
【大会レポート】リセフェスタ東京シングルチーム戦 NEX日【でちん】
でちんです。
梅雨とかいう鬱陶しい季節が遅れてやってきましたね。
...とか思ってたら、一瞬で過ぎ去ってしまいそうです。
今年も、長い長い暑い夏がすぐそこまで迫ってきております。
...さて、今回の記事では、先般開催されたシングル形式のチーム戦について、
筆を取らせていただきます。
チームメイトにも恵まれ、チーム5-1で3位入賞させて頂きました。
個人成績は3-3でしたが、これは後に記載する作戦通りだったので、
ひとまずは胸をなでおろせたところです。
それでは、お時間ありましたら、どうぞお付き合いくださいませ。
前日譚 チーム決め
今回は村(東方銀符律という古の紙ゲームをやっていた者たちの集い)のメンバーと都合が合わず、やむなく不参加か...と思っていたところ、友人のM氏に誘われ、チームを組ませて頂きました。
使用デッキ選択・席順についてはM氏の一存になります。
使用デッキについて
ネクストン限定構築日単 デッキ
EX2
計60枚
NEX日となります。
デッキの特徴としては、<神鴉三星矢>などを絡めた尋常ではない高APが光るアーキタイプになります。
ただ、各デッキに配られた豊富なアイテム割りにより、<神鴉三星矢>の寿命は非常に短いため、
実働としては0宣言のAP+3を重ねることでやりくりしていくこととなります。
相手に<神鴉三星矢>の対処を強いつつ、各キャラのAP+3を上手に使って盤面を構築していきましょう。
簡単な回し方は公式サイトにも記載してあります。
...ただ、公式サイトに載っている、初手の想定が少々異なります。
先手・後手共に<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>および、
<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>を揃えるのは同じですが、以降の動きが変わってきます。
先手の場合
<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>→<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>と並べます。(<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>効果、<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>効果でそれぞれ1ドローできるのを忘れずに)
ハンドに<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>が居ればこのタイミングで出しつつ、
<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>から<毛利両川/吉川 椹 元春>を持って来ましょう。
<風林火山>からアグレッシブを得て、相手のカラーを確認したのちターンエンドです。
このとき、<超一流の忍者/服部 小波 正成>のようなアタッカーがハンドにあるとつい追加したくなる気持ちが浮かびますが、
このタイミングで3ハンドアタッカーを追加してしまうと、
次のターンに<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>を誘発させる分のキャラ登場が出来なくなってしまうため、我慢です。
返しのターンに<毛利家の現当主/毛利 欅 隆元>を出し、
その次のターンに<毛利両川/小早川 榧 隆景>を出していくのが基本の流れになります。
後手の場合
後手でも動きが大きくは変わりませんが、<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>がリカバリー1ドローを持っているため、相手が2体以上展開してきた場合は<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>スタートでもOKです。
その場合は<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>の誘発を他に回す必要があるため、
後手一で<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>の前に<超一流の忍者/服部 小波 正成>などを出すのが良いかと思います。
あとの流れは先手と一緒です。
回し方におけるトピック
いくつかのポイントを記載しておきます。
1.先手・後手共に新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治を出す場合は、甲斐の虎/武田 光璃 晴信と中国地方の覇者/毛利 松乃 元就の登場後に出すこと
<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>→<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>→<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>のような流れで動くと、相手がNEX月だった場合、<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>をカウンターされてお通夜になります。
2.中国地方の覇者/毛利 松乃 元就でキャラを呼ぶ順番は、ほぼ固定されていること
基本的には緑(<毛利両川/吉川 椹 元春>)→赤(<毛利家の現当主/毛利 欅 隆元>)→青(<毛利両川/小早川 榧 隆景>)→眼鏡(<生意気盛り/毛利 樅 輝元>)の順番で出していきます。緑(<毛利両川/吉川 椹 元春>)で毛利カウントを+1し、次の赤(<毛利家の現当主/毛利 欅 隆元>)が装備する<神鴉三星矢>のAPを+4まで確保しつつ、
青(<毛利両川/小早川 榧 隆景>)でシールド+3を得て、<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>の切り札8点回復のために眼鏡(<生意気盛り/毛利 樅 輝元>)を出します。
眼鏡(<生意気盛り/毛利 樅 輝元>)→青(<毛利両川/小早川 榧 隆景>)の順番にした方がシールド数は増えますが、
アタッカー兼AP+3を持つ青(<毛利両川/小早川 榧 隆景>)を先に出した方が概ねいい感じの盤面になります。
また、眼鏡(<生意気盛り/毛利 樅 輝元>)は出すタイミングが少し遅れても問題ありません。
ゲーム中盤~後半に出して、AP2/DP2に反応する<修羅の化身/長尾 美空 景虎>や<妙見菩薩掌>で相打ちを狙ったり、
実質0ハンドチャンパーとして働かせてもいい感じになります。
3.終盤の荒木 弥耶 村重はかなり強いということ
登場時にチャージを割って0ハンドでDFを一面埋めつつ、生き残った場合、1ハンド払えばブロッカーを生成できるのはかなり偉いです。
このデッキの多くは3ハンドキャラで構成されているため、
0ハンドからの2ドローでとれるアクションが少ないのですが、
<不死身の有岡/荒木 弥耶 村重>さえ生きていれば、どんな2ハンドであれとりあえずのブロッカーに化けます。
更に、0ハンドでのトップ2ドローから<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治>や<新田の両兵衛/小寺 雫 孝高>を引き込めれば、
<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治> or <新田の両兵衛/小寺 雫 孝高> → <不死身の有岡/荒木 弥耶 村重>効果 → <不死身の有岡/荒木 弥耶 村重>本人 でDFを三面埋めることも可能になります。
終盤の生存力がぐっと上がるので、うまく活かせるといいですね。
ただ、ゲームの序盤でははあまり出すことがないため、コストに切られがちになってしまいます。
そういうわけで、<中国地方の覇者/毛利 松乃 元就>の8点回復で<不死身の有岡/荒木 弥耶 村重>や<新田の両兵衛/竹中 詩乃 重治> or <新田の両兵衛/小寺 雫 孝高>を山に戻すことも多々あります。
席順について
メタゲームを考えると、NEX月が頭一つ抜きんでた存在です。次いで強いデッキはNEX宙とされているため、NEX月 or NEX宙が大将にくるだろうと想定されます。
そこでNEX宙とそれなりに戦えつつ、対NEX月の人柱として、NEX日を握った自分が大将となりました。
NEX宙と当たった場合は5割は勝ちつつ、サードデッキと当たった場合はなるたけ勝ちに行く目標です。
中将にはNEX月を添えます。ミラーにならないことを祈りつつ、それ以外には勝ってもらう所存です。
先鋒にはサードデッキとして、友人M氏が握るロス日に座って貰います。
ロス日は対NEX宙や対NEX日、ONE雪などとの相性がよく、
それなりに地力のあるデッキなので、実力を伴ったM氏に勝ちを拾ってもらうことと相成りました。
戦績
- 一戦目 NEX月 先攻 個人-× チーム-×
- 二戦目 NEX月 先攻 個人-◯ チーム-◯
- 三戦目 NEX月 先攻 個人-× チーム-◯
- 四戦目 NEX宙 後攻 個人-× チーム-◯
- 五戦目 AQA花 後攻 個人-◯ チーム-◯
- 六戦目 NEX宙 先攻 個人-◯ チーム-◯
各試合についてひとこと
シングル戦は...あまり書くことが無い!一戦目 NEX月 先攻 個人-× チーム-×
序盤好スタート切って殴り抜けるぞ~~と思ってたら、中盤から一生DMG-4喰らって負けました。
二戦目 NEX月 先攻 個人-◯ チーム-◯
お相手、色々な方法でデッキを掘るも、<劉旗の大望/劉備・桃香>から<蜀軍第一の猛将/関羽・愛紗>・<蜀が誇る猛将/張飛・鈴々>どちらも出せず苦しい展開に。逆に言うと、これくらいの事故が無いと対NEX月は厳しいですね。
三戦目 NEX月 先攻 個人-× チーム-◯
お相手色々な方法でデッキを掘った結果、<劉旗の大望/劉備・桃香>から<蜀軍第一の猛将/関羽・愛紗>登場。中盤から一生DMG-4喰らって負けました
四戦目 NEX宙 後攻 個人-× チーム-◯
<超一流の忍者/服部 小波 正成>の登場が遅れに遅れて後手分取り返せなかった~~~という感じですね...<超一流の忍者/服部 小波 正成>いないとダメージソースが少なくて、厳しい!
五戦目 AQA花 後攻 個人-◯ チーム-◯
お相手<真理の探求者/ディー>スタートという、実質先手・後手入れ替えのような立ち上がり。こっちが自ターン相手ターン共にデカ・APを出して相手を威圧しつつ、なんとか勝利しました。
六戦目 NEX宙 先攻 個人-◯ チーム-◯
中盤相手の<古今東西最強無双/呂布・恋>をAP21対DP20とかいうデカ数値バトルで落とせたことが決め手になりました。
冒頭の通り、個人3-3、チーム5-1で3位入賞と相成りました。
想定通り自分がNEX月に当たって人柱となりつつも、対NEX宙は1勝1敗と抑え、
サードデッキの対AQA花のマッチを落とさなかったので、まあよかったです。
ちなみに、ロス日を握った友人M氏は個人で6-0してました。獅子奮迅の活躍です。
NEX月を握って貰ったチームメイトのA氏はマッチアップの妙もあり、2-4と苦しい結果になりました。
M氏が全勝、自分が3勝して、チームメイトが2勝しての5-1なので、
つまるところ、全員が有効勝利を拾えたという形になります。チーム戦の醍醐味ですね。
(1人6-0している友人M氏には頭が上がりませんが...)
最後にひとこと
今回は以上になります。大阪オープンの参加は見送りましたので、次の大型大会は東京GPですね。
自分でも腕がさびている自覚はあるので、大会までに磨きをかけたいところです。
そんな感じです。
それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!