ<アヴァロン>を握っています。第1ターンのらじあんさんの動きは、<アヴァロン>ではなく、<ミョルニル>をコストに<ミョルニル>を出してエンド。 <アヴァロン>は握られているはずなのですが、出しても能力を使う相方がいないのか、温存してきました。
こちら後攻2ドローをして手札が<アヴァロン>、<荊軻>、<荊軻>、他コストが6枚。 除去が<荊軻>1枚だけだと相手の<ミョルニル>を無視して除去を温存する考えもあったのですが、初手の<ミョルニル>を放置するのは大変痛いのと、もう1枚除去があるので<荊軻><アヴァロン>で<ミョルニル>を1点で止めて、<荊軻>を追加してエンド。 |
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第2ターン
第2ターンでらじあんさんは手札7枚、こちらの<アヴァロン>に<身代金誘拐事件ごっこ>を使い手札4枚から何も出さず盤面更地のままエンド。
こちらはドローをして手札2枚、<荊軻>が2点攻撃してエンド。
第3ターン
第3ターンに手札6枚から一気に<荊軻><アヴァロン>と展開してこちらの<荊軻>を除去。
こちらは手札4枚、有効札はなくそのままエンド宣言。
以下、相手の<アヴァロン>に除去が届くまでに2回仕事をさせてしまい、その差を取り戻せず負けとなりました。
試合のポイントは2点 この2つになります。
ポイント1-1
1ターン目にこちらが<荊軻><アヴァロン>でらじあんさんの<ミョルニル>を除去するのではなく<荊軻>で攻撃していた場合、
2ターン目にらじあんさんの<荊軻><アヴァロン>でこちらの<アヴァロン>を除去され<ミョルニル>で4点貰います、返しに相手の<アヴァロン>を除去し1点貰い、<荊軻>を追加してエンドします。<ミョルニル>に攻撃されて被打点4-8になります、駄目そうですね。
ポイント1-2
1ターン目にこちらが<荊軻><アヴァロン>でらじあんさんの<ミョルニル>を除去もせず<荊軻>で攻撃もしていない場合
相手が2ターン目に<荊軻><アヴァロン>をしてきた場合は<荊軻>を止めて、次のターンに<アヴァロン>を止めて、相手の場に<ミョルニル>、こちらの場に<アヴァロン>が残り被打点3-5の相手先攻という微不利の打点レースに。打点を取り返せるかは今後こちらのトップデッキから<アヴァロン>が仕事ができるか次第。
相手が<荊軻><アヴァロン>をせず更に温存してくる場合は、こちらが<ラストリゾート×デュエル>を引いていた場合打点差が9-4の大惨事になるので無いとは思いますが、こちらは追加カードが無かったので被打点が1ターン目は5-3になり、こちらの<荊軻>が行動済みになってから<荊軻><アヴァロン>され、返しに<アヴァロン>を除去して、3ターン目終了時には相手先攻で相手の場に<ミョルニル>、こちらの場に<荊軻>で被打点が7-11に、かなり厳しそうです。
色々考えましたが<ミョルニル>は対雪で<アヴァロン>よりも仕事をすることも多いカードですので、<ミョルニル>を止めた判断はそこまで間違ってないように思います。
ポイント2
らじあんさんは<アヴァロン>をこちらの<荊軻>の餌で出して、2ターン目に<荊軻>に殴られないようにして目の前の2点を防ぐよりも、序盤に一方的に殴られてでも、<アヴァロン>が最終的に生き残る場まで耐えて取り戻す動きを選んできました。
この判断をして、こちらが3ターン目の手札4枚に<身代金誘拐事件ごっこ>や<断罪>が引けていれば、山札差不利で手札0からのトップデッキ対決になりらじあんさんの判断は裏目だったのですが、そのような強い動きができず、相手の<アヴァロン>が仕事をしたのが試合結果に繋がりました。結果はらじあんさんの読み勝ちです。
おわりに
リセフェスタ名古屋では入賞できましたが、大方の予想通りに雪単の優勝で終えたので各デッキ1位に贈られる全国への切符は届きませんでした。FGO環境ではフェスタ優勝が日→花→日→日でリセオープンが開かれ、日を倒すという意気込みの方の多く、日以外のデッキを使う方が多くいましたが、ブレブレ環境はフェスタ優勝が雪→雪→雪→雪→雪となっており、雪以外は手も足もでないという訳ではなく、他属性のデッキでも優勝は狙えるのですが、「やっぱり雪だよね。」という空気になっているのを感じており、週末のリセオープンでは、雪を倒すという意気込みを理由に他のデッキを持ってくる人は少なめで、雪デッキがフェスタより増えそうだと予想しています。
それでは、また次の記事で、次こそは頑張って時間確保して早めにお届けしたいです。